どうやら春の行楽シーズンもピークを過ぎたようなので、西側の新駅もぼちぼち制覇しに行くことにしました。



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まずは「18きっぷ」の定番ルート、東海道を進みます。日本海側が一部三セク化されたことで「18」が使いにくくなったこともあり、今や東海道は西へ行くのに必然的なルートとなりました。




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でも今回は掛川で東海道を乗り捨て、天竜浜名湖鉄道に乗り換えます。なぜならこの春、ダイヤ改定時の3月14日に、ここ天浜線にも新駅が開業したからです。




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切符は、天浜線の東側半分と遠州鉄道が乗り放題となる「共通一日フリーきっぷ」を利用することに。単に新駅だけ行くのなら、普通に切符を買った方が数十円安くなったけど、切符のデザインに惹かれたのと、その切符を記念に手元に残したかったものだから。




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ということで、さっそく天浜線に乗車。先ほどまでの東海道とは客層を始め雰囲気が全然違いますね。




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途中からこんな微笑ましい一コマも。将来はテツになるかも(笑)




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2週間程前の今月14日に、遠州森と円田の間に開業した「森町病院前」に降ります。そばにある公立の森町病院の最寄り駅ということもあって、ホームへの行き来はバリアフリーを意識した長いスロープとなっています。




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次の列車で西鹿島へ出て、ショートカットする形で遠州鉄道に乗って新浜松へ抜けてしまいます。





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その後はまた東海道を乗り継ぎ、大阪へ。




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さらに大阪環状線で天王寺へ。




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そして天王寺駅前から出ている路面電車の阪堺電気軌道に乗り換えます。




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阪堺電車に揺られること約40分。降り立ったのは「石津北」。これは東湊と石津の間に新設された電停で、今年の2月1日にできたばかり。路面電車の駅なので、電車から降りたとたんにすぐ「制覇」となり、少々あっけないものの、やっぱりこの瞬間は達成感みたいなものが込み上げ、何とも言えない心地良い感動を覚えるのです。


今日はもう少し西へ移動し、明日に備えます。

今日は少し寄り道しながら帰ります。



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鳴子温泉から小牛田へ出て、そのまま石巻線に乗り換えます。列車は石ノ森章太郎のマンガキャラクターをデザインしたラッピング車両。派手な模様が目を楽しませてくれます。



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震災の影響で長らく不通となっていた浦宿-女川間ですが、つい先日の今月21日に再開されました。「女川」と書かれた行先表示が誇らしげです。




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車両は国鉄の面影を色濃く残す40系。片側は2人掛けに改造されていますが、ボックスが基本の向かい合わせシートに自ずと旅心がうずきます。




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そして再開区間を通り抜け、新しい女川駅に到着です。新駅は内陸へ200メートル程移設した所に造られました。




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駅舎も新しく造られ、2階は温泉施設「女川温泉ゆぽっぽ」となり、3階には展望フロアが設けられています。




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そして駅前には無料の足湯も復活。




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駅前にはまだ建物は一切なく、復興はこれからといった様子ですが、駅が復活しただけでも大きな前進と言え、これからの発展に期待がかかります。今後もここはちょくちょく訪れ、生まれ変わって行く様をしっかりと目に焼き付けて行きたいものです。

この春もダイヤ改定を機にあちこちで新駅が誕生したので少しずつでも片づけておこうかと。



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ということで、「18きっぷ」を使って東北路を北上。当初は山陽方面も検討したけれど、どうやら向こうは混んでいるらしく、宿が取りにくい状態にあったので、急遽こっち方面にした次第。こちらはかなり空いていて、「18」ユーザーによる席取りバトルもなく、極めて快適な道中となっています。福島から奥羽本線に乗り換えると、さらに一段と静かになりました。




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福島まではもう雪がなく、春も本格的と思ったのも束の間、板谷峠に差し掛かると、そこはまだまだ雪の壁。この辺はまだ春の訪れは当分先のようです。




