今日もまた日がな一日テレビを観てしまいました -43ページ目

美元の歌と高嶋政伸のドラマ

 ここの所、テレビは観てたんですけど書く暇が無かったので、最近観て面白かった番組の話を少々…。

 テレ東でやってた『カラオケバトル』は、吉木りさが意外なほど歌がうまいことを知ったり、「ペガサスの朝」を久々にご本人の歌で聞けたりと、なかなか楽しめました。五十嵐浩晃さんはすっかり老けた松木安太郎みたいになってましたけど、歌声は変わらず良かったです。えぇ。

 でもこの番組で一番面白かったのは、やっぱ美元大先生の歌ですね。なにせ「なんでお前出てきたの?」というくらいのド音痴ぶりで、あまりの酷さに途中で本人が泣くという、本当に訳の分からない展開だったのであります。もちろんこれは、笑顔と涙のコンボで心象を良くしようと躍起な美元大先生ならではの作戦なんでしょうが、場所選べよ。あと、この放送当日に事務所を解雇されていた事実のほうが本当に泣けただろうなと思いました(笑)。世間やマチャアキだけでなく、事務所ももうついていけなかったみたいです。

 美元大先生と言えば、本人曰く「まだまだ仲直りできる」らしい裁判中の旦那・高嶋政伸なんですけれども、この翌日、久々にテレビに出てましたね。私も結構好きなシリーズである『美食カメラマン 星井裕事件簿』でございますよ。

 内容は相変わらずそこそこ面白かったです。ただ高嶋政伸がハイテンションに演じれば演じるほど、現実とのギャップに笑えてくるから困りもの。

「事件はドラマの中で起こってるんじゃない。実生活で起こってるんだ!」

 …と、何度となく心の中で突っ込んでしまったのは、私がワイドショー大好きなダメ人間だからでしょう。

 でも、いくら真剣に観ようとしても、ドラマの中に様々なトラップが仕込まれているからもう大変。政伸本人がこんな状況なのに、ドラマの中できれいな女性に目を奪われてみたり、何より水野真紀演じる元嫁の名前が美雪だったり…。もちろんこれは裁判問題以前からあったドラマ内の設定なんですけれども、なんかあまりにもリンクしちゃって殺人事件どころではなかった私でした。おしまい。

ダディとめちゃイケとすべらない話の話

 昨日は『痛快! ビッグダディ』と『めちゃ✕2イケてるッ!』と『人志松本のすべらない話』を観ました。

 ただダディはですね、あんまり面白くなかったので途中で観るの止めちゃいました(笑)。これは前にも書いたことですけれども、今のダディはファンタジーがゼロなんで、喧嘩以外に見所がないわけですよ。というか、基本がダメな大人とそれに振り回される子供たちの話なんで、ファンタジーがない時点で面白さは激減なんです。で、それをなんとか大事件で誤魔化していたのがここ最近までの話。でもそれもなくなってしまったんだから、なんかもういいや…みたいな。そんな感じですね。本当に。やっぱダディの言う通り終わらしてたほうが良かったんだな~と、今回のを観ててつくづく思いましたよ。番組的にも、一家の将来的にもね。

 まぁ、次長課長河本やキングコング梶原の生活保護問題のお陰で、ダディ一家のほうがまだまともだよな…と気付いたことがせめてもの救いかなと(笑)。

 そうそう、河本と言えばすべらない話。出てませんでしたね、やっぱり(笑)。てかあの番組でさんざん母親をネタにしてたわけですから、そりゃ出られないよね~みたいな。ダウンタウン松本の「今出たら確実にすべりますからね」というギャグが、河本にとってはせめてもの救いか。…てかバレた時点ですぐ謝れば済んだのにね(笑)。ホント、コンプライアンスを履き違えてるぞ、吉本は。

 あとやっぱ観てて思ったのが、あの過剰な演出は本当にいらないなってことと、ベテラン勢はもうネタもないんだから早く卒業したほうがいいんじゃないか? …ということ。演出はたぶん、今後も続くんでしょうから、せめて出演者は世代交代したほうがいいだろうなと思いました。モノノフ塚地、優勝おめでとう♪

