久々に例のコーナーに登場です。
番組の中では「大人気コーナー」と絶賛されている「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」の秘境駅シリーズ。前回の放送からだいぶ間が開き、もうやらないかと思っていたけど、やっぱまだしばらくは続くみたいで、例のごとく前振りの部分を自宅にて撮影。
ということで、またちょっとだけ登場するはず。3月3日放送予定。
久々に例のコーナーに登場です。
番組の中では「大人気コーナー」と絶賛されている「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」の秘境駅シリーズ。前回の放送からだいぶ間が開き、もうやらないかと思っていたけど、やっぱまだしばらくは続くみたいで、例のごとく前振りの部分を自宅にて撮影。
ということで、またちょっとだけ登場するはず。3月3日放送予定。
「東京カルチャーカルチャー」が渋谷に移転してから初めての開催になります。
このイベントももう21回もやっているのですね。
でも、場所も雰囲気もこれまでのお台場とは全く違い、実に新鮮な気持ちになれます。今回も半ば強引に「飛び入りゲスト」という形で参加させてもらったけど、これもすっかり定着した感じでしょうか。出番は少ないけど、十分楽しませていただきました。どうもです。
ラジオが終わってからは桃ちゃんとも会う機会がめっきり少なくなり。だから今日はゆっくり会えて嬉しかったよ。
ということで、本年もどうぞよろしく。
日頃お世話になっている「鉄道チャンネル」から、ニュースのゲストに呼んでいただきました。
毎週木曜12:30~13:00にかけて生放送でお送りする「鉄道チャンネル」の番組、
「鉄道ニュース546」http://tetsudo-ch.com/tetsudonews
の第103回目のゲストに呼んでいただきました。
テーマは、先日廃止となった留萌本線についてで、あの時の様子を熱く語っております。生放送だからと気を抜いていたけれど、これ、後からネットでも見られるのですね。ま、ヤバイことは言わなかったはずだけど、見た人いるのかな。
1年なんて早いものですね。
今年もやって来ました。帝国ホテルにて開催される「小学館コミック局感謝の会」。お陰様で16年連続の参加です。今年から「鉄子の旅3代目」が始まったことから、また大きな顔をして参加できます。
ベルズ関係、それに桃ちゃんも2年振りに誘っちゃいました。
で、今年は新たに鉄道タレントの古谷あつみ チャンhttp://ameblo.jp/atsumi-furuya/ を誘ってみました。これまでなかなかゆっくりお喋りする機会がなかったけど、これですっかり意気投合。うはははは。
今後は一緒にいろいろと企画を立ち上げて行こうと。乞うご期待。(炎上の予感?)
ついに最後の日を迎えることとなりました。
まだ薄暗い早朝の6時過ぎから行動を開始します。さすがに最終日とあって、この時間帯から早くも駅は結構な人が詰めかけています。
6時35分、深川方面から増毛行の一番列車がやって来ました。跨線橋を渡った対向ホームに発着する貴重な便でもあります。それだけに明日以降、このホームが使われるのかどうか、気になるところです。
増毛方面からも深川行の列車が到着。この交換シーンもこれで見納めになるかもしれません。
通常なら回送同然でやって来るはずの増毛行一番列車ですが、今日はご覧のような有様。これ以上の増結はなさそうなので、この先対応できるのか不安になります。
とりあえず終点の増毛へ。早朝から多くの人で賑わっています。でもすっかり見慣れたこの光景も、いよいよ今日が最後。にわかには信じられない気がしますが。
そのまま折り返して留萌へ。今日乗った便は、明日以降はもう二度と走らないことを思うと、それだけでとても複雑な気持ちになります。
列車はこの後、臨時便までしばらくありませんが、構内は記念切符や入場券等を買い求める人で大変な混雑となっています。ローカル線の駅がこれだけ賑わうのは何だか頼もしくも思えますが、やはり事情が事情なだけに、思いは複雑です。
そのうちに深川方面から増毛行の臨時列車が到着。普段はそれなりに空いているこの列車もさすがに今日は混んでいますね。
臨時列車はここ留萌で30分くらい停車時間があるので、駅の混雑はさらに輪をかける形となり。でもこの活気も今日限り。
ホームでも記念グッズが発売され、多くの人が群がります。
