最近よくお邪魔するbloggerさんのところの飼い犬Pが虹の橋を渡ったとか。
https://ameblo.jp/tukiko-40/entry-12527611719.html
突然、昔のペギーやミー達(同じ名前を継承した飼い猫たち)のことを思い出し胸が熱くなった。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/2474/trackback
歳とったからか情けないね。 ま、そのうちまた会えるさ。そしたら賑やかになる、楽しみだ。
https://www.youtube.com/watch?time_continue=280&v=hDZyMOY6KrM
「あの世」を発見した宗教家は凄いね、これでこの世をから悲しみを少しだけ減らしてくれた。
『世界をダメにした10の経済学』9
ソフトにβ版というのがある。これは無料でユーザーに使ってもらいバグを除去し正式版(有料)を完成させるというもの。ところが、そうした検証を行わない最近金融テクノロジーが世界規模で市場に出ているらしい。p307
結論として著者は2008年のリーマンショックは資本主義の持つ宿命ではなく、手軽に住宅を供給しようとした政治家と規制当局に責任があるという逆の立場をとる。p308
果たしてそうだろうか? 手軽に住宅を提供するという目標は悪いことではない。問題はそれを無茶苦茶な方法で行った投資銀行や、いい加減なリスク査定を行った格付け機関になると考えるが? こうした著者の考えには同意できない。
著者はリーマンショック後の回復に中国の存在を全く述べていない。中国は膨大な資金を投入して世界恐慌へ落ち込むのを防ぐのに功績があったと私は考えるのだが? どうだろう? 最後に著者はこうしたバブルと危機は防ぐのは難しいと考えているようだ。そしてその原因を『間違った経済政策(安価な住宅提供)と技術革新による一時的不確実性増大』に原因を求めているようだ。p320
最後の邪悪な理論として中央銀行の役割を挙げる。そしてここでアベノミクスが取り上げられる。曰く、
『(失われた)20年にわたって生ぬるい手しか打ってこなかった日銀を安倍が拡張的金融政策で動かした』と評価する。p345 ただし、その効果は『まだわからない』と最後に締めくくる。p346
労働コストの上昇に問題を著者は見る。1999年からユーロ危機までドイツは10%、ギリシャとアイルランドは40%、スペインとイタリアで30%、フランス、ベルギー、ポルトガルで20%の上昇。アメリカは変化なしだが、それでも雇用はアジアとラテンアメリカに奪われたと。p357 こうした労働コストの上昇は競争力の低下を引き起こしヨーロッパの失業の原因となっているとする。つまり、過剰な税金、規制に加え無責任な賃金要求によるものだと。p358 この著者の意見には反発が当然あるだろうが、真実の一面は有ると感じる。
重要なことが書かれていた。それは、現在我々が手にしている経済政策や経済成長のデーターはたかだか100年程度。しかもその1/4の期間は世界大戦とその復興の時期。それでもケインズの使った10年よりは長いと。p360 そう! 本来、経験科学であるはずの経済学には実にわずかしか経験がないということだ。
最後に何故、人は時代遅れの理論や信念に(ここでは邪悪な経済理論)しがみつくのか?という問いに対し、答えは「人的資本」にあると断言する。p362 つまり、『専門家は恥をかきたくないために、失う評判のない人よりも、なかなか意見を変えない』からだと。これには笑ってしまう。しかし『それは自然科学ではないな』と一人胸を張って言えた。
自然科学では、仮説は現実に当たれば<当面>使える。しかし当たらなければ、捨てればいいというのが基本。 こうした点にも社会科学はハードサイエンスではないなと感じるのも無理ないことか?
