Hiroshiのブログ -473ページ目

Hiroshiのブログ

今後不定期投稿となります

<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
アメジストリーグ 30XP。+30 十二分钟。

运动;一个Salsa课



<3台体制?>
本日Microsoft OFFICE等のアプリをダウンロードする。Word, Excel, Power point, WeChatを早速使ってみる。

結果的には問題はなかったが、Microsoft OFFICEのダウンロードに時間がかかる。昔はCDで入れたが、今はMicrosoftのHPからのダウンロード、初めてで最初にMicrosoftに登録が必要なのも知らなかった。それと、ダウンロード途中でパソコンがスリープモードになり中断、ちょっと心配した。再開すると問題なく途中からでもスタート可能。そんなこともあり事実上1時間以上かかった。それとWordやExcelなども最初に使うときは個別に登録が必要なよう。

結構手間取ったのは意外にもキーボード設定。言語設定に中国語を入れるまでは簡単だったが、キーボード入力設定の方法が最初わからず。ピンイン入力設定に時間かかる。(+)に気がつけば簡単なのだが、何せ以前やったのは10年前完全に忘れている。

今日はそんなわけで午前中は疲れて勉強する気力なし。また家のリホームの工事が入ったこともあり今日は特別OFF日(汗)ちょっと3台同時に起動してみる。上iMac、下左から、旧新Air OSがそれぞれ違うので風景が異なる。

 



<リホーム>
今日からリホームスタートでこちらも準備していたが、今日はテラスの解体のみ。明日から足場を組むとか。ちょっと気抜けした。ま、その分新MacAirを大体動かせるようにアプリをインストールして実際に使うところまで行けたのでヨシとしよう。骨組みだけを残しテラスの屋根部分と取り付け鋼材を外し、庭の片隅にしばらくの間保管。順調に進めば1週間と聞いていたが、これから雨が降るので長引くだろう。

 




『実験経済学入門』
副題:完璧な金融市場への挑戦。ロス・M・ミラー著、日経BP社。2006年初版。

実験経済学では様々な市場設定を行いどのようなパラメーターの下でバブルが発生するかを判定し、バブルが発生しないようにする方法を検討するということが目的にようだ。p35 しかしこの本の原本が2002年に出版された6年後、リーマンショックで金融市場は危機を迎えた。それを考えると、こうした実験経済学が果たしてどれだけ機能したのか? まだまだ無力だったということが言えないか?

冒頭、科学者や発明家がニュートンの法則の時計のような正確さと一貫性に頼ることができたのに対し、スミスの見えざる手は正確でも一貫しているわけでもなかったとする。p9

ハイエクと同時代の、ハーバードのエドワード・チェンバレンが実験経済学をスタートさせた。即ち、一定の統制された環境における経済現象の研究の核となる方法を、学生を実験材料として開発したという。そして彼の結果によれば「市場の挙動は非合理的である」とし、アダム・スミスやハイエクの理論と食い違っていたという。p12  この実験に参加した大学院生の1人が後にノーベル賞を取るヴァーノン・スミスで彼は最初にカルテックで、電気工学で学士をとり、さらにハーバードに移り経済学を学びチェンバレンに出会った。またこの本の著者のロス・M・ミラーはこのヴァーノン・スミスの大学院生にして、共同研究者にもなった。p13

<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
アメジストリーグ,220XP,+40, 十四分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=rqCA-PAqcdE
HKS4, 4/6~5/6。背了五十四分钟单词。

https://www.youtube.com/watch?v=wbWnvW_9Ckk
https://www.youtube.com/watch?v=T0T9j4LEMwA
【中国語聞き流し】 背了五十分钟单词。

https://www.youtube.com/watch?v=3ZT54M1OuV0
中国語の耳を作るリスニング・入門会話編。 51.2~1h21 min, 听写两个小时九分钟。
一共四个小时七分钟。

