志村軒
昨日はフジテレビの深夜バラエティ『志村軒』を観ました。
この志村けんの深夜バラエティシリーズは前から大好きなんですが、リニューアルする毎に面白くなるという、ベテラン芸人の番組としては非常に特異なシリーズでもあります。
内容は基本的にシチュエーションコントで、志村けんと優香夫婦が営む『志村軒』というラーメン屋と、ダチョウ肥後とハリセンボン春菜夫婦が営む隣の喫茶店『ポエム』がこの番組の舞台。そこに各店のアルバイト、森下悠里とハリセンボンはるか、そして両店の常連であるダチョウ上島が絡み、毎回、もの凄くユルくてベタな笑いを繰り広げるんですが、この辺りは森下悠里(と肥後の娘役)を除いて前作『志村屋です。』と基本設定や出演者は同じ。まぁ、ラーメン屋がだんご屋、喫茶店が定食屋という違いはあれど、この向かい合わせた2店でお話が進むのは一緒です。つまりコントだけでなく、設定も代わり映えのないベタな番組なのです。
…が、それでもどんどん面白くなっていっているのは、やっぱり出演者の変化と、それに伴う笑いの変化があるからだと私は思います。
特に出演者の変化は大きくて、過去にも『SHIMURA-X』時代から数えれば、このシリーズにはかなり多くのタレントが代わる代わる出演していました。その中で残ったのが、初期の頃から出ていたダチョウの2人と優香。ジモンだけハブられているのはまぁ、置いておいて、その後暫くして『志村屋です。』から欠かせないレギュラーになったのがハリセンボンの2人です。で、この5人に共通するのは、番組において確実に笑いに貢献しているということ。それまでの出演者は「志村けんの女の趣味で選ばれたのでは?」と勘ぐられるような人も少なくありませんでしたが、この5人はそれとは明らかに違い、番組をパワーアップさせています(優香は結果的にそうなった感じですが)。
中でもハリセンボンは、それまで笑いの中心が志村けん、ダチョウの2人、それとその笑いに視聴者以上に反応し、マジ受けして番組を結果的に盛り上げる優香、という形だったものを、さらに「誰もがいじりやすいデブ女(春菜。タイプは違うも過去に出演していた島崎和歌子と同じような存在)」「誰もが引く危ない女(はるか。これはまったく新しいタイプ)」という役回りで笑いのパターンを広げるという、この番組の今の面白さを形作った最大の功労者なのです。志村けんの笑いと相性がいいというのもあるんでしょうけどね。
で、もうひとり、今の面白さに貢献しているのが森下悠里です。当初、森下が出演すると知った時は正直、だいじょうぶかぁ~という感じでした。明らかに「志村けんの好み枠」だし、何より毎週あの整形サイボーグが出るのかと思うと、観なくてもいいかな~という気持ちになりますしね。…が、ところがどっこい、この森下がまぁ、自分の立ち位置を見事に体現するような役を演じているじゃありませんか。実生活で枕営業してなければ絶対に出せないであろう、下品なエロスで志村けんを誘惑し、M字開脚のパンモロ姿も余裕で晒し、コント中のセクハラも、設定で最終的には怒ったりするものの、完全にお触りキスOKなピンサロ嬢状態で受け入れ、時にはセクハラにキャッキャと喜ぶ姿は、まさに志村世代のエロ親父の理想像(たぶん)。もちろんアイドルとしては完全にNGのお下劣さですが(恵比寿マスカッツですら断るだろう)、体を張ったぶっちゃけぶりで森下悠里という人間の存在理由を証明し、なおかつ笑いに繋げる姿は、おっぱいバカとか思ってて本当にすんませんでした…という感じです。それに、彼女が出ることで優香の怒りキャラがさらに引き立つという、相互作用まで生まれているのが素晴らしい。まさかこんな所に、森下悠里というタレントの居場所があったのかと驚くばかりです。
噂ではドリフ時代、かっちりし過ぎるいかりや長介の笑いに否定的だったという志村けん。それが本当ならば、この番組で観られるアドリブやハプニング上等のユルくてベタな笑いは、芸人・志村けんの真骨頂という感じかもしれません。私はかつてブームを起こした『だいじょうぶだぁ』よりも、この番組のほうが好きだな。
この志村けんの深夜バラエティシリーズは前から大好きなんですが、リニューアルする毎に面白くなるという、ベテラン芸人の番組としては非常に特異なシリーズでもあります。
