今回は、ダイヤ改定によって大きく変わる長野地区を重点的に回るつもりだったけど、せっかく広範囲が乗り放題なのだから、やっぱり他も攻めようと思い立ち、ならばとまた三陸鉄道へ行くことにしました。



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というわけで、「はやぶさ」に乗って、盛岡へひとっ飛び。一瞬でこんな遠くまで来られちゃうのだから、これはクセになります。




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盛岡からは山田線の快速「リアス」に乗り換えて宮古へ。ついこの前も同じコースを辿っているので新鮮味には欠けます。それに「18きっぷ」シーズンに入ったからか、「リアス」も立ち客が出るくらい混んでいて、やや興醒めの感も。




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宮古から乗り換えた三陸鉄道「北リアス線」も混んでいて、がら空きだった前回とは雲泥の差です。でもこの方が何だか安心する想いも。

なお、今回は途中の駅でもちょくちょく降りてみるつもり。ということで、まずは国鉄久慈線時代の終着駅、普代で下車。元終着駅らしく、どっしりと構えた駅舎には観光案内所も併設。待合室には震災当時のパネルも展示してあります。




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折り返しとなる列車に乗り、次は島越で降りてみます。震災当時は壊滅的な被害を受けた駅ですが、今はとてもきれいに整地されました。




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観光案内を兼ねた駅舎も完成し、のんびり列車を待つには最適な環境が整っています。津波で周囲はほとんど何もなくなってしまったけれど、こうして駅があるだけでとても心強く思えます。




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駅からも見える海までは歩いてすぐ。震災当時は凄まじい牙を剥いたというのが信じられないほどの青く澄んだ海です。




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列車が来たので島越を後にします。時間になれば必ず列車がやって来るという当たり前のことが、とても尊いことのように思えてしまいます。




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次に降りたのは田野畑。昨年の全線復旧までは、ここで代行バスに乗り換えとなっていました。




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喫茶を兼ねた田野畑の駅舎は、洒落た造りで居心地がよく、「新・鉄子」でも訪れたため懐かしい思い出がいっぱいです。




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駅を出て海の方へ行くと、何やら取り残された車両のような物が見えてきて、ちょっとびっくりします。




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でも近づいてみると、水門の上に置かれた車両の形をしたモニュメントであることがわかり、少しホッとします。




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駅前の海は穏やかな漁港となっています。でもここも震災当時は荒れ狂う海へと変貌し、壊滅的なダメージに。




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だいぶ陽も暮れかけて来ましたが、引き続き宮古方面へ引き返します。




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昼間は混んだ車内も、さすがにこの時間になると観光客はもうほとんど居なくなり、おかげでとてもマッタリとしたひと時が過ごせます。まだ何とか景色も楽しめ、どんどん暗くなって行く道中というのも独特の雰囲気があっていいですね。




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ナント途中の田老から、三鉄の望月社長が乗って来られまして、せっかくだからと記念にパチリ。その後二人で新たな貸切イベントについて盛り上がり。とっても気さくな方ですぞ。その節は大変お世話になりました。




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宮古に戻って来ました。このまま盛岡へ抜ければまだ今日中に帰ることができるけれど、今日はこっちに泊まることにしています。




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宮古では、三鉄の富手部長とバッタリ。これまたその節は大変お世話になりました。ということで、またまたパチリ。実は何気に同い年だったりして。




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今回三鉄に来たのは、夜の雰囲気も味わってみたかったというのも理由の一つ。ということで、もう一度久慈に向けて折り返します。




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もともとトンネルが多い車窓ですが、トンネルを抜けても真っ暗というのもまたオツなもの。がら空きの車内と相まって、とても幻想的なムードに包まれます。これはたまらん。




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すれ違いのため、数分程度停車する駅もいくつか。真っ暗なホームにしばし降り立ち、不気味なほどに静まり返った無人駅をじっくり堪能してみます。ホント、たまりません。




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終点の久慈に到着。いやあ、ホント、最高に贅沢なひと時となりました。夜は夜で穴場かもしれませんね。




