まとまりがなかった『新三大・実相寺昭雄』
昨日は『マツコ&有吉の怒り新党』を観ました。今回の「新三大○○」は、あの日本特撮界の巨匠・実相寺昭雄でございます。
ただ、感想から言いますと、凄くつまんなかったです。
なんでつまんなかったかというと、とにかく構成が散漫だったから。これを観ても実相寺昭雄の何が凄いのかとか、何が面白いのかとか、ひとつも伝わってこなかったのであります。
今回のテーマは「実相寺昭雄監督の常識と戦った演出」なので、演出部分にクローズアップしているわけですが、最初に紹介されたのはなんと、ウルトラマンの「怪獣墓場」。確かに怪獣を仏葬で弔うという奇妙奇天烈な演出は面白いです。私も声出して笑いました。でもこれを初っぱなに持ってきたもんだから、後半の流れがまったくわけわかんなくなっちゃったんだな、これが。
なにせその後に紹介したのは、シルバー仮面の「ふるさとは地球」の重厚なオープニングと、怪奇大作戦の「京都買います」というダークな作品。一発目の仏葬で大笑いし、そこでアイドリングをはじめちゃったイチ視聴者からしたら、「あれ? ……なにこれ?」って感じですよ。完全にエピソードの切り出し方を間違えちゃってますよ。
例えばですよ、「怪獣墓場」の路線で行くのなら、間に面白いのをもう一個入れて、最後にメトロン星人のちゃぶ台シーンでお馴染みな「ウルトラセブン 狙われた町」でしめて、夏目アナが「この演出のせいで実相寺監督はウルトラセブンの演出からしばらく外されたそうです」と結べば、それはもう面白くなったでしょうに。もしくは「ふるさとは地球」「京都買います」路線で行くなら、ウルトラマンではなく怪奇大作戦の「呪いの壺」でも入れておけば、まぁそっち路線で統一感は出ただろうにと思います。面白くはなかったでしょうけどね。
だから結局、実相寺昭雄という監督の魅力を全部伝えたいと思ったものの、三大ではまとめられずなんか散漫でつまんない内容になっちゃいました……というのが、今回の新三大○○だったのであります。スタッフ側の思い入れが強すぎたのかな?
そうそう、あの『アメトーーク!』でも、「ジョジョの奇妙な芸人」の回がやっぱりまとまりがなくつまんなかったですけど、それは「ヲタではない人にも面白さが伝わる構成こそが命」の番組で、それを度外視して思い入れだけで構成しちゃったからなわけです。で、その部分はこの「新三大○○」というコーナーも同じなわけで、スタッフの思い入れがどうかはわかんないですけど、ともかく実相寺昭雄の魅力を全部入れようという思いが、視聴者にわかりやすく魅力を伝えるという根本的な部分を勝っちゃった結果、やっぱり同じようにまとまりがなくつまんなくなっちゃったということなんでしょう。たぶん。
ともかく、特撮ものにハズレなしなこのコーナーだけに、なんか凄く残念だったな~。おしまい。
ただ、感想から言いますと、凄くつまんなかったです。
なんでつまんなかったかというと、とにかく構成が散漫だったから。これを観ても実相寺昭雄の何が凄いのかとか、何が面白いのかとか、ひとつも伝わってこなかったのであります。
今回のテーマは「実相寺昭雄監督の常識と戦った演出」なので、演出部分にクローズアップしているわけですが、最初に紹介されたのはなんと、ウルトラマンの「怪獣墓場」。確かに怪獣を仏葬で弔うという奇妙奇天烈な演出は面白いです。私も声出して笑いました。でもこれを初っぱなに持ってきたもんだから、後半の流れがまったくわけわかんなくなっちゃったんだな、これが。
なにせその後に紹介したのは、シルバー仮面の「ふるさとは地球」の重厚なオープニングと、怪奇大作戦の「京都買います」というダークな作品。一発目の仏葬で大笑いし、そこでアイドリングをはじめちゃったイチ視聴者からしたら、「あれ? ……なにこれ?」って感じですよ。完全にエピソードの切り出し方を間違えちゃってますよ。
例えばですよ、「怪獣墓場」の路線で行くのなら、間に面白いのをもう一個入れて、最後にメトロン星人のちゃぶ台シーンでお馴染みな「ウルトラセブン 狙われた町」でしめて、夏目アナが「この演出のせいで実相寺監督はウルトラセブンの演出からしばらく外されたそうです」と結べば、それはもう面白くなったでしょうに。もしくは「ふるさとは地球」「京都買います」路線で行くなら、ウルトラマンではなく怪奇大作戦の「呪いの壺」でも入れておけば、まぁそっち路線で統一感は出ただろうにと思います。面白くはなかったでしょうけどね。
だから結局、実相寺昭雄という監督の魅力を全部伝えたいと思ったものの、三大ではまとめられずなんか散漫でつまんない内容になっちゃいました……というのが、今回の新三大○○だったのであります。スタッフ側の思い入れが強すぎたのかな?
