车到山前必有路! & 『NATOを知るための71章』6 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

本日は予定が朝から詰まっているので特別スケジュールで勉強はなしで早めのUp。

 

 

<Pre-Eventチケット入手>

4年ぶりのIsla de Salsa,Los Van Van Welcome Partyの会員価格で3,000円。今週末はEvent尽くし♪

 

 

 

<トリチウム水放出>

ニュースによれば今日午後1時から排出予定だとか。早速ワールドニュースで各国の報道をチェック。

 

中国は莫大なトリチウム水を原発から放出しているのに日本を非難するのは思惑があってのこと。一々、反論しても仕方がない。日本政府が積極的に反論しないのは原発を稼働する限り放射能を含む処理水の排出が必然的に起こる事を余り宣伝したくないからだろう。何方も何方の話。

 

それより、昨日アイデアを述べたように、このトリチウム水を除く革新的技術の開発に努力して欲しい。原理的に不可能ならば別だが、原理的には可能な話。

 

车到山前必有路!

 

追伸:

ワールドニュースでの各国の報道の違い。

 

北朝鮮の予告された人工衛星発射に対し、日本政府は午前4時という早朝にJアラートで避難呼びかけ。一方、中国、韓国は福島の処理水放出に対し、中止を呼びかけ批判する。個人的には「どちらも何方」、要はお互い《外交カード》として使いたいだけ。

 

只1つ中国本土と香港のニュース内容が微妙に違う点に注目。本土のニュースは危険性と日本政府の無責任な行為を批判したが、香港のニュースでは海外の研究者のコメントを入れ「放射能よりマイクロプラスチック等、より現実的な脅威を問題にすべきだ」とのコメントを伝える。

 

 

 

 

<DXの歴史を学ぶ>

寺島さんの講義を1.25倍速で聞く(汗)

 

インターネット元年が1993年だとか。そこにNetscapeが登場する。実はこの頃より少し前に、私も初めてインターネットに接続していた。但し、最初は便利なブラウザがなかったのでUNIXコマンドを繋げて(telnet を使用)打ち込み情報を取集する大変な作業。


 

やがて、此処で紹介されているNetscapeの前身である革命的ブラウザ、Mosaicを使い始めて本格的な参入が可能になった。正規の授業では勿論、本で学んだこともなく、周囲の進んでいた研究者や院生に学んで、見よう見まねでやってきたこと。

 

こうして考えると、すごい時代に出会ったことが判る。また周囲の変人(汗)の存在にも恵まれた。医師免許を持ちながら、医師になるのをやめた変人達 ^_^💦

 

それと関連して、最近知って前言を修正しなければならないと思ったことに、2000年代に沢山の遺伝子を分離解析し、ネットでスーパーコンピューターに接続、様々な解析をしていた時代がある。このとき、AIに入力するアルゴリズムを変えるだけで同じデーターベースを使っているにも関わらず、答えが違うことを経験し、「AIて、そんなもんなんだ」と言う意識がこれまであった。

 

ところが、最近読んだ本で注目すべき文章に出会った。それは、

 

『(2012年までは)AIの研究が長く停滞していたのは、コンピューターは大学生や大学院生にしかできない難しいことは人間以上に正確に素早くこなすことができるのに、乳幼児や幼稚園児が日頃からできることがなかなかできない』 「AI x 人口減少」p108

 

と言う一節だ。

 

つまり2000年代の仕事が前者。ところが2012年以降にDeep Learningと言う革命的技術が開発された。この頃には既にテーマを変えてAIを使う仕事はしていなかった。

 

となると、私のAIについての知識や経験はDeep Learning以前のことに限られるということだ。

 

次のターゲットはこのDeep Learningで決定。

 

 

 

 

 

<問題発見は早いほうがいい>

昨日のコメントで「ちー」さんが、若い時。虫歯の多い人は頻繁に検診するので年取ってから歯がいいという意外な結果。

 

血圧:

実は私も長い事、病院要らずの人間。ところが職場の定期検診で高血圧の結果が出たが日常生活には問題ないので放置していた。ところがある日、それを知った循環器内科の教授先生が会合帰りに私の腕を捕まえ「病院に来てください」と無理やり診察させられ。それ以来ちゃんと通院するようになった次第。ま、学内なので待ち時間なしの特権?もあったのが理由(汗) リタイヤ後は監視役の先生が居なくなったこともあり2018年から自分から記録を取るようになった。3年前に薬の量を減らしたので、年間の気温の変動による血圧の変化が周期的。

 

 

 

 

頻尿:

リタイヤ後、暇を持ちすぎたことが原因だと思うが、歩いて数歩のところにトイレがあることから昼間のトイレ回数が増加し、回数を計測するようになった。

 

BMI:

体重の記録はコロナでジムが閉鎖になったのがきっかけ。

 

…こう考えると、何か《問題が早く出た》方が良いような気がする。

 

 

 

 

再び再開! 知らない事ばかりで読むのが大変〜!

 

『NATOを知るための71章』6

24章は「9−11」関連。このテロはNATOの当初の想定、ヨーロッパの加盟国が攻撃された時に米国が支援するというものが全く逆に、米国が攻撃されヨーロッパの加盟国が支援するという想定外の事態を引き起こした。

 

当時、反米的なフランスのLe Mondeですら「我々は皆アメリカ人である」というトップ記事を載せたという。p133 同じことを自分もアメリカの友人にメールした記憶がある。本心からだ。

 

アメリカはアルカイダの仕業として、その組織をアフガンが匿っているとしたが、実際の実行犯は殆どサウジ出身であり、かつ米国在住経験者であることは意識的に無視された。

 

そして「国外」からの攻撃に対する第5条が適応された。p134 この支援については当時のブッシュ政権は自衛=個別的自衛権の戦いとして期待してはいなかった。否、コソボ内戦介入の経験から多国籍軍になることで行動が縛られることは嫌った。p136 事実、「不朽の自由作戦」としてNATOに制限されない「有志連合方式」を採用した。

 

しかし現実的にはNATOのアセットが米国の防衛を担当したので、軍事力をアフガンに集中できた利点はあると個人的には考える。

 

個人的にもアフガン戦争までは「仕方なかった」というのが私の理解だ。しかしそれで終わらなかった。

 

そうイラク戦争だ。世俗的イラク(バース党)が原理主義的アルカイダと共闘するとは私にとっては考え難かったが、「敵の敵は味方」という議論が押し通されたと今でも考えている。

 

そしてその結果はどうか? アフガンを米国は破壊し尽くした後、(あのサイゴン撤退を思い起こさせるように)撤退し、結局アフガンはタリバンが支配権を回復した。イラクについても半ば同じような状況だ。いずれにせよ、9-11の残した負の遺産は大きい。

 

因みにNATOの第5条が適応された唯一の例が9-11。p142