熊本地震の発生から1年。「熊本の復興を応援しよう!」と、小学館スピリッツ編集部の呼びかけにより、小学館関連の漫画家117名による応援イラストが描かれたラッピング列車が南阿蘇鉄道で走ることとなり、その様子を見ようと、「鉄子」一行が高森駅へとやって来ました。


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着いた時は、ちょうど式典の真っ最中。通常の鉄道イベントに比べると、テツの姿はあまりなく、全体的にとても上品なムードとなっているようです。



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「マンガよせがきトレイン」がホームに入って来ました。なるほど、車体には大勢の漫画家さんによるイラストがビッシリ。



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テープカットが行われ、ブラスバンドによる華々しい出発式へと続きます。廃止絡みの式典と違い、とても清々しく、何だか勇気をもらえた気がします。



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キクチ、ホアシ、キリオカによるそれぞれのイラストも、車体や内部、それに駅舎内とあちこちに。8月末まで運行されるそうなので、現地を訪れた際には探してみてください。



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駅前広場では様々なイベントも。家族連れを中心にとても賑わっています。



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大人も乗っていい、ということだったので...(笑)



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トロッコ列車にも乗車してみました。貨車を改造した車両なので、振動がモロに伝わり、凄まじいほどの迫力。乗り心地は最悪なのに、それが却って楽しくて。



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適度に他の駅も訪ねたりしてみます。
復旧したのはまだ半分の区間だけで、まだまだ多くの課題があるけれど、全線復旧の暁には、是非またここを訪れて、のんびりゆったり心行くまで堪能したいですね。必ずやその時が来ることを信じて。


なお、この模様は、サンデーGX8月号(7月19日発売)「鉄子の旅3代目」にて掲載予定。お楽しみに。

熊本の南阿蘇鉄道において、小学館関連の100名以上の漫画家によって描かれたラッピング列車が走ることとなり、その取材を兼ねて「鉄子」メンバーが熊本へとやって来ました。


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本番は明日ですが、余裕を持って前日の午前中には飛行機で一気に熊本入り。熊本ということで、お隣福岡に住む「新・鉄子」の作者、ホアシ譲も加わることとなり、熊本城の近くで合流。何だかいつもと雰囲気が違うような。なおこの写真は顔出しNGのキリオカ譲が撮影。



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しばしみんなでブラブラした後、夕方からは、ボクとホアシの二人が地元ラジオに生出演することになっていて、スタジオのあるRKK熊本放送へとみんなで向かいます。二人共こういうのにはもうすっかり慣れっこの様子。



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番組は、「小松士郎のラジオのたまご」で、地元で12年続いている名物ラジオ番組です。ほんのちょっとの出演だったけど、南阿蘇鉄道及び熊本の鉄道に対する熱き想いは十分伝わったのではないかと。


ということで、明日の本番に備えます。

新駅の開業は先月の広島だけでなく、他にもいろいろとあり、今春の「18きっぷ」がまだ1回分残っているので、利用可能ギリギリ最終日にいくつか降りに行くことにしました。


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まずは高崎線に乗って熊谷へ。そして秩父鉄道に乗り換え、羽生側へ一駅。今月の1日に開業したばかりの新駅、ソシオ流通センターで降ります。住宅街にできた駅で、駅舎もあって窓口には係員も配置。電車の本数もそこそこ多く、利用者はそれなりに多そうです。



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熊谷、大宮と引き返し、東北本線に乗り換えて、宇都宮、黒磯、郡山と移動し、郡山から磐越西線に乗り換えて一駅。こちらも今月の1日に開業したばかりの新駅、郡山富田で下車。完全な無人駅ながら、周辺は宅地開発が進み、学校や商業施設も多数あることから、飛躍的な発展が期待できそうです。


これで今春も何とか「18きっぷ」を余らせることなく無事に使い切ることができました。なお、今春開業した新駅はもう一つ、三陸鉄道北リアス線にも十府ケ浦海岸駅ができたけど、こちらはちょっと行き辛いので今度の「大人の休日パス」が出た時にでも、と考えています。でもなるべく早く片付けたいところではありますね。