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<データーベースとして>
ポトマック河畔に政府(コロンビア特別区)を置いたのはトーマス・ジェファーソンが「金融」と「政治」を分ける狙いがあったとか。彼は政治腐敗を心配していたからだとか。p324
書きだめが沢山溜まっているので追加放出
『世界をダメにした10の経済学』8
ノキアの栄光と没落: フィンランドのノキアは当初、ゴム長靴とケーブルそれにトイレットペーパーの会社だったが携帯事業で成功し一時はヨーロッパ最大の企業に成長した。p284 ところが、iPhoneの出現や携帯のコモディティー化による価格競争で時価総額の95%を失い、2013年にマイクロソフトに携帯電話事業を売却この分野から撤退した。p259 そうした例からも著者は技術確信による創造的破壊を重視する。
この創造的破壊は長い目で見たとき規制よりも優れた拮抗力になるという。p270 例えばAT&Tと地域ベル電話会社への分割独占状態に終止符を打ったのではなく携帯電話技術のせいだと著者は言う。p271
これはそうかもしれないと感じる。結論として著者は自由市場は独占をつながるというのは間違いで創造的破壊でそうした独占は覆されるという。p274
9番目の邪悪な理論として著者が挙げるのは「陶酔的熱病、恐慌、崩壊は資本主義の宿痾だ」とするもの。ここで面白いことを冒頭に著者は言う。曰く、
『数学と違い、単なる言葉は信頼できない。文章の達人が作りこみ、紙に書いた言葉は特にそうである』という事。p277
これは実は同感だ。いつも言うように私も『数字でナンボ』がモットー。言葉はあまり信用できない、特に麗文は(笑)。 先日も話題にした事とも関連する。
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それは兎も角、著者は陶酔的熱病には2種類あるという。1つは政策ミス、p279 もう1つは技術革新がもたらす不確実性。p282 後者により過剰な期待が起こる。しかし成功するのは2割だという。p293 しかしそのリスクを払っても投資の必要があると著者は考えている。そして『安全資産の現金や国債を手放して不確実な産業や研究開発に投資を振り向けない傾向こそ、懸念すべきではないか?』という。p294
この考えには基本賛成である。ただし、これまでこの投資資金がリスクなしの表看板で一般の人を巻き込んだことに問題があると感じる。2008年のリーマンショックはそれではなかったのか?
このリスクについて著者はリスク評価の仕方が間違っていたということについては認めているようだ。2つの間違いで1つは「リスクは正規分布を取る」というもの。これは以前、ベキ分布を取るということと繋がる。
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もう1つは、未来は誰にも判らないのにリスク評価モデルは過去のデーターの延長として計算されるというもの。これもよくいう事だが『歴史的瞬間には経験則は役に立たない』という事。
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昔、NHKの「マネー資本主義」という番組を批判して、
『倒産確率を過去の資料から抽出したと番組では云われていたようだが、「愚者は経験学び、賢者は歴史に学ぶ」という。 大規模な変化が起こる歴史的瞬間には経験則は役に立たない。番組では十分な確率に関する資料を欠いていたということを原因とされていたようだが、確率はあくまで限定的な条件化での確率、状況次第で幾らでも変る』
と述べた事があるが、まさにそれに相当する。これを自分の専門である癌化仮説から理解できた。
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この時点ではまだベキ関数という概念は無かったのでこれを加えるとよりこの点が腑に落ちる。しかもこのベキ分布は生物界でも起こっている現象だということもその後知った。少しは利口になった?
