Super Battle 2000 in SUZUKA
スーパーカー「御三家」の
一気乗りをやってみたんですが、
Maple Valleyが峠の世界一決定戦だとすると、
やっぱりインターナショナル・サーキットで、
サーキット世界一をやってみたいと思いました。
Forza2に収録されているインターナショナル・サーキットと言えば、
「鈴鹿」か「シルバーストーン」だと思うんですが、
F1ドライバーの間でもテクニカル・サーキットとして名高い
鈴鹿がやっぱり舞台としては
ふさわしいのではないかと思いました。
そういえばこれと同じ企画が昔あったような・・・。
家にあったので早速見てみると、
鈴鹿を舞台に「Ferrari」、「Porche」、「Lamborghini」が
走っています。
ちなみに出場各車の鈴鹿ベストタイムは
以下のとおりです。
Ferrari F40 :2.25.265
Ferrari F50 :2.26.525
Porche GT2(993) :2.29.148
Porche 911turbo (993) :2.31.165
Lamborghini Diablo SV :2.32.985
Porche GT3(996) :2.32.988
Ferrari F355 :2.33.253
Nissan GT-R(R34) :2.36.263
レースは車両価格の安い順という
事実上の逆ポールでスタートした上に、
たったの3周のレースでのタイムなので
参考程度ですけど。
ただ、F40をドライブした土屋圭一選手と
GT2をドライブした中谷明彦選手は、
結構攻めていましたが、
F50をドライブした元さんは、
直線は踏んでいたもののコーナーは
若干流していた感じなので、
F50のタイムについては伸びしろがありそうです。
このデータを踏まえてForza2で
Time Attackをやってみたいと思います。
順番はDVDのベストタイムの逆ポールで、
また鈴鹿はコースが長いので、
アウトラップも入れて2周って事で・・・。

○Nissan GT-R V-Spec Ⅱ(R34)
クラス:B584
年式:2002
パワー:335PS
重量:1540kg
パワーウェイトレシオ:4.6
タイム:2.23.924
日本が誇るGT-RもForza2では、
Bクラスなんですね。(NSX-Rも)
走り始めてすぐに感じるのは、
パワーの無さ。
300PSそこそこしかないんだから
しょうがないですけど。
あとは、重さからか制動距離が長い事と、
コーナーでGが最大にかかったところで
ふらつきがあることかな。
タイムは、いきなりベストモータリング(BM)より
13秒も速いです。
まあ、所詮ゲームですからね・・・。

○Ferrari F355
クラス:A718
年式:1994
パワー:380PS
重量:1350kg
パワーウェイトレシオ:3.55
タイム:2.20.860
355は、あいかわらずオーバー・ステアが強い。
オーバーが出るとトラクションが抜け、失速する。
タイムは、やっぱりBMより13秒速い。
偶然の一致か?

○Porche GT3(996)
クラス:A739
年式:2004
パワー:380PS
重量:1363kg
パワーウェイトレシオ:3.58
タイム:2.15.717
GT3は、リヤがちょっとナーバスなものの、
355のようにトラクションが抜けるようなことはありません。
リヤが流れてもズルズルいく感じではなく、
結構コントロールが効く感じです。
カタログ・データを比べると、
355とGT3のデータはかなり近い。
でも走りの性能はかなり異なるのは、
エンジン搭載位置やサンスペンション・ジオメトリーなどの
進化によるものでしょう。
それが発表から10年の違いでもある。
タイムはBM比で17秒UP。
クラス:A796
年式:1997
パワー:537PS
重量:1576kg
パワーウェイトレシオ:2.93
タイム:2.15.311
Diabloは、黒澤琢弥選手がDVDで、
「この車は直線を走る車」と言うほどは、
悪くなかった。
パワーがあるからそこそこ速いし、
無理しない分には普通に走れる。
ただ、ミッションがかなりワイドで、
他の車よりも1速低いギヤを使うことになる。
タイムは、BMより17秒速い。
○Porche 911turbo (993)
残念ながら、Forza2に993turboの設定はなし・・・。
○Porche GT2(993)
クラス:A794
年式:1995
パワー:437PS
重量:1287kg
パワーウェイトレシオ:2.95
タイム:2.15.513
BMでは、中谷選手が担当。
軽くて速いと好印象でした。
しかし、Forza2のGT2は、
タイヤのグリップが足りないのか
サスが堅すぎるのか、
コーナーではあまりストロークせず
リアがオーバーステア気味。
1~4速がクロスになっているので、
軽さともあいまってコーナーからの
立ち上がり加速が気持ちいい。
タイムはBM比14秒UP。