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そのまま八戸線の終列車に乗り換え。引き続き今度は40系による夜間走行を楽しんでみます。




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もともと少なかった乗客は、途中で全て居なくなり、貸切状態での走行となりました。もはやこれ以上の贅沢はないと言ってもいいくらいな。




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途中の階上で対向列車との待ち合わせのため数分間の停車。闇夜に響き渡るアイドリング音がまたたまりませんね。




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町の灯りが鮮明になってくると、ようやく終点の八戸に到着。深夜の40系の走行というのもまた格別でした。今夜はこのまま八戸に泊まります。



東京 8:20(新幹線「はやぶさ5号」)→ 10:31 盛岡 11:07(快速「リアス」)→ 13:06 宮古 13:15 → 14:12 普代 14:49 → 15:03 島越 15:51 → 15:55 田野畑 16:54 → 17:43 宮古 18:17 → 19:58 久慈 20:20 → 22:07 八戸

「大人の休日倶楽部」が10周年を迎えたことを記念して、1万5000円で特急や新幹線を含むJR東日本の全線が4日間乗り放題となる会員限定の「大人の休日10周年パス」が発売されたのを機に、またいろいろと乗り歩くことにしました。



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やっぱり今回は、いよいよ間近に迫ったダイヤ改定によって激変する地区を回っておきたいと思い、上越新幹線に乗って一路越後湯沢へ。



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壁には「ありがとう はくたか号」と描かれたポスターが掲げられ、ここでの「はくたか」乗り継ぎもカウントダウンに入ったことを思わせます。



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そして今日も当たり前のごとく越後湯沢にて発車を待つ「はくたか」。しかしこの光景も間もなく見納めとなるのですね。にわかには信じられませんが。




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上越線沿線はまだまだ雪が多く、春の訪れはまだ当分先のようです。




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直江津に到着。切符のエリアはここまでなので、今日はここで下車します。




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JRの東と西に分かれるこの案内表記も間もなく見納めですね。




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しばらく待っていると、国鉄形オリジナル色の「北越」がやって来ました。同じ国鉄形の、青く塗られた413系との並びがまた何とも言えません。




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今度はこれまた国鉄オリジナル色の「くびき野」が到着。これも今度のダイヤ改定で見納めとなります。




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直江津からは、これまた改定でなくなる「妙高」に乗車。普通列車なのに特急の車両が使われるオトクな列車です。




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車両はかつて特急「あさま」で活躍した国鉄タイプの189系。ゆったりとした2人掛けシートは贅沢そのもの。おまけに6両も繋いでいるため、がら空きの状態が続き、至福のひと時が堪能できます。




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海側はもう雪がほとんどなかったけれど、長野県との県境付近まで来ると、まだまだドカ雪の状態です。




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しかし平野へと抜けると、ほとんど雪はなくなりました。




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終点の長野に到着。終始がら空きで、クセになりそうな列車でした。




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この列車も今度の改定でなくなるため、写真を撮る人が多いですね。




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長野の駅も、いよいよ間近に迫った北陸新幹線の延伸開業祝賀ムードに湧いています。




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そのまま「妙高」で折り返し、車窓風景もしっかり堪能。




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二本木駅のスイッチバックも車内からじっくりと味わいます。




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ダイヤの都合もあり、南高田で降りてみます。単線ホーム一本の簡素な無人駅ですが、乗降客は結構多いです。




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折り返して一駅、脇野田で下車。かつての脇野田駅より100メートルくらい移転した新しい駅です。




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新幹線開業時から、「上越妙高」に駅名が変わる脇野田。その意味では貴重な駅名かもしれません。




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駅前はまだほとんど何もない感じですが、いずれは高層ビルやホテル等が林立する都会の駅へと様変わりするのでしょう。




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115系電車にて折り返し。




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特急形もいいけれど、国鉄近郊形の115系も味がありますね。




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再び直江津へと戻って来ました。ここは相変わらずテツの皆様が多いです。




