よみがえる長安 『ナラティブ経済学』3 | Hiroshiのブログ

Hiroshiのブログ

今後不定期投稿となります

昨夜はサルソン無しで手持ち無沙汰ショボーン



<クーラー始動>

土曜からクーラーを使う。前日の方が暑かったのだが… キョロキョロてへぺろ


実際稼働しても、それほど涼しく感じない。設定温度が26℃で、外気の27℃と余り変わらないからか?


因みに福岡は28℃で、いつも1〜2℃市内より低いが、体感温度は更に低い。これは団地が台地、標高90m以上の上で風もあり、緑も多いからだろう?


一見、この事は環境良さげに聞こえるが別の問題、高齢者の移動難民も抱える事になっている。 これは昨日のMDさんのコメントとも関係する。



それはともかく、それに対応した限定ライドシェアの「のるーと」の動きがある。可能性は地方から爆笑 そして住民が主体的に関わる必要がある‼️


お前が動け‼️ プンプンムキー

糞政治家に任せるな‼️プンプンムキームキー






<よみがえる長安>



実に素晴らしい‼️  NHK-BSの番組だった。


最近、21世紀に入り都市開発に伴い現在の西安、かつての長安の遺跡の発掘が急ピッチで進んでいる。番組の前半はその長安の唐代の姿を復元すると言うもの。


後半はその中で、2019年に発掘された鴻臚寺(=外交施設)の遺跡から発見された時の長官、李訓の墓誌に日本国朝臣の筆のものが見つかり、これが吉備真備であることが特定出来たことから、遣唐使の長安での生活の様子を探ると言う内容。



まず前半では2021年の発掘で、初めて唐代の宮殿の建物を描いた壁画が発見され(現在、唯一のもの)橛楼=ケツロウ構造であった事が判明する。さらに発掘から、こうした宮殿が30棟程あったらしい。


また長安の街を東西に流れる河があり、これを中央部で渡る5つの橋が並んで掛けられていた事が明らかになった。 現在保存が進んでいる。



それから、その東西の先には東市、西市があり、前者は製造業とそれを売る市。後者、西市は交易品を売る市だったと言う事が確認された。<史書では知られていた。


東市は夜遊びに行く様な、今の福岡の天神、中洲みたいな歓楽街てへぺろ爆笑


また発掘された別の壁画から、当時から山水画が完成していたらしく、これまでの宋代とされたものより遡るらしい。他に、当時から歯ブラシがほぼ現在に近い形の物が見つかったとも。その他、女性の化粧道具も沢山見つかり、当時の華やかな宮廷生活が明らかとなった。


長安の東の端に、皇帝が政務を取る場所と離宮を結ぶ、外部から見えない皇帝専用路が発掘され、これが幅23mもの大きさで、しかも軌道が敷かれていたとか。それには修理の跡があり、車輪と軌道での移動=鉄道の様な仕組みが既に行われていたとの驚くべき発見もあるガーンびっくり


玄宗皇帝の妃で、若くて亡くなった武恵妃 (楊貴妃が彼女に似ていた事から寵愛されたとも) の墓は建物に似せ、壁面にギリシャ神話やゾロアスター教、道教、仏教などの逸話か掘り込まれ、当時の国際色豊かな長安が描かれているらしい。 


事実、当時長安の人口の1割、10万人が外国人で、とりわけソクド人が交易で活躍したとか。 今の中国語でも「胡说八道」とかあるくらい😎 ま、余り良い意味ではないがてへぺろ


インターナショナルな空間は今でも楽しいのだ爆笑ラブ



後半では、先の発掘から明らかとなった吉備真備に話が移る。 


隋代、煬帝により大運河2,700kmびっくり が築かれ、遣唐使はまず揚州に至り、そこから運河で長安まで遡ったらしい。吉備真備は最初、留学生として17年、その後、遣唐使の副使として2回目の入唐を果たす。


当時、日本は唐を手本に律令国家の建設を進めていて、吉備真備はその中心にいた。


真備は阿倍仲麻呂と共に高校日本史で覚えさせられたガーンえーん でも、今までも仲麻呂がやはり人気。しかし日本の国家制度確立の立役者として真備の業績はもっと認識されるべきだ。


明治以来、日本はそれまで手本にしてきた中国から欧米へ手本を替えてきたが、我々はもっと包括的に歴史を理解する必要があると再認識した次第。


…今、日中の関係は良くないが、多分にイデオロギー的で、しかも米国の思惑が強い。 米国にとり、日中関係が悪いことが国益だ。そんな背景を無知か、知らないふりをしているのか知らないが愚かな事プンプンムキームキー



今度の中国行きでは西安に行くつもり照れ爆笑ラブ




<外からの目>

日本の軍事力は外からは、特に中国からは高く評価されていると言うことか?





<詐欺メール>

毎日の様に入る、詐欺メール。



一度も使ったことがない所からのものは、見破るのは簡単。でも、何時も使っている所からだとガーンショボーン 難しいえーん


車が一般的になりつつあった時代には、同様に車関係の様々な事故や犯罪が広がった。それと同じ様に考えれば良い。良い悪ではなく、重要な事は「進化適応」する事‼️





『ナラティブ経済学』3

著者は疫学から多くのヒントを得た様だ。 3章では感染とビットコイン、更に経済理論のアナロジーが語られる。 


40頁の図3-1のエボラ感染症と、前回も出した、45頁のビットコインの話題の出現率、図3-2。 更に50頁の図3-3の経済理論の登場頻度が何も同じ山形なのを手がかりに議論が進む。





此処らへんは、私には単なるアナロジーとしか感じられないが、どうだろう? 「論破王ひろゆき」風にいえば、


『それって、単なる貴方の印象でしょ?』 てへぺろ爆笑


いずにせよ、著者は興味の「増大-喪失-忘却」が、感染症の「拡大-回復-収束(死亡)」と重なって見える様だ。


そして、あのSirモデルで経済ナラティブ拡散の説明が出来るとする。p46



う〜ん、ここら辺が私には余り説得力ないが。素人が傲慢噛ませますてへぺろグラサン