运动;爬山散步210kcal。
マスクしてトレッドミルをする馬鹿さ加減を感じる。有酸素運動どころか、酸欠状態で運動しても意味はない。



<WiFiに4台接続して遊んでみる>
とりあえず新MacBookAir自体の設定は終了。
 

 

iMacも限定的には使えるし、高価なソフトも入っているので廃棄の選択肢はない。時間は大して掛からなかったがiPhone7と同期していてセキュリティーコードがスマホに送られてはじめて使えるようになるなど相当進んでいる。最後のMacは旧Airの2011年、あれから10年経っているから当然なのだろう。明日以降にアプリをいろいろ入れる必要がある。



<コロナ@アフリカ>
意外に感染が爆発的に広がっていない。防御体制が厳重に備えられた所為もあるだろうが、それ以外の因子もあるに違いない。東アジアで見られたように。急激に死者が上昇している英国、米国(赤、薄紫)にくらべ日本の状況に似ているアフリカ(北アフリカを除く)。コントロールに中国(緑)のデーターも示す。ペールブルーが日本の場合。

 




『ショック・ドクトリン』5
「独裁政権は、その経済政策がまさに崩壊に瀕した時に民主主義に移行する」というが、p245 それは、お隣の超大国で独裁政権が継続しているのはかつてない経済的成功を改革開放以来達成しているからだというよい例がある。もし、これが途絶えることになればどうなるか? このコロナ禍はそうした想定外の事態を引き起こさないか? 

第9章ではまさにこの中国が舞台となる。そしてここでは惨事に相当するものとして天安門事件を取り上げる。そしてこの事件は『歴史の終わり』の著者であるフランシス・フクヤマが民主化と自由市場は切り離すことの出来ない双子だとしたが、その宣言の信憑性を失わせるものだったとする。p259  

ここでもフリードマンは中国で「規制のない商活動の自由を重視し、政治的自由は付随的なもの」としたがこうした理解は当時の共産党指導部の考え方と一致したものだとする。p260 是非、ここらはシカゴ学派からの意見を聞きたいところ。果たしてフリードマンやシカゴボーイズはそのように述べたのか? 

あのジョゼフ・スティグリッツが出てくる。彼は世界銀行のチーフ・エコノミストだったとか。 彼は「ショック・ドクトリン」を以下のように表現したとか。曰く、『移行期の混乱によって生じたまたとないチャンスに電撃戦を仕掛けること』だと。p316

自由市場経済イデオログーは自由市場主義の「心からの信奉者」なのか、あるいは「理念や理論を巧妙な口実にして欲望に従い行動しているのか」と問いかける。p332 そして最後に、

『社会の諸制度をことごとく破壊した後に、人間の欲望を利用して国家を救済する』 というものだったと結論付ける。p340 



ここまでで上巻終了。著者の考えに同意できない部分が多かったので、ひとまず中止し、著者とは反対の立場の人間が書いた本を次読むことにする。その上で、さらに読む必要を感じたら下巻に進みたい。

<惨事便乗型政策比較>
経済界の反対や习近平訪日を考えてのことだろうが、自由主義社会の結束を破るようなことは一時の利益を得ても長期的には失うものが多い。
https://news.yahoo.co.jp/articles/e1dfcf36d1bbd64a8d7ba8a47eb7cd7b35292aa1

それにしても、中国批判でなく「香港情勢への深い懸念」という形で世界全体が妥協できるような形にできなかったものか? 西側の外交力が問われる。

惨事便乗型政策は中国では順調?に進行し、一方の超大国では内政でガタガタ。人種差別は今に始まったことではないが、「理念」を忘れた今の<Ugly America>では影に隠れていた問題が噴出する形で起こっている。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4817/trackback
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さて日本では惨事便乗型責任逃れに走る政権というところか?



