奇妙な共通性 & 『北東アジアの中の弥生文化』7 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<連休初日にボンヤリ考えた>

Bizスクウェア:

TBS-BSの番組をたまたまつけたら、円安の話題。かつて「円高が全ての問題」だと言っていた自称経済評論家がいたが、今彼らは何というのか聞いてみたい。

 

バビロニアの粘土板に刻まれた楔形文字の時代から <貨幣は信用> その価値が下がるのは、それを出す国家の信用が低下すること。粘土板の記号もコインも絹も紙幣もデジタル通貨もそれは変らないはずと思うが、どうだろう?

 

 

天皇制:

個人的に特別な意識はないし、その起源についても特に考えはない。そんな中で時々思うのは北朝鮮の世襲キム王朝を取り巻く話題と、日本の皇室に強い意識を持つ人達に見られる奇妙な共通性だ。特に最近、秋篠宮家の家族に対する様々な意見、不満。


関わりのない、他人の家のことなど無関心でいいはずだが、(私など「そんな人もいるよね」程度の意識しか感じないが)そうではない人がたくさんいる。

 

かつてToddは家族制度分析から朝鮮と日本は同じ「長子直系社会」だとした。先日のMDさんのコメントにもあったが、天皇家が半島由来だというのは総合的に考えて、極めて自然に感じる。

 

 

Great nature:

土曜昼のNHK-BSの『グレイトネーチャー:ドイツ、ライン渓谷の形成』を観る。

https://www.nhk.jp/p/greatnature/ts/J8QQ63X7V1/episode/te/XMP44G8KNG/

 

凄い!の一言、ドイツ、コブレンツの近くに火山地帯があるとは、全然知らなかった。これもアルプス造山活動同様地殻活動の賜物。

https://www.icruises.jp/area/rhine-main-moselriver.html

 

90年代、隔年でドイツで開かれていた癌研究関係の学会にフランクフルトから、わざと飛行機でなくレンタカーか、鉄道でライン川を横に見ながらエッセンへ移動していた。帰りに一度、さらに足を伸ばし、シュトラースブルグ経由でパリに行ったこともある。その時のことが思い出された。


以下のサイトの地図をお借りしました。コブレンツはマインツとボンのほぼ中間地点。遠くにこの都市を見ながらの移動だったが、都市そのものに寄ったことはない。

https://social-studies33.com

 

http://social-studies33.com/wp-content/uploads/2017/11/b04178e5df13fc927007d8cfcda5362d.bmp

 

 

 

 

 

<生き残るものは変化するもの>

ストーリー1:

庭の芝生を根気よく取り除いてきたが、その結果生えてきたのはクローバー。

 

クローバーは窒素固定能力があると昔習った記憶があるが、どうだろう?

 

 

調べてみると、「繁殖力があり丈夫なので過酷な場所でも生えてくる」らしい。成る程。

 

その秘密は、「窒素肥料を作る根粒菌が付いているからです。根粒菌とマメ科植物が一緒に生活し、宿主のマメ科植物が光合成をした物質を根粒菌に与えます。根粒菌はそのエネルギーを使って窒素をアンモニアに変える窒素固定を行い、固定した窒素を植物にあげます。炭素と窒素の物々交換をしているのです」とのこと。


納得!環境の変化に対応して植物も進化、生き残り戦略を持っている。

https://fun2ride.rideaway.bike/004/botanical/clover

 

 

ストーリー2:

最近、モールより近くのショッピングセンターによく行く。ここにはお気に入りのパン屋さんがある。菓子パンも美味しいが、コーヒーが無料。小カップなのでコーヒーだけでは足らないが林檎ジュースをいつも飲んでいるが、それでもスタバでの値段とあまり変わらない。しかも無料Wi-Fiもあり最高。

 

ここの軽食コーナーはお店が閉店し、全部自動販売機になった。これも1つの進化と捉えていいのでは。

 

ここでクリーニングも4月から頼むようになった。スマホでポイントもQRコードからゲットできるし、LINEでのお知らせも来る。非常に便利。時代に応じてビジネスも個人の生活も変化しないといけない。

 

ダーウィンの言葉を思い出す。

 

『強いものが生き残るのでも、賢いものが生き残るのでもない。生き残るのは変化するもの

 

 

 

<昨夜のsalson>

連休中は祭日ver.で今週の水曜クラス無し。来週はイベントでsalsonもなし。そんなこんなで、いつもより長く過ごしました。ボロボロになるまで踊りました🕺💃


でも初めての人は1人だけ。これは反省点。


 

 

『北東アジアの中の弥生文化』7

186ページ、53図に比恵、那珂遺跡の地図が出ている。これを見ると那珂川と御笠川に挟まれた微丘陵地に位置する。

 

国土地理院の3D地図で10倍に高さを拡大して、ようやく微高地であることがわかる程度。前方後円墳がある神社の標高が8.8mで竹下駅前が7.5mその差は極めてわずか。

https://maps.gsi.go.jp/index_3d.html?z=16&lat=33.57721027262527&lon=130.4282820224762&pxsize=1024&ls=std#&cpx=-19.585&cpy=-136.265&cpz=32.378&cux=-0.023&cuy=-0.529&cuz=0.848&ctx=0.000&cty=0.000&ctz=0.000&a=9.9&b=0&dd=0

 

それにしても便利な時代。わざわざ現地に行かなくとも色々なことがわかる時代。

 

奴国の王墓は春日市の須玖岡本遺跡の熊野神社から歩いてすぐらしい。p195

 

近くの「奴国の丘歴史資料館」及び歴史公園には行ったことがあるが、王墓があるとは知らなかった。Google mapで見ると単なる空き地があるだけだが、近いのでいつか訪問したい。確かに色々便利な時代だが、やはり現場が重要。それにしても現役時代はその近くを通勤で通っていた時代もあるのに全然知らなかった。ここは確かに起伏が大きい

https://maps.gsi.go.jp/#17/33.539293/130.450121/&base=std&ls=std&disp=1&vs=c1g1j0h0k0l0u0t0z0r0s0m0f1

 

前者が住居地区に対し、ここは古墳、王墓と言うことの違いだろう。古墳、王墓は下界の民からよく見えないといけない(笑)

 

10章では吉野ヶ里と邪馬台国の話。これまでも折に触れて書かれていたが、著者は近畿説。その1つの理由が卑弥呼が魏王朝からもらった銅鏡も分布。これについては先に述べたので繰り返さないが、群馬から九州まで広く分布している。これらの中には同じ鋳型で作られたものもあるらしい。因みに1つの鋳型からは5枚程度が可能だとか。p226

 

これも恐らく実証実験によるのだろうが、これまで鋳型は1回、つまり製造後壊されたと思っていたので意外だった。

 

最後に邪馬台国の個数が7万戸で人口は、1戸に5人として35万人としている。これ五人という数字は西欧中世史でも,

中国の古代史でも使われている。数字。以下のサイトのコメントに関連記事あり。