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こんな新銀行東京なら、継続に大反対!

3月19日

まずは日経の記事をお読みください。

 

新銀行東京、無担保・無保証融資を廃止

 経営再建中の新銀行東京(東京・千代田、津島隆一代表執行役)は4月以降、無担保・無保証融資を原則廃止する。2005年の開業当初から、中小企業の資金繰り対策として看板に掲げてきたが、不良債権の急増で継続が困難と判断した。今後は担保や保証が付いた融資を中心にする計画。ほかの民間金融機関との違いが乏しくなり、改めて同行の存在意義が問われそうだ。

 無担保・無保証の既存の貸出先が今後、借り換える際には原則として信用保証協会などの保証をつけてもらう方針。新規融資の場合は、担保や保証を求める。

 

この記事を読んで、こんなことなら、

この銀行の継続のために税金を投入することには大反対です。

記事の中にも書いていますが、有担保・有保証が融資の必要条件だとすれば、

他の銀行や信用金庫などとまったく同じ、

あるいは会社によっては条件が悪くなり、こんな銀行からお金を借りる会社はありません。


それに、有担保・有保証の場合の金利がどんな水準か分かりませんが、

もし他の銀行などよりも高いとすれば、いったい誰がこの銀行の顧客になるのか、

とてもまともな経営判断とは思えません。

 

報道でも言われているように、今までの運営は極めてまずかったものの、

設立の意図、サービスについては十分評価できることもあり、

実際、私の周辺でも、この銀行から融資を受けたことで、

再生できた会社があったのも事実です。

 

でもこの記事を読むと、銀行の都合しか頭になく、

利用する顧客がいて、初めて銀行の経営が成り立つと言う視点がまったく欠けていて、

これなら営業を継続する意味はありません。

特に驚いたのは次の部分です。

無担保・無保証の既存の貸出先が今後、借り換える際には原則として信用保証協会などの保証をつけてもらう方針。


このようなことをすれば借換ができなくなるケースが多いのは当然で、

現実的には借換不可と同じことで、この部分はかなりトラブルになると思います。


いずれにしても、銀行と言うお金を扱う、比較的顧客に対して優先的な地位にいるとは言え、

顧客なくして経営が成り立つはずがなく、

本当にこの記事の内容で新銀行東京が運営されるなら、

これから投入される税金が400億円か600億円か知りませんが、

石原知事と東京都の面子のために先送りされるだけで、

とても銀行の再建は望めません。

 

石原さんもここは面子など捨てて、銀行の精算を早くしたほうが良いと思います。

精算するにはもっとお金がかかるようなことをい言っているようですが、

存在意義のない銀行なんかは不要です。

むしろ損失が増えていく懸念のほうが大きく、今清算してしまうのが一番実損が少ないと思います。

税金投入を強行する背景には、

ひょっとすると、精算すれば、今までの経営内容があからさまになるから、

何かまずいことがるんじゃないかとさえ思ってしまいます。


知事の周辺にいた元副知事とこの銀行との係わり合いなど、

なぜと言うような、怪しい話も噂かもしれませんが多々あったので、

疑わずにはいられません。




石原知事は何かと批判の多い人ですが、

少なくとも、そのリーダーシップは評価できると思っています。

新銀行東京にしても、設立の意思自体は素晴らしかったと思いますし、

彼のリーダーシップがなければ設立できなかったと思います。

経営者の人選を大きく間違えたのと、運営がど下手なのに、

チェックをしていなかったことは大変な間違いだし責任重大です。

でもリーダーシップがあるのだから、

その辺の政治家や役人みたいに、先送りするようなことはせず、

退却が必要な時はきっぱりと退却して欲しいと期待しますし、

この部分こそ石原さんのリーダーシップの発揮できるところではないでしょうか。

 

存在意義が非常に薄くなった銀行を、いかにもお役所仕事のように、

先送りするなんて、彼らしくなく、晩節を汚してしまうと思うのですが、いかがでしょう?

 

あるいは、この間書いたように、保証協会の迷走で、

現状良くなっている会社でも保証を受けることができないようなケースが多々あって、

このことが原因で、銀行や信金から融資を受けれない会社が、それこそ山とあり、

経済の活力を毀損しています。

このような会社の保証をする第二保証協会のようなビジネスモデルに変更すれば、

ものすごく存在意義が出てくると思うのですが・・・・。

 

いずれにしても、記事の内容通りの運営を新銀行東京がしていくとすれば、

私は絶対にこの銀行の再建はないと思っています。

 

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日銀総裁問題 福田さんの致命傷になってきた

3月18日

あまり人気も評判も良くない福田首相ですが、

私は今まで比較的自民党の中では支持していました。

でも日銀問題について、この人が不評なのがよく分かりました。

まずは記事をお読みください。

 