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ちょうど「はくたか」が入って来たのでカメラを向けてみます。ここはレアな列車がひっきりなしにやって来るのでちっとも退屈しません。




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「北越」に乗って長岡へ抜けることにしました。オリジナル色の登場にテンションが上がります。




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車内は程よい空き具合で旅情を楽しむには最適です。




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左手に日本海を眺めながら優雅な旅が続きます。




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不意に打ち合わせが入ったため、長岡で下車して今日は新幹線で一旦戻ることにしました。




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大宮へ戻って来ました。今日はこの後池袋にて打ち合わせ。新幹線を使って気軽に戻って来られるところがこの切符の魅力ですね。



東京 6:08(新幹線「とき301号」)→ 7:23 越後湯沢 8:20(特急「はくたか2号」)→ 9:05 直江津 10:13(「妙高4号」)→ 11:53 長野 12:45(「妙高3号」)→ 14:05 南高田 13:11 → 14:14 脇野田 14:54 → 15:08 直江津 15:34(特急「北越5号」)→ 16:26 長岡 16:43(新幹線「Maxとき336号」)→ 17:54 大宮



★★★--- 再度お知らせ ---★★★

「鉄道チャンネル」の緊急特番『朝まで生鉄』に出演予定。3月13日(金)
http://tetsudo-ch.com/pickup/720.html


三回目となる「鉄道伝説大賞」に今年も参加させていただきます。3月15日(日)
http://tetsudo-densetsu-taisho.com/

カタログハウスが発行する通信販売カタログ誌「通販生活」より、寝台列車について語ってほしいとの要望。二つ返事で引き受けたところ、当日現場に現れたのは...


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何人かで座談会形式、というのは聞いていたけど、特に気には留めず、現場に行ってみるといきなり相方に遭遇し、しばし唖然(笑)。向こうは知っていたらしいけど、もう一人は向谷実さんとのことで、実に噛み合わない3名による「寝台列車トーク」となりました(笑)


この模様は、5月15日発売の「通販生活」にて、写真入りで掲載予定。気になる人はチェックを。



★★★--- お知らせ ---★★★

「鉄道チャンネル」の緊急特番『朝まで生鉄』に出演予定。3月13日(金)
http://tetsudo-ch.com/pickup/720.html


三回目となる「鉄道伝説大賞」に今年も参加させていただきます。3月15日(日)
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以前にも「ときわ路パス」で真岡鉄道を訪れていますが、今度は「休日おでかけパス」を使ってみました。



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小山で水戸線に乗り換えようとしたところ、ちょうど「北斗星」がやって来るタイミングだったので、慌ててカメラを構えてみました。定期運行終了まで1ヶ月余りとなり、シャッターを切る瞬間には緊張が走ります。ここに来るまでの沿線でも「北斗星」狙いのトリテツを多数見かけました。




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「休日おでかけパス」は、かつての「ホリデーパス」より少し高くなったものの、範囲が真岡鉄道の乗り換えとなる下館まで広がったので、とても都合がよくなりました。
下館に着くと、ちょうどSLが構内に入って来るところで、既にたくさんの見物人で賑わっています。今日は貴重な重連運転の日とあって、特に人出は多いようです。




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一足先に真岡へ先行し、やって来るSLを待ち受けてみました。遠くからあの独特のドラフト音が聞こえてくると、何だかドキドキしてしまいます。そして列車が到着すると、ホームに緊張が走ります。でも廃止のイベントと違い、殺伐とした空気にならないのがいいですね。見送る人もカメラを構える人も皆楽しそう。




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そして凄まじいまでの煙を吐き出して真岡を発車。でも今はイベントとして見られるからこの煙も味わい深く思えるけど、これが当たり前だった半世紀前くらいは、ただただキツかっただけなのではないかと。




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その後は駅前にある「SLキューロク館」をしばし見学。土・日・祭日はSLが出庫して貨車に連結するイベントもあり、こちらもかなりの迫力。親子連れが多く、休日にフラリと日帰りで訪れるには最適な所かと。




