思ったより影響が大きいと思いませんか?
4月26日
昨年何度も何度も書いた消費者金融など、
利息制限法と出資法の上限金利のダブルスタンダード是正を主旨とする、
貸金業規制法の改正の問題ですが、
予想を上回る影響が出ているように思います。
まだ改正までには時間があって、
すぐに影響が出るかどうか疑問でしたが、
この影響は、消費者金融の業界だけではなく、
カード会社やノンバンクにもかなりの影響が出ています。
次の二つの記事をお読みください。
消費者金融、赤字1兆円超・大手4社前期
大手消費者金融会社の2007年3月期決算は最終赤字額が各社で従来予想より数百億―1000億円程度膨らみ、4社で合計1兆円を超える見通しだ。金利規制の強化で借り手からの「過払い金」の返還請求が急増し、引当金を積み増すことが響く。大手各社は資本に余力があり、ただちに経営が揺らぐことはなさそうだが、中小事業者も含めた業界再編が加速するとの見方は多い。
大手消費者金融4社は06年9月中間決算で、借り手が利息制限法の上限金利(15―20%)を超えて支払った金利の返還に備えて、多額の引当金を計上した。通期の業績予想も下方修正し、1000億―3000億円規模の最終赤字を見込んでいた。各社は金利規制の影響を一段と厳しく織り込み、引当金積み増しを検討し始めた。
JCB金融商品、灰色金利を廃止
ジェーシービー(JCB)はクレジットカードによる翌月返済型のキャッシングの金利を引き下げる。現在は年27.8%だが、6月16日の新規利用分から年18%に下げる。カードローンの金利はすでに年18%以下なので、これでJCBはすべての金融商品で利息制限法の上限金利を上回る「灰色金利」を廃止する。大手カード会社の灰色金利の撤廃はディーシーカード、三井住友カードなどに次ぐ。
記事にも書いていますが、
消費者金融の業界は再編どころか、
その元祖消費者金融の会社は、その存在さえ、否定されてきています。
これも散々このブログで批判してきた、
三井住友銀行の店舗内でのプロミスの商品の販売ですが、
全国的に調べた訳ではありませんが、
少なくとも私が行く店舗では、
プロミスの販売を止めていて、
三井住友銀行カードローンとアットローンのみになっています。
三井住友銀行カードローン、アットローン、プロミスのホームページを見ると、
まずは、三井住友銀行カードローンは、金利 年8~12% 最高300万円まで、
アットローンは、金利 年15~18% 最高300万円まで、
そして、プロミスはと見ると、
三井住友銀行カードローンやアットローンのように、
明確に大きく、金利と限度額が出ていません。
いろいろ探していくと、初めて、
金利 年25.55% 最高50万円であることが分かります。
数年先には、この25.55%は違反となるため、当然ながら下げなければなりません。
そうすると、アットローンとまったく競合してしまうので、
現在のように、金利によって、ターゲットの客層リスクの住み分けができなくなります。
そうすると、今プロミスが行っている、三井住友銀行カードローンとアットローンへの保証業務が、
プロミスの主たる事業になるのか、
あるいは事業者向けのローンに特化していくのか、
いずれにしても金利で顧客を選別することがしにくくなるから、
他の条件によって対象とする顧客を選別していくのか、
消費者金融の会社としては活動範囲が狭まっていき、
もし、私がプロミスの経営者なら、
結果として、まんまとして銀行にしてやられたと思うでしょうね。
自分で築いた個人顧客の審査のノウハウを、銀行あるいは銀行との合弁会社に提供し、
気が付いたら社会の流れもあって、元祖である自社が本来の業務ができなくなってきているのですから、
かなり参っていると思います。
保証業務も良いけど、今までの消費者金融の事業と比較したら、
利益の額の大きさはまったく違い、
本当に、いつの間にか、気が付いたら、
主役から脇役というか、縁の下の力持ち的な役割に変わっていたのですから、
今までやってきたことから考えれば、ザマー見ろと思ってしまいますが、
この1年ほどの間に、消費者金融の会社の置かれる環境や状況は、
