今日は少し寄り道しながら帰ります。
鳴子温泉から小牛田へ出て、そのまま石巻線に乗り換えます。列車は石ノ森章太郎のマンガキャラクターをデザインしたラッピング車両。派手な模様が目を楽しませてくれます。
震災の影響で長らく不通となっていた浦宿-女川間ですが、つい先日の今月21日に再開されました。「女川」と書かれた行先表示が誇らしげです。
車両は国鉄の面影を色濃く残す40系。片側は2人掛けに改造されていますが、ボックスが基本の向かい合わせシートに自ずと旅心がうずきます。
そして再開区間を通り抜け、新しい女川駅に到着です。新駅は内陸へ200メートル程移設した所に造られました。
駅舎も新しく造られ、2階は温泉施設「女川温泉ゆぽっぽ」となり、3階には展望フロアが設けられています。
そして駅前には無料の足湯も復活。
駅前にはまだ建物は一切なく、復興はこれからといった様子ですが、駅が復活しただけでも大きな前進と言え、これからの発展に期待がかかります。今後もここはちょくちょく訪れ、生まれ変わって行く様をしっかりと目に焼き付けて行きたいものです。