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さてさて、年末くらいから「出る出る」と言っていた、私が監修した「日本全国絶景鉄道の旅」(戎光祥出版)がやっと発売になりました。きめ細かな情報も盛り沢山でかなりいい出来だと自負しております。是非手に取ってご覧になってみてください。
http://www.ebisukosyo.co.jp/products/detail.php?product_id=156




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もう一つ、マイナビから発売された「北陸新幹線まるわかりBOOK」にて、『私と北陸新幹線』と題したコラムを書かせていただきました。なお、相方(ゆゆ)も同じコラムを載せています。こちらもどうぞよろしく。

もはや切符のモトは十分に取ったけど、まだまだ活用させてもらいます。



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新幹線開業を目前にして、再開発が急ピッチで進む富山の駅及び駅前。「鉄子」関連の取材やイベントで何度も訪れたからとても懐かしいです。



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今日はまず大阪行の「サンダーバード」にて行動開始。金沢方面へは次から次へと特急が出ているのでこの辺はとても便利です。




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もはや何度も見た景色だけど、特急列車の車内からは間もなく見られなくなるので、ここはやっぱりしっかり見ておきます。




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早くも高岡で下車。特急をこんな贅沢に使えるのも乗り放題の切符のおかげですね。




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近代的な橋上駅舎に生まれ変わった高岡駅。地方の主要駅はどんどんこのタイプに変わりつつあるようです。




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高岡に来たのは、個人的にいろいろと気になっていた万葉線に乗るためです。駅前から出ていた万葉線が、昨年の3月に100メートル延伸し、駅構内と直結。これで雨が降っても濡れずに乗り換えられるようになりました。延伸区間はまだ乗っていなかったので、何気にこれが初乗車。




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町中の併用軌道から次第に郊外へと抜けるのんびりとした雰囲気が魅力の路面電車。ずっと乗っていたくなります。




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行き止まりとなる終点の越ノ潟がまたいい味出しています。




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途切れたレールの先は、そのまま対岸へと渡る無料の渡船乗り場へと続きます。橋ができたらこの船は廃止になると聞いていましたが、橋が完成した今も現役で活躍しています。




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ということで、「海が出るぞ~」...じゃなかった、「船が出るぞ~」(「鉄子の旅」5巻35旅参照)




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5分程度で対岸に到着しますが、意外と長く感じますね。




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対岸の堀岡発着場にて一旦下車。でもそのまますぐにまた同じ船に乗り込みます。こんなことをする人物は自分一人だけでした(笑)




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そしてもう一度船に揺られ、5分間の『遊覧』を楽しみます。なお橋が完成したことで、日中の船の運行頻度は、かつてのの15分間隔から30分間隔へと半減しています。




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帰りは低床タイプの新形車両に乗ってみました。揺れが少なく乗り心地はいいけれど、でも路面電車は行きに乗った旧形車両の方が似合っているような。




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まだ早いけれど、もう十分堪能したことでもあるので、帰路に着くことにしました。帰りは「北越」を選択。「はくたか」と違って空いていて、とても快適です。




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そしてもう一度、特急列車の車内からは拝めなくなる北陸の海をしっかり眺めます。




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柏崎を過ぎて山側に入ると急に雪が深くなりました。




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新潟まで乗ろうか迷ったけど、長岡で「北越」を乗り捨てることに。




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後は新幹線を使って、一気に東京へ。
新幹線をジャンジャン使い、東北へ北陸へと足を伸ばした4日間の交通費は、万葉線を除いてナントたったの1万7000円。本当に夢のような切符です。



富山 9:14(特急「サンダーバード16号」)→ 9:26 高岡 → 越ノ潟 → 高岡 12:58(特急「はくたか6号」)→ 13:23 金沢 13:38(特急「北越5号」)→ 16:26 長岡 16:43(新幹線「Maxとき336号」)→ 18:20 東京

