融資が無理な会社は
11月7日
復習のために融資が受けれない会社の主な条件を書きます。
それは、以下の通りです。
・2期の決算を終えていない会社
・債務超過の会社
・税金に未納のある会社
・代表者の金融履歴に問題のある会社
しかし、このどの項目にも該当していなくても、
ここのところ次のような、どう考えても融資を受けることができない会社の案件が続いています。
①人材派遣会社 1期目売上1600万円 2期目の売上200万円
②営業損失を3期継続する会社 などなど
確かに①の例では、債務超過でもありませんし、納税の未納もありません。
しかし、年間の売上高、それも2期目で、200万円ってどう思われますか?
個人の年収でも多いとはいえない額ですよね。
この会社に融資をする金融機関があるとは、私は到底思えません。
もちろんこの会社の場合、社長は報酬を財務上は取っていない形になっていて、
でも生活しているのですから、どこからか捻出しているはずです。
ここで考えられるのは、預金を取り崩す、不動産など売却、親兄弟からの援助、個人借入など、
これらによって賄っているとしか思えません。
この辺り確認してみると、
「そんな預金や不動産があったら苦労しない」
「親が経営する会社からの援助は少しはある」
と言うことでした。
これで、この社長の個人借入が生活費に充当されていることが分かります。
と言うことは、年収がほぼない状況になっている訳ですから、
当然、借入の状況が正常であるはずがありません。
要は、年収に比較して債務過大、恐らく多重債務を抱えていることが予想されます。
以前にも書きましたが、銀行は社長が多重債務者の場合、融資をすることを避けますので、
当然、このような売上高があまりにも少ない会社の場合は、
100%銀行からの融資は無理です。
多分この記事を読まれた多くの方が、そりゃ無理だと思われると思いますが、
しかし、この状況で融資を受けることが、駄目で元々と考えたとしても、考えること自体、
失礼ながら、この社長は??????????としか言いようがありません。
まさかと思われるかもしれませんが、けっこうこのような会社の数って多いですね。
また、このような会社の融資のお手伝いは可能と言うコンサルタントがいるのが、これまた不思議です。
実は粉飾決算を前提とした詐欺グループのようなコンサルタントの集団は、
実はこのような会社に目をつけたのだと思われます。
いや、このような会社しか顧客にならないからだと思われます。
確かに、売上を50倍くらいにすれば、理屈上は2~3千万円の融資が付く可能性があるので、
明らかに出資法の上限を遥かに超える10~20%を取ったとしても、
この状況下になる経営者にしてみれば、OKなんだと思います。
売上よりも利益と言いますが、売上も少なすぎれば、
融資は絶対に受けれないとご認識いただきたいと思います。
このような会社の場合、融資よりも、もっと根本的に事業自体が事業になっていないのですから、
事業のやり方自体を再考しないといけないと思います。
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代表者の金融履歴について
11月6日
未納のある会社については、11月1日に書いた記事をご参照下さい。
今日は代表者の金融トラブルについてです。
先日も、過去に倒産履歴のある方が代表者を務める会社の融資のご支援の案件が、
某生保の部長から紹介がありました。
この社長は過去に倒産と言う履歴があるのにも関わらず、
多額の資金、それも資金調達を融資に求めている方です。
非常に冷たい言い方かもしれませんが、
この方の融資ができるようであれば、
この私だって、どんどん融資を申し込んで新しい事業をしています。
もちろん1回倒産の経験があるからと言って、
再挑戦の時に資金調達の選択肢が少ない日本の現状が正しいと言うつもりは全くありませんが、
現状は融資と言うことに限れば100%不可と言っても間違いではないと思います。
私が言いたいことは、
このような現状を全く理解しないで、新しい事業を計画することを問題にしたいのです。
100%不可能な融資の資金をもとに事業を考える。
これって変と思いませんか?
こんなことをしているから、事業に失敗するのではないでしょうか?
