日本テレビ系列の、深夜のバラエティ番組「わけアリ!レッドゾーン」に呼んでいただきました。

17.7.6

毎回色んな「ワケあり人」をゲストに招き、その“わけアリ”な日常や仰天エピソードを披露!


……というのが番組の主旨でして、今回は『日本にある全ての駅に降り立った男』ということで、ボクに白羽の矢が立ったみたいです。


内容は、MCを努める漫才コンビ「ライセンス」のお二人と、本日のアシスタントNMB48の渋谷凪咲ちゃんに対して、駅の魅力を熱くアツク語るというもの。
ついついヒートアップし過ぎて周りは半ば呆れ気味だったみたいだけど、熱き想いは伝わったのではないかと。



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その後8月末にオンエアされました。その時の様子がこちらからまだしばらくは見られるみたいです。

http://video.9tsu.com/videos/view?vid=109836

小学館のアウトドア雑誌「ビーパル」から、「秘境」についての対談企画が舞い込みました。

17.7.4

「ニッポンの『新しい秘境』」と題して、「島旅の達人」斎藤潤さん、「日本で最も美しい村の達人」菊地マリエさん、そして「ローカル線と秘境駅の達人」の僕の、計3人による対談企画。みんなが勝手気ままにそれぞれの得意分野の「秘境」について語り合うというもの。最初この話が来た時は、「秘境駅」は本来の『秘境』とはちょっと違うんじゃないかな、と少々戸惑ったけれど、実際対談してみると、いろんな捉え方があるものだ、としみじみ。さて、どんな風に記事になるのか、とても興味深いところです。



 

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 後日談になりますが、その後8月9日に発売となりました。堂々のカラー6ページのボリュームで、なかなかいい感じでまとめてくれています。手に取ってご覧いただけたら幸いです。

昨日も一旦帰宅して、自宅でゆっくり休んでからの出直し。再び新幹線を使って東北へと舞い戻ることに。宿泊料がかからずに済むのでとても助かります。


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一度乗ってみたいと思っていた「SLばんえつ物語」号。会津若松からの下りの便を調べてみたところ、まだ座席にはかなり余裕があるとのことだったので、終点まで乗ってみることにしました。なお「大人の休日倶楽部パス」利用者は、指定席の無料交付が受けられるので、それだけでもだいぶトクした気分。



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今は指定席券はボックス単位で発売されるようになったみたいで、このように空いている時は、1人で乗っても他の人と相席になることはほとんどないようです。ざっと見回したところ、やはり知らない人同士で座っている所はないようで、自分も独りでワンボックス占拠する形となり、とても贅沢な道中が望めそうです。



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しばしのんびり車窓を堪能してみます。しばらくは田畑が広がるのどかな風景が広がります。実に贅沢な時間が流れます。



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途中の野沢では10分程度停まるらしく、さっそくみんなゾロゾロとホームに下りてきて、思い思いの体勢で寛ぐことに。SLにも間近に触れることができ、このインターバルはなかなか粋な計らいですね。


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一息ついたところで車内もうろうろしてみます。最後尾はフリースペースの展望室となっていて、迫力のある大パノラマが楽しめます。



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展望室の手前にあるのが「オコジョルーム」と呼ばれるキッズスペース。ここならいくら騒いでも問題なく、じっとしていられない子供と一緒でも、他人に気兼ねすることなく安心して旅が楽しめます。



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中程の車両にあるのがゆったり寛げる展望車。フリースペースなので、気分を変えてこっちで過ごしてみるのもいいかも。設置してあるポストからは、実際に郵便物を投函することができます。



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カウンター越しの売店もあり、飲料や簡単な食料も手に入るので、何かと安心かと。



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津川でも約10分間の停車。そろそろ外の空気が吸いたくなってきたところでもあり、まさに絶妙のタイミングです。



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そして機関車は相変わらずの人気。



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後半は阿賀野川の流れに沿って進みます。


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会津若松を出てから3時間半余り。終点の新潟に着きました。道中は長くもなく短くもなく、ちょうど手頃な乗車時間といったところでしょうか。1人で乗るのもいいけれど、気の合った仲間達とワイワイ過ごすのもまた楽しそうですね。