そうそう、あの『アメトーーク!』でも、「ジョジョの奇妙な芸人」の回がやっぱりまとまりがなくつまんなかったですけど、それは「ヲタではない人にも面白さが伝わる構成こそが命」の番組で、それを度外視して思い入れだけで構成しちゃったからなわけです。で、その部分はこの「新三大○○」というコーナーも同じなわけで、スタッフの思い入れがどうかはわかんないですけど、ともかく実相寺昭雄の魅力を全部入れようという思いが、視聴者にわかりやすく魅力を伝えるという根本的な部分を勝っちゃった結果、やっぱり同じようにまとまりがなくつまんなくなっちゃったということなんでしょう。たぶん。
ともかく、特撮ものにハズレなしなこのコーナーだけに、なんか凄く残念だったな~。おしまい。
完成! ガラスハウス
昨日は『完成!ドリームハウス 崖っぷちに地下水噴出…“最悪土地”でも家は建つSP』を観ました。崖っぷちのほうはね、とても良い家ができてまして、良かった良かったという感じでしたね。うん。奥様が入浴シーンのサービスまでされてたのには、すげぇビビリましたけど(笑)。
で、問題は「地下水噴出」のほうですよ。これがもうね、番組史上に残るくらいの凄い家だったのであります。
まず、どんな家だったかというと、一言で言えば「丸見えの家」。全面ガラス張りで、プライバシーも何もあったもんじゃないという家です。観てない方は以下のリンクでご覧くださいませ。お風呂場もガラス張りという、世の露出狂な方々には堪らない作りになっておりますよ。
完成ドリームハウス「全面ガラス張りの家」
ではなんでこんな家ができたのか? もちろん施主さんがそういう家を望んだ結果、希望通りの家ができたのだと思うのが普通ですが、実はそうではありません。施主さんが望んだのはあくまで「大開口があって、開放感のあるお風呂があって、子供がどこにいてもわかるような広々とした感じのお家」です。ところが、施主さんが仕事柄、安くガラスが手に入ると知った設計士コンビ。ならば全面ガラス張りの家にしましょうと、仰天プランを提示したのであります。
その後は上記のような「地下水が噴出する最悪の土壌」を改良したり、ガラスの金額で予算が折り合わず半年も工事が止まったり、やっと工事再開かと思ったら配線を盗まれてたことが判明したり、ガラス張りの家ができてみたらあまりの熱さとプライバシーの無さに、急遽遮光フィルムを貼ったりといろいろやりながら、遂にガラスハウス……ならぬドリームハウスが完成! 家の中なのに娘のプライバシー保護のためベッドにテントを付けるという、実に本末転倒にしてそりゃそうだよね……な状況になったのでありました。もちろんそこら中にカーテンはりまくりですよ。じゃなかったらこんな家、住めるわけないです。本当に。
まぁ、施主さん一家が喜んでいたのが唯一の救いではありますけれども(笑)、過去にビフォーアフターでリフォームした家主さんが裁判起こしたり、ドリームハウスで完成した家がすぐさま売りに出されたりというケースもありますから、私はこの奇妙奇天烈なコンセプトハウスを観ながらあらためて「設計士よ、そして番組スタッフよ、あんま調子乗んなよ」と思ったのでありました。おしまい。
で、問題は「地下水噴出」のほうですよ。これがもうね、番組史上に残るくらいの凄い家だったのであります。