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<パスポート申請>
金曜午前中に、残り半年の期限を残して新たにパスポート申請するため天神に行く。前回10年前は県庁に行ったと思うが、今は福岡市天神のアクロス3Fのパスポートセンターのみ。写真はスタジオで1,200円也。セルフもありそちらが安いが10年ものだからプロに任せた方が良いとの判断。申請は行列もなくスムーズに進み、駐車場代金380円。受け取りは10日後の9/30より。
<マイナス金利は特殊なことではない>
昨日のライブドアニュース記事、『「口座維持手数料」導入の是非に黒田総裁は明言せず「銀行の経営判断」』
https://news.livedoor.com/article/detail/17107717/
口座維持手数料は世界の常識、日本の非常識の類? 以前もここで書いたように「お金使いすぎのアメリカ人」の国でもやっていた。はい、すでに体験済みです。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5502/trackback
<ドコモの「d払い」の障害のニュース>
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50019800Q9A920C1EAF000/
いかにもありそうなこと、これが初めてではない「d払い」トラブル。
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結局、現在PayPay1本なった理由もドコモの技術力とサービス力に疑問を持ったから。
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因みにPayPayはIT先進国インドのPaytmの技術が入っている。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5880/trackback
<豚コレラワクチン接種に関する報道について>
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50030180Q9A920C1MM8000/
「対応が遅い」という意見だけがTVで流れていたが、「汚染国」のレッテルが何を意味するか、裏に潜む政治的駆け引きをもっとマスコミも深堀しないと!
https://ameblo.jp/nanzuhan/entry-12499862999.html
追加:汚染国からの豚肉輸入禁止の歯止めが外れるということ。つまり長期的には豚肉の価格低下が起こるということだ。
<関口知宏のヨーロッパ鉄道の旅>
13~15日目:鉄道のままフェリーでシシリアに渡る。シシリアは沢山の文化が融合した土地、まず頭に浮かんだのがシシリア・ノルマン王国。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4990/trackback
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1167/trackback
ただし番組ではそれに関する話題はなし。そして最期の15日目は、再び海を渡りイタリア半島南部の小さな町リアーチェへ。ここは多くの難民や移民を受け入れることで過疎を解消した町の紹介が最後の数分、ちょっと短すぎて何も伝わらない。
https://www4.nhk.or.jp/sekiguchi-tabi/x/2019-09-20/10/29119/2377015/
https://www.nhk.or.jp/sekiguchi-tabi/italy02/route.html
<瀬口清之氏の記事を読んで考えた>
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/57658
全体的にはある程度納得できる面もあるが、果たしてそのように楽観的でいいのだろうかと最初に感じた。国有企業が非効率であるのは事実だろうが、それだけ「伸びしろがある」ということにもならないか?
図表の解釈にも疑問を感じる点があった。例えば図表1で国有企業の比率が減少しているのならば、まさに民間企業が伸びているということだが、それには特に言及しない。あるいは、図表2、図表3のグラフから売上高・利潤総額の両方において国有企業の伸び率は全体的に民間企業を下回っているとしているが、その差は本当に有意であるか? それを主張したいのであればエラーバーをつけるのが普通だろう!?
著者が指摘する、今後成長率が2020年を境に3~4%台にまで低下するとする原因は概ね同意できる。というか、これまで人口動静から予想されてきたことだ。著者が指摘するのは3点。
1)都市化のスローダウン、2)大規模インフラ建設の減少 3)少子高齢化。特に3)が大きいことは日本が良い例。
結論としての著者の懸念は、中国の国家資本主義が世界を席巻するというよりは、中国経済の長期停滞がもたらす世界経済の不安定化の方であるとする。