民主党は政府が18日、国会に提示した田波耕治国際協力銀行総裁を日銀総裁に起用する人事案について同日中に賛否を判断する方針だ。これに関連し、民主の山岡賢次国会対策委員長は国会内で記者団に「同意する理由を見つけるのは大変だ。実質的に同意はかなり難しいことになるだろう」と述べた。

 山岡氏は「(日銀総裁に大蔵省出身者と日銀出身者を交代で充てる)たすき掛け人事のスタイルを何としても死守しようという姿が露骨だ」と指摘。国会同意人事検討小委員会の仙谷由人委員長は記者団に「財務省の秩序をいかに崩さないかという執念だと思った」と述べた。直嶋正行政調会長は記者団に「これまでの財金分離から言うと、頭を悩ます提案だ」と語った。
 

武藤氏に続いて総裁候補に政府が提示した田波氏はまた事務次官経験者。

なんで、官僚改革を標榜する野党が同意しにくい人をまた推挙するのかと思ったら、

たすき掛け人事だって!! 叫び

なんてオーセンティックで 時代錯誤も甚だしく お話にならないですね。むっプンプンDASH!

私はなんでまた喧嘩を売るような人を出したのかと思っていたら、

財務省のプレッシャーがあったんですね。

これでは、福田さんは財務省の言いなり、官僚べったりで指導力がないと言われても仕方ありません。

事実一昨日になると思いますが、

日銀総裁の後継問題で額賀財務大臣と会談したとの報道がありましたが、

財務省側に配慮する会談だったのだと思います。

額賀という人物も極めて支持できない政治家の一人ですが、

これじゃ、まるで財務大臣が財務省のメッセンジャーボーイで、情けない限りです。

福田さんも情けない首相ですね。

民主党の真意が分からないって言っているけれど、

もうそんな言葉では国民は騙されないと早く気がつくべきですよね。
 


でも怖いものですね。

今回の田波候補の提示で、私は風が変化したように感じます。

それは、今までは報道もどちらかと言えば武藤候補に反対する民主党に批判的でしたが、

今日辺りから、報道もですが、自民党や公明党の与党の中でも、

福井首相に対する批判が、民主党に対するよりも強くなった気がします。

自民党議員もテレビのニュースで福田さんへの批判を始めたし、

安倍政権で官房長官をして評判を落とした塩崎氏も、日銀出身だからかもしれませんが、

財務省批判をし始めたし、ほんとに風が変わったように思いますね。

 

この問題は意外に、福田政権の崩壊につながるきっかけになるかも知れず、

今回の福田首相の政治判断は極めてまずかったと思います。

意外や意外、解散総選挙につながる可能性も出てきたように思い、

政権交代を熱望しているのに、

民主党の馬鹿丸出しのドジの数々で諦めかけていた解散総選挙が、

現実味を少し帯びてきたように私は感じました。

 

しかし、財務省の官僚たちもいい加減に特権意識を変えろと言いたいですね。

日本は財務省主導の国ではないし、そんな時代錯誤も甚だしいことが、

ボーダレスになった現代でも通用すると思っていたら、極めてKY。

東大で何を勉強していたんだと言いたいですね。

知識や特権階級意識だけを身につけ、見識や時代を読み取る力を学んでいないとしたら、

こんな連中には即刻退場願いたいものです。
 

事務次官経験者だから日銀総裁になってはいけないという意見はおかしいと言う人もいるでしょうが、

単なる財務省の審議官や局長とは違い、

誰がなんと言っても、日本の官僚組織の頂点は財務省の事務次官ポストです。

現在の日本の最大リスクにもなっている政治の、

その元凶でもある官僚の象徴的なポストの事務次官の究極の天下り先を、

日銀総裁だと考えているのなら、冗談じゃないと思いませんか?

日銀の存在意義や責任や適切な機能よりも、

官僚の天下り先確保を優先的に考える財務省の思惑があるのなら、

財務省の官僚たちは売国奴と言っても過言ではありません。

でも、もっと福田首相の責任は重く、こんなことを容認する首相をとても支持できないと思いました。

 

最近、小泉元首相の存在感が増してきています。

小泉さんも支持できないことをいっぱいしたけれど、

でもなんか懐かしいと言うか、待望論が出てくるのも分かりますね。

確かに、小泉さんも官僚の抜本的改革からは逃げたけれど、

でも官僚たちに好き勝手なことはさせないぞと言う強いメッセージを持っていました。

多分政界再編のにおいを感じて動き始めたのだと思いますが、

この人の動向を見ていたら面白いかもしれないと思いました。

 

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テロとそれに続く戦争に注意 !

