思うように資金調達ができない方へ -2220ページ目

直接金融の重要性

4月22日



昨日書いた、起業した経営者の創業時の資金調達の話ですが、

しつこいようですが、この話とても重要なので、もう少し書きたいと思います。

 

我々が事業をしようと思う時、

思うくらいですから、何か事業化したい、良い商材やサービスはそれなりにあるのが普通です。

要は経営資源のモノは、すぐにでも事業化できるくらい身近なところにあることもあるでしょうし、

かなり遠い先にあることもあると思いますが、

いずれにしても、あると考えても良いと思います。

 

また人も、大規模な事業の場合だと、

決定的に不足というか、十分でないケースもあると思いますが、

小さな規模で起業する場合は、

通常はOKの場合が多いのではないでしょうか。

 

しかし、たいていの場合、問題となるのはお金、つまり資金が事業化するにあたっては、

準備できていないケースや、十分にはないケースがほとんどではないかと思います。

もちろん、既存企業が、新規事業に参入するケースは除きます。


 

すこし懐かしくなる画像です。サクラはあっという間ですね。
 

特に事業が大規模であればあるほど、

ビジネスチャンスが大きければ大きいほど、

普通の場合、多額の資金が必要であることが多く、

事業しようと思うものなら誰でも、事業を大きくして、より儲けたいと思うのは自然ですので、

ここに事業の内容と資金力のバランスを崩す大きな原因が存在します。

 

弊社はファイナンスのアレンジを業務としていますので、

当然ながら、このように資金が不足な場合、相談を受けるわけですから、

ご相談に来られるケースは、全案件資金不足の相談になります。

 

だから、多くのケースに直面しますが、

創業時の資金調達で我々がお手伝いできるような、

つまりデット(融資)かエクイティ(出資)かは別にして、

顧客と無関係な第三者である金融機関から調達できそうな案件は、

数十件に1件あるかないかの割合で、

ほとんどの案件は、弊社以外に持っていかれても、不可能であることが現実です。

しかしながら、顧客は自分のことだし、やろうとする事業にほれ込んでいることが普通ですから、

このあたりの現実を理解できない人が多いんですね。

 

すごい人になると、弊社に来るまでにも、何年にもわたって、

資金の部分で事業が止まり、資金調達だけに力を注いでいるような人もいますが、

このようなケースでは、99%どこに言っても、誰に相談しても資金調達自体不可能である場合が多いのに、

それでも、高利でも良いとか、個人投資家でも良いとか、

自分の置かれている現実を直視して、

それに対応できるような冷静さというか柔軟性をなくしていると言うか、

恐ろしい無駄な時間を過ごしている方もけっこういらっしゃるので驚きます。

 

中には悪質なコンサルタントや金融ブローカーに、

着手金を取られまくり、もちろん資金調達もできず、

その額500万円とか1000万円にも上る脇の甘い方もいるし、

できもしない案件を如何にもできるかのように見せかけて、

高額の着手金的な前金を取る、怪しからぬインチキコンサルタントや金融ブローカーが多いのは、

非常にムカつくし、マジ要注意です。



 

このような目に合わないようにするには、

金融機関からの資金調達ができない場合は、

シンプルに自分の知り合いから資金調達をすることに集中することです。

方法はいろいろありますので、ぜひこのあたりは勉強することをお勧めします。

そして、これができない場合は、事業を始めないようにするか、

資金調達できる資金の範囲で展開が可能なように、

事業のビジネスモデルを考え直すことが一番現実的だし、

これは一見遠回りするように思えますが、

実は成功への一番近道であることも事実で、

 

今日一番述べたいのは、

極端な表現をすると、

創業時の一番大切な仕事は、事業展開に十分な資金を、

自分の知り合いから調達することが最も大切な仕事だと、

十分認識していただきたいのです。

 

資金もないのに、自分の考える事業に酔って、事業を見切り発車しないことが、

私が何よりも言いたいことだし、

非常に冷淡な言い方かもしれませんが、

十分な自己資金を持つ人を除いて、

自分の知り合いから資金調達のできない人は、

事業なんかしようといないことです。

もちろん、資金調達のうまい人に協力してもらうこともOKです。

 

以前も書いたように、

昨日まで書いた一休だってそうだし、

今や世界的な企業になっているホンダもソニーなども、

このような時期を直接金融で乗り越え、今の姿があることを忘れないようにしたいと思います。

 