さて、まだ十分帰れる時間だけど、切符はまだ一日使えることだし、余裕を持って今夜はこのまま新潟に泊まり、明日はのんびり帰路へ向かおうかと。いやぁ、それにしても「大人」っていいもんだな、と。

昨日は一旦自宅に戻り、改めて出直し。早くも切符のモトは取り、目的も果たしたけど、切符はまだまだ使えるので、もっともっと活用させてもらいます。



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福島から数少ない奥羽本線の鈍行に乗り換えて、やって来たのは峠駅。ホームはスノーシェードの中にあり、異様な雰囲気に包まれています。


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昼の時間帯は、下り列車が出た後、間髪を入れず上り列車が到着します。この駅の名物「峠の力餅」の立ち売りが最も活況を呈する時で、力餅を買うために下り列車で降り立ち、そのまますぐに上り列車で折り返す人もパラパラと見かけます。



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その次の列車までは3時間以上間が開きますが、結構見所は満載。周囲にある人家はごく僅かですが、駅を出たすぐの所に食事処の「峠の茶屋江川」があります。



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残念ながら本日は定休日、というより、基本今は土日を中心に営業とのこと。幸い店主さんは居て、快く中を見せてくれました。
知名度は低いものの、スイッチバックの頃から営業しているらしく、当時の駅の備品が多数展示。スイッチバック当時を知る自分にとって、懐かしさで胸が熱くなります。また日を改めてじっくりと味わいたいですね。



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スノーシェードで覆われた、かつてのスイッチバックの引込線跡を辿って行くと、本来の駅前に出られます。かつてはここにスイッチバックのホームと駅舎がありました。



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そして今でも駅前にて営業を続ける「峠の茶屋」。山に囲まれた何もない所なだけに、まさにオアシスと言えるでしょう。ここは必ず立ち寄りたいですね。



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メニューは結構豊富でそこそこリーズナブル。季節のおすすめということで、「岩ダラのミソ汁、餅セット」(1400円)を頼んでみました。実に美味しく、場の雰囲気と合わせて最高に幸せなひと時。何もない所だけど、ここはやっぱり時間を取ってゆっくり訪れたいですね。

今年の3月にあちこち相次いで新駅が開業し、大半は制覇したものの、まだ一つだけ行っていない駅があり、「大人の休日パス」の発売を待って行って来ることにしました。


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そんなわけで新幹線を使って一気に八戸へ。かつてはここに来るだけでも大変で、はるばる来たな~、と感慨に浸ったのも今は昔。今はもう東京から3時間足らずで着いてしまうのです。



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その後は八戸線、そして三陸鉄道へとコマを進めます。



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久慈から「北リアス線」を進むこと20分余り。陸中野田と野田玉川の間に今年3月25日に開業した新駅、十府ヶ浦海岸にやって来ました。一見して周囲は特にまだ何もない様子ですが、海は近く、これから発展して行くのでしょう。


これでまた全駅乗下車のタイトルは奪回した形となりましたが、早くも来月には東武鉄道に新駅が開業するので、またすぐにタイトル返上となりそうです。でもこうした「追いかけっこ」も意外と楽しかったりするのです。


今日はこのまま折り返し、新幹線で一気に帰宅。こんな所までも日帰りできるなんて、本当に時代は変わりましたね。

切符の期限も今日が最後。もはや完璧なまでにモトは取ったけど、まだまだもっともっと徹底的に活用させてもらいます。


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今日はもう帰路へ向かうけど、時間的にまだ余裕があるので再び西へ向かうべく、「こだま」→「さくら」と新幹線を乗り継ぎます。「さくら」は結構混んでますね。




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やって来たのは広島です。あまりに速過ぎて距離の感覚がおかしくなりそうです。



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広島からは可部線に乗り換えました。車内は一気に庶民的な色合いが濃くなり、新幹線とは明らかに客層が異なります。でもこっちの方が何だか落ち着きますね。



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終点のあき亀山まで来てみました。前回訪れた時は開業初日だったため人が多過ぎ、普段の様子を改めて見てみたくなったので。レールはここでぷっつりと途切れ、いかにも「終着駅」といった感じです。かつてはこの先まだずっと、三段峡まで続いていたのですが、その頃の面影はもうありません。



