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名古屋のちんどん べんてんや 駒子です
べんてんや中西部ツアーもいよいよ佳境。
現在、オハイオ州シンシナティに来ています
あっという間に残り2公演
全力で盛り上げたいと思います
さて、今ツアーのレポの続きをお届けいたしましょう。
3/5(水)のお話です。
この日はインディアナ州ウエストラファイエットにあるパデュー大学での公演でした。
パデュー大学はアメリカを代表する名門校の一つ。
210以上の専攻科目があり約5万人の学生が通うマンモス校です。
数々の著名人を輩出しており、宇宙飛行士として月面に初めて着陸したニール・アームストロングや、同じく宇宙飛行士でアポロ計画最後の月面着陸者ユージン・サーナン、その他ノーベル賞受賞者やらスポーツ選手やら、本当に多くの著名人が学んだ名門校なのです。
敷地も圧倒的な広さで、
ほぼ "ひとつの街" です。
徒歩移動する学生さんたちがたくさん行き交う中、自動車や自転車、電動キックボードで移動する学生さんも多く、スケボーで華麗にシューっと移動していく学生さんを目撃した際には、もし自分だったらローラースケートで移動したいなぁ、なんてぼんやり妄想にふけりました。
夢はフリーダム フリーダム。
廊下の掲示板にはべんてんやのチラシが
このチラシは学生さんが作ってくださったとのこと。
べんてんやらしさがとてもよく表現されているポップでカラフルで素敵なこのチラシ画像を初めて見た時にはメンバー一同大興奮で大はしゃぎ
学生さんに感謝
まずは、私たちのショーの前にはノーザンケンタッキー州立大学教授・桑原先生によるちんどん屋、そしてべんてんやについてのレクチャーがありました。
そしてべんてんやが教室後方から登場
学生の皆さんは初めて見る日本のちんどん屋、生のべんてんやにとても驚いているようでした。
自分たちが日頃学んでいる「教室」という日常の世界に非日常のこんな人たちがやってきて、一体どのような態度で演奏を聴いたらいいのかどうしたらいいのかわからなかったのでしょうか、少し緊張気味に大人しく聴いてくださっていました。
最初の1分ぐらいは。
ちんどん屋の定番曲やアメリカのオールディーズなど様々な曲を演奏しましたが、この日はやはりアニソンが一番盛り上がり、となりのトトロの「さんぽ」ではみんながほぼ一斉に横揺れをはじめ、セーラームーンの「ムーンライト伝説」では目の輝きが倍増、そして「残酷な天使のテーゼ」ではタイトルを言った瞬間どよめきが起こり手拍子MAXに
「名古屋べんてんちゃん音頭」は着席スタイルで手の振りのみで踊っていただきましたが、皆さん一緒に楽しく踊っていただくことができました
ここはインディアナ州ということで、
「ご当地ソングである『インディアナに帰ろう(Back home again in Indiana)』を演奏したらいいわよ!」
とテレサさんがおっしゃったので、前夜に急いでメンバーそれぞれ部屋にこもり頑張って覚えて演奏したところ、学生さんたちの反応は、
「・・・??」
学生さんたち、州外から来ている方がほとんどで、この曲をご存知なかったようでした。
よく考えたらそうですよね。残念
しかし翌日の公演では大盛り上がりの大合唱となったので、頑張って覚えて良かったです
終演後には写真を撮ったり、質問に答えたりして交流。
きっとこの先様々な世界で活躍するであろう才能に溢れた若い学生の皆さんに日本のちんどん屋について知っていただくことができ、とても有意義な時間を過ごすことができました。
学生のみなさまをはじめ関わってくださった皆さま、JASIの皆さま、そしてスポンサーになってくださったSUBARUさま、本当にどうもありがとうございました
(SUBARUって、あのスバルですよ皆さんちなみにスバルはインディアナで超絶大人気の日本車メーカーなのです
)
ところで出番前。
教室の外の静かな廊下で3人で待機していると、
移動中の学生さんに何人か遭遇したのですが、
そこで解ったことが一つありました。
廊下の角を曲がった先にべんてんやがいた場合、
皆さん真顔で足を止め、
一歩下がるんです。
まるでドッキリの番組を観ている気分になりました
あ〜面白かった(笑)
以上、パデュー大学公演のレポでした
あっという間に残り2公演となった今ツアーですが、レポはまだまだ続きます
帰国前にほぼリアルタイムで全レポをアップすることはやはりなかなか難しそうですが、どうぞのんびりお待ちください
明日はこちら
①シンシナティ図書館
②シンシナティ美術館
詳しくはこちら
そして3/10(月)は、
シャチホコアズーリFM
べんてんやのそれそれマンデー♪
明日もいい日になりますように
名古屋のちんどん べんてんや 駒子でした