そしてとうとうこの日はやって来てしまったのです。
超満員に膨れ上がった臨時列車に乗って終点の増毛へ。物凄い人出となりました。
ゆるキャラまで登場し、かつてないほどの熱気に包まれる増毛駅前。
こちらもいつも通り商売繁盛の駅売店。
折り返しの臨時列車で一旦留萌まで引き上げます。
相変わらず活気の衰えることのない駅構内。
最も混雑する昼過ぎの増毛行が到着。今日も2両だけなので、乗り切れるかどうか気になるところ。
それでも何とかギリギリまで詰め込んで、辛うじて積み残しは出ずに済み。東京のラッシュ顔負けの混み具合です。
途中の阿分で降りてみました。ホームは短く、先頭車両の一番前の扉からしか乗り降りできないので乗り降りも一苦労。それでも他にも乗り降りは数名居ました。
北海道にはよくある「板切れ」ホームの駅で、プレハブの待合室もいい味出しています。こんな北海道を象徴するような駅が、今日でまた一つ消えるのです。
折り返しの列車はかなり遅れての到着。随分と混んでいるようで、果たして乗れるのでしょうか。
降りる人も数名いたので、入れ違いになる形で何とか乗ることができました。それにしても、本当に凄い混雑です。
留萌に戻って来ました。相変わらず活気に満ち溢れています。
この後、留萌駅構内にてお別れセレモニーが行われるというので、次に折り返しとなる空いている臨時列車はあえて乗らずに見送りました。
程なくしてお別れセレモニー開始。こういうのを見ると、本当に終わりなんだな、という実感が湧いてきます。できればこの日は迎えたくなかったという残念な気持ちでいっぱいになります。
この日のためにツアーを組んだ、SPボーンの田中ディレクターとホリプロ南田マネとも遭遇。でも今日は慌ただし過ぎて、ゆっくりお喋りしている暇はありません。
次の列車では盛大な「出発式」が行われるようですが、この列車には乗りたいのでホームからその様子は見られず。これは仕方がないですね。
そしてまたまた増毛。陽のある時間帯に居られるのはこれが最後となるため、しっかりその様子は目に焼き付けておきたいですね。それにしても、凄い人です。
通常なら降り返しまで50分間停まる便ですが、大幅に遅れているため、乗降が済み次第すぐに発車。乗り切れるかどうか心配でしたが、何とか積み残しは出さずに全員乗れたようです。
留萌に着く頃にはすっかり陽も暮れ。
通常ならもう窓口は閉まっている時間ですが、今日はまだ開いていて、入場券等を買い求める人が絶えません。
次の増毛行も大幅に遅れて到着。さすがに今日はまだ多くの人が残っています。
そしてまたまた増毛へ。いよいよ最後の時は近づきつつあり、見送りにも熱がこもります。明日はもうここに列車がやって来ないというのがまだ信じられない想いです。
ここで列車を一本見送って、最終列車を待つことにしました。売店も今日は遅くまで開いていて、最後の賑わいを見せています。ひどくマッタリとしていますが、差し詰め、今は「嵐の前の静けさ」といったところでしょうか。
待つことしばし、最後となる列車がやって来ました。大幅な遅れとなっていますが、もはや気に留める人など居ない様子。とうとう来たるべき時は訪れてしまいました。
最後の列車へと乗り込みます。ここから列車に乗るのもいよいよこれが最後と思うと、さすがに感慨無量です。
外からは大勢の人がサイリュームを振って最終列車を見送ります。思わず感極まってしまいます。
そしてついに最終列車はゆっくりと増毛を後にします。もうここに列車がやって来ることは二度とありません。95年間の歴史に幕が下りる瞬間です。
大混雑の中、全員は乗り切れないのでは、と危惧された最終列車でしたが、ギリギリまで詰め込んで、何とか積み残しは出さずに済んだようです。
列車は通い慣れたいつも通りの道を坦々と進みます。しかし再び折り返すことはもう決してありません。途中の駅にも沿線にも、最後の列車を見送る人を多数見かけます。進むにしたがって長い歴史に幕が下されて行きます。
廃止となるのは留萌までですが、そのまま余韻を引きずるようにして深川まで乗車。途中でシカに衝突するハプニングがあり、さらに大幅な遅延となったものの、無事深川に着き、長い長い一日が終わりました。
次に留萌本線がこれほどの混雑に見舞われるのは、それこそ留萌本線そのものが無くなる時に他ならず、できればそんな日は永遠に訪れるこがないことを願わずにはいられません。
昨日の悪天候はすっかり治まり、昨日は終日運休した留萌-増毛間も、どうやら今日は平常運転が見込まれる模様。ということで、今日はもう徹底的に、いよいよ最後となった留萌本線の末端区間を乗りまくることにします。