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開業日は大賑わいだった駅前も、とても静かで駅も基本は無人です。これが普段の姿のようです。



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隣の河戸帆待川にも降りてみました。駅前に大型の商業施設がある他は、基本静かな所です。イベントで人だかりだった開業日とは随分と印象が違いますね。



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広島に舞い戻り、そのまま「のぞみ」に乗り換え。



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またまた新大阪まで一気にバビューンと。



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在来線で隣の大阪まで移動。



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大阪から今度は「サンダーバード」で北陸へと向かいます。新大阪からでも乗れたけど、始発駅から乗りたかったので。



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自由席は3両もあるのに結構乗ってますね。山陰特急は1両でもがら空きだったというのに。



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右手には高架線上から見下ろす琵琶湖がくっきりと。特急列車の大きな窓から眺める迫力は、鈍行のそれとはまた一味違います。



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終点の金沢まで乗りました。以前は関西方面から乗った客が、進むに連れて降りて行くばかりだったはずなのに、今は北陸新幹線に接続する関係上、途中から乗ってくる客も同じくらい居るのですね。



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そのまま北陸新幹線へと乗り換えます。途中の上越妙高まではJR西日本の区間なので、そこまではまだ持参の切符が使えます。いやはや、それにしてもスンゴイ切符です。



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いよいよこの旅も最後の行程へ。「はくたか」に乗って一路東京を目指します。直前に「かがやき」が出たばかりとあって金沢出発時点ではとても空いています。




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切符のエリアは上越妙高までなので、そこから先は車内で切符を精算し、乗り換えの利便性と特急券が少し安くなるのを考慮して「はくたか」は上野までの乗車。西日本を特急で駆け巡った贅沢三昧の旅が終わりました。
50歳になると、こんなにも素晴らしい旅が待ち受けているのです。歳を取ることも、あながち悪いことではないですね。


相生 8:33(新幹線「こだま733号」)→ 8:49 岡山 8:55(新幹線「さくら547号」)→ 9:35 広島 9:43 → 10:32 あき亀山 10:43 → 10:45 河戸帆待川 11:05 → 11:45 広島 11:50(新幹線「のぞみ128号」)→ 13:18 新大阪 13:24 → 13:28 大阪 13:42(特急「サンダーバード25号」)→ 16:30 金沢 16:49(新幹線「はくたか572号」)→ 19:54 上野

乗りたい列車は昨日大方乗ってしまったことでもあり、今日は気の向くままに行動してみようかと。これも乗り放題の切符の成せる業。



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まずはホテルにて無料のバイキング朝食をしっかりいただき。昨日のスーパーホテルよりややメニューは見劣りするようですが、税込3500円という極め付けの安さを思えば一切の不満は覚えません。




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駅へ行くと、ちょうど朝のラッシュ真っ只中で、通学の高校生を中心に大混雑。でも昨日一日こんな光景に出くわさなかったせいか、何だか新鮮な気がします。




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新山口からは今日もさっそく新幹線へ。やって来たのは500系。



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今や第一線を退いた500系ですが、最後尾の自由席にはこんな遊び心満載の設備も。子供には喜ばれそうですね。



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新関門トンネルトンネルをくぐり九州へ。そしてなかなか訪れる機会のなかった博多南まで来てみました。ここで降りるのはJRの全駅乗下車以来だから、かれこれ23年振りくらいでしょうか。なお、ここは九州でもJR西日本の区間なので、「おとなびパス」にも対応しています。




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折り返して博多で下車。こうして九州まで来られるところがまた凄い気がします。



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せっかく博多に来たのだから、博多ラーメンを食べてみました。



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そしてトンボ返りする形で早くも博多を後にします。乗り放題の切符でなければとてもこんなもったいないことはしませんけれどね。



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どこで降りようか思案しているうちに、結局新大阪まで来てしまいました。これより先はJR東海の管轄となり、「おとなびパス」では乗れないのでとりあえずここで降ります。



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今回はまだ乗っていない「こうのとり」に乗りたくなり、またまた山陰方面へ向かうことに。そしてやはりまたがら空きで、大阪を過ぎても事態はさほど変わらず、快適に過ごせるのは嬉しいものの、いつもこれでは先行きに不安を抱いてしまいます。




