JALの記事を読んで
11月10日
JALの再建策の記事を読まれましたか?
どのような感想を持たれたでしょうか?
私はJALって本当に良い経営者に恵まれていないなと言う感想と、
こんな再建策しか考えられないようでは、そんなに遠くない将来、危機的状況を迎えるのではないかと思ってしまいました。
その理由は、タダ一つです。
この再建策は、ただ満遍なくコストカットをするだけのもので、
JALのブランド価値の再構築といった視点がほとんど盛り込まれていないところです。
私は家人がJAL出身であることや、
良い歳ですので、未だにANAよりはJALに乗ってしまう世代かも知れないのですが、
事故も起きそうな印象があって、さらにサービスも大したことのない会社の飛行機に、
高い料金を支払って乗る乗客はいなくなるのではないかと思います。
以前からヤバイなと思っていたことは、
DC10のような古い機体をまだ飛ばしていて、
今はどうか知りませんが、コスト削減のために一部整備も外部委託しているとも聞いていたからです。
案の定、機体の老朽化や整備不良が原因と思われる事故がけっこう起きたのは記憶に新しいと思います。
簡単に書けば、たとえばですが、
自動車の日産が、コストをできるだけカットして、
廉価な自動車や実用的な自動車に特化して、
ともかく赤字を出さないシステムを作るような印象を受けるのです。
実際の日産は、フェアレディも出したし、フーガも4.5Lを出して、
いろいろ言う人もいますが、10年前の日産のクルマよりは、現在のクルマの方が、
私ははるかに欲しい車が増えたと思っています。
私は大昔の日産と比較すれば?ですが、
間違いなく10年前の日産よりは、今の日産の方がブランドの価値は高くなったと感じています。
ですから、JALの場合も、
まず安全性のため、機体年数の古い機体は一掃する。
整備や運行の見直しを徹底的にやる。
たとえば国内線は、安全だが余計なサービスは止める。
しかし、国際線に関しては徹底的にブランド構築を前提とした投資、
つまり一律給与カットなんてして、スタッフのモチベーションを下げたり、
良い人材の確保や流出を防ぐといった、
専門的なことは分かりませんが、
もう少しメリハリのある、選択と集中をイメージできる再建策が作れないものかと思ってしまうのです。
たぶん、JALのことですから中級品を作るシステムには適合する提案のできる、
アメリカ系のコンサルティング会社などに、
再建策のアドバイスを受けているような気がするのですが、
こんな再建策だと、安売り航空券しか売れない航空会社に早晩なってしまう懸念を抱きます。
家人の話を聞くと、JALもやはり国営企業的なぬるま湯体質があったことは事実のようですが、
今は民間会社なのですから、もっとフリーハンドな、再建策を作らないと、
本当にこの会社危ないと私は懸念します。
ともかく赤字なので再建策を発表しましたなんて、官僚的なことをやっていては駄目だと言いたいのです。
今でも、まだまだJALのブランドは相当なものなのですから、
特徴のない中級品を売るような会社を目指すようなくだらない再建策は見直すべきだと思います。
でも残念ながら、先ほども行ったように、半官半民のような体質の会社に、
有能な経営者が育つはずもないので、
思い切って外部から血を入れるぐらいのことをしないと多分無理でしょうね。
このままではJALは駄目になります。
頑張って欲しいですね。
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融資が無理な会社は 3
11月9日
二日間にわたり融資が無理な会社について、実例をあげてお話をしました。
多分お読みいただいた方の多くが、たぶん実例の会社については、
融資がつかないのは当然だと思われると思いますが、
ここが重要なポイントですが、
多分実例をあげた社長にしても、自分の話を他人の話として聞くと、
融資をしない銀行が悪いというような感想を持たれないと思うのですが、
自分のこととなると、冷静に自分を見れないと言うか、
いくら経常的に赤字経営をしていても、年間売り上げが200万円であったとしても、
ここで資金調達ができれば、経営は一挙に改善され売上も飛躍的に伸びるのだと、
思い込んでしまうものなのです。