大きく様変わりしたものだと驚いてしまいます。
この潮流は、消費者金融の業界だけに止まらず、
カード業界やノンバンクにも多大な影響を与えています。
カード業界は記事の通りですが、
どことは具体名は書きませんが、
不動産担保ローンをやっているノンバンクでも、
この影響は大きく、
ある消費者金融もやっている某一部上場企業は、
不動産担保ローンの業務を実質上止めて、
この部門の責任者は、既に大手外資系に転職し、
この会社で不動産担保ローンのサービス開始に向けて準備しているようなケースも起きています。
他にも、過払い金の返還リスクで、積極的に融資がしにくくなっている会社もあり、
いずれにしても、貸金業の業界再編はものすごい勢いで加速していくと思われます。
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そして資金調達関連でお勧めする書籍は、次の2冊です。
この2冊ほど、都市銀行や有力地銀の融資を受ける時に、参考となる本はないと思います。
また、何よりも読みやすいのが良いですね。
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最もお勧めする資金調達の本
もちろんどんな資金調達関連の本が出版されているか、
すべてを把握するほど暇じゃないので、
気が付かないだけで、素晴らしい本も多々あるとは思いますが、
公的資金のガイドブック的なものが多いし、
いまいち実践的ではない本も数多く見受けます。
時々読者の皆様からも、
資金調達のお勧めの本はないかと、質問をいただくのですが、
デットファイナンス、それも銀行のどちらかといえば都市銀行や有力地銀に限った範囲と言う条件で、
お勧めする本はと言えば、
ダントツで、三菱銀行出身の池井戸潤著の「小さな会社 借金のルール」をお勧めします。
私が知る限りでは、この本より役立つ融資の本を読んだことはありません。
私が常日頃、このブログでも書いていることと、ほぼ同じ内容で、
非常に実践的に役立つ本と思います。
初めて読んだ時、あまりにも同意できる部分が多いので驚いたものです。
池井戸潤氏は、江戸川乱歩賞を取ったこともあるミステリー作家でもあり、
「空飛ぶタイヤ」では直木賞の候補にも選ばれた作家でもあるので、
何よりも読みやすいのが一番で、
さらにわざと難しく記述しているのではないかと思うような、
ウダウダ眠たくなるような部分もないので、
とても好感が持てる本ですし、内容は実践的と言う点では、ぴか一です。
資金調達の本にご興味ある方なら、ぜひ一度読まれたら良いと思います。
さらにもう1冊、借金のルールの1年ほど前に出た本で、
「10億円借りたいなら決算書はこうつくれ!」も、
題名がすごいのでページを捲った本でしたが、
内容が非常に実践的で、
日々弊社がファイナンスのアレンジをする中で、
これほど実状に合った本はないと思って購入したことがある本です。
現在、融資の可否を決める決算書について、
融資との関係を理解するのに非常に役立つ優れものです。
ただ、これらの本を読まれる時は、
もちろん、この2冊の本が書かれた時期から1年以上経っているので、
現状にすべて則している訳ではないところは、
勘案して読んでくださいね。
たとえば、これらの本が出版された時と比較すると、
かなり新規で取引する時はハードルが高くなっていたり、
若干のタイムラグ的なところがあるのも事実です。
でも基本的なところは本当に参考になると思います。
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意外な結果ですが、ある意味ホッとしました。
田上さんは「肉親の情と自治体運営は違う。市職員としての弔い合戦だ」と出馬を決意し、退職金を選挙費用に充て、背水の陣で臨んだ。26年半の市職員生活では06年に日本初のまち歩き博覧会「長崎さるく博」を発案、企画し、延べ1000万人を集めるなど広報や観光畑で活躍。培った人脈が草の根運動の核になった。
時間、資金、人員とないものばかりだったが、世襲に反発した地元経済界から後押しを受け、一部の国会議員や地方議員からも支援を得て、まとまった得票につながった。