旭川を8時49分に出る増毛行の臨時列車からスタート。土曜日ということで、いつもより乗客は多そうです。
それでも40系が3両なので立ち客が出る程ではなく、乗車率も5割強といったところでしょうか。同じボックスに居合わせた人同士でもお互い口を聞く人はほとんどなく、これがテツの特徴とも言えます。
留萌では30分近い停車時間があり、多くの人が降りて来て構内が活気づくのもこれまで通り。
そして駅は大変な混雑になっています。そう言えばこんな賑わいも、およそ30年前の羽幌線廃止時にも経験したものでした。でも何か他のことで盛り上がるのなら嬉しいのですが、事情が事情なだけに複雑な想いに駆られてしまいます。
こんな形で発売される入場券セットが「大好評発売中」なのも皮肉めいた気がしないでもなく。
改札の上に掲げられた「95年間 ご利用ありがとうございました」の文字が涙を誘います。
終点の増毛へとやって来ました。今日は天気もよく、大変な人出となっています。でもこの賑わいも明日限り。
今日も商売大繁盛の駅売店。
そのまま臨時列車で折り返し。
すぐさま増毛方面へ折り返します。
さすがに定期列車は混んでいますね。
途中の駅でも降りてみたくなり、朱文別で下車。列車1両分くらいの取って付けたような短いホームしかない「板切れ」駅です。こんな北海道を象徴するような駅が、明日限りでひっそりとまた一つ消えるのです。
折り返し留萌へと引き上げ。この駅ももう来ることはないでしょう。
相変わらず混んではいるものの、多くの人が増毛で一本見送ったみたいで、さっきの便よりだいぶ混雑は緩和されていました。
留萌からすかさず臨時列車で折り返し。これまでに比べだいぶ混んでは来たものの、座席にはまだまだ余裕があり、やはりこの臨時便は穴場ですね。
もはや飽きるほど見慣れた海の景色ですが、やっぱり観られる時はしっかり観ておきたいですね。
そしてまたまた賑わう終点の増毛。
こちらも相変わらず商売繁盛!
そのまま臨時列車で折り返し。
留萌まで戻ったところで間髪を入れずにまたまた増毛方面へ折り返し。
いつもならだいぶ空いてくる時間帯ですが、さすがに今日はまだかなり混雑しています。
そしてまたまた増毛。陽のある時間帯に着く列車は今日はこの便が最後。まだまだ多くの人で賑わっています。
そしてこちらもまだまだ商売繁盛の待合室。
すぐさま留萌方面へと折り返し。今日は随分と慌ただしいです。
今度は留萌まで行かず、途中の信砂で降りてみました。国鉄時代は仮乗降場だった所謂「板切れ」駅ですが、ホームは結構長め。これは平成5年の2月に、40メートル余りホームを増毛側に移転させたため。でもその割には木造の待合室がなかなかいい味出しています。
隣の舎熊までは近いので、気分転換に歩いてみました。その距離は僅かに800メートルしかなく、10分もあれば辿り着けます。途中にはコンビニもあり、この区間を歩いてみる人は結構いるようです。
6日前に訪れた時は、もう二度と訪れることはないだろうと思ったけど、こうしてまたやって来るとは。
でもあの時はなかった鉄製の柵がホームに設けられていて、明日を最後にホームは立入禁止の措置が取られるのでしょう。何だかちょっと切なくなります。
待っている間にすっかり陽は暮れ。
増毛方面へ折り返す列車が来たので舎熊を後にします。今度こそこれが最後の別れとなるでしょう。
さすがに今日は暗くなってもまだ多くの人が乗っています。と言っても、まだ夕方の5時半を回ったばかりですが。
そしてまたまた増毛。
ここで列車を1本見送ってみました。列車が居なくなってもホームには灯りが灯り、ここが現役の駅であることを窺わせます。しっかりと目に焼き付けておきたい光景です。
この時間はもう閉まっているはずの売店も、今日は特別に夜8時まで営業とか。
闇夜を縫って列車がやって来ました。何だかホッとする瞬間です。
留萌で降ります。今夜はここに泊まりますが、今日はまだ終わりません。
既に時刻は夜の8時半を回り、通常ならもうほとんど乗客を見ない時間帯ですが、今日はまだ結構な人が残っています。
最終列車となる夜9時過ぎに出る増毛行は休日運休のため、明日の運転はなく本日が最後の運転となります。つまりこの時間帯にここから出る列車はこの便が最後。そのせいか、わざわざ乗りに来た人も結構居るようです。
普段は数える程度の人しか乗らない便ですが、今日は多くのテツが。明日はもうこの列車はここを走りません。