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その後、米沢と山形で乗り換え、天童の一つ手前にできた新駅、天童南で降ります。単線ホーム一本の無人駅ですが、簡易な駅舎があり券売機も設置されています。J1モンテディオ山形の本拠地NDソフトスタジアム山形の最寄り駅とか。




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差し当たって、こっちでの用件はこれで終わりだけど、せっかくなので温泉にでものんびり浸かろうかと思い、そのまま新庄へ抜けて陸羽東線に乗り換え、鳴子温泉へとやって来ました。




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というわけで、今夜は鳴子温泉泊まりです。露天風呂もある源泉掛け流しの温泉大浴場に悠々浸かり、旅の疲れをじっくり癒す。50を過ぎた今、こんな旅にも憧れるようになりました。これも歳を取った証拠でしょうか。
10畳余りある和室は広々としていて居心地は抜群。これで宿泊料は素泊まりで5千円代とリーズナブル。探せばこういう宿は結構見つかるものですね。

細々と、それでも結構長きに亘って続けてきたヨコラジですが、ついに最終回を迎えることとなりました。



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思い起こせば2007年の秋、木村裕子ちゃんと二人で始めたのがきっかけで、とりあえず半年、という話だったけど、それがどんどん延びて気が付けば7年半。パーソナリティも、「ゆゆ」 → 「はるる」 → 「紅乃・きら」 → 「ゆゆ」 → そして桃ちゅん、といろいろ変わり、特に桃ちゃんは2010年の秋からだから、4年半もの間コンビを組んでいたわけでして、そりゃま、いろいろありました(意味深?・笑)。


もう少し続けることも可能でしたが、内容もマンネリ化し過ぎた感じでもあったし、このままいつまでもズルズルと続けて行くのもどうか、と思い、この際だからとケジメを付けさせていただくことにしました。


お別れするのは寂しいけれど、お互いメディアやイベント等、人前に出る機会はまだまだあると思うので、またいろいろな所でお会いできれば幸いです。長い間のお付き合い、本当にありがとうございました。


また会う日まで。GOOD LUCK!

好評につき今年も行われることとなりました。昨年同様新宿ロフトプラスワンにて。



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昨年一年間の鉄道界での出来事を振り返り、鉄道ファンたちによるナンバー1の出来事を決めるというもの。選考委員は昨年とほぼ同じで、東海林桂さんMCによる、ベルズ野月氏、梅原淳さん、川島令三さん、私、それに第一回目にお越しいただいたS-flyer桜井DJという顔触れ。このメンバーも固定化したようですね。それぞれこだわりを持つ男達のアツイトーク、いかがだったでしょうか。この調子なら来年もまたやるのではないかと。

ダイヤ改定を明日にひかえ。



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早朝から「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ」の、毎度お馴染みとなった「秘境駅」シリーズ自宅ロケを敢行。何でもこのコーナー、かなり評判がいいらしく、まだ当分は続きそうな予感。4月3日放送予定。




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そして夕方になってからはここにやって来ました。大混雑のその場所とは...




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そうです。「北斗星」が発車する13番ホームです。いよいよ本日を以って定期列車としての運転を終了します。電光掲示板には「北斗星」の鮮やかな文字が。




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マークが写せるホーム端は凄まじいことになっています。昨年の「あけぼの」ラストランの時より人は多そうですね。でも停車時間が長いことから、罵声や怒号はそれほど飛ばないようです。




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ホーム中程は比較的余裕があります。単に見送るだけならこっちの方が落ち着いてお別れできますね。




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やがて時間になり「北斗星」はゆっくりと出て行きます。でもまだ臨時列車として夏まではかなり頻繁に走るので、そんなに湿っぽい別れにはならなかったような。




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この後、僕は「鉄道チャンネル」の特番「朝まで生鉄」のロケのため、上野駅から新幹線に乗って旅立つことに。この後深夜の現場から生放送でお伝えします。




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というわけで、あっという間の越後湯沢。ここは単に乗り換えるだけだけどね。