<日曜報道特番>
一律10万円の定額給付金の達成率は東京では~10%台らしい、特に世田谷とかでは1%台だとか、驚きだ。

お金は本当に必要なところに出すべきで、公務員や年金受給者への一律給付ということには反対だが、それとは別に何故、こうも遅いのかについて疑問に思う。どうやら原因は電子申請すらも結局事務作業が全て手作業であることらしい。 マイナンバーカードは個人確認のみで。銀行口座などは全くリンクしていない、そこを繋げる作業がすべて手作業だとか、全く驚くべきことで実に愚かなこと。

これは2015年の段階で全てリンクすべきで、そうでなければやる意味はないと主張していたことだ! わざわざ自作の図まで示して(笑)、税金―年金―固定資産―保険―年収―銀行口座―各種免許を「マイナンバーを核に繋げるべき」と主張していた。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/4222/trackback

それにしても、マイナンバーやそれにつながるかつての住基ネット(国民背番号制と反対者は呼んでいたが)に反対する多くの人がいたことを覚えている。旧社会党などもそうだったが、そのほかにも反対側の人も多かった。その一人が櫻井よしこ氏だ(忘れちゃいないゼ!)、ところが今回定額給付金に関わるマイナンバーカードのこうした欠陥を批判していた。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5689/trackback
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5396/trackback

なんでも中国に結びつけての「自由」についての発言関連だったと思うが、残念ながらblogに記録を残していない。ただ、これについては『脱税の「自由」だろう』と皮肉を述べたことがある。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5184/trackback

これは梵さんの記事に触発されたもの。
https://ameblo.jp/fang289196664/entry-12602428481.html



『ショック・ドクトリン』4
70年代に南米を席巻した新自由主義革命の最後を飾ったのが1985年のボリビアの改革だとする。p206 ここでは銃は使われなかったが激しい経済的ショックと今の香港で行われようとしている弾圧がその改革で使われたとする。

結局の発端となったのがレーガンによる84年のコカ農場への軍事攻撃だったが、最終的には経済混乱により生じたのがコカ栽培の増大という逆の現象だったという。1989年の段階で農民の1割がコカ栽培あるいはコカイン産業になんらか関わりを持ち、戦闘的なコカ栽培組合の代表として2005年に大統領として民主的に?エボ・モラレスが選ばれたという。p211 著者はこの改革を「衝撃と恐怖」作戦の経済版だともいう。p207

ここであのキッシンジャーがアルゼンチンの独裁政権に対し「人権問題」が米政府の足かせになる前に出来るだけ早く事を進めるように進言していることがその後、国務省が機密解除した資料から明らかになったとのこと。p221 中国でも彼はこうした行動をとっていることが知られている。彼、キッシンジャーにとって、米国以外の国のでの人権が侵されても米国の国益に叶えば問題を感じなかったということだろう。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5135/trackback

事実彼、キッシンジャーは天安門事件に関して新聞の論説で『中国共産党には他の選択肢はなかった』と擁護しているらしい。p266

<データーベースとして>
上記の経済改革を進めた人物にジェフリー・サックスがいるが、彼の著者に『貧困の終焉』というのがあるらしい。p215 これを読む必要性を感じている。(>ちょっと読み始めている)

ワシントン・コンセンサス=民営化、規制撤廃、自由貿易、小さい政府。p229

 

<祝! Wi-Fi開通>
これまでケーブル接続だったが、自宅にWi-Fiを開通させる。これでようやく世間並み? これまでセキュリティー面で不安があったのが理由だが、今はもう大丈夫なのかな? 無線モデムはレンタルで1月200円、これまでのケーブルTVとインターネットプランを合計して1月経費6,350円也。安いのか高いのか判らないが、許容範囲。さて、明日から新AirMacを設定しよう!

 


 

<勘が当たる>
『ショック・ドクトリン』の中で酷評されたシカゴボーイズの筆頭としてジェフリー・サックスの名前が挙げられていた。しかし著者のナオミ氏の意見には素直に頷けない点が多々あったので中立の立場にいたい思いからこのジェフリー・サックス氏の本に当たってみることにした。幸い2冊の本を入手できた。果たして、少し読んだだけで勘は当たっていたと確信できた。

彼、サックス氏も放任資本主義では社会が崩壊すると考えていて、ケインズやポール・サミュエルソンの混合経済の擁護者であり『自由主義イデオロギーの欠点を正確に理解しなければならない』とはっきり述べている。「世界を救う処方箋」p40より。

さらに付け加えて、『市場システムの効率性と公平性を確保する上での政府の重要な役割を顧みないのは、ハイエクとフリードマンを信奉する昨今の自由市場論者だけなのだ』とすらいう。そしてハイエクやフリードマンですらそれらのことについて十分認識していたと述べる。「世界を救う処方箋」p44より。つまり彼らの信奉者には真の理解をしていない市場原理主義者がいると言いたいのだろう。