とうとう来年の3月末限りで廃止が決定してしまった三江線。せめて今のうちにしっかりと見ておきたく、今日は三江線を中心に動きます。


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出雲市より本日の「18」旅開始。ホームに行くと、ちょうど「サンライズ出雲」が到着したところでした。鈍行旅ばかり続けていると、このような列車がやたらと眩しく思えてきます。たまにはこんな豪華な列車で優雅なひと時を過ごしてみたくなりますね。



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本日のトップバッターは、西日本のローカル線では主流のキハ120の単行。これより先は非電化となり、一気にローカル色が濃くなります。



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車窓右手に広がる山陰の海。高台から見下ろすダイナミックな眺望は、とてもスリルに満ちています。



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江津からいよいよ三江線に乗り換えます。
けれども、途中駅までしか行かない中途半端な便なので、空いているだろうとの思惑は外れ、発車前から既に団体の御一行が。何とか座れはしたものの、窮屈感は否めず。でももう行くしかありません。



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左手に寄り添う江の川は、これぞまさしく三江線を象徴する眺め。時折雨が強くなり、天気は今一つといったところですが、それもまた風情があったりするものです。



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2時間程で浜原に到着。この列車はここが終点となります。昭和50年に全線が開業するまでは、三江北線としての終着でした。そのせいか駅舎には風格が感じられますが、今はもう無人化されて久しく、利用者もごく僅かの随分と寂しい所です。


なお、途中の石見川本ですれ違った反対方向へ行く便は、2両編成ながら立ち客ギッシリの、かなり悲惨な状況でした。どうやら廃止が発表されてからというもの、特に「18きっぷ」のシーズンは、毎日こんな状態が続いているようです。来訪の際には気を付けた方がいいでしょう。



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次の列車までは2時間以上あるので、隣の沢谷まで歩いてみることにしました。幸いなことに、さっきまで降っていた雨もほぼ止んでくれたみたいなので。



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この付近の道路は、ほぼ線路に沿って続いているので歩きやすく、4キロにも満たない距離なので、一時間足らずで沢谷駅に着きました。
線路脇にホームを取り付けただけのような簡素な無人駅で、特に駅前に何かがあるというわけではなく、適当な場所に駅を設けたといった、いわばバス停のような存在でしょうか。



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時間になってもなかなか列車がやって来る気配がなく、少々不安を覚えましたが、幸い10分程度の遅れでやって来たので思わず安堵。こんな所で待ちぼうけを食らっては、さすがに途方に暮れてしまいそうなので。



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列車は2両繋いでいたものの、今度もかなり乗っていて、やはり少なくとも「18」シーズンが終わるまでは、のんびりマッタリとした道中は望めないのかもしれませんね。



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引き続き列車は江の川に沿って坦々と。
なお、途中の宇都井と長谷の駅を通る時だけは車内がにわかに活気づき、牛山氏による秘境駅効果を改めて実感したものでした。



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終点の三次に着く頃にはすっかり陽も暮れ。
この後はさらに福塩線へ直通する府中行に乗り継ぎます。



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さらに乗り継ぎ、福山へ。本日の行動はここまでです。
明日は一日かけてのんびりゆっくり自宅まで帰ります。


出雲市 10:16 → 12:05 江津 12:34 → 14;41 浜原 ⇒ 沢谷 17:11 → 18:59 三次 19:41 → 21:27 府中 22:20 → 23:01 福山


東横イン 福山駅新幹線南口
税込 5335円(朝食サービス)

昨日は「旅ずきんちゃん」のロケで天竜浜名湖鉄道を訪れたので、せっかくなので自分は帰らず豊橋に泊まり、今日から「18きっぷ」の旅を始めることにしました。


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差し当たり東海道を下り、京都から山陰本線に乗り入れてみます。今はもう山陰本線も豊岡までは転換クロスシートの近代的な電車が当たり前になり、旧型客車を何両も連ねて走っていた頃のことなど、すっかり忘れられてしまったようです。速くて快適なのはいいけれど、何だかちょっと寂しいような。


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それでも豊岡から先は、国鉄時代を彷彿させるキハ40がまだまだ健在。一気に昭和へと舞い戻ったみたいな懐かしさに酔い痴れます。