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この駅に「はくたか」の文字が映るのもこれが最後。まだちょっと信じられない気持ちです。




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ホームに行くと、最終となる「はくたか26号」が発車を待っていました。すっかり見慣れたシーンですが、この列車を最後にここからは永遠にお別れとなります。明日からはもう見られなくなってしまうというのがやっぱり信じられません。




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指定席は既に売り切れ、最後の列車にはかなり多くの人が乗るみたいです。自由席があるので乗りはぐれる恐れはないでしょう。




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こういうのを見ると、やっぱり終わりなんだとの現実を思い知らされ、何だか熱いものが込み上げてきたりします。




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いよいよ最後の「はくたか」が金沢へ向けて発車。自由席は立ち客が出るほどの混雑となりましたが、何とか全員乗れたようです。




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停まるたびに「はくたか」はその役目を終えて行きます。直江津では比較的まとまった乗客が下車。明日はもうここに「はくたか」はやって来ません。




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糸魚川に到着。ここで「はくたか」を乗り捨てます。でもまさか最後の「はくたか」に」乗ることになるとは、夢にも思いませんでした。




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ホームでは何やら式典の準備中。間もなくやって来る最終列車を待ちうけ、JRとしての役目を終えるお別れセレモニーが行われるのでしょう。




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糸魚川から最終の富山行に乗り換えます。富山方面へ行くJRとしては最後の列車となります。




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最終列車の乗客は、テツと一般客が半々といったところ。JRとしての最後の走行を静かに味わいます。でも路線の廃止と違い、さほど感傷的にはなりません。




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『指令』により3つ目の市振で降りてしまいます。直前に反対方向へ行く最終列車もすれ違ってしまい、明朝までもう列車はありません。




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駅は無人化されていて、今夜は工事の人達が何人か居りますが、基本的にとても寂しい所です。




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ここで、待っていたスタッフと落ち合い、マイクを取り付けてさっそく現場の状況をリアルに伝えます。新しく生まれ変わる鉄道を現地にてリポートせよ、というのが今回私に与えられた任務なのです。




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午前0時を回り日付が変わると、待機していた工事の人達がホームへ行き、駅名板の交換を始めたので、その状況も中継。てっきり看板を取り外すと思っていたのに、ナント看板のフィルムをビリビリ剥がし出し、すると下から真新しい模様が出現。どうやら既に駅名板は新しいのに取り替えられていたらしく、当日はただ古いのを剥がすだけという手はずになっていたみたいです。これには中継を繋いでいる東京のスタジオからも驚きの声が。
ということで、駅名板は一瞬にしてJRから「えちごトキめき鉄道」仕様になりました。




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その後はタクシーにて糸魚川へ移動し、南口の「ジオパル」の前でも中継。4日前に相方と訪れたのが随分前のことのように思えます。




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外はあまりに寒く、駅前にあったスナック「ベジ」にしばし避難。ママさん達と何やら楽しげに。この模様も中継。一応これも仕事の範囲内ね(笑)。




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「ベジ」には明け方近くまで居させてもらい、再び糸魚川の駅へ。ダイヤ改定を迎え、いよいよ本日ここにも新幹線がやって来ます。




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在来線の管理は今日から「えちごトキめき鉄道」に。窓口も昨日までのJRから新しくなりました。




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「えちごトキめき鉄道」の一番列車が入線。車両も昨日までの電車と違い、真新しいディーゼルカーです。




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何気に「一番乗り」を果たします。車両は転換クロスシートで乗り心地はいいですね。一応この模様も伝えます。




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「あいの風とやま鉄道」との境界駅となった市振も通り過ぎ、何気にこちらも初乗車。そのまま泊までやって来ました。
本日よりここ泊で全列車が乗り換えとなり、この先は電車による運転となります。




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そしてここ泊にて、放送は終了。終わってみれば、意外と楽しいロケでした。
ということで、これからゆっくり帰ります。北陸新幹線が開業したけれど、今日は使わず、それはまた別の機会に。