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それでもやっぱり大きな窓から眺める景色は贅沢そのものですね。




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当初は山陰へと抜ける予定でしたが、途中で気が変わり、やっぱり引き返そうかと考え、折り返し列車の都合で八鹿で降りることに。



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なかなかシブイ雰囲気の駅で、風格が感じられます。駅も有人で活気がありますね。



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すかさず「きのさき」で折り返し。こんな風に気軽に特急に乗れるのがこの切符の魅力です。



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このまま京都まで行ってもよかったけど、この切符では京都からは新幹線に乗れないことを考慮し、福知山で「こうのとり」に乗り換え、結局来た道をそのまま折り返し。



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新大阪まで戻って来ました。すっかり陽は暮れ、もう今日は十分かな、と思い、ここからは今夜泊まるホテルを目指すことにします。



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差し当たってまた新幹線に乗り換え。今度は「レールスター」です。朝方乗った500系といい、西日本エリアは車両もバラエティに富んでいて楽しいですね。




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後方の車両は、座席が2-2シートとゆったりしています。「こだま」であることからとても空いていて、最高に贅沢なひと時が過ごせます。


 
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相生にて本日の行動は終了。でも特急乗りまくりの旅もそろそろ飽きてきたかも。なんて贅沢なことを思ったりして。


防府 7:54 → 8:09 新山口 8:17(新幹線「こだま723号」)→ 9:10 博多 9:21 → 9:29 博多南 9:50 → 9:58 博多 10:33(新幹線「のぞみ22号)→ 13:01 新大阪 14:05(特急「こうのとり13号」)→ 16:24 八鹿 16:38(特急「きのさき20号」)→ 17:18 福知山 17:22(特急「こうのとり22号」)→ 19:01 新大阪 19:29(新幹線「こだま761号」)→ 20:23 相生


東横イン相生駅新幹線口
税込 5130円(朝食サービス)

東日本に「大人の休日パス」があるように、西日本にも「おとなびパス」という切符がある。これは東同様、50歳以上の人を対象としたオトク切符で、新幹線や特急も含めJR西日本の全路線が1万8000円で3日間乗り放題になるという夢のような切符だ。利用の7日前までに購入または予約を入れておく必要があり、今回岡山へ行くことが決まっていたため、それに合わせて岡山駅に予約を入れておき、当日岡山駅にて切符をゲット。ということで、今日から使用開始です。



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昨夜泊まったスーパーホテルは、バイキングの朝食が
無料サービスとなっていて、せっかくなのでそれをいただいてから出発します。朝食に関しては、ホテルによって当たりはずれが大きいようですが、ここのは大当たりと言ってよく、大満足でした。




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始まりは、江津を7時38分に出る特急「スーパーおき」。このエリアに関しては、通常はもっぱら「18きっぷ」による鈍行移動ばかりで、特急になど滅多に乗ることはないせいか、とてもワクワクしてしまいます。こういうのも悪くないですね。



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意外と乗っているな、と思ったのも束の間、次の浜田で乗客の大半が降りてしまい、たちまちにしてがら空きに。どうやら単なる通勤利用だったみたいで、本来の役割とも言える陰陽連絡としての機能は、今はもうあまり期待できないのでしょうか。



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山陰の海を右手に見ながら飛ばしに飛ばしまくる見事なまでの走りっぷり。鈍行でのんびりコトコト行くのとはまた違い、これはこれで何だかスカッとしますね。




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益田からは内陸に入り山口線へ。山中を行く景色もまた飽きないものです。実に快適!