内容は基本的にシチュエーションコントで、志村けんと優香夫婦が営む『志村軒』というラーメン屋と、ダチョウ肥後とハリセンボン春菜夫婦が営む隣の喫茶店『ポエム』がこの番組の舞台。そこに各店のアルバイト、森下悠里とハリセンボンはるか、そして両店の常連であるダチョウ上島が絡み、毎回、もの凄くユルくてベタな笑いを繰り広げるんですが、この辺りは森下悠里(と肥後の娘役)を除いて前作『志村屋です。』と基本設定や出演者は同じ。まぁ、ラーメン屋がだんご屋、喫茶店が定食屋という違いはあれど、この向かい合わせた2店でお話が進むのは一緒です。つまりコントだけでなく、設定も代わり映えのないベタな番組なのです。
…が、それでもどんどん面白くなっていっているのは、やっぱり出演者の変化と、それに伴う笑いの変化があるからだと私は思います。
特に出演者の変化は大きくて、過去にも『SHIMURA-X』時代から数えれば、このシリーズにはかなり多くのタレントが代わる代わる出演していました。その中で残ったのが、初期の頃から出ていたダチョウの2人と優香。ジモンだけハブられているのはまぁ、置いておいて、その後暫くして『志村屋です。』から欠かせないレギュラーになったのがハリセンボンの2人です。で、この5人に共通するのは、番組において確実に笑いに貢献しているということ。それまでの出演者は「志村けんの女の趣味で選ばれたのでは?」と勘ぐられるような人も少なくありませんでしたが、この5人はそれとは明らかに違い、番組をパワーアップさせています(優香は結果的にそうなった感じですが)。
中でもハリセンボンは、それまで笑いの中心が志村けん、ダチョウの2人、それとその笑いに視聴者以上に反応し、マジ受けして番組を結果的に盛り上げる優香、という形だったものを、さらに「誰もがいじりやすいデブ女(春菜。タイプは違うも過去に出演していた島崎和歌子と同じような存在)」「誰もが引く危ない女(はるか。これはまったく新しいタイプ)」という役回りで笑いのパターンを広げるという、この番組の今の面白さを形作った最大の功労者なのです。志村けんの笑いと相性がいいというのもあるんでしょうけどね。
で、もうひとり、今の面白さに貢献しているのが森下悠里です。当初、森下が出演すると知った時は正直、だいじょうぶかぁ~という感じでした。明らかに「志村けんの好み枠」だし、何より毎週あの整形サイボーグが出るのかと思うと、観なくてもいいかな~という気持ちになりますしね。…が、ところがどっこい、この森下がまぁ、自分の立ち位置を見事に体現するような役を演じているじゃありませんか。実生活で枕営業してなければ絶対に出せないであろう、下品なエロスで志村けんを誘惑し、M字開脚のパンモロ姿も余裕で晒し、コント中のセクハラも、設定で最終的には怒ったりするものの、完全にお触りキスOKなピンサロ嬢状態で受け入れ、時にはセクハラにキャッキャと喜ぶ姿は、まさに志村世代のエロ親父の理想像(たぶん)。もちろんアイドルとしては完全にNGのお下劣さですが(恵比寿マスカッツですら断るだろう)、体を張ったぶっちゃけぶりで森下悠里という人間の存在理由を証明し、なおかつ笑いに繋げる姿は、おっぱいバカとか思ってて本当にすんませんでした…という感じです。それに、彼女が出ることで優香の怒りキャラがさらに引き立つという、相互作用まで生まれているのが素晴らしい。まさかこんな所に、森下悠里というタレントの居場所があったのかと驚くばかりです。
噂ではドリフ時代、かっちりし過ぎるいかりや長介の笑いに否定的だったという志村けん。それが本当ならば、この番組で観られるアドリブやハプニング上等のユルくてベタな笑いは、芸人・志村けんの真骨頂という感じかもしれません。私はかつてブームを起こした『だいじょうぶだぁ』よりも、この番組のほうが好きだな。
スター☆ドラフト会議
昨日は日本テレビのバラエティ番組『スター☆ドラフト会議』を観ました。
この番組は「素人(もしくは無名タレント)オーディション番組」と「素人(もしくは無名タレント)いじり番組」が合体したようなもので、変化球的なタレント候補生をいじることでまずバラエティ番組として成り立たせ、さらにそこで使えそうなタレント候補生を業界関係者がスカウトし、話題作りに「いっちょ使ってみるか」と起用するという、使い捨て上等のテレビ業界ならではの内容です。しかもスカウトする側には日テレのプロデューサーも数多くいるので、ある意味、話題作りのマッチポンプ的な番組とも言えますね。