今日も「18きっぷ」を使います。



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富山からややゆっくりめのスタート。すっかりお馴染みとなった青色塗装の413系での旅立ちです。いつもと変わらぬ朝ですが、間もなくここが一部を除いてJRでなくなるというのが未だに信じられません。




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「国鉄」を思い起こさせるゆったりとしたボックスシートはやっぱりいいですね。




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そして車窓左手には雨に煙る日本海。今日はこれから大荒れの天気になるようです。




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市振で降りてみました。ホームから海が間近に望めます。




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JRから切り離される今度のダイヤ改定時から、ここは「えちごトキめき鉄道」と「あいの風とやま鉄道」との境界駅となります。古めかしい駅舎が残っていますが、無人化して久しく、たぶん三セク転換後もそのままでしょう。駅前に人家は少なく、随分と寂しい所です。




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次第に風雨も強くなり、雪まで交じってきました。こうした悪天候でも定刻に列車はやって来るのでとても心強いですね。




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昨日相方が絶賛していたヒスイ海岸で名高い越中宮崎で降りてみました。




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なるほど、海はすぐ目の前でヒスイの土産物店もありなかなかお洒落な所ですな。




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海岸へ行ってみたけど、生憎の天候で立っているのもやっと。ヒスイで名高いせっかくの海岸も雪で覆われてしまい、これではとてもヒスイどころではありません。でもとてもいい所なので、いつかまた天気のいい日に再訪してみようかと。




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筒石です。やはりここは来たいですね。外は大荒れだけど、ここはトンネルの中なのでほとんどその影響を受けません。何度来てもやはりここは凄い所だとしみじみ。




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列車通過時の風圧が凄いので、ホームへの出入り口には頑丈な鉄の扉が。まるで地底基地のようです。




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そして地上の出口へと続く長い階段。半年前にも「極旅」のロケで訪れているのでとても懐かしいです。




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駅舎は地上にあり、委託で窓口も営業しています。三セク転換後もここは駅員を残すようです。




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再び長い階段を下り、列車に乗り込みます。今後もここはちょくちょく訪れてみたい所ですね。




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またまた直江津です。悪天候にも関わらず、ここは相変わらずテツの皆様が多いです。散々乗り歩いたことでもあり、そろそろ引き上げることにします。




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こうやって国鉄車両が並ぶ直江津駅もこれで見納めとなりそうです。




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信越本線を上って長野へ。県境を越えたとたん天候はガラリと変わり、スッキリとした青空が。さっきまでの吹雪が信じられない感じです。




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長野からは篠ノ井・中央本線回りで帰るべく松本行に乗り換え。何せ鈍行しか乗れない「18きっぷ」なものでして。
途中の姨捨では交換待ちのため数分間停車したため、日本三大車窓の一つ、善光寺平の眺望をホームからじっくりと味わえました。




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松本からは115系の6両編成。ほどよく空いていて最高に贅沢な時間が流れます。でもここもダイヤ改定後はロングシート車が投入されるみたいですね。また一つ旅情が...




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大月からは通勤形の東京行に乗り換えると、帰って来たという思いが強まります。特急の旅もいいけれど、鈍行しか乗れない「18きっぷ」の旅も悪くないですね。



富山 8:25 → :20 市振 10:01 → 10:05 越中宮崎 10:34 → 11:18 筒石 12:35 → 12:54 直江津 13:11 → 14:47 長野 15:04 16:19 松本 16:33 → 19:47 大月 19:54 → 21:42 東京

「大人の休日10周年パス」の期限は昨日で終わり。今日からは「18きっぷ」を使います。



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高田から乗った直江津行は、115系のオリジナル色。かつては首都圏において当たり前のように見られた色合いの車両ですが、そう言えばこのところすっかり見かけなくなったような。それだけに懐かしさも手伝ってついつい色めき立ってしまいます。




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直江津からは、「大人パス」では乗れなかった北陸本線を行くことにします。長らくこの地で活躍した国鉄形の413系も引退が近づいています。