早くに目が覚め、ホテルにてバイキングの朝食を摂っても7時過ぎには出発できました。自宅に泊まっていたら間違いなく遅くまで寝ていたことと思われ、どうも旅先に居ると気合の入り方が違うようです。



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今日は福島を7時39分に出る「やまびこ120号」から旅を開始。今日は土曜日ですが、乗客の多くはビジネスマンでした。




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大宮から上越新幹線に乗り換え、越後湯沢へ。こうして気軽に何度でも新幹線に乗れるので本当に偉大な切符です。




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そして越後湯沢から「はくたか」に乗って北陸を目指します。今や完全に定番となったこのルートもあと2ヶ月足らずとなりました。これが最後の乗車となるかもしれず、しっかりと見ておきたいところです。




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スキー場が多くある六日町までの区間は、さすがに雪が深いですね。




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でも日本海側へ抜けると、ほとんど雪は消えました。




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やがて右手には日本海が。特急列車から眺めるこの区間の海も間もなく見納めとなるため、ここもしっかり見ておきたいところです。




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富山に到着。ここで一旦降りることにしました。




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通路には新しく生まれ変わる「あいの風とやま鉄道」のポスターが貼ってあり、まだあまりピンと来ないものの、いよいよその時は確実に近づきつつあります。




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富山からはその後にやって来た「北越」に乗車。この列車もラストランまで残り2ヶ月を切っています。僅かな区間でもじっくりと味わいたいですね。




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高岡からは氷見線に乗り換えます。ここは3月の改正後もJR線として残るけれど、八戸線みたいに浮いた形になるため、ちょっと来にくくなりそうです。車両は昔懐かしい国鉄タイプの40系。これは改正後もこのまま使われるのでは。




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富山湾が車窓ギリギリまで近づくスリル満点の景色は、まさに氷見線最大のハイライト。何度通ってもこの迫力には圧倒されてしまいます。




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今回は雨晴で降りてみることにしました。




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駅舎は昔ながらの造りでいい感じです。




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駅の裏手には、日本の渚百選にも選ばれた雨晴海岸が広がり、実に見事なまでの眺めです。「鉄子の旅」でゲストに豊岡真澄ちゃんを招いて訪れたのを懐かしく思い出します。




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氷見線はこの海岸線ギリギリの所を走るので、何本か走行写真も撮ってみます。同じようにカメラを構えた人がここには多く集まってきます。




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頃合を見計らって雨晴を後にします。今後もここはちょくちょく訪れたいですね。




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高岡から「はくたか」に乗って金沢へ出てみます。特に用はないけれど、特急列車からは見られなくなる景色なので、しっかりと見ておきます。




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金沢に到着。間もなくここがJR西日本との境界となります。




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隣の西金沢まで一駅来てみました。北陸鉄道石川線の末端区間が廃止になる時に頻繁に訪れたのでとても懐かしいです。




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駅は都会風の近代的な橋上駅舎に変わり、かつて抱いたうら寂しいイメージはもうありません。




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駅前には今でも石川線の電車が行き来し、近代化されたJRとは対照的な感じです。




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金沢に戻り「北越」に乗車。夜の走行も堪能してみます。




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富山で「北越」を乗り捨て。今夜は富山に泊まることにしました。



福島 7:39(新幹線「やまびこ120号」)→ 8:46 大宮 8:58(新幹線「Maxたにがわ79号」)→ 9:51 越後湯沢 10:48(特急「はくたか6号」)→ 12:45 富山 13:15(特急「北越4号」)→ 13:27 高岡 14:15 → 14:35 雨晴 16:05 → 16:30 高岡 16:50(特急「はくたか14号」)→ 17:15 金沢 18:23 → 18:27 西金沢 18:39 → 18:44 金沢 18:54(特急「北越9号」)→ 19:33 富山

せっかく豪華温泉宿に泊まったことでもあるので、朝もゆっくりしたいですね。



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朝から結構豪華です。皿の数が多いからそう見えるだけかもしれませんが、下手にバイキングよりいいかも。