もちろんここからスター…とは言わないまでも、有名タレントが出てくる可能性はあります。ただ往年の『スター誕生』のように、芸能事務所が「スターの原石を発掘して自社で育てる」というわけではないので、スカウト札が上がってもその先は完全な自助努力です。「チャンスはやるけど失敗したらさよなら」というのが、番組、そしてスカウト側の基本スタンスですからね。だから山ほどスカウト札が上がっても、それはそれ。マツコ・デラックスのように、最初はただの話題性だけだったのが、その後は自分のテレビ的な立ち位置を理解して、扱いやすいタレントさんになる…というのが、候補生に求められていることなのです。小森純とかね。
なので観る側も、当然ながら純然たるオーディション番組として観てはいけません。ほとんどの人はそんな風に観てないとは思いますけど、「なんでこんなのに大量にスカウト札あがってんだよ!」とかマジギレしてはいけません。「きゃりーぱみゅぱみゅって、デビュー前の話題作りで出しただけなんじゃねぇの?」なんて勘ぐってもいけません。『あいのり』の女の子がブログを始めた途端、いきなり商品宣伝するようなきな臭い大人の事情を感じても、そこはスルーしましょう。あくまでも芸人さんの話術で成り立つ、ネタ番組として楽しむべきものなのです。実際、くりぃむしちゅ~やひな壇芸人の笑いがなければ、バラエティとしてもオーディション番組としても三流以下ですから。
同じくりぃむ有田がやっていた『アリケン』の「戦力外アイドルオーディション」は、三流アイドルの悲哀を下品な笑いに昇華した素晴らしいコーナーでしたが、逆にこの番組は、金もネタも話題性もないテレビ局が、素人や無名タレントにすがる悲哀ばかりが前面に出ていて素敵です。どうせならもっと露骨にテレビ業界の惨状をネタにしたほうが、番組の方向性も明確になって面白いと思うんですが、いかがでしょう?
この番組は「素人(もしくは無名タレント)オーディション番組」と「素人(もしくは無名タレント)いじり番組」が合体したようなもので、変化球的なタレント候補生をいじることでまずバラエティ番組として成り立たせ、さらにそこで使えそうなタレント候補生を業界関係者がスカウトし、話題作りに「いっちょ使ってみるか」と起用するという、使い捨て上等のテレビ業界ならではの内容です。しかもスカウトする側には日テレのプロデューサーも数多くいるので、ある意味、話題作りのマッチポンプ的な番組とも言えますね。
もちろんここからスター…とは言わないまでも、有名タレントが出てくる可能性はあります。ただ往年の『スター誕生』のように、芸能事務所が「スターの原石を発掘して自社で育てる」というわけではないので、スカウト札が上がってもその先は完全な自助努力です。「チャンスはやるけど失敗したらさよなら」というのが、番組、そしてスカウト側の基本スタンスですからね。だから山ほどスカウト札が上がっても、それはそれ。マツコ・デラックスのように、最初はただの話題性だけだったのが、その後は自分のテレビ的な立ち位置を理解して、扱いやすいタレントさんになる…というのが、候補生に求められていることなのです。小森純とかね。
なので観る側も、当然ながら純然たるオーディション番組として観てはいけません。ほとんどの人はそんな風に観てないとは思いますけど、「なんでこんなのに大量にスカウト札あがってんだよ!」とかマジギレしてはいけません。「きゃりーぱみゅぱみゅって、デビュー前の話題作りで出しただけなんじゃねぇの?」なんて勘ぐってもいけません。『あいのり』の女の子がブログを始めた途端、いきなり商品宣伝するようなきな臭い大人の事情を感じても、そこはスルーしましょう。あくまでも芸人さんの話術で成り立つ、ネタ番組として楽しむべきものなのです。実際、くりぃむしちゅ~やひな壇芸人の笑いがなければ、バラエティとしてもオーディション番組としても三流以下ですから。
同じくりぃむ有田がやっていた『アリケン』の「戦力外アイドルオーディション」は、三流アイドルの悲哀を下品な笑いに昇華した素晴らしいコーナーでしたが、逆にこの番組は、金もネタも話題性もないテレビ局が、素人や無名タレントにすがる悲哀ばかりが前面に出ていて素敵です。どうせならもっと露骨にテレビ業界の惨状をネタにしたほうが、番組の方向性も明確になって面白いと思うんですが、いかがでしょう?