こうした議論とは別に思ったのは、現在中国が進める「一帯一路構想」は中国のやり方を欧米流が浸透していない地域(=国家主導型あるいは開発独裁型)で拡大して、これまでの拡大路線を伸ばしていこうとするものではないか。これまでの国家管理された巨大な中国市場でのやり方をそのまま東アジアで拡張するものだとの理解である。特に一帯に含まれる中央アジア、中東地域はこれから規模において人口構造においても、人口ボーナスは半端ない。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4016/trackback
<年2回でOK>
今日は懸案になっていた剪定した庭木の処分。2時間かけての焼却処分。これでリサイクル完了。光合成分は大気中に二酸化炭素と水蒸気としてお返し、灰分は庭に来年の分の無機肥料として戻す循環型エコシステム完成! 葉っぱはドゲがあり注意が必要だが、それほど炭水化物量ではないので簡単に燃える。それより幹や根、特に先日除去した下水管に蔓延った地下茎は燃やし甲斐があった。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5820/trackback
記録を見ると5月にも1回やっているので年2回で庭木の剪定はいいみたいだ。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5775/trackback
これからは寒くなるので植木の成長もたいしてないだろう。これまで業者にお任せだったのでスケジュールすら頭になかった。これで3万円以上の節約。年金生活者のダウンサイジング進行中(笑)
そんなこんなで読書はあまりできず、「飽きるほど読書」は未完(涙)。
<無罪判決に思う>
原発事故の責任で起訴された東電の旧経営陣3人に無罪判決が出たとか。
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6337017
別に東電の肩を持つわけではないが、順当な判決だと思う。津波による事故の発生を予測できたかどうかを争えば、誰も予測できなのが地震であり、その結果としての津波。これを争点にするなら負けるだろう。それよりも今後の原発に対する法的規制の方が重要ではないか。
そこで参考になるのはインドの「原子力損賠賠償法」。インドは原子炉事故が起こった時、その賠償を原子炉メーカーに求める「原子力損賠賠償法」を持つらしい。 これはあの1984年のユニオン・カーバイトのガス事故が契機だったとか。この時の死者は2,200人で、事故責任も追及もうやむやにされた。今回と同様だ。
もし、日本政府も原子炉が安心、安全だというならば、これを真似たらいい! 対象は原子炉メーカーとそれを導入した電力会社にすれば良い。その上で原発を造るというのであれば納得できる。
『世界をダメにした10の経済学』7
特急で『東京夢華録』を読み終わったので、再度この本に戻る。
著者は『現金が存在するシステムのなかでマイナス金利を一定期間続けることは、ほぼ不可能に近い』としている。p243 それはそうだ、誰も金を銀行に預けるはずがない。著者がこのことを2010年にスカンジナビア最大の銀行の取締役会で提案した時、誰もが冗談を言っていると思ったとか。p243
しかし、もしキャッシュレス社会になればこれは可能だ、現金の形で保管してマイナス金利の影響(損失)を避けることができなくなるからだ。それだけの単純な話だ。ところが、経済評論家の中にはこうした仮の思考実験すらできない輩がいる。それだけ常識に凝り固まった連中だということだ。
次の「8番目の邪悪な理論」として著者があげるのは「自由市場は存在しない」というものだ。映画『ビューテフル・マインド』というのは観たことがないが、その中の主人公、天才的数学者ジョン・ナッシュという人物が「ナッシュ均衡」という理論があるらしい。これで彼はノーベル賞を受けたとか。知らなかった。
それによると(数学的証明は私には理解不能だから)結論的には<プレイヤーが5~6人いれば実質的に完全競争と同じ結果が得られる>とか。p254 以前、ホリエモンが「現在の日本における携帯市場の三大キャリアー状態がほぼ寡占状態で、かつ最も儲けの効率の良い状態だとサラリと述べていたが、そのことか?
つまりそれ以上キャリアーが増えれば携帯市場は完全競争の世界になり価格競争が始まるということらしい。それならば是非、楽天に頑張ってもらわなければ!
いずれにせよ、プレイヤーが5~6以上に増えると、新規参入の脅威と創造的破壊への恐れ故に完全競争に近い状態が引き起こされるらしい。ただしこれはサプライヤーサイドの話。消費者を巻き込んだ話ではない。消費者も含まれると別の効果が現れる。それがネットワーク効果と呼ばれるもの。これは今のGAFAを見ればわかる。
GoogleとAppleのアンドロイドとiOS。Facebookの人的ネットワークのように<勝者総取り>効果が出る、あれでmixiは消えた。またAmazonの流通と人的ネットワーク、データーベースが結びつけば他社の追従は難しい。サプライヤーサイドでの独占は難しかろうが、情報の非対称に置かれる消費者は常に不完全競争の敗者側となると考えたがどうだろう?