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青い森鉄道を八戸方面へ上ろうかと思っていたけれど、時間があるので一旦青森方面へ下ることに。乗り放題の切符はこういう時に便利です。車両は一部クロスシート。




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新青森から新幹線に乗るべく、青森-新青森間は一駅「スーパー白鳥」を利用。




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そして新青森から「はやぶさ」に乗車。




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さらに盛岡で「こまち」に乗り換え、大曲へと向かいます。




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大曲からは鈍行で奥羽本線を上ります。特急や新幹線ばかり乗っていたせいか、2両ロングの701系が何だか親しみが湧いたりします。たまにはこういうのもいいかと。





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この辺りは雪が深く、白一色の景観も随分と迫力があります。




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新庄からは「リゾートみのり」に乗って陸羽東線を進みます。全車指定席のリゾート列車ですが、「大人パス」なら追加料金ナシで乗ることができます。展望車も付いた本核的なリゾート列車で、乗るだけでとてもわくわくしてしまいます。




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途中で猛吹雪となり、列車はかなり遅れましたが、この先の予定はまだ特に決めていないので慌てることなく成り行きに任せる形です。どんなに激しい吹雪でも、列車の中なら安心して過ごせます。




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30分以上遅れて仙台に到着。でも所定より長く乗れた分、却ってトクした気分も。これもリゾート列車だからこそのことですかね。




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すっかり日も暮れたので帰ろうかどうか迷ったけど、それも何だか面倒になり、結局福島で泊まることにしました。ということで、このままお気楽な旅を続けます。



浅虫温泉 8:38 → 9:01 青森 9:28( 特急「スーパー白鳥14号」)→ 9:09 新青森 9:52(新幹線「はやぶさ14号」)→ 10:44 盛岡 10:57(新幹線「こまち7号」)→ 11:57 大曲 12:50 → 14:46 新庄 15:00(快速「リゾートみのり」)→ 18:10頃 仙台 18:33(新幹線「やまびこ192号」)→ 18:56 福島

この切符が出ると、特別用がなくてもついつい使ってみたくなります。



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ということで、さっそく「はやぶさ」に乗って北へ向かうことにしました。乗車率は9割前後とかなり乗っています。発車間際ではもうB席しか空いていないようでした。



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さすがに新幹線は速く、あっという間に盛岡です。日頃鈍行ばかり乗っていると、この速さがにわかには信じられなくなります。




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盛岡からは宮古行の快速「リアス」に乗り換え。「大人の休日倶楽部パス」利用と思われる年配の人達を多く見かけます。




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目を凝らしていると、秘境駅で知られる大志田を一瞬のうちに通過。冬期休止となった今、ホームの除雪は行われていません。




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区界は、有人駅としては日本一乗降客の少ない駅だそうで。この時も乗降はゼロ。ホームで列車を見送る駅員さんが印象的でした。




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宮古に到着。すぐに接続している三陸鉄道「北リアス線」に乗り換えます。とても空いていて、山田線からの乗り換え客が少なかったのは意外でした。なお持参の「大人の休日倶楽部パス」は三鉄にもそのまま乗ることができます。




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復旧から9ヶ月経ち、今やこうして列車が走ることがもはや当たり前のように思えてしまいます。けれども震災の爪痕はまだあちこちに生々しく残り、巨大な防潮堤をも乗り越えて津波に襲われた田老の駅前は、今でも更地になったままです。




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島越もかつては壊滅状態にありましたが、瓦礫もすっかり撤去され、見違える程になりました。でもレールは繋がったものの、復興への道のりはまだまだ遠そうです。




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海を見下ろす絶景区間においては徐行&一時停車のサービスも。この素晴らしい景観は何度通っても癒されますね。




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その後も生々しい震災の爪痕はちょくちょく続きます。




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そして何事もなかったかのごとく終点の久慈に到着。2ヶ月前の「新・鉄子」のツアーを懐かしく思い出します。あのようなツアーをまたやりたいですね。




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八戸線への接続はよく、そのまま八戸線へと乗り継ぎます。列車は懐かしの国鉄車両の40系が3両も付いていて思わずテンションが上がります。嬉しいことにがら空き。




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今度も右手に海を見ながらのんびりゆっくりコトコトと。これぞローカル線の真骨頂!