 めちゃイケはナイナイ岡村と千原ジュニアの和解企画でして、ついでに加藤浩次とも和解してました。私、芸能界のこういうバチバチした人間関係は大好きなもんで、大変楽しませていただきました。特に加藤浩次が最初にジュニアを見た時の表情が、非常に喧嘩腰な感じだったのが素敵でしたね(笑)。

 ただ一個だけ悲しかったのは、加藤の昔の映像で、一緒に映っていたのがナイナイ矢部だったこと。山本じゃないのね…みたいな。映像すら出せないのね…みたいな。

 大阪吉本の芸人の不祥事には甘く、大阪以外の芸人には厳しい吉本。ジュニアとの和解どうこうより、山本のほうが先だろうと思った人はいっぱいいるんじゃないかと思った私なのでありました。おしまい。

配役が抜群だった『捜査線上のアリア』

 昨日は仕事が一段落したもんで、金曜プレステージ二週連続特別企画第一弾『捜査線上のアリア』を観ました。いやぁ~、じっくり観る二時間サスペンスって、やっぱり本当にいいもんですね~。

 内容はですね、殺人事件の犯人として疑われた駆け出しの売れない女流作家が、自らの潔白を「事件を題材にしたフィクション小説」を書くことで証明するというもの。つまり主人公は、小説を通して真犯人に迫っていくわけです。

 この話題性抜群の手法に、これまで彼女を小馬鹿にしていた出版社や、犯人扱いしていたマスコミは、掌を返して持ち上げはじめます。すると彼女は、これまた彼女を小馬鹿にしていた大作家先生である容疑者のアリバイも、見事に崩して小説にかき上げ、容疑者を逮捕させることにも成功。気がつけば売れない女流作家は、この作品で権威ある作家賞を受賞するまでになったのでした…。

 ところが、ここで終わらないのがこの作品。最後の最後に、全部をひっくり返すような大どんでん返しが待っているんですね~。その流れは、二時間サスペンスなので多少駆け足&乱暴な所もあるんですけど、森村誠一の原作が言いたいことを女性心理と上手く掛け合わせていて、私は上手くリメイクしたな~と思いました。

 で、この作品が良作になった一番の要因は、原作の良さっていうのももちろんあるんですけど、やっぱキャストだよな~みたいな。

 主人公の若村麻由美は、母親の重圧という影を引きずる中年独身女性の役柄を上手く演じてましたし、何より最初の「誘えばついて来そうな自分に自信のない安い女」っぷりから、後半の自信と気品あふれる美人女流作家への変貌ぶりは、実力派美人女優の真骨頂という感じ。

 さらに、彼女を小馬鹿にする容疑者の大作家先生を演じた佐野史郎も、まぁ~視聴者を敵に回す完璧な悪役でありました。この佐野史郎といい、弱者に強くてすぐ掌を返す編集長役を演じた渡辺いっけいといい、本当に適材適所に役者が配置されてたな、みたいな。あとちょい役で出ていた売れっ子ギャルケータイ小説作家も、なんか世の中舐めてるウザさ満載で素敵でした(笑)。

 それと、やはりV6の坂本昌行ですかね、良かったのは。『鍵のかかった部屋』での好演が記憶に新しいからこそ、見事に視聴者をミスリードさせる役目を果たせていたな~と思いました。絶対に彼が真犯人だと思った人は多いはず。

 …と、そんなわけで、配役の妙が良作に仕上げた本作なんですが、もうひとつ、出版業界やマスコミのダメな部分を逆手に取る感じが、この作品の魅力なんだと思います。私も一応は物書きの端くれとして、出版業界やマスコミの世界に身を置く人間なんですけれども、小説にも事件取材にも無縁なフリーライターなもんですから、こういう嫌な部分を見たことはなかったです。でも、編集さんや出版社の役員さんなんかの話を聞くと、本当にドロドロしてるみたい。嫌ですね、本当に。そういう世界にいなくて良かった良かった。

 …あ、そういえばその昔、ある雑誌の編集長から無茶苦茶な難癖を付けられたことがあるのを思い出した!「俺は仕事やってる立場だぞ」的な、物凄い上から目線の物言いだったんですけど、こっちがそれ以上にブチギレたせいで、原稿未完のままギャラだけ貰ったという…(笑)。そう考えると、この作品は主人公の性格も含めたオチにちゃんとなってるな~なんて思ったのでありました。おしまい。