海に眠るダイヤモンド。泣いたよ、鉄平の運命に…
泣いたよ。最後のコスモスのところを思い出すだけで泣けるし、ちょっと暫く立ち直れんよ…海に眠るダイヤモンド。間違いなく、今期「光る君へ」と同じくらいのめり込んだドラマでした。そもそも端島を舞台っていうことも興味深くて面白かったし、何より俳優陣が全員、ほんっとうに良かった!鉄平の神木君、朝子の花ちゃん、百合子の太鳳ちゃん、進平の斉藤工、和尚のさだまさし、そしてお父さん(一平)の国村隼…一平の国村隼は今更かもしれんけど、ほんまに良い俳優というか、存在に説得力があって、一平というキャラもおらんなってみればこの端島の世界に良心と安心感をもたらす大きな存在やったってことが分かった。もし一平がおったなら、鉄平の運命も変わったかもしれんのに…主人公の神木君は、神木君やったからこそこのドラマは成立したような。前半の一生懸命で明るくてひたむきな鉄平、最終話の重い運命との対比…悲しいけど神木君やから、それでも前を向きながら朝子を思いながら生きたんやろうなーって思えた。うう…泣ける…あと、花ちゃん。花ちゃん演じる朝子が鉄平の相手でなければ、多分ここまで鉄平が生涯をかけて思い続けたことに説得力はなかったかも。タイトルの海に眠るダイヤモンド、ダイヤモンドはもちろん石炭のことでもあったけど、最後まで見たならそのダイヤモンドは、鉄平から朝子への想い(=青い色のギヤマン)でもあったんやなあ。そして、最後、悲しいだけで終わらんかったのは、鉄平が端島が見える家で見つけたボランティア=外勤の仕事をやっていたこと。鉄平が外勤さんやったのは、他人を気遣って助けるのが生きがいやったからなんやろうなあ。それが鉄平の晩年の人生で出来たってことは、救いになったしこのドラマで鉄平が主人公やった意味を感じた。胸を抉られたけど、生きるってことを考えさせられる、良いドラマでした。