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そして車窓右手には日本海がくっきりと。三セク化されてももちろんこの景色は変わりませんが、国鉄車両から見る景色はこれで見納めかと。




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しばらくは適当に乗り降りしてみます。上下の列車を組み合わせ、入善 → 泊 → 生地 →黒部、の順で降りてみました。JRの駅として利用するのはこれが最後になるのでは。どこも同じようなコンクリート製の駅舎ですね。




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待っている間に「はくたか」や「北越」がちょくちょく通過して行くので適当に写真も撮ったりしてみます。これらの特急が間もなく一本たりとも来なくなってしまうというのがやっぱりまだにわかには信じられないような。




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相方(ゆゆ)が仕事で金沢に来ていたので、せっかくだから一緒に回ろうという話になり、車内にて待ち合わせ。ヒスイ海岸へ行ってきたという相方が、途中の越中宮崎から乗って来ました。乗降は他になく、一斉に注目を浴びて恥ずかしそう(笑)




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その後、海を間近にゴキゲンの相方。テツばかりの車内において、まさしく「掃き溜めに鶴」ですな。




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しばし相方に付き合うことにして糸魚川で下車。




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まずは南口の新幹線高架下にできた、糸魚川ジオステーション「ジオパル」を見学してみます。キハ52が置かれた待合室や鉄道ジオラマなど、楽しい施設がいっぱい。糸魚川に来た際には是非とも立ち寄りたい所ですね。




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昼食は近くの食堂にて、糸魚川名物の「ブラック焼きそば」を食することに。以前「極旅」のロケでも食べたけど、口の中がイカ墨で真っ黒になります。でも一人だったらコンビニ弁当あたりで済ましていたかも。




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その後は2駅戻って親不知へ。




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無人駅ですが、いい感じの駅舎が建っています。海に近いけど、目の前にデンと構える高速道路が何とも目障り。




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駅から歩いて10分くらいの所にある「親不知ピアパーク」へとやって来ました。海岸沿いにある「道の駅」で、売店やレストラン、温泉などが完備されています。




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すぐ前の海岸で、何やら大声を上げてはしゃぐ相方。叫ぶ内容からして、いろいろとストレスが溜まっているような...(笑)




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この後、また一人になりたいという相方と別れ、一足先に列車に乗り込みます。一駅降りられそうだったので、能生にしてみました。立派な駅舎があり、駅前もそこそこ大きな町です。




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つい先日、富山地鉄に開業した新駅に降りておこうと思い立ち、引き返して魚津へ。地下道で繋がっている新魚津の駅から地鉄に乗り換えます。




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高速で駆け抜けるJRとは対照的に、のんびりゆっくりマイペースといった感じの富山地鉄。途中には年代物の木造駅舎も多く、レトロチックな装いがとっても魅力的です。




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2月26日に開業したばかりの新黒部にて下車。間もなく開業を迎える北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅との接続駅となりますが、単線ホームが一本あるだけの無人駅です。




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そして道路を挟んでそびえ立つのは、開業を間近に控えた北陸新幹線の黒部宇奈月温泉駅。開業前ということでまだほとんどひと気はありませんが、間もなく多くの人で賑わうことになるのでしょう。開業直前の新青森駅(新幹線)を思い出します。




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帰りは運賃の節約を兼ねて電鉄黒部駅で降りてみました。黒部市の中心には電鉄の駅の方が近く、駅も駅前も賑わっています。




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徒歩でJRの黒部駅へ向かい、富山へ。まだ早いですが、今日はここまでとします。



高田 7:55 → 8:04 直江津 8:13 → 9:22 入善 9:41 → 9:46 泊 9:57 → 10:10 生地 10:22 → 10:26 黒部 10:55 → 11:38 糸魚川 12:58 → 13:09 親不知 14:20 → 14:57 能生 15:17 → 16:27 魚津・新魚津 16:35 → 16:51 新黒部 17:09 → 17:15 電鉄黒部 → 黒部 17:41 → 18:11 富山