湯けむりバスツアー 桜庭さやかの事件簿3
昨日は萬田久子さん主演の二時間サスペンス『湯けむりバスツアー 桜庭さやかの事件簿3』を観ました。
バスガイドが主役の二時間サスペンスといいますと、かつて名取裕子さん主演で『早乙女千春の添乗報告書』というのがありましたが、おばさんバスガイドがツアー中に起こる殺人事件を解決する、という部分はまったく同じです。ただ違う点もあって、早乙女千春が実は大財閥のご令嬢だったのに対し、桜庭さやかはバツイチ子持ちの普通のおばさま。あと早乙女千春は恋多き女でしたが、このシリーズでは桜庭さやかのパートナーである、運転手の富田林(葛山信吾)がその役を担っております。ツアー客の美女に惚れ(今回は客ではなく女刑事でしたが)、最後に振られるというのがこのシリーズのお約束なのです。
他にもお約束と言えるものはいくつかあるんですけど、やはりこのシリーズ最大の見所は、萬田さんの気でも狂ったのかと思うほド派手な見た目でしょう。全身ピンクの制服にカラーの入ったウィッグを被り、実年齢53歳の萬田さんが頑張る姿は、熟女マニアには堪らない一方、そうでない方はドン引きというなんとも素敵なものなのです。
ただ熟女マニアすらも今回、絶対に引いたであろうと思ったのは、序盤に突如出現した萬田さんの超ミニスカ姿です。いや、熟女のミニスカ自体はマニアさんにはどんと来いなんでしょうが、問題はその短いスカートの裾から伸びた萬田さんのおみ足で、これがもう、それでどうして体重を支えられているのかと不思議に思うほど細すぎ!いわゆるスレンダーな細身の足とかではなくて、完全に拒食症レベルの、ミイラのような足なのです。それも、黒いスパッツを穿いていたのでまだ見られたものの、あれが生足だったらと考えると、それだけで金玉の裏のあたりがきゅ~となります。恐怖ですね、恐怖。細足に憧れる女性は世に星の数ほどいるでしょうが、萬田さんの足は間違いなくその範疇を逸脱してますよ。
そんな萬田さんの足にばかり気になり、ほとんど内容が入ってこなかった本作なんですが、出演者は二時間サスペンスの雄が勢揃いという感じでした。芳本美代子、北原佐和子、三浦浩一、田中実、新井康弘などなど、まさに誰もが犯人になってもおかしくないほど、犯人役率の高いメンバーばかり。ただ個人的には、葛山信吾と田中実は同じような系統の役者なんで競演は避けていただきたかったかな、と思った本作でありました。
バスガイドが主役の二時間サスペンスといいますと、かつて名取裕子さん主演で『早乙女千春の添乗報告書』というのがありましたが、おばさんバスガイドがツアー中に起こる殺人事件を解決する、という部分はまったく同じです。ただ違う点もあって、早乙女千春が実は大財閥のご令嬢だったのに対し、桜庭さやかはバツイチ子持ちの普通のおばさま。あと早乙女千春は恋多き女でしたが、このシリーズでは桜庭さやかのパートナーである、運転手の富田林(葛山信吾)がその役を担っております。ツアー客の美女に惚れ(今回は客ではなく女刑事でしたが)、最後に振られるというのがこのシリーズのお約束なのです。
他にもお約束と言えるものはいくつかあるんですけど、やはりこのシリーズ最大の見所は、萬田さんの気でも狂ったのかと思うほド派手な見た目でしょう。全身ピンクの制服にカラーの入ったウィッグを被り、実年齢53歳の萬田さんが頑張る姿は、熟女マニアには堪らない一方、そうでない方はドン引きというなんとも素敵なものなのです。
ただ熟女マニアすらも今回、絶対に引いたであろうと思ったのは、序盤に突如出現した萬田さんの超ミニスカ姿です。いや、熟女のミニスカ自体はマニアさんにはどんと来いなんでしょうが、問題はその短いスカートの裾から伸びた萬田さんのおみ足で、これがもう、それでどうして体重を支えられているのかと不思議に思うほど細すぎ!いわゆるスレンダーな細身の足とかではなくて、完全に拒食症レベルの、ミイラのような足なのです。それも、黒いスパッツを穿いていたのでまだ見られたものの、あれが生足だったらと考えると、それだけで金玉の裏のあたりがきゅ~となります。恐怖ですね、恐怖。細足に憧れる女性は世に星の数ほどいるでしょうが、萬田さんの足は間違いなくその範疇を逸脱してますよ。
そんな萬田さんの足にばかり気になり、ほとんど内容が入ってこなかった本作なんですが、出演者は二時間サスペンスの雄が勢揃いという感じでした。芳本美代子、北原佐和子、三浦浩一、田中実、新井康弘などなど、まさに誰もが犯人になってもおかしくないほど、犯人役率の高いメンバーばかり。ただ個人的には、葛山信吾と田中実は同じような系統の役者なんで競演は避けていただきたかったかな、と思った本作でありました。