分断される世界 & 『フィールドワークってなんだろう』 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<数値目標>

https://www.youtube.com/watch?v=3r8bUhU3f3M

誰でも簡単!ネイティブ中国語専門チャンネル,很容易。做一个小时二十七分钟听写。

 

https://www.youtube.com/watch?v=znzCBXwg1VY

中国政経塾,看了二十一分钟频道。

 

https://www.youtube.com/watch?v=CikDfDhbul0

毎日中国語の阿波連,233~317/500,51min~1h11min 做半小时听写。

 

https://www.youtube.com/watch?v=nA7tllpADQI

毎日中国語の聞き流し0~11min,二十二分钟。

 

https://www.youtube.com/watch?v=DhTFnQmAkcE

关于“广州汕头”三十九分钟。一共三个小时十九分钟。

 

アンカリング成功

 

运动;上坡散步 4.6km,7725 步,2 楼 (计划)

 

 

 

 

<今朝のWorld Newsから>

イギリスBBC:トランプ関税で株価低下>90年代へ戻る

シンガポールCAN:東南アジア、トランプ関税にそれぞれ対応。

韓国KBS:本日11時憲法裁判所決定。韓国26%、ベトナム46%<韓国資本、GMの韓国工場も影響。

中国CCTV:各国の反発伝える>中国に有利。株価下落。

中国上海:中国、対等関税掛ける。各国の反発伝える。/中国東部戦力軍、台湾海域で演習。

中国香港:国ごとに対抗課税と交渉。/米国、小包(eコマース)への免税処置廃止

タイMCOT:地震後もマンション需要は長期的に変わらず。

ベトナムVTV:EUとシンガポールとの交易中心のニュースは(vsトランプ関税)意識的か?

オーストラリアABC:全面的貿易戦争か?

インドNDTV:スリランカ、インド国境問題(多数のインド漁民スリランカに逮捕される)

カタール、アルジャジーラ:ガザ攻撃で多数死者。

ドイツZDF:トランプ関税で株価低下。/ルビオ、NATO会談に参加、国防費増大を指摘=5%へ。/ミャンマー3千人死者、中国建設会社に調査。/ハンガリーICPから脱会>ネタニエフ逮捕拒否。

 

 

世界中、トランプ関税一色のニュース>中国を標的にしたが、こうなると実際は中国に有利では? 中国はone of themとなった。

 

リカードの古典的経済学(=比較優位)は無視される。

 

この関税の出し方に使った式を誰も説明しない。

 

世界は当面、米国抜きのグローバル経済へ動くのか?

 

 

 

 

<分断化される世界>

何となく、最近の動きに「分断化される世界」を感じてしまうのは私だけか?

 

トランプの様々な行動は、アメリカが世界の秩序を放り投げて「無秩序の中で勝手な権力の行使者」になりそうな雰囲気を出している。まさに先の(酷評はしたがてへぺろ)『「世界の終わり」の地政学』で示された状態に一歩一歩近づいている感じがする。

 

そんな中で日本の今後の方針、特に弱点について考えて見たキョロキョロ

 

日本は島国であるため恵まれている点もあるが、それゆえにこその弱点もある。その中でも一番大きい弱点はエネルギーと食糧を海外に頼っていることだろう。

 

但し、後者に関してはエネルギーさえ潤沢に手に入れることができれば解決可能な気がする。農業、とりわけカロリーベースの自給を決める「稲作」は、肥料にしても農業機械の動力もエネルギー次第で決まる部分が大きい。

 

日本列島は化石燃料に乏しい国かもしれないが、未開発の豊富なエネルギー源が海域に存在する。その1つが海流エネルギー。

 

日本は世界でも有数の排他的経済水域を持つ海洋大国。ここに世界でも有望で再生可能、しかも24時間絶えないエネルギー源、潮流が存在している。しかも今は全く利用されていない。

 

その他に、考えられるのは同じく海洋に埋蔵されているとされるメタンハイドレイト。これも全く利用されていない。

 

 

 

これらをもし十分に利用できるようになれば日本は一気に「エネルギー大国」になれる。それを決めるのは唯一、「科学技術」。正にシェールガスがそうであったように!

 

私は単なる「夢想家」ですか?

 

 

When I dream at night

 

ついでにもう1曲。

 

こんなダンスが出来たらいいな爆笑ラブ 

 

 

『フィールドワークってなんだろう』

金菱清著、ちくまプリマー新書。2024年初版。去年出たばかりの本。

 

私は「フィールドワーク」という言葉が好きだ。自分流に言えば「現場」。本から得た知識とは異なる世界が現場からしばしばかいま見えるからだ。

 

その違いに注意を払い、自分なりに仮説を立て、それを検証すると偶に新たな発見がある、「科学」はそうして進歩してきたと信じている。

 

自分の現役時代の専門だった、DNA学や生化学の半世紀前の教科書を読むとその進歩の跡を発見する事が出来る。それが見つからないような分野は進歩がない分野。

 

話が逸れたが、この本の題名を見つけて是非読んでみたいと思い、図書館から借りてきた。内容は予想したものではなかったが、非常に面白かった。

 

著者は1975年生まれというから大分若い(<あくまで自分基準てへぺろ)。専門は社会学。特に災害社会学。これは同氏が2つの大震災を経験したからびっくりガーン 即ち、阪神淡路と東日本。

 

「はじめに」で重要なことが書かれている。それは現場でインタビューする時、インタビューする側がその時に「聞きたい質問」だけ聞いて、切り上げるという傾向があるという話。p8

 

つまり話がインタビューする側の「ある型に押し込まれ」て終わる、ということだ。これは典型的にテレビとかのインタビューで見られるもの。

 

実はサイエンスでも同じ。上に述べたようにそれまでの自分の知識と現場の相違点、矛盾点と発見してこそ、進展があるということと同じだと考える。

 

著者はだからインタビューする側は「話し下手」であることが実は有利に働くとも。

 

少しの沈黙があって「間の悪さ」の瞬間がうまれて、その時インタビューを受ける人がつい「重要な話をとつとつと、語り始める」ということがあるらしい。p9

 

著者は言う、

 

『フィールドの世界には、自分と異なる絶対的な「他者」がいることが大事になります。自分と同じ考えならば、調査やフィールワークをする必要はありません』p26 

 

正に同感だ。