地下書庫の記憶 & 『イブン・バットゥータの世界大旅行』3 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<数値目標>

https://www.youtube.com/watch?v=NYwFD0jP_Ks&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=5

HSK3,5~7 背了四十分钟单词。

 

https://www.youtube.com/watch?v=E_mlKkXrEmw

中国まる見え情報局,看了半小时频道。关于”deepseek“グラサン

 

https://www.youtube.com/watch?v=6R5c3IUxNTw

誰でも簡単!ネイティブ中国語専門チャンネル。做一个小时二十一分钟听写。一共两个小时三十一分钟。

 

金曜分の補習完了とするてへぺろ爆笑

 

 

 

<今朝のWorld Newsから>

イギリスBBC:iCloudのセキュリティー関連。/トランプ、USAIDへの資金援助廃止。

ドイツZDF:政権政党右派に協力求める>議会選挙の影響は(AfD20%支持)、経済、移民問題に焦点。/コンゴで内乱、反政府勢力M23部隊。

フランスF2:AI開発の為、データーセンター建設(米中に対抗)/マヨルカで仏国籍問題=移民問題。/ミラージュ2000をウクライナ提供。

カタール、アルジャジーラ:ガザ2段階の為、会談のカタールへ。

中国香港:インフル死亡例はワクチン未接種。/香港、トランプ追加関税に対しWTO提訴。/パナマ、一帯一路から離脱。但し、通行料無料否定。

シンガポールCAN:パナマの一帯一路離脱(中南米で最初に加盟)を中国批判。通行料は2018年から62%上昇。両端を中国管理。/フィリッピン内政混乱。副大統領弾劾、サラ・ドゥテルテvsマルコス。/ハシナ、バングラディッシュ前首相、インドへ亡命。

トルコTRT:新型空母建設。/野犬対策。

オーストラリアABC:トランプのガザ提案、中東全体は全面否定。トランプ、ICC(国際裁判所)排除へ。/ギリシャ、サントリーニ島に非常事態宣言>リアルタイム解析必要。/アルゼンチンで川大規模汚染。

ブラジル、バンデランス:米国からブラジル不法滞在民の強制送還。/サブバドール市の教会事故死。

 

米国からインド、ブラジル、メキシコへ違法移民の大量強制送還

WTOやWHO、ICCなどの国際機関は機能不全に、世界は不安定化へ。

 

 

 

 

さて、今夜はSalson、雪が降らねばいいが?キョロキョロウインク

 

 

<図書館が好き>

金曜は「遊び倒す」つもりだったが、朝から雪。こんな日は自宅に閉じこもりリスク回避、でもつまんない! ボケが進みそうえーん

 

そんなわけで、待っていたら午後には雪も止み、3時過ぎにはなんとか車で出かけられそうだったので、早速地元の図書館に行く。別に本を借りようと思ったわけではない。それどころかPCデスクの脇には読むべき未読の本が山積み。でも昔から図書館が好き。

 

これは大昔、院生になったばかりの時の「地下書庫」の記憶がある。あれが私の読書人生を変えたと感じている。

 

過激で多感な若者は、あれで「自分の本を本棚ごとゴミに出した」経験を持つ人間となったガーンびっくり 


どれだけ本を読んだかではなく、「それで何が出来たか」が全てと考える。

 

それは兎も角、本棚の間を歩くのは好き、新たな出会いがあるから。いつもの興味の対象の世界とは異なる新たな出会いがこの本棚の小道にはある。

 

これがないと馴染みの本にしか会えない。思いもかけぬ分野、「料理」とか「旅」とかの本棚で未知の世界に続く「扉」を発見することもある爆笑ウインク

 

地元の小さな図書館だが、この本棚の1割どころか、1%すら残された人生の間に読めそうもないのが現実ガーンえーん

 

 

 

 

 

<米価>

不作でもないのに高価。これは流通を操作して高価誘導したのが理由と考える。背景として山下一仁氏が言うように「米価が下がりすぎないよう生産抑制に重点を置き、(減反補助金を毎年500億円も出して)消費者への意識を欠いてきた長年の農業政策のツケ」がある。つまり過剰な農家保護、既得権益層を守った結果。

https://cigs.canon/article/20240926_8343.html

 

農家も既得権益集団。個人的にはそうした反感もあり最近「お米」からパン、麺に主食を移しいている。別に「ご飯でないとダメ」という意識はないから尚更。経済原理に従い、市場が動けばいいと考えている。

 

ちなみに山下一仁氏はかつて「ビジネス展望」で毎朝出勤中に車の中で聞いた人物。いつも同意できるというわけではないが、

 

信頼出来る人物

 

と評価した人。これが重要。同じ意見とかは重要ではないえー 同じ考えでも信頼できないと感じた人は誰とは言わないが沢山いる。

 

見分け方はただ1つ、データーを元にしているかどうか。イデオロギーで喋る奴は「平気で嘘をつく」(断定‼️)ムキームキームキー

 

 

 

 

 

『イブン・バットゥータの世界大旅行』3

ジワール(隣人保護制度)、ムジャーウィル(ジワールの下にある人)という言葉はアラブの遊牧社会で昔から使われたことば。旅人の身の安全を保障する社会慣行。p36

 

バットゥータは1327年にメッカ巡礼の前にダマスカスに滞在し、そこで身重の妻を残しメッカの巡礼に旅立ったらしい。その後もシリアに戻らず転々と旅を続けインドのデリーにとどまり法官として仕えた。インド在住中に妻が男子を生んだことを聞き。金貨40ディナールを送金したという。p38

 

これから判ることは通信システムがあったこと。また送金システムも存在したということで、これは手形によると思われるとか。因みにインドのこの時期の1ディナールで女奴隷が購入できた金額。p38

 

さて、ここからはじめて第1章に入る、そこでは13〜14世紀のイスラーム世界についての詳しい紹介がある。ここらは半世紀前の受験世界史で覚えたはずだが、殆ど忘れている。というか我々の時代は西洋史中心であまりイスラームは試験の問題には出なかったように記憶する。

 

冒頭、あの『地中海』のフェルナン・ブローデルと、

 

『世界システム論』のウォーラーステンがとり挙げられる。

 

これらは受験世界史ではなく、個人的な興味で世界史を学び始めた頃に出てきた人物。記憶に間違いなければ前者は13世紀以前の地中海世界。後者は15世紀以後の新世界やアジアを西欧が植民地支配していく過程に重点を置くものだと記憶するが?

 

ここでは、これらに対しアブ・ルゴドのユーラシア、アフリカ大陸をカバーする開かれた遠距離交易システムが組織されていたとする説を紹介する。p41

 

これらは地域社会や王朝の枠を越えて、「支配を伴なわない緩やかなイスラームネットワークの世界でラクダとダウ船による陸海の交易システムというもの。p43

 

個人的にはラクダは帯で世界を結び、船は点と線で世界を結んだ。ラクダの方が大きな意味を持つを感じている。つまりキャラバン隊は、地域一帯に影響を与える。

 

それは兎も角、13〜14世紀のネットワークはイスラーム世界と、モンゴル帝国のがお互いに交流を深めてユーラシア〜アフリカ世界/それに地中海、インド洋海域の4つのブロックが相互に影響を及ぼす世界だとする。<あくまで私の理解した限りにおいて。p46、p63

 

ここでモンゴル世界が大きなインパクトを与えたことも注目する必要がある。モンゴルは軍事征服をする過程で多くの地域にデアスポラを引き起こしたという。p48