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途中の餘部で降りることにしました。



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鉄橋がかけ替えられる前から、ここはちょくちょく訪れていますが、今はすっかり「空の駅」として定着したようです。今秋には地上からのエレベーターが完成するので、下の集落から延々と登って来る苦労からは解放されそうですね。



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時間があったので少し後戻りすることにして、もう一度鉄橋からの迫力のある眺めを堪能してみます。


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何となく柴山で降りてみました。昔ながらの駅舎がいい感じで残っています。このまま建て替えられずにいつまでも健在であってほしいですね。



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折り返してそのまま山陰本線を進み、出雲市まで来たところで本日はここまでとします。山陽筋と比べ、山陰側は旅行者も少なく、混んでも一時的なので、のんびり旅をするには打ってつけ。このままいつまでも乗っていたくなりますね。


豊橋 7:00(快速) → 8:35 大垣 8:41 → 9:16 米原 9:23 → 10:37 京都 11:07(快速) → 11:44 園部 11:46 → 13:02 福知山 13:05 → 14:35 城崎温泉 14:57 → 15:39 餘部 16:17 → 1635 柴山 16:43 → 17:14 浜坂 17:21 → 18:12 鳥取 19:09(快速「とっとりライナー」) → 20:42 米子 20:58 → 22:24 出雲


東横イン 出雲市駅前
税込 5130円(朝食サービス)

TBSテレビの系列で、毎週日曜よる11時半から放送中の「旅ずきんちゃん」。

今度鉄道をテーマにした番組を作りたいということで、ロケに同行することとなりました。


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今回旅をするのは左から、元アイドリングの菊地亜美ちゃん、フリーアナウンサーの川田裕美さん、お笑いコンビ「たんぽぽ」の白鳥久美子さん。そして...




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礼二さん、お久しぶりです。

 

とは言っても、今回の旅は、礼二さんが上記の女性3人を連れて、天竜浜名湖鉄道を案内するという企画で、ボクは離れた場所から旅のアドバイスをするというもの。こういうロケはこれまでに経験がなく、どんな番組に仕上がるのか皆目見当がつかないけれど、旅自体は楽しく過ごさせていただきました。


ということで、4月23日放送予定。

年末に続き、再び「鉄道チャンネル」から、ニュースのゲストに呼んでいただきました。


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今回は、ダイヤ改正直後ということで、1時間のスペシャル番組となっています。

前回は、留萌本線の最終日について語ったけど、今回は延伸開業した可部線について熱く語らせていただきました。同じ「イベント」でも、やっぱ開業の方が素直に喜べるからずっと楽しいですね。

ということで、機会があったらまた呼んでくださいね。

2003年に廃止となった、可部線の可部-三段峡間において、僅かではあるものの路線の一部が復活することとなったので、開業日に合わせ「18きっぷ」を使って行って来ることにしました。


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昨夜は広島の駅前のホテルに泊まり、今朝はのんびりと出かけるつもりでしたが、何だかやたらと早く目が覚めてしまったので、せっかくだからと可部線の下りの一番列車で現地に向かうことにしました。 車内はサラリと座席が埋まる程度で特に混んでいる様子はありません。恐らくみんな本当の一番となる上りの一番列車に行ったのでしょう。



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40分ほど走って可部に着くと、いよいよ延伸復活の区間に入ります。少しばかりドキドキしたものの、延伸区間は僅か1.6キロ、所要時間もたったの4分なので、あっけなく終点のあき亀山に到着です。



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終点に着くと、乗務員さんに記念の花束が贈呈されました。



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外はまだ薄暗く、それにかなり慌ただしい様子だったので、あき亀山はまた後で訪れることにして一旦引き上げ。折り返して可部で降りてみました。本日よりここで折り返す列車はなくなり、完全な途中駅となりました。また、上りと下りのホームは完全に分離され、個々別々に改札口が設けられました。構内にコンビニも出店されていて、十年余り前と比べ、ここも随分と変わりましたね。