自宅に戻って気が緩んだせいか、大寝坊。昼からの行動となってしまったけど、もう十分モトは取ったからべつにいいかと。



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やはり様変わりする所をもっと重点的に回るべき、と思い、「はくたか」に乗るべく上越新幹線で越後湯沢へとやって来ました。北陸へ行く際は、散々利用したルートですが、ダイヤ改定後はもうこの駅を利用することはほとんどなくなるような気がします。




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電光掲示板に「はくたか」の文字が現れるのもあと5日です。




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そして今日も当たり前のように「はくたか」が金沢へ向けて発車して行きます。でもそんな当たり前の光景もあと5日で終わります。まだ信じられませんが。




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直江津に着くと、たちまちにしてカメラマンの被写体に。




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ダイヤ改定前の最後の日曜とあって、今日は一段と写真を撮る人の姿が目立ちます。




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長野行に乗り換え、信越本線を上って行くと、途中の関山で列車交換のため数分間の停車。さすがに今日はちょっとしたことでもカメラを向ける人が多いです。




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関山で待っていると、国鉄オリジナル色の485系が通過。臨時で運転された「懐かしの特急みのり」でした。




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妙高高原で降りてみました。まだ特に目立った変化はないようですが、ダイヤ改定後はここが「しなの鉄道」と「えちごトキめき鉄道」の境界駅となり、全列車がここで乗り換えとなります。




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一駅折り返し、隣の関山でも下車。元スイッチバックの駅だっただけに、ホームに立っただけでかなりの傾斜を感じることができます。




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駅を出て少し歩くと、今はもう使われていないスイッチバックの線路がくっきりと。左側に延びる線路がその引込線で、かつて駅はその先にありました。




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さらに折り返して三才でも降りてみます。夢中になって駅を降りまくった20年前を懐かしく思い出します。




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すっかり陽も暮れたけど、さらに豊野でも下車。ここは改定後もJR飯山線の始発駅となりますが、駅の管理はしなの鉄道に移管します。



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北長野でも降りてみました。この時間は静かでしたが、駅前には自転車がたくさん停められていて、利用者は多そうです。




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夜の「妙高」に乗りたくなり、長野に出た後はまた来た道を引き返すことに。




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日曜の夜ということもあって、「妙高」はがら空き。外は見えないけど、旅情たっぷりの最高に贅沢な時間が流れます。




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高田に到着。「大人パス」の期限は今日までだけど、今夜はここに泊まることにしました。ということで、旅はまだまだ続きます。



東京 12:40(新幹線「Maxたにがわ411号」)→ 14:08 越後湯沢 14:39(特急「はくたか14号」)→ 15:25 直江津 15:37 → 16:38 妙高高原 16:54 → 17:03 関山 17:20 → 18:03 三才 18:10 → 18:15 豊野 18:37 → 18:44 北長野 19:04 → 19:09 長野 19:37(「妙高5号」)→ 21:10 高田

昨夜の段階ではまだどこへ行くか決めていなかったけど、ふと「南リアス線」にも行きたくなって、さっそく行動を開始することに。その時その場の思い付きで自由に行動できる切符なので、こういう時にはとても重宝します。



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八戸から「はやぶさ」と「はやて」を乗り継いで新花巻へ。「大人の休日」期間の土日ということで、「はやぶさ」に関しては軒並み「満席」の表示が。でも盛岡までなら指定券ナシでも乗れるのでここでは問題ナシ。




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新花巻から釜石線の快速「はまゆり」に乗り換えます。すでに列車を待つホームにはたくさんの人が。これも「大人の休日」効果でしょうか。




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案の定、ここ新花巻から「はまゆり」は立ち客も出るほどの混み具合に。3両も繋いだローカル線でこれだけの盛況振りは頼もしい限りですが、旅を楽しむにはちょっと興醒めしてしまうかも。