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一休.comの社長の記事を読んで 2

4月21日


今日は昨日の続きです。

むしろ昨日の話題よりも、今日の話題の方が、

資金調達のブログとしては、相応しい話題かもしれません。

 

と言うのは、一休の社長。前職のコンサル業がうまくいかず、

背水の陣で望んだ現在のホテル予約サイトの事業を開業するにあたり、

開業のための資金調達は、金融機関からではなく、

知り合いから集めたという部分はとても重要なことだからです。

 

私のような仕事をしていると、

この部分が本当に大切であることがよく分かります。

しかし、肝心の起業する方で、このことについて理解していない方が非常に多いのが問題です。

そしてこのことが、せっかく起業したのに経営破たんや自己破産、あるいは自殺や逃亡など、

悲劇を生んでいることも事実です。

 

長くこの仕事をやっていますので、

起業した経営者をたくさん存じ上げていますが、

成功した方、うまく行かない方を見ていると、

金融機関から資金調達できない創業時に、

いかにうまく知り合いや取引先から資金調達できるかどうかが、

実は、事業が成功するか否かの、分岐点だということがよく分かります。


時々、人モノ情報はあるけど、

お金がないので事業がうまくいいかないと、

お金さえあればものすごいビジネスチャンスなのにと、

創業時に資金調達しにくい、日本の現状に文句ばかり言ったり、

銀行を批判したり、嘆いていてばかりいる人がいますが、

気持ちは分かりますが、

こんなことをいっていること自体、本当は経営者として失格です。

ちゃんとこのような現状でも資金を調達できる人はいるのですから、

この部分で既に負けているのです。

 

良く言うように、会社を発展させるには、

人・モノ・金・情報を4つの経営資源が必要であることはご存知の通りで、

どれを欠いても成功することはできません。

ですから、金融機関が資金を出さない時でも、

事業のために必要な資金の調達は、

不可欠な経営資源を用意するという経営者の大切な仕事なのだから、

これができない経営者は駄目な経営者と言わざるを得ません。

 

会社経営はまさに戦いで、

必要な資金が集まらないから事業が発展しないなんて、ただ嘆いている方は、

そもそも、資金が必要な事業をしなければ良かったのであって、

誰の責任でもなく、この部分は自己責任の範囲です。

ともかく、創業時は、弊社などにいくら相談いただいても、

最低限自分で用意しないといけない資金は、

事業の内容によって額は違いますが、必ず存在します。

 

だから、金が全然ないし、知り合いからも集めることができないが、

事業をやりたいので、資金をなんとかして欲しいという、甘えるな的な相談に対しては、

冷たいようですが、経営者のそもそも論を理解していないおしか思えないので、

お手伝いはお断りしています。

 

事業を考える時、重要なことは、

ある程度、第三者が事業の具現性くらい確認できるまでの必要な資金は、

自分で用意するか集めることが不可欠であると認識していただきたいのです。

 

一休の社長の記事は、このことについて良い例だと思い取り上げてみました。

今は有名な会社ですが、この会社だって、創業時に社長に直接金融の才覚と信用がなければ、

今の成功はなかったということをご理解ください。


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一休.comの社長の記事を読んで

4月20日



高級ホテルの予約サイトで有名な一休.comを運営する株式会社一休の社長の記事が、

先週の、いつだったか忘れましたが日経に載っていました。

 

このサイトは利用される方も多いと思いますが、

ホテルの予約サイトとしてはピカ一の存在で、

私も出張などでホテルを予約する時は、ほぼ100%このサイトにお世話になっています。

 

何よりもすごいと思うのは、

開業後から今まで、ずっと一貫して非常にグレードの高いサービスで有名な、

パークハイアットも、

最近ミッドタウンに開業したリッツカールトンも、

この秋に日比谷の元日活ホテルの跡地にできるペニンシュラも、

高級と思われるホテルは全国くまなくほぼすべてのホテルがここで予約できることです。

 

今でこそ、ここまで有名になり存在感ができれば、

新しく開業するホテルはどこでも加盟してくれるでしょうが、

最初はかなり大変だったと思います。

 

最初の加盟ホテルは、

西新宿にあるセンチュリーハイアット東京で、

今でも恩人と思っているということが書いてありましたが、

最初の加盟ホテルを取ることは、さぞ大変だっただろうと思います。

 