3月17日

サブプライムローンから始まったアメリカの経済問題ですが、

予想された通りアメリカの景気後退は避けられない見込みで、

まさに日本のバブル崩壊の時と同じ状況になってきたように思います。

 

しかし、ここに来てもブッシュ政権は公的資金の注入を躊躇しているので、

FRB(米連邦準備理事会)がいくら利下げをして資金供給をしても、

あふれた資金が株式や不動産には行かず、商品市場に流入して、

商品価格が高騰して、物価高と景気悪化を起こす悪循環に陥っているようです。

このような多分戦後最悪の経済危機を迎えたアメリカは、

日本のように大人しく、失われた10年のような時期を迎えるわけがなく、

こうなると気をつけないといけないのは戦争です。

戦争を膨大な公共投資と考えれば、

アメリカが経済のために戦争を起こす懸念は十分あると思います。

 

イランにしても北朝鮮にしても、今は嵐の静けさのような状況なのが返って不気味です。

とは言え、イラクが長引き、アメリカ国内に戦争を嫌う世論があるのは確かで、

こうなると、まあ謀略史観の好きな私としては、

また9.11やパールハーバーのように、

戦争を国民に納得させることが必要になるから、

何らかのテロや事故などを自作自演で起こす懸念があってまさしく恐怖です。

  

そもそもアメリカの課題は、景気や経済が悪化するという問題も重要ですが、

一番問題なのは、ドルの機軸通貨としての地位が今後維持できるかどうか、

この問題に尽きると思います。

アメリカはドルという世界各国の決済に唯一使用されている基軸通貨を持っていたから、

貿易赤字や財政赤字がいくらあっても、紙幣を刷れば良かったので、

破綻もせずやって来れましたが、

今やユーロが基軸通貨としての地位を固めつつあるし、

中国が台頭し、元もそのうち基軸通貨として勢力を拡げていけば、

マジでアメリカの危機とも言える状況が現実化します。

 

イラク戦争も、イラクが原油の決済をユーロに変更したことが一番の原因だったとも言われるように、

ドル防衛のために、アメリカは何でもすると言っても決してオーバーな話ではなく、

この意味で、これからしばらくアメリカが何を画策するか分かりません。

たまたま、アメリカの起こすテロや事件に巻き込まれようものなら悲劇としか言えません。

ですから、アメリカの経済が悪化すればするほど、

このようなテロのリスク、そして戦争のリスクは増えるので、

アメリカの状況は本当に目が離せないことになってきたと思います。
対岸の火事のような話をして恐縮ですが、

イランも原油の問題では影響が小さくはありませんが、

北朝鮮については、日本国内がターゲットになって、

直接日本の安全保障に関わる問題になる懸念も払拭できないので、

マジで怖いことになってきたと言うのが感想です。
    

日本のバブル崩壊の時、日本の不良債権処理について、

その処理があまりにも遅く小さすぎると言われたことがありましたが、

今のアメリカはその当時の日本と同じで、不良債権処理のための公的資金注入を、

大統領選への影響を考えているのか、ブッシュ大統領は拒否しているようで、

最初の話に戻りますが、FRB(米連邦準備理事会)がいくら利下げや資金供給をしても、

根っこの問題が解決されるわけではないから、

資金が株や不動産に行かないし、まして企業や個人の融資が拡大する訳でもなく、

ただひたすら商品市場に行って、原油や金などが猛烈に値上がりしてしまっています。

 

バブル崩壊の日本政府の処理を見て、

日本は駄目で、アメリカなら抜本的な処理をすばやくするだろうと思っていましたが、

いざとなるとアメリカも日本と大して変わらないですね。

不良債権の総額についての開示は日本よりは早かったけれど、

不良債権処理については、本当にぐずぐずしていて、

こんなことをしていたら、ブッシュ大統領の失政は後世に残り、

戦争では失敗し、経済問題でも失敗した、至上最悪の大統領になってしまいます。

 

だから、公的資金の注入が遅れ、今年の秋の大統領選が近づき、

アメリカ経済が大変な危機になり、ブッシュ大統領の失政がより明瞭になっていたら、

自身の名誉挽回と大統領選のために、何か起こす懸念が大なので、

本当に注意したいものだと思います。

 

とは言っても、この種のテロはいつどこで起きるか分からないから、

気をつけようにも気をつけることは難しいですが、

たとえば、用がない限り、大統領選が終わるまで、

アメリカの大都市には近づかない方が良いかも知れません。

アメリカ国民全員が復讐に燃えるような事件でないと、

今は戦争を容認する状態にないから、余計にアメリカのシンボル的なところで起きる気がします。

まあ、余計な本の読みすぎ、考えすぎなら良いのですが、

マジで考えそうなことだから本当に怖いですね。

 

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