まず、どんな家だったかというと、一言で言えば「丸見えの家」。全面ガラス張りで、プライバシーも何もあったもんじゃないという家です。観てない方は以下のリンクでご覧くださいませ。お風呂場もガラス張りという、世の露出狂な方々には堪らない作りになっておりますよ。
完成ドリームハウス「全面ガラス張りの家」
ではなんでこんな家ができたのか? もちろん施主さんがそういう家を望んだ結果、希望通りの家ができたのだと思うのが普通ですが、実はそうではありません。施主さんが望んだのはあくまで「大開口があって、開放感のあるお風呂があって、子供がどこにいてもわかるような広々とした感じのお家」です。ところが、施主さんが仕事柄、安くガラスが手に入ると知った設計士コンビ。ならば全面ガラス張りの家にしましょうと、仰天プランを提示したのであります。
その後は上記のような「地下水が噴出する最悪の土壌」を改良したり、ガラスの金額で予算が折り合わず半年も工事が止まったり、やっと工事再開かと思ったら配線を盗まれてたことが判明したり、ガラス張りの家ができてみたらあまりの熱さとプライバシーの無さに、急遽遮光フィルムを貼ったりといろいろやりながら、遂にガラスハウス……ならぬドリームハウスが完成! 家の中なのに娘のプライバシー保護のためベッドにテントを付けるという、実に本末転倒にしてそりゃそうだよね……な状況になったのでありました。もちろんそこら中にカーテンはりまくりですよ。じゃなかったらこんな家、住めるわけないです。本当に。
まぁ、施主さん一家が喜んでいたのが唯一の救いではありますけれども(笑)、過去にビフォーアフターでリフォームした家主さんが裁判起こしたり、ドリームハウスで完成した家がすぐさま売りに出されたりというケースもありますから、私はこの奇妙奇天烈なコンセプトハウスを観ながらあらためて「設計士よ、そして番組スタッフよ、あんま調子乗んなよ」と思ったのでありました。おしまい。
蛭子さんの毒舌が酷かった『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』
昨日は『名古屋~能登半島 ローカル路線バス乗り継ぎ人情ふれあい旅』を観ました。私の大好きな番組であります。
前回の「東京-新潟編」は近年稀に見る過酷さからのゴールという、実にドラマチックな展開だったわけですが、今回はシリーズ史上、最も余裕でゴールできてました。ヤバそうだったのは初日にトンネル越えができなかったあたりだけで、そこからはなんだかんだあったものの基本、順調な旅って感じでした。
でも、だからと言ってつまんなかったかと言えば、そんなことはありません。
蛭子さんは相変わらず……というか、今回はいつも以上に毒蛭子化してましてね。なにせオープニングでは、太川リーダーに「よその番組とは力入り方が違うね」と言われた途端、
「(他の番組では)自分を殺して作って笑わせたりするけど、これはまぁ、そんなことしなくていいじゃないですか」
と、いきなりさらっと他番組バッシング(笑)。さらに川島の待ち時間では、観光できそうな場所を教えてくれた地元のおばさんに「くすり博物館? なんか楽しくなさそうなんですけど…」と言い出したり、そして極めつけは高山での旅館に対する問題発言のくだり!
旅館しかない神岡ではなく、ホテルがある高山で泊まりたい蛭子さん。太川リーダーからは「番組的に行ける所(神岡)まで行こう」と言われ、マドンナの森下千里からも「神岡のほうが