この社長は森正文さんと言うのですが、

もと日本生命の社員から、独立してコンサルタント会社を経営をしたが、

ここでかなり厳しい状況を体験し、挫折を味わった後、

知人などから資金を集めて開業した会社を、

東証一部の上場企業にまで成長させた人物です。

 

この記事の中で二つの参考になることを見つけました。

 

まず一つはコンサルタント時代に失敗した時のことと、

二つ目は、コンサル会社がうまくいかなかった後、

追い詰められた中、知人から資金を調達し、ものの見事に事業を成功したことについてです。


まずはコンサル時代の失敗談からなのですが、

何をコンサルするんだと顧客から聞かれたとき、

何でもやりますよ。と答えたら、

顧客から、何でもやる、できるということ=何にもできないことだと、言われ、

コンサル会社としては成功しなかったという下りなのですが、

この部分は私も痛いほどよく分かります。

 

私もけっこう成功した事業をつぶした後、

資金がかからないという理由で始めたコンサルタント稼業でしたが、

開業当初、さすがにこの社長のように何でもやりますよとは言いませんでしたが、

実際は、金になりそうなことには何でも飛びついたのは事実で、

この時代は本当にうまくいきませんでした。

 

今から考えれば、金になりそうなことを追いかけただけでは、

絶対に成功は難しいということがよく理解できるのですが、

当時は、早く食べていけるようになることが何よりも優先課題で、頭から抜けず、

ともかく金を追いかけて右往左往していたものでした。

 

このように、ただ金を追いかけるようなことをしていると、

専門的なスキルはできないし、何よりも差別化できるものが持てませんから、

他人様、それも良い方々や会社からお座敷がかかりません。

それに、自分の周りに集まってくる人は、

お金だけを追及している人ばかりだから、

先にも述べたように、

スキルも独自のサービスもないもできない人ばかりが集まってくるので、

気は悪いし、お金だって集まるはずがありませんでした。

はっきり言って言い人脈ができませんでした。

 

このブログを書き始めた頃にも書いたように、

間違えると金融ブローカーとも思える、

他人様の資金調達をサポートするコンサルに特化することが、

ここでは詳細は省きますが、たまたまできたとこから、

良い顧客や人脈にも恵まれ、

そうすると自然にお金も集まってきたので、本当にラッキーでしたが、

今でもこの幸運に恵まれず、お金だけを求めて、

何でも屋になっていたら、今の生活はなかっただろうし、

マジで生活保護を受けるようなこともあったかもしれません。

お金に困ると健康も害することが多く、生きていなかったかもしれないと思うと、

本当にぞっとすることが今でも時々あります。

 

私は今も全然成功したとは思っていないので、

偉そうには言えませんが、少なくともマイナス状況から普通の生活ができるようになったのは、

コンサルタント業において、何でも屋から脱却して、一つの分野に集中したお陰だと思っています。

 

もし、会社勤めから独立して、

コンサル業のような仕事を始めて、

何年もやっているのに、うまくいっていない場合、

一度サービスする領域を狭くして、特化してみることをお勧めいたします。

 

多分、今私や弊社に数多くの案件が、

多い時には100を越す案件をいただけるのは、

私と弊社が、資金調達と思ったとき、思い出していただけるからだと思っています。

 

中には、10年近く前にお手伝いをして会社を大発展させた方が、

また現状の資金調達で壁を感じたとき、

私のことを思い出して、ご連絡をいただけるのは、

サービスを資金調達に特化しているからだと思っています。

 

よくコンサルタントで名刺の裏に何行も何行も、

サービスの項目を書いている方がいますが、

こんな名刺を持っている方で成功している人を見たことがありません。


これはコンサル業に限らず、他の業種でも同じで、

大会社でもないのに、いくつもいくつもの業種に手を出している会社で、

これまた成功しいる会社を本当に見つけることができません。


定款に多くの事業内容を書くことはまだしも、

名刺の裏に、何をやっているのかわからないくらい多くの種類の、

サービスや製品を書くのは、逆効果なので止めたほうが良いと思います。


たとえば以前会った人で、

名刺に、映画制作・飲食業・牧場経営・IP事業なんて書いていた人がいますが、

こんな名刺をもらったら、

あなたはこの人が何をしているか分かりますか?

何が一番得意なのかわかりますか?

あなたはこの人に何を期待しますか?

また何か頼もうと思いますか?


まずは、私ならお付き合いしませんね。

 

明日もこの続きを書きます。

 

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