Hotel California、Democracy & 『ゲノムでたどる古代の日本列島』6 | Hiroshiのブログ

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緊急追加:

<イラン動く>

アメリカがイランにイスラエルに攻撃をしないように「Don’t」と発言したが、自分の大使館にかつてイランの民衆が押しかけ占拠された時、アメリカはどう反応したか?その時、大使館は破壊もされなかったし死者も出なかった。自国の大使館が爆撃された時、米国は何もしないか?立場を替えて考えれば判ること。

 

これ以上、戦闘が拡大しないことを切望する。中東にエネルギーを依存する日本も無関係ではいられなくなる。エネルギーは日本の最大の弱点。それはかつての「オイルショック」でわかっていたはずだが、無策無能の日本政府


イスラエルとの時差はー6時間。無人機がそろそろ届く時間? (日本時間 7.14AM)

 

 

 

 

<Hotel California>

土曜の夜のSalsonに行く時のテーマソングはイーグルスのHotel Californiaが似つかわしい。1977年のアルバム。

 

この年に人生で2番目の論文を出した。この論文が将来の留学先となるStanfordの教授の目に止まり、幾多の優秀な競争相手のいる中、わずか4報しか論文のない学位取り立ての若者を受け入れてくれたとか。これは後に研究室のテクニシャンから聞いた話。

 

しかし、留学したのは論文発表後、数年経った80年代。だから、自分のことを『遅れてきた青年』だと考えていた。70年代のカルフォルニアは遠く手の届かない世界。 そんな色々な記憶と思いが詰まった1曲。

 

土曜は休息日のつもりだったが、来週はSalsonなし、ということに気がつき、何としてでも行かなければと。そして、いつもより長い2時間以上踊りまくる。へとへとに疲れたが良い気分転換になった。

 

土曜の夜の天神は元の賑わいを取り戻したみたいだ。

 

 

 

 

 

 

Churcill said

Democracy is the worst form of government except all the others that have been tried from time to time”

 

 

 

 

 

<再度古墳探し>

金曜昼から光正寺遺跡第2地点での古墳探しを決行。今回はGPSをフル稼働して、更に地元の古老に大量インタビュー(10人以上)。結論は、、、

 

奈良文化財研究所のBDに誤りあり??

 

再度、以下のサイトで目標を定め、GPSで場所を特定しつつ搜索。

https://heritagemap.nabunken.go.jp/main?bearing=0&lat=33.57704651027176&lng=130.50701366508326&pitch=0&zoom=17&ol=1%2C2%2C10%2C11%2C12&bg=slope%3A0.25%2Crelief%3A0.5%2Cpale%3A1&hz=

 

 北から南に4つの地点のうち3つ(2番目を除く、ここは急斜面の谷を下りないといけない)の位置をGPSで確認つつDBの位置と照合しながら地域住民の方10人ほどに無差別インタビュー、全員「聞いたことがない」とのこと。

 

そのうち、古墳について豊富な知識をお持ちの方を紹介され(どのような経歴の人か聞きそびれたが、地元の人が「Kさんなら知っているはず?」と言われた程の人)話を伺うと、

 

『奈良文化財研究所のDBに間違いがある』と自信を持って断言された! 

 

この方は神領古墳や浦尻古墳についても詳しい情報をお持ちだったので古墳マニアであることは間違いない。それはともあれ経過を記録する。

 

まず、最初の最北地点、前回巨石が散在している場所のGPSは確かにDBの1つと一致した。これまでの経験からGPSは数メートルの誤差は起こるがほぼ正確。

 

 

次に下へ、3番目に位置する場所は少し開けた場所で桜の巨木が素晴らしい場所(後で写真あり)二つの入江の端をむすぶ直線上に位置する。(2番目の位置はここら崖を降るのてパス)

 

4番目は、ここに住む物知りの長老が『此処には古墳は断じてない』、『奈良文化財研究所のDBには間違いが有る』と断定された場所。この方の家はすぐ側。

 

此処に生える八重桜?は満開で見事!

 

3番目の箇所、少し開けた場所で桜の巨木、古木を発見。根の部分のすぐ上から枝分かれしていて幹も大きくて巨木。とても高い幹の上に散りかけた桜が見事。

 

枝分けれ部分。

 

この場所には古い家が多いが、最初の図の右下、幹線沿いに新築の家がドンドン建てられている。

 

さて、実際のところどうなのだろう? 最初の池の縁には確かに石が山積していたのだが? もし、奈良文化財研究所の記入ミスであれば、それはそれで問題。これはもう一度、地元の歴史資料館に行くべきかな?

 

 

 

 

 

『ゲノムでたどる古代の日本列島』6

4章、最後がそもそもこの本を読みたいと思った理由。日本列島人はどこから来たのかである。

 

実は先日、HNK-BSで最新知識を仕入れていて、その答えはある程度知っていたが、その経過を知りたいと思っていた。解析されたのは2018年。

  

その結論(「仮の」ではあるが)は、東南アジアの森に住む狩猟採集民族と近縁で、東南アジアでも彼らは農耕民族により駆逐?された(あるいはされつつある)というストーリーだ。

 

ところで、今まで古い古代人の骨は現代人の遺伝子で汚染されていると思っていたが、実際は表面を次亜塩酸ナトリウムで処理して表面に汚染した現代人のDNAを分解して内部から遺伝子を取り出す方法が一般的だとか。p237

 

それはそうだよね〜 過去の発掘遺物が分析に使えないのは困る。遺伝子解析の為に新たに発掘するというわけにはいかないからね。

 

著者は現在、縄文人、弥生人、古墳時代人の全ゲノム解析を進めているとか。p238

 

少なくとも縄文人に関しては意外な結果が出たことはテレビで聞いていた。

 

古代人からのDNA抽出が最大の難関だが、やはりP3ルームのようなところでやるみたいだ。p243  

 

 

 

<データーベースとして>

歯と共に、頭蓋骨の内耳の中のDNAは比較的よく保存されているとか。p241

 

なお、ネアンデルタール人13体から2022年にゲノム解析が解読され、女性がコミュニティー間を移動していたことが明らかになったとか。p254