でも資金調達は、天からお金が降ってくるわけではないので、
どうしても他人の意志というものがあるわけですから、
他人が納得して、この会社に、融資あるいは出資をすることで、自分もメリットがあると言うことでなければ、
絶対に資金を提供することはありません。
ここを間違えると、
いくら社長が一所懸命でも、
ビジネスモデルが素晴らしかったとしても、
将来性があるとしても、
資金調達はできないと言うことを本当に理解していただきたいのです。
社長が唯我独尊では話にならないのです。
諸外国のことは詳しくありませんが、
どうも我々日本人は、お上に頼ると言うか、
何を基準として融資や助成するのか????な公的制度というものが発達していた結果、
ややもすると、資金を提供する側のメリットと言う視点を無視し、社会性という言葉でごまかしてしまう傾向があるのではないでしょうか。
これは私の独断かもしれませんが、
今の制度のような公的資金など不要ですし、早晩、なくなる方向に進むと思っています。
事実そのような方向に動いているのはご承知の通りです。
結論になりますが、このようなことから、
他人にメリットを感じさせる会社への資金調達は、飛躍的に選択肢も増え楽になると思いますが、
ただ創業したから、創業支援金を、とか、
景気が悪いから安定化資金のような、
いかにもバラマキ的な資金を享受できるような社会ではなくなると私は思います。
ですから、社長と言う仕事に従事する方は、
以前のように資金繰りは経理部長になんて、小説の三等重役のような良き時代ではないのですから、
本当に資金調達の知識を研究し、戦略的に考えるとうな姿勢を持たないと、
勝ち抜いていけない時代になっていくと思います。
ですから、二日間にわたって書いた社長のようなことをしていると、
間違いなく、会社が発展するどころか、破綻してしまう懸念の方が大きいので、
思うように資金調達ができない方は、今一度自分が、自分の会社にお金を貸す立場だったら、
どのような印象を受けるか、あるいは判断するか自問自答する必要があると思います。
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融資が無理な会社は 2
11月8日
今日は営業損失を3期継続する会社についてです。
よくご存知のように、同じ赤字でも、その内容によってかなり状況は違います。
簡単に言えば、赤字の原因が継続的なものなのか、突発的なことなのかによって、
金融機関の見方はかなり違ってきます。
ですから売れば売るほど赤字になる、
特に原価より安く販売していることになる売上総利益がマイナスは論外。
次に販売管理費の要素が入る営業利益がマイナスの場合は、
まだ経費の見直しなど改善の余地があるものの、
現状が継続されると損失が増えることは確かなので、この状況も融資にとっては致命傷です。
さらに、主な要因として金利の支払いの要素が入る経常利益が損失というのも、
これも融資上は問題になります。
赤字でも、融資が考えられるなというケースは、
特別損失、つまり一時的で、継続しないと思われる一時的な損失による赤字。
これは事情説明ができて、今後再度起こりえないことが明らかにできれば、
融資上問題にならないこともあります。
赤字の説明はざっとこんな具合ですが、
でも3期連続営業損失。これは上の説明からしても問題がある会社だと思われませんか。
営業利益が赤字と言うのは、
粗利益が少ないか、
販売管理費がかかりすぎているか、
この二つの要因によって起きるわけですから、
経営者の手腕や努力不足が問われてもいたし方ない状況であると言えます。
俗に言う放漫経営の会社がこれに該当します。
1期であってもこの状況は良くありませんが、
今回実際相談があった会社は3期連続マイナス。
この辺りになると、会社を存続していること自体にも疑問が出てくる状況ですから、
融資はもちろん無理です。
債務超過になっていないこと自体不思議なのですが、
資本金が大きい分だけ、債務超過になっていないだけのことです。
このような会社の社長が、
「銀行は中小企業には冷たいですね」と言われても、
これに同意することはしにくいですね。
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