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「はまゆり」は何とか座れたものの、窓側を取れなかったこともあり、あまり落ち着かないまま終点の釜石に到着。遠野で多少の入れ替えはあったものの、釜石まで乗り通す人が大半でした。



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釜石からすぐに三陸鉄道の「南リアス線」に接続。2両繋いでいますが、1両は貸切のため、今度も混雑が予想されます。




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しかし実際は、さほどたいしたことなく、若干の空席を残した状態で釜石を発車。逆カブリツキのスペースが確保できたので、そこに立つことにしました。




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こちらもトンネルが多い路線ですが、場所によってはきれいな海がバッチリ望める箇所も。そういう所では徐行サービスをして眺望を楽しませてくれます。




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4年前の震災における爪痕も、まだあちこちに生々しく残されています。




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待合室にホタテの貝殻が飾ってある恋し浜では数分間の停車。多くの人がホームに出て思い思いの形で寛ぎます。外の空気が吸えるこういったサービスはまさに気分転換にはもってこいです。




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終点の盛に到着。「北リアス線」に比べるとだいぶ短いけれど、こっちはこっちでまた違った味わいがあります。




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もう一度「南リアス線」を引き返そうか迷ったけど、BRTで気仙沼へ抜けることにしました。




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「18きっぷ」でも乗れることもあって、大船渡線のBRTは随分と混んでいます。列車ならともかく、狭くて揺れの激しい「バス」でこの混雑はかなりキツイですね。




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こちらも震災の生々しい爪痕があちこちに。




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一時間余り揺られて気仙沼に到着。駅は高台にあり震災を免れたことで、ここはいつもと変わらぬ様子。何事もなかったかのように多くの旅行者が行き交っています。




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今日は一時間余り後に臨時列車の「ポケモントレイン気仙沼」号があり、空席状況を聞いてみたところ、まだ若干余裕があるとのことだったので、それに乗ってみることにしました。マンガのキャラクターの派手なデザインが目を引きます。




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中の座席はこんな感じで、まさにマンガのキャラクター一色です。何も知らずに単なる移動の手段として乗った場合にはちょっと恥ずかしい気も。



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隣の車両は1両まるまる「プレイルーム」となっていて、そこはまさに「動く遊戯室」。景色を見ながら思い切りはしゃぎ回れるこんな列車で旅をすれば、自ずと鉄道好きになるのでは。
なお、安全上のため、この車両のドアは途中の駅では開かないので、安心して子供達を遊ばせることができます。移動のためというより、中で遊ぶことを目的とした列車とも言えますね。




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子供達はみんな隣の「プレイルーム」へ行ってしまうため、一般の車両はとても静か。これなら小さな子供を連れてでも、他人に気兼ねなく旅をすることができます。また子供嫌いな人もこれなら安心。こんな列車をもっといろいろあちこちで走らせてもらいたいものです。



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すれ違い等のため、途中の駅でもちょくちょく停車時間があり、駅の外へ出ることもできます。乗りっ放しで飽きてきた時などは気晴らしになっていいですね。



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カブリツキも思いのまま。とにかく楽しい列車です。




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終点の一ノ関に着くと、ホームではJRの社員が盛大にお出迎え。何だか偉くなったような気がして悪い気はしません。




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今日はこのまま「はやぶさ」に乗って帰ります。




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乗ってしまえばもう東京まではあっという間。切符は明日まで使えるので、今夜は自宅でゆっくり休んで明日また出直すつもり。こうやって途中で帰って来られるのもこの切符の魅力ですね。



八戸 8:11(新幹線「はやぶさ10号」)→ 8:44 盛岡 8:57(新幹線「はやて116号」)→ 9:09 新花巻 9:20(快速「はまゆり1号」)→ 10:51 釜石 10:57 → 11:56 盛 12:36(BRT)→ 13:59 気仙沼 15:14(快速「ポケモントレイン気仙沼号」)→ 16:49 一ノ関 17:47(新幹線「はやぶさ104号」)→ 19:52 東京