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そうこうしているうちに、終点の新山口に到着。さすがに特急は速く、鈍行移動とは疲れ方も全く違うようです。もっとも、最後までずっとがら空きだったこともありますが。



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すかさず新幹線に乗り換えます。新幹線の自動改札も、そのまま何度でも通り抜けられることに、ちょっとした優越感を抱いてしまいます。



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乗り込んだのは、新大阪行の「さくら」。さすがに新幹線はそれなりに乗客は多いようですね。



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姫路で「さくら」を乗り捨て。新山口から僅か1時間半ちょっとで着いてしまい、この余りの早さには何だか狐につままれたような気分になります。何しろ通常この区間は鈍行で7時間余りかけて移動しているのが当たり前の感覚なので。



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姫路からは、「スーパーはくと」で再び山陰へ向かうことに。JRではない智頭急行線を通りますが、「おとなびパス」は対応しています。悲しいくらい空いています。



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智頭急行は、開業が新しいことで、連続立体交差が続く高架線上を走る区間が多く、見下ろす景色を堪能できます。真っ直ぐに続く高規格の線路をぶっ飛ばす迫力はたまりません。




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山陰へ舞い戻る形で鳥取へ。ここで昼食を兼ねてしばし休憩。今朝方は島根に居て、山口 → 広島 → 岡山 → 兵庫と、中国地方を一周して来たこのスピード感がちょっと信じられない気分です。



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さらに「スーパーまつかぜ」にて再び山陰本線を下ります。今度も悲しいくらいがら空き。




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1時間ちょっとで米子に到着。こうやって気軽に特急に乗れるのは、まさに贅沢そのもの。




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米子からは「やくも」に乗り換えて再び山陽側へと向かうことにしました。今や陰陽連絡の主力を担う列車なので、それなりに混んでいると思いきや、今度もがら空き。シーズンオフということを考慮しても、どうも極端な気が。




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県境付近では突然の通り雨。でも列車の中から眺めている分には何の問題もありません。それどころか、窓に叩き付ける雨音に、却って旅情を感じたりするものです。




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陽が暮れる頃、岡山に到着。さすがにここは多くの人で活気に満ちていますね。



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旅はまだ終わりではなく、新幹線に乗り換えて再び西へ。さすがに「のぞみ」はいつもそれなりに乗客は多いですね。




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そして、あっという間の新山口。今夜泊まるホテルの関係でここから在来線に乗り換えます。



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今日初めてとなる鈍行。朝からずっと特急ばかり乗っていたせいか、何だかとっても落ち着きます。やはりこれこそが旅の基本のような気も。




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防府で降りて、本日の行動終了。特急に乗りまくった最高に贅沢な一日が終わりました。


江津 7:38(特急「スーパーおき1号」)→ 10:15 新山口 10:22(新幹線「さくら544号」)→ 11:54 姫路 12:20(特急「はくと5号」)→ 13:51 鳥取 15:08(特急「スーパーまつかぜ7号」)→ 16:11 米子 16:25(特急「やくも24号」)→ 18:38 岡山 18:51(新幹線「のぞみ45号」)→ 19:57 新山口 20:06 → 20:22 防府


スーパーホテル防府駅前
税込 3500円(朝食サービス)

今日は廃止が決まった三江線を行きます。



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三江線は、三次を早朝5時半過ぎに出る一番列車の次は10時過ぎまでなく、今日はその二番列車からの出発にしたため、ホテルにてバイキングの朝食をゆっくり取ってから行きます。乗り放題の切符ではないので、たまにはこうしたのんびりとした旅立ちも悪くないものです。



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時間が近付いたので始発駅となる三次へ。今はどうやらシーズンオフでも2両繋いでいるようです。




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しかし、GWが終わった直後の平日ということで、さすがに乗客は少ないだろうとの予測は外れ、残念なことに2両共既に団体客で占められていました。何とか座れたものの、がら空きの車内を期待していただけに、これでは興醒めしてしまいます。でもこの列車を逃すと、次に江津まで行く列車は夕方になる7時間後までないので、もうこれに乗って行くしかありません。



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発車後、程なくして車窓右手には江の川の流れが。終点までほとんどずっと川沿いを行く風光明媚な車窓が望めます。これぞまさしく三江線の魅力そのもの。




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嬉しいことに、途中の口羽で団体客は一斉に降りてしまい、一転してがら空きに。終点まで混雑を覚悟していただけに、俄然テンションが上がります。ボックスも占拠することができて、実に優雅な道中となりました。



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普段は少々停車時間を取ってくれる宇都井駅も、今日は団体客の乗降に戸惑って少々遅れ気味のため、すぐに発車。でもここはできれば下車して内外からじっくり駅を観察したいところですね。