○Ferrari F50
クラス:S898
年式:1995
パワー:521PS
重量:1230kg
パワーウェイトレシオ:2.36
タイム:2.06.612
F50は、F40に比べサスペンションがよく動いている感じ。
コーナーでは、前後のタイヤが微妙に流れるが、
ステアリング・フィールとしては、
ニュートラルな印象です。
エンジンもNAの為フラットトルクで、
まるでモーターのようによく回ります。
性能的にはF50の方が一枚上手ではないでしょうか。
タイムはBM比で20秒UP。

○Ferrari F40
クラス:S856
年式:1987
パワー:484PS
重量:1352kg
パワーウェイトレシオ:2.79
タイム:2.08.338
F40は、S字とデグナーでアンダー傾向。
リヤのトラクションが高い分、
コーナーではプッシング・アンダーが
時折顔を出す。
でも、軽いのでコーナーではガンガン突っ込めるし、
コーナー立ち上がりのトラクションも素晴らしい。
タイムは、BM比17秒UP。
★トータルで見ると、Forza2ではBM比で
10数秒タイムが平均してよい。
Forza2での鈴鹿サーキット路面に対する
グリップ評価が実際よりも高いのだろう。
ただ、マシン毎のタイム差については、
結構近いものがあるので、
Forza2のシュミレーターとしての
性能はそこそことも言える。
カンブリア宮殿 (溝畑宏氏)
今回のゲストは、大分フットボールクラブ社長の
溝畑宏氏だった。
私は個人的にJリーグに興味をそれ程持っていないので、
「どうかなあ?」と思いながら観た。
そしたら、凄かった。
何が?って「溝畑氏」が。
ちょっとクスリでもやってるんじゃないか?
ってくらいのハイ・テンションで、
話が面白かった。
溝畑氏は、85年東大法学部から自治省に入省し、
90年に大分県庁に出向。
94年、地域振興の為に㈱大分フットボールクラブの
設立・運営に携わる。
しかし、地域住民の反応は冷ややかで、
東京から来た役人がおかしな事を
やっているという感じだったそうだ。
チームは発足当初から資金難が続き、
専用グラウンドはなく、
初戦のサポーターはわずか3人という有様だった。
溝畑氏はそれでもあきらめず
自ら商店街を歩きチームを宣伝して回り、
正に草の根の宣伝活動を行う。
00年に取締役に就任すると、
04年には代表取締役に就任。
溝畑氏はどんどんチーム運営にのめりこんでいった。
06年、なかなか経営が軌道に乗らないなか
自分だけが安定した公務員のままではだめだと
覚悟を決め総務省を退職し、
背水の陣を敷いた。
これは、自らにも周囲にも覚悟の程を表したのだろう。
奥さんとは離婚したと言っていたが、
溝畑氏の少々常軌を逸したチームへの執着ぶりが
原因であろう事は想像に難くない・・・。
その甲斐あってか、
今年大分トリニータは、ナビスコカップで優勝し
リーグ戦でも4位に入るなど快進撃を続けた。
溝畑氏の話を聞いていて凄いのは、
そのポジティブさ。
「身の丈を知れとよく言われるが、
その身の丈を決めるのは俺だ!」
「チーム運営は100苦労があると、
報われるのはせいぜい1か2。
でもその苦労があると必ず報われる時もあるので、
逆境ウェルカム!ウェルカム逆境!」
何か事をなすには、
溝畑氏くらいのパワーと
覚悟がなきゃならんなあーと、
つくづく思いました。
そういえば、高畠先生も
「覚悟に勝る決断なし」と
おっしゃってましたね。
最近の日本を蔽う閉塞感。
何かどんどん夢が失われ
人々がリスク(挑戦)でなくて安定(現状維持)を
求め始めている気がします。
このままで大丈夫なんかいな?
と心配になっていましたが、
溝畑氏のような人をみると
まだまだ日本も捨てたもんじゃない
大丈夫かも?
という気にさせられます。
ROOKIES
再放送でドラマ「ROOKIES」が
連日放送されている。
ドラマって連続してみると楽しい。
週一だとどうしても緊張感が続かんというか・・・。
ついつい最初から見てしまってます。
最近歳のせいか「涙腺」が緩んでいる。
もう見え見えのストーリー展開に、
コテコテの演出なのに、
観ていると胸が一杯になってしまうのは、
何故?
前回の「フルスイング」もそうですが、
人間は誰かに存在を認めてもらいたいのです。
で、大切な誰かが高畠先生ではないが、
命がけでバックアップしてくれれば、
ぐれたりする子供はいなくなるのではないでしょうか?
せめて全ての子を持つ親が、
真剣に子供と向き合えればいいなあと思います。
私も年末子供と有意義に過ごしたいと思います。