だいぶ前に中国でウェディング事業を資金計画もなく、現地法人と契約して困っている会社の社長のことを書きましたが、実は今回の会社の社長と同一人物です。
この事業でも、資金調達の目処も立たないのに、契約をして契約金も一部支払っていて、
困った人だなと思っていましたが、また今回、違った事業で支援をして欲しいとのこと。
まったく懲りない人とはこういう人のことではないでしょうか。
残念ながら、倒産履歴のある場合、
銀行からの融資は99.99999%難しいと言うことを認識していただいて、
事業計画を作ることが重要です。
100%不可と書かなかったのは、
時々銀行が調べる時に、社長の名前の読み方が違って入力してOKになることもあるからです。
しかしながら、こんな宝くじに当たるような確率のラッキーをあてにして事業計画を作ることは、
正常とは言えないので、どうしても事業計画上、多額の資金調達が必要と思われる場合は、
まず融資に頼らない直接金融を検討するか、代表者を他の人にする以外に道はありません。
今後銀行もケースによっては、倒産履歴の社長にも融資をする時が来るかもしれませんが、
今は駄目です。
無理なことを計画の中心において事業を考える。
こんな時間の無駄と言うか、無謀なことは絶対に止めて欲しいと思います。
この社長は、なぜこんなことが理解できないのか、前にも一度お話をしているのに、
私には理解できません。
自慢でも何でもありませんが、
一生融資を受けることは無理なので、考えることを止めて、私は今のビジネスを始めたのです。
できもしない資金調達を前提にした事業計画を持っている方は、想像以上に多いので、
この辺りをご案内することも弊社の役割と思って、
このような場合、気分を害されることは承知で、忌憚なく伝えるようにしています。
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債務超過
11月5日
債務超過、このブログでも何度も書いてきていますが、復習の意味を込めてのご案内です。
債務超過とは、貸借対照表をご覧いただくと、貸方(右側)の下の部分に資本の部と言うところがあります。
この資本の部が赤字のことを債務超過といいます。
この状況は簡単に言えば、赤字が嵩み資本を食いつぶしている状況のことです。
この状況は、設立後間もない会社の場合、
特に製品やサービスを新規開発しているような会社の場合、
販売が軌道に乗るまでは、ある意味仕方がないかと思いますが、
何期も何期もに渡って積み重ねた赤字による債務超過は経営上とても重大な問題です。
前者のような場合であれば、資本金を増強することによって、
販売が軌道に乗り、素晴らしい会社に発展する可能性も感じますが、
後者の場合は、経営者はとかく、資金さえあれば黒字体質の会社に生まれ変わると言いがちですが、
実際のところ、忌憚なく行って、恒常的な赤字経営の会社は、
資本金を増強しても意味がないのが現実的なところです。
前提として未来の展望が持てる会社の債務超過の場合ですが、
このような会社融資を手伝いをする時は、ともかく資本金を増資することが大切です。
確かに長期借入金、それも代表者からの貸付と言うことで特記しても良いとは思いますが、
財務諸表を見た時の、第一印象は思ったよりも重要です。
ただ、資本を増資したからと言って、赤字体質が継続しているような場合は、
やはり融資を受けるのは非常に難しいことは言うまでもありません。
今までの塁損によって債務超過になっていたが、
増資をして債務超過を解消し、更には直近の決算では黒字基調になっていると言うのが、
最低必要条件です。
特別損失などで当期利益が赤字と言うのなら、まだ説明もつきますが、
経常利益、もっと言えば営業利益が赤字基調の段階では、
資本金を増やして一時的に債務超過を解消しても、
時間が経てば再度債務超過になる懸念があり融資は困難です。
もちろん総利益が赤字の会社の場合は論外であることは言うまでもありません。
総利益が赤字なんてことは、なぜこの事業をやっているのか全く????ですが、
多くの案件の中には、稀ではありますが、存在するのには驚きます。
話をまとめますと、
塁損で債務超過であったが、
経営努力によって黒字基調になった時、
資本金を増資することで債務超過を解消することは、
翌期からの融資にとても有益であるとご理解いただきたいと思います。
話は本論からそれますが、
あくまで翌期からという部分は押さえておいていただきたいと思います。
あくまでも融資は直前期の決算の内容が元になるからです。
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