ただ1章を読んだだけだが、自分の理解、特に『ショック・ドクトリン』の記述に対しての疑惑は間違いなかったと納得できた。



『ショック・ドクトリン』3
著者はミルトン・フリードマンとシカゴボーイズをチリの独裁者の犯罪の共同責任者として厳しく指弾する。そして、彼自身が述べた「経済的ショック療法を実施するように働きかけたのは専門的助言にすぎない」という弁解として退ける。p139 p159 

また、独裁政権に肩入れをしたものとして多国籍企業、メルセデス・ベンツ、クライスラー、フィアットもその時点(2006年時点)で弾圧に対する裁判が係争中だとか。p153 これらの企業は資金面、資源面で支えた証拠を示す。チリだけではない、アルゼンチンの軍事政権は3万人を殺害=行方不明者したが、そのうちの81%が16~18歳の若者だったとか。p154

フォード財団もその1つだが、この財団はそれほど強い右翼的傾向があったわけではないともいう。しかしシカゴ・ボーイズへの支援はそれを後押しし、財団は苦々しい思いでみていたとも。そのせいか、新たに第三世界における人権活動に対する主要な資金提供者にもなったらしい。p172~173 

特にその2面性が表れたのは南米南部地域だった。フォード社は秘密抑留基地を提供する一方で人権活動家へ救いの手を差し伸べる二面性をみせたとも。p175

1976年にミルトン・フリードマンはノーベル賞経済学賞を受賞したが、その際に『経済学は物理学や化学、医学などと同じように厳密かつ客観的な科学であり、基本は事実に対する公平な分析にある』と述べたそうだが、p165 今ではそれを信じている人はいないだろう。もしそうなら、現状分析すら全く正反する意見が普通に議論される現状は起こるはずはない。また、極近未来しても経済専門家の予想は全く当てにならないことを説明できない。

ここでラムズフェルドの名前が出てくる。彼もフリードマンの弟子だったが、ニクソン政権下では逆にケインズ主義的政策を推し進めたとか。p186 彼はフリードマンの「やめるように」という命令に「この政策はうまくいっているように見える」と反論したとか。当時彼は37歳の若さだが、やがて彼はブッシュジュニアの下でイラク戦争を進めることになる。 結局フリードマンの政策はアメリカでは遂行されず、右派軍事政権で遂行されることになった。p187 

ラムズフェルドはラッファー曲線について個人授業をうけたという逸話を思い出す。
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フリードマン曰く、『危機のみが、真の改革をもたらす… (それまで)政治的に不可能だったことが政治的に不可避になるまでそれを維持し、生かしておくこと』p196 

『通貨危機や株式市場の暴落、大不況といった深刻な経済危機が勃発すると、他のことはすべて吹き飛び、指導者は国家の非常事態に対応するという名目のもとに必要なことはなんでもできる自由を手にする… 民主主義から解放された<フリーゾーン>なのだ』と著者は警告する。p197  

今ここにパンデミックを入れてもまさしく成立する議論だろう。

<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
アメジストリーグ,139XP,+40, 二十一分钟。
勉強意欲ゼロ(汗)

散歩;6,067歩、4.5km、12階段。



<From Anti-Corona to Anti-Next>
Wallet+を使っていたら、あの定額給付金10万円が入金されていた。それでNEKO Caféのサイトで振り込み先を確認。そしたら無事継続し、既に開店されていることも知る。
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この間、随分「メンバー」も替わったとか! それなら寄付のついでに行って、新メンバーと時間を過ごしたい。
https://blog.goo.ne.jp/keurig

その他に、対コロナ研究基金に寄付する。かつて学問研究の世界にいたものとして、またパンデミックには世界的解決策が唯一、必須と考える者としては、将来のパンデミックに備える先こそ相応しい。まずはここに。
https://www.miraikikin.osaka-u.ac.jp/corona/

 