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外ではどうやら記念切符の発売による長蛇の列が。個人的にはあまり興味が湧かないものの、これだけ多くの人の購買意欲を掻き立てる現実には感心させられます。



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一旦広島まで引き上げ、軽く朝食を取った後、9時過ぎくらいの列車で再びあき亀山へと戻って来ました。



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レールはここでプッツリと途切れ、いかにも「終着駅」といった風情に満ちています。留置線も多く車両基地の役割も兼ねているようです。



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駅前広場において、ちょうど開業記念式典が始まるところでした。



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そうこうしているうちに開業セレモニーが始まりました。廃止時の式典と違い、とても清々しいですね。



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薬玉が割られ、盛り上がりはピークに。どの顔も嬉しそうで、見ていてこっちも嬉しくなります。



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途中に一駅、河戸帆待川駅も新設されたので、そちらも降りてみました。旧線時代には存在しなかった駅です。




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こちらもちょうど開業セレモニー真っ最中。ブラスバンドの力強い音色が響き渡ります



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駅前は凄い人出となっていて、身動きも取れないほどなので、今回はとりあえず足跡だけ残し、いずれまた日を改めてのんびり訪ねてみることにします。普段の駅前の様子も見てみたいので。


なお、「復活」とはいえ、沿線は新しい家がビッシリと建ち並び、懐かしいという思いはあまりなく、新たな開業といったおもむきです。できればもっと先まで復活してほしいところですが、さすがにそれは難しいでしょうね。




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そのまま広島へ抜け、山陽本線に乗り換え岡山方面へ揺れること30分余り。本日のダイ改で広島地区にもう一駅新設された寺家駅へとやって来ました。



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都市部によくある橋上に駅舎を持つ近代的な造りです。駅前はよく整備されていて、これからの発展が期待されます。



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南側はすでに駅前にマンションがいくつもできていて、本日より完全な「駅前一等地」となりました。これからさらに一段と発展していくのでしょう。


ひとまずこれで、また全駅乗下車のタイトル奪回となりました。でも今月末から来月始めにかけて、またあちこち新駅が開業するので、今回も束の間のタイトル保持となりそうです。
ということで、こらから明日にかけて、再び「18きっぷ」でのんびりゆっくり帰路に着きます。先はまだまだ遠く。

「鉄子の旅3代目」の単行本化と、シリーズ15周年を記念して、渋谷の「東京カルチャーカルチャー」にてトークイベントを開催。


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そんなわけで、「鉄子」歴代メンバーが勢ぞろい。

平日の開催とあって、果たしてお客さんは来てくれるのか、と一同かなり気を揉んでいましたが、結果は...

ナントほぼ満員御礼の盛況振り。有難き幸せ!

炸裂する女性メンバーの暴走トークにヒヤヒヤしながらも、大いに盛り上がった会場内。

大変充実したひと時を過ごさせていただきました。来てくれた人、本当に有難う!



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結婚された村井美樹ちゃんへ、サプライズで「鉄子」歴代作者から寄せ書きの色紙がプレゼント。

おめでとう、美樹ちゃん。でも個人的にはちょっと複雑な思いも... お幸せに。



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楽屋では関係者が勝手にワイワイガヤガヤ盛り上がり(笑)。改めて素晴らしい仲間達だとしみじみ。



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美人揃い(?)の歴代女性メンバー。

キリオカ&キクチは顔出しNGなのでお面で。

誰だ~、横見の被害者達なんて言うやつは。



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終了間際にはフジテレビの笠井アナも遊びに来てくれました。感激!

お忙しい中どうもです。その節は大変お世話になりました。

ということで、「鉄子の旅」シリーズはまだ当分は続きそうです。

次は20周年(あるのか)かな。

サンデーGXにて昨年から連載が始まった「鉄子の旅3代目」 が単行本化されることとなり、それを記念して初代と2代目もセレクト版を発売することに。


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そんなわけで3冊同時発売となりました。なお、初代と2代目も、キクチ・ホアシそれぞれこのために、昨年旅した書き下ろし編も載せています。相変わらずのドタバタ珍道中。是非手に取ってご覧になってみてください。そしてできれば買っていただけると、関係者一同幸せになります。何卒よろしく。