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一旦終点となる石見川本では、実際は一時間半ここでやり過ごした後、そのまま江津行となります。これはこの先もう江津まで列車の行き違いができる駅がないため、江津を出た列車がここ石見川本に到着するまで発車できないためです。でも今はその長時間停車もすっかり定着し、毎日多くの人が、その間に町歩きを楽しんでいます。




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とても立派な駅で、委託駅として出札窓口は健在。町の顔としての貫禄に満ちています。




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時間になったので再び三江線に乗車。どこまでも付いてくる江の川の眺めに癒されます。




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時折山中へと分け入る車窓もまた捨てがたいですね。




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江津に到着です。とりあえず片道切符の旅はここまで。そしてまだ早いけれど、本日の行動はこれにて終了。


三次 10:02 → 12:18 石見川本 13:45 → 14:54 江津


スーパーホテル江津駅前
税込 5200円(朝食サービス)

岡山の路面電車に、年に二日それも早朝だけ営業する電停があることを、同じく全駅乗下車を達成している知人のよねざわさんから指摘され、調べてみると確かに存在しているらしく、やはりこれは見逃せない、との想いにかられ、今度の停車日に合わせ、岡山へとやって来ることとなりました。


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その電停で乗り降りできるのは、朝の一番から10時くらいまでと短く。朝一番の新幹線で来ても間に合わないため、止むなく前泊を余儀なくされます。逸る気持ちを抑えつつ、早くも一番電車で現地に向かうことにしました。



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東山線に揺られること約10分、西大路町の電停を過ぎて左に曲がった所で電車は停まり、扉を開けます。道路に黄色のテープで乗り場が示してあったので、どうやらこれが目的の電停(京橋停留場)のようです。



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ここに電停が出現するのは、5月と10月の第一日曜日のみ。年二日だけしか営業しない駅は、予讃線の津島ノ宮駅が有名だけれど、ここは朝のほんの数時間しか電車が停まらないことから、日本一短い営業時間という意味では、こっちの方に軍配が上がりそうです。



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ここに電停が開設されるのは、すぐそばの河川敷で朝市が開設されるためで、早朝から多くの人で賑わっています。



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電車は数分毎に次々とやって来て、ここで乗り降りする人も結構見かけます。市街地にあり、住宅街が広がっていることから、常設にしてもいいような気もします。



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昨夜泊まったのは岡山電停のすぐそばにある「東横イン」で、まだチェックアウトはしてないので、せっかくなので無料の朝食をいただきにホテルへ戻ります。電車は一日乗車券を利用しているのでとても気軽に利用できます。いろんな意味でとてもトクした気分になれますね。



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10時くらいにもう一度さっきの電停跡に行ってみたところ、路面に貼られていたテープはもうすっかり剥がされていて、そこに電停があったことは全くわからなくなっていました。電車も当たり前のように通過して行きます。



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一日券を持っているので、その後は清輝橋線にも行ってみたりして、適度に乗り降りを楽しんでみます。



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それでも昼前には岡山を脱出し、しばらく山陽線を下ります。「18」シーズンではないので鈍行における熾烈な席取りバトルもなく、実に平和です。でもこれが本来の鈍行の姿ですね。



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福山から福塩線に乗り換えます。



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府中から先は非電化となり、本数が激減。足を踏み入れるだけでも困難を極めます。



17.5.7-19   17.5.7-20

17.5.7-21   17.5.7-22  

でもそれだけに沿線はローカルムードに満ち溢れ、迫力のある車窓に目が釘付けになるほど。「18」シーズンでないため、旅行者の姿をほとんど見かけず、落ち着きのあるゆったりとした車内空間が保たれているのがまたいいですね。



17.5.7-23   17.5.7-24  

塩町からそのまま芸備線に直通し、やって来たのは三次です。随分とコンパクトな駅舎に建て替わっていて、何かちょっと残念な気も。これも時代の流れですかね。


まだ早いけど今日の行動はここまで。明日は廃止が決まった三江線へ行きます。



岡山 11:47 → 12:45 福山 14:08 → 14:50 府中 15:05 → 16:55 三次


ホテルα-1三次
税込 5300円(朝食付)