一方、伊藤市長の長女の夫で西日本新聞記者の横尾誠さん(40)は22日午後11時50分ごろ、長崎市内の選挙事務所に伊藤市長の長女で妻優子さん(36)とともに喪服姿で現れ、涙ぐみながらあいさつ。伊藤市長の大きな遺影が掲げられた会場で、横尾さんは「伊藤市政への期待をあんな卑劣な暴力で止めるわけにはいかないと立候補した。私のいたらなさでこんな結果になり、本当に申し訳ございませんでした」と頭を下げた。
優子さんは「本当にありがとうございました。父伊藤一長はこの程度の存在でしたか。父は浮かばれないと思います。残念です。父の愛する長崎でこんな仕打ちを受けるとは思いませんでした」と声を詰まらせた。
横尾さんは、東京での記者生活を休職して補充立候補した。1000を超える団体推薦や伊藤市長の後援会組織を受け継ぎ、遺族が喪服姿で街頭に立つなど、徹底して情に訴えたが及ばなかった。
私は前職の時、総投資額からすれば大した割合ではありませんでしたが、
長崎にも十数億円の不動産投資をして、少し不動産以外の事業もした経験があります。
この程度の関わり方ですから、
私の受けた印象は、深く長崎に関わっていないからこその、
薄っぺらな理解だったのかもしれないのですが、
私の知る長崎は、ものすごくローカルで保守的な、
そして何よりも情がすごく濃い人たちの住む街というのが、
率直な感想でした。
ですから、今回、伊藤前市長が銃殺され、
その後継者に娘婿の西日本新聞社の記者の横尾氏が立候補した時、
こりゃ決まったなというのが率直な感想でした。
前市長は圧倒的に強かったようですし、
残りの候補者は、何のために立候補している分からない人ばかりのような気がしていたので、
情の強い長崎のことだから、圧倒的な強さで当選すると思っていました。
まして、世襲を嫌い、行政経験のなさを嫌って立候補した田上氏を見て、
この人、長崎の人らしくない、勇気のある人だな・・・。
いや、よく頑張るな。
下手したら、裏切り者じゃないけど、
身に覚えのないような中傷を受けるんじゃないかなと心配してしまいましたし、
まさか当選するとは、正直なところ思いませんでした。
長崎市民の方々には大変失礼しましたとお詫びしたい気持ちです。
確かに、急に市長が銃弾に倒れて、
急遽決まった選挙でしたから、
マニフェストどころか、何も分からず、これからすべて勉強ですという気持ちも分かるし、
正直で誠実かなとは思いますが、
やはり市長は、国会議員とは違って、
行政の長ですから、情だけで、市民の支持を得るのは難しかったんだろうと思います。
こんなこと書くと、無礼かもしれませんが、
やはり喪服で選挙を戦う姿は異様で、事情は理解できるものの、
平たい言い方をすれば、引いてしまった市民が多かったんじゃないかと思うのですが、
皆様はどう感じられたでしょうか?
さらに、いくら娘婿とは言え、何も分からないと言っている人よりは、
もっと前市長の遺志を本当に意味で理解してる人を後継にできなかったのか、
この辺り、市民の民意を取り違えた様な気がしてなりません。
長崎市の方には失礼なのは重々承知ですが、
情が濃い風土であったような気がしたから、
絶対に横尾氏が当選すると思っていたのに、
僅かな表の差とは言え、田上氏が当選したことは、
本当に良かったと思うし、正しい民意に敬意を表すところです。
もちろん、伊藤前市長へのお悔やみの気持ちは変わりません。
また、選挙期間中の候補者へのテロなんて、多分今までなかったし、
絶対に許されることではないし、この事件は決して一市長へのテロ事件では済まされない、
重大な事件だと思います。
でも真相究明は多分されないと思います。
安倍首相の最初の頃の談話を聞きましたか?
気抜けのコーラみたいなだけではなく、政治センスの恐ろしい欠如を感じました。
政治の内容は支持できないけど、こんな時は、あの小泉さんが懐かしく思うのは、
多分私だけではないと思います。
現首相の支持率が上がらないのは、これじゃ当然ですね。
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