この時間帯にここに列車が来るのも今日が最後。折り返し時間は僅かですが、しっかりと見届けたいものです。
普段は実質回送のような役割の折り返し便ですが、さすがに今日が最後の運転とあって結構な乗車率です。
留萌に到着し、長い一日が終わりました。
今夜はここ留萌に泊まり、明日の行動に備えます。とうとう最期の日はやって来てしまうのですね。
日本海側を中心に爆弾低気圧が来ている影響で、海沿いを走る留萌本線の留萌-増毛間はやはり夕方まで運休とのこと。今日はもう増毛は諦めて、他へ行くことにします。
一時期減った雪も、昨夜からの猛吹雪で再びこの有様。駅へ向かうだけでも一苦労。今日は夕方までこんな状態が続くみたいです。
留萌-増毛間はやはり夕方まで運休とのことなので、今日はもうそっち方面は諦め、滝川まで出て芽室本線に乗り換え。向かった先は…
40系の鈍行に揺られること約一時間。富良野の一つ手前、島ノ下です。今度のダイや改定で廃止が検討されている駅です。
小振りのやや新しい感じの駅舎があり、隣接する野花南や上芦別などと同じタイプなので、同時期に建て替えられたのでしょう。
ここはかつて、滝里ダム建設に伴い隣にあった滝里駅が線路付け替えのため平成3年に廃止になる時、その折り返し駅としてちょくちょく利用したものでした。あれから25年、この駅も終わりになってしまうのですね。
宗谷本線と違い、ここは結構列車もあるのでそこそこ使えそうに思えますが、やはりもう利用する人は居ないのでしょうか。
駅前の道は人が通った形跡が全くなく、つまり朝からずっと、この駅を利用した人は1人も居ないようです。周囲にはパラパラと家があるみたいなのですが。
待つこと2時間余り。その間に雪はどんどん激しくなり、列車が来てくれるのか不安になったけど、ちゃんと時刻通りにやって来て、思わず安堵。でも結局駅に乗客が現れることなく、自分1人を乗せただけで発車。さらば島ノ下駅。なくなる前に一度は来たかった所なので、これも怪我の功名でしょうか。再度訪れることは恐らくもうないでしょう。
滝川へと戻って来ました。相変わらず暴風雪が吹き荒れていますが、駅員の居る大きな駅は何かと安心です。
夕方からは、当初は動く予定だった増毛に行ってみるつもりでしたが、その後増毛支線は終日運休となり、今日はもう諦めることに。ということで、今夜も旭川に宿を取り、早々とチェックイン。廃止間際に終日運休になるとは夢にも思わなかったけど、まさかこのまま動かずに終わるなんてことは…
いよいよ留萌本線の末端区間の廃止が秒読み段階に入り、再び「大人の休日倶楽部パス」を使って現地入りすることにしました。
そんなわけで、「はやぶさ」に乗ってバビューンと一気に新函館北斗。この切符には本当にお世話になります。
「スーパー北斗」に乗り換えて、さらに北へ。
自由席は半分くらい埋まる程度。指定席よりもはるかに空いています。
さんざん乗り慣れて、もはやすっかり見慣れた感じの車窓右手に広がる内浦湾。でも意外と飽きないものです。
札幌に到着。一昔前に比べ、有り得ないような早さですが、でもやっぱりまだまだ遠く、はるばる来たな~、という気になります。
そのまま「スーパーカムイ」に乗り換え、深川へ。目的はもちろん。
留萌本線に乗り換えます。もうすっかり陽は暮れたけど、とりあえず終点の増毛まで行ってみることにします。4日前にも居ましたが、一旦自宅に戻ったことで気持ちがリセットされたみたいで、新たな想いで臨める気がします。
さすがにもうこの時間になると、訪れる人も少ないようですね。でも最終日となる3日後は、超満員に膨れ上がるのでは。その意味では、嵐の前の静けさとも言えます。
終点の増毛に着きました。外は小雨が降っていて、天候が悪いせいか待ち人はいつもより少ないようです。数日前はあんなにも積もっていた雪は、ここ何日かでだいぶ溶けたようです。
駅の売店ももう閉まっていて、ひっそりとしています。でもこれが本来の姿なのでしょう。
折り返しの列車で増毛を後にします。ここに来られるのも残り数えるほどになりました。
今夜はできれば留萌あたりに泊まり、明日は一日留萌本線を堪能する予定でしたが、明日にかけて爆弾低気圧が接近中とかで明日は夕方まで運休になるらしく、今日は一旦留萌本線を引き上げることに。
そんなわけで、今夜は旭川に泊まることにしました。さて、明日はどんな一日になることやら。