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八戸に到着。新幹線に乗ればまだ十分自宅まで帰れる時間帯だけど、今夜はこっちに泊まろうかと。




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そんなわけで「はやぶさ」に乗って一旦新青森へ。




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さらに乗り換えて一駅、青森へ。




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青い森鉄道に乗り換えて浅虫温泉へとやって来ました。ちなみに「大人パス」は青い森鉄道も乗り放題となっています。




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今夜は少し贅沢して浅虫温泉の温泉宿に泊まることにしました。フロントやロビーに老舗旅館としての風格を感じます。




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部屋は15畳プラスαもある広々とした和室。一人で泊まるにはもったいないかも。




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大浴場の温泉は露天風呂も完備。なお、先客が居たので中の写真は遠慮しておきます。




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なかなか豪華な夕食です。当日予約だと夕食を取れないケースが多々あるだけに、とても助かります。これで1泊2食付税込8790円とリーズナブル。ケチケチ貧乏旅もいいけれど、たまにはこういうのもアリかと。



東京 8:20(新幹線「はやぶさ5号」)→ 10:31 盛岡 11:07(快速「リアス」)→ 13:06 宮古 13:15 → 14:49 久慈 14:56 → 16:48 八戸 17:05(新幹線「はやぶさ23号」)→ 17:29 新青森 17:37 → 17:43 青森 18:07 → 18:30 浅虫温泉

このところ珍しくヨコラジにゲストが続いています。



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昨年の日比谷公園における鉄道フェスティバルで知り合った、太田プロの菅原雪ちゃんが来てくれました。年末の「鉄道チャンネル」の特番『朝まで生鉄』において、晴れてダーリンハニー・吉川正洋氏の妹分となりました。今後の活躍が楽しみです。これからもちょくちょく遊びに来てね。

遅くなりましたが、新年明けましておめでとうございます。



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テレビ東京系で毎週金曜に放送している「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ!」
http://www.tv-tokyo.co.jp/sokontokoro/
のコーナーで、概ね月イチくらいで放送している秘境駅シリーズ。大好評につきまたやってほしいとの要望により、いつものごとく自宅でのコメント撮り。

でも僕は簡単だからいいけれど、現場でガチで粘る団長さんは大変だろうな。特に今回の駅は...


てなわけで、何気に今年の初仕事となりました。
2月6日放送予定。




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午後からは、お台場の「東京カルチャーカルチャー」に行き、18回目となる「スーパーベルズの鉄道ナイト」に参加します。今回はほとんど遊びに行ったようなものですが、ちょっとだけゲストとしても出していただました。




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てなわけで、お決まりの「いーだろ」ショット。
まずは今回改めて「鉄女育成スクール」のメンバーとなった、鉄道大好き女優の谷口礼子さん。一年半前、書泉ブックタワーのイベントでお会いして以来です。お久し振り~。




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そしてこちらも今回より「鉄女育成スクール」のメンバーとして加わった安井愛(やすいめぐみ)ちゃん。現在は「さゆみん」と同じアイドルグループにてライブを中心に活動しています。「カシオペア」のアテンダントをしていたという筋金入りのキャリアの持ち主ですぞ。




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毎度お馴染み「さゆみん」です。もうすっかり板に付いた感じですね。




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「ごめちゃん」ももちろん一緒です。「さゆみん」同様、すっかりベテランの域に達したような。




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ホリプロアナウンス室の久野知美ちゃん。会うたびに「久し振り~」って言われるけど、2~3ヶ月に一回くらいは会っているんだけどね(笑)




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てなわけで、相変わらずデレデレしてます。いい歳してみっともない、と言われそうだけど、わははは、いーだろ、と久々に言ってみる(笑)
皆様、本年もどうぞよろしく。