NEKO Caféが今のコロナ対応だとするなら、研究基金は次のパンデミック対応。一律10万円ではなく、お金は行くべきところに行くべき。

…それにしても、同じ微生物学関連の研究室出身者として思う事がある。 今から半世紀前。感染症の授業で幾つかの法定伝染病(例えば狂犬病)の説明がなされる時、当時の助教授が「これは今、日本では無くなっています」というのが口癖?だった。<無い病気を何故学ぶ必要があるのだ?>という素朴な疑問を感じた。それが理由の1つで、微生物学から当時華々しく見えた分子生物学に転学する気持ちが強くなったような気がする。

人の所為にしてはいけないと思うが、こうした感じはわたしだけでないはず。日本で感染症に対する人材も予算も少なくなった理由があるような気がする。今グローバル化でいつ何度き、新たな感染症、それも極めて危険なエボラなどが日本に入ってこないとも限らない。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/1444/trackback



『ショック・ドクトリン』2
長い序文に続き、第1章は電気ショックによる洗脳実験が紹介される。この実験、著者によれば拷問はカナダのマギル大学付属の研究所でユーイン・キャメロン博士の下で行われたが、p36 発端をつくったのは同僚の大学心理学科長ドナルド・ヘッブ博士による研究で、p45 これにCIAが興味を持ち、キャメロン博士に資金供与をして人体実験が遂行されたようだ。p44  ここでヘッブ博士は学生63人に感覚遮断を行ったあと、混乱と幻覚、そして一時的知的能力の低下を経験後、暗示や洗脳が容易になるとの結論を得たらしい。p45  ここで感覚遮断の方法で聴覚については防音だけでなく「ホワイトノイズ」という方法がとられたらしい。Wikiで調べてみると。 『シャーと聞こえる音』のようなものらしい。

またこの研究(拷問?)は、この感覚遮断のあとに「過負荷入力」すなわち電気ショックと録音テープを繰り返し聴かせることがあるらしいが、p50 これなどはあのオーム真理教の修行スタイルと似ているのでは?

「修行するぞ、修行するぞ、修行するぞ!」

因みにフォローアップ調査によればキャメロン博士による治療を受けた患者の75%は治療後の方が症状は悪化したらしい。p65 人格を破壊することはできても再建はできなかったとみるべき。なおこの治療法が禁止されたのは1967年のよう。p65

第2章のショック博士はあのミルトン・フリードマンその人である。シカゴ学派を率い。新自由主義を掲げる米国政権の支援をうけた世界でのクーデターとその後の国家経営の経済学的指導を担ったシカゴボーイズの師となる人物である。著者によれば、フリードマンもケインズ主義により「歪められた」資本主義を元に戻すには意図的に激しいショックを与え白紙の状態にするのがよいと考えたとする。p68 また彼の師はあのハイエクだという。オーストリア出身の経済学・哲学者であるフリードリッヒ・ハイエクも同じシカゴ大学だったとか。p73 

シカゴボーイズには2つの対照的ケーススタディーがあったという。1つは1964年の中途半端な(しかしの後半には過激な弾圧を行った)ブラジル軍事クーデーターと、他方1965年、最初から過激な弾圧をおこない白紙状態にしたスハルトによるインドネシアでの反スカルノ・クーデーターだとする。これがのちの民主的に選挙で選ばれたアジェンデ政権に対するピノチェトの1973年の軍事クーデーターの参考資料となったという。p96

ただし、このシカゴ学派による実験はインフレ率375%というアジェンデ政権の2倍を超えるもので破綻し、国内産業は輸入品に敗れ、GDPは15%縮小し、失業率はアジェンデ政権時の3%から30%まで記録的に上昇し大失敗に終わった。p110 

この評価に対し「チリの奇跡」をいうシカゴ学派もいる。それによれば10年間は悲惨な状況が続いたが80年代半ばに持ち直したことによる。しかし10年間の悲惨な状況は改革に伴う痛みというにはあまりにも大きな犠牲だと考える。ちなみに現在(2007年段階で)上位10%の収入は83%上昇し、45%の国民は貧困ライン以下で、世界で最も貧富の差の大きい国であえることは良く知られている。(不平等指数では123国中116番)p119