<ホンマかいな?![]()
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日本の関税24%の根拠が日経新聞に出ていた。昨日の時点でどうやって「非関税障壁」の税率を計算したのか不思議に思っていた。BBCの解説では。これは以下の式で計算されたとする。
( x – m ) / (ε*&*m )
(x – m)は貿易赤字額でmは輸入額、xは輸出額。(下の図、赤丸部分) εと&はそれぞれ4と1/4で合わせて1(黄色丸部分)。
なので、実質は貿易赤字額を輸出額で割っただけの単純な式。日本の場合、
685億ドル/ 1482億ドル=0.462… 故に46%と計算し、この約半分24%を追加したらしい![]()
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驚いた、複雑な関係式があるかと思ったら、とても簡単
でもこれでどうやって「非関税障壁」の数字が出るのか?
ま、理論なんてないのでしょうね
。因みに貿易収支は赤字でない国や、上の計算式で0.1以下は一律10%の課税にしたらしい。
ホンマかいな!![]()
というのが第一印象だが、これがトランプ流。これに対応することが必要。米国はブレトンウッズ体制を破棄し、昔の「モンロー主義」に戻ったと考えていいかも?
『フィールドワークってなんだろう』2
ここで突然、「ブラックスワン」という言葉が出る。p29
これは今まで自分がこの言葉をblogで使っていた意味(想定外の惨事)とは少し違う意味で使われている。
著者は「白鳥という概念を考え直す出来事」という意味で使っている。ま、同じような意味か?
そしてそれは、フィールドワークから得られるとも。p30
その例に聞いたことがある逸話が紹介される。それは東北の被災地でタクシートライバーが経験した幽霊との遭遇との話。この話を迷信と捉えるか、被災した人(このドライバーも娘さんを震災で失っている)の霊性が生み出したものかで受け取り方は変わるだろう。p30
アンケートは1回きりで、フィールドワークでは聞き返すことが出来る、それがポイントだとも。p32
そうしなければドライバーさんはそのあと、幽霊と遭遇することを嫌ってはいないとも。むしろ今となっては別に不思議な事ではないと受け止めているとも。p31
こうしたインタービューで重要なのは「余計な先入観を持っていない」事だとも。p35
本の内容からは外れるが、この中でNHKスペシャルで『ヤノマミ』という番組があるとか。これはアマゾンの原住民のヤノマミ族で嬰児の精霊返しが伝統的に行なわれているという事で、生まれた赤子が「人間」となるかは母親が決定するらしい。つまり首を絞めて嬰児殺しが日常的に行われているという話。p48
一度、調べてみたい。明朝時代にも貨幣経済が広まる前には「溺女」として普通に行われていた話だと別の本、『人口の中国史』でも書かれていた。