『シルクロード』の次に『沸騰インド』という本を読んでいる。最初、本の内容とは別に思ったのは、白水社らしくない装幀だと思ったこと。というのも、白水社は西洋中世史関係で多くの名著を出していて、それらは大抵地味(笑)。例として挙げれば、『中世ヨーロッパの生活』 『もうひとつの中世のために』 『歴史は続く』 『死者と生きる中世』 『ロマネスク芸術の時代』 『中世都市と暴力』 『中世の迷信』 『ヨーロッパの知的覚醒』 などがある。ここでも何度か引用する本たちだ。
それはともかく、最初にこの本を読んでいて感じたのは、 <読みこなすのが大変> ということ、但しこれは読みにくいというわけではない。否、ジャーナリスト出身(元朝日新聞)の著者だけに非常に判りやすい文章。原因は偏にこちらの基礎知識不足にある。
知らないことの連続で頭の中を整理したり基礎知識として覚えないといけないとかで… 例えば都市の名前と位置が頭に入っていないと、その地政学的意味が分からない。そんなわけで読むだけなら簡単(?)だが、頭を整理しかつそれを自分の言葉でメモにする過程に時間がかかった。特に読書においては後者のプロセスをよく理解する上で最重要視している。
1日で読み終わるとタカをくくっていたが、結局半分を過ぎたところで頭の中がパンパンになりダウン。 ま、いいでしょう今回は読書に飽きることが主目的(爆)
『世界をダメにした10の経済学』6
後半に入ると私のこの本に対する評価は変わっていったことは先に述べた通り。
著者は金融は経済学の中でもハードサイエンスに近い分野だという。これは質の高い膨大なデーターを使って仮説を検証できるからだとも。ところが著者が例に出すものは1970~80年代のデーター解析だ。個人的には現在のグローバルな経済では参考にならないと感じている。p194
効率的市場仮説を説明するのに高速道路の1車線と3車線の例えはわかり易い p202 デイトレーダーはそこでは3車線を縫って先を急ぐドライバーに例えている。p203
著者は1987年のブラックマンデーは1日で収まった偶然の出来事だという。p205 いずれにせよ1987年と2008年のリーマンショックは著者によれば『普段なら効率的市場からもたらされる情報供給が途絶えるためパニックに陥るということだけ』らしい。p207
最後に著者は『ケインズ学派にとっては金融市場が不完全で非効率である方が都合が良かった… 金融市場が非効率でなければ、ケインズ理論は成り立たず、マクロ経済学者が失業する』とまで言う。p214~5
「邪悪な理論7」としてマイナス金利が話題にされていた。ここからなかなか良い事も書いているではないかと心変わりした。もとよりマイナス金利は可能だし、キャシュレス社会になれば簡単にかつ大規模に導入できる。著者もそれを指摘している。p220、そして机上の空論ではないとも。p222
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電子的な世界では現金を持っていても使い道はなく、貯金がマイナス金利で減っていくのであれば投資へのインセンティブになる。p226 実際、別のレベルの話だがこれは個人的に経験済み。昔、ファースト・カルフォルニアバンクに口座を持っていた。ここは口座に1万ドルあるいは、1000ドル?以下だと毎年口座維持費(年間25ドル?)が取られていた。帰国時大部分は円に交換したが、小切手が切れるように(はい、クレジットカードのない時代はこれでした)少し残していたが、段々「マイナス金利」で減るのでどんどん使いました。
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1人あたりの現金流通量は1950~60年では200ドルだつたのが、1980年代にはインフレの影響で500ドル。2002年には2,000ドル、2007年には2,500ドルとか。p223 現在ではさらに4,200ドルにまで膨れ上がっている。
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しかもドル紙幣の場合、半分は海外=つまり違法な取引に使われている可能性が高い。
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何よりキャッスレス社会では脱税や犯罪に伴うマネーの移動は難しくなる。何故なら全てのマネーの移動がクラウド上に記録される。しかも誰から誰への移動であるかもだ。これが一番の利点。