東京 8:20(新幹線「はやぶさ5号」)→ 12:22 新函館北斗 12:34(特急「スーパー北斗11号」)→ 16:04 札幌 16:30(特急「スーパーカムイ27号」)→ 17:35 深川 18:10 → 19:40 増毛 19:48 → 21:15 深川 22:06(特急「スーパーカムイ39号」)→ 22:25 旭川
くれたけイン旭川
税込 3800円(朝食サービス)
通常なら稚内周辺や宗谷本線沿線をうろうろしていると思うけど、廃止まで僅かとなった増毛支線のことがやっぱり気になり、早々と引き返して現地へ向かうことに。
そんなわけで、7時ちょうどに出る「スーパー宗谷2号」で早くも稚内を後にします。
本日の「宗谷2号」は、車両運用の都合とかで、急遽183系が充当。でもこの車両、「サロベツ」同様運転台がある先頭車両の座席が極端に少なく、しかも自由席はその1両のみというのだから、早くもかなり窮屈な状態。これでは先が思いやられます。
車窓右手にぴったりと寄り添う天塩川。宗谷本線と言えばやっぱりこれですね。
少し遅れて深川に到着。やはり途中からは立ち客も出る有様で、この車両での運行には無理があるような。
すかさず隣のホームで発車を待つ増毛行に乗り換えます。
留萌で後ろの回送車を切り離すため10分少々の停車。にわかに活気づく構内。毎度のことながら、何かホッとしてしまいます。
途中の駅で降りてみるのもいいかな、と思い、舎熊で降りてみました。同じように下車客パラパラ、待ち受けるテツもパラパラで、さすがに「独り占め」とはいきませんね。
舎熊は、廃車となった車掌車を待合室代わりに置いたいわゆる「貨車駅」で、北海道ではまだよく見かけますが、こういった駅舎も次第になくなりつつあります。ここも廃止後は撤去されてしまうのでしょう。
駅前の道を少し行くと、すぐに日本海に行きあたります。海はすぐそこです。
折り返しの列車が来たので舎熊を後にします。もう一尾この駅を訪れることは恐らくもうないでしょう。
ひとまず留萌まで折り返し。
間髪を入れず、増毛へと向かう臨時列車を捕まえます。
ナント列車はがら空き状態。完璧なまでに穴場です。
すっかり見飽きた景色だけど、見られる限りはやっぱりしっかり見ておかないとね
そしてこちらもすっかり見慣れた混雑する増毛。できればいつまでも続いてほしい光景です。
列車を1本見送ってみます。列車が行ってしまっても、残っている人は結構居ますね。
列車がない間も入れ代わり立ち代わり人が訪れ、途切れることのない駅待合室内。
「新・鉄子」でも訪れた例のラーメン店にまたまた行ってみました。完全にワンパターンだけど、やっぱりここも行ける時には行っておきたいので。
列車が到着し、そのたびに賑わう駅構内。
列車の到着に合わせ、こちらも更なる活気に満ち溢れ。
明るいうちに乗れるのはこれが最後の便。そこそこ混んでいます。
もう一度折り返すため、留萌で下車。
窓口はまだ開いていて、入場券や記念切符等がよく売れているみたいです。
数分間の停車の後、上り列車が深川方面へ向けて発車。もう日没が近いことから、多くの客はこの列車で引き上げるようです。
列車が行ってしまうと窓口の営業も終わりとなり、一気に寂しくなりました。
この時期の北海道の日暮れは早く、まだ午後の4時半を回ったばかりだというのにまるで深夜のよう。行き交う人もあまり見かけず、寂しさが一層際立つようです。
そのうちに深川方面から増毛行の列車が到着。夜の雰囲気を味わいたく、もう一度増毛方面へ折り返すことにします。
すっかり陽は暮れたものの、同じように増毛を目指すテツはまだ結構居るようです。この時間帯でも今は2両繋いでいるので座席にはかなり余裕があります。
夜の増毛に到着。静かな駅が、この時だけは活気に満ち。全く泣きたくなるような光景です。折り返し時間があまりないのが惜しいところ。
そのまま深川へと引き上げ、ひとまず留萌本線を離れます。
特急に乗り換えて札幌へ。切符の期限は明日までなので、明日は一旦自宅に戻り、荷物やデータを整理した後、再び「大人の休日」を使っていよいよ最後の増毛を堪能するつもり。ラストランまであと一週間。
稚内 7:00(特急「スーパー宗谷2号」) → 11:00 深川 11:08 → 12:35 舎熊 13:09 → 13:27 留萌 13:28(臨時列車) → 13:44 増毛 15:41 → 16:11 増毛 17:08 → 17:39 増毛 17:47 → 19:14 留萌 19:19(特急「スーパーカムイ42号」) → 20:25 札幌
東横イン 札幌駅西口北大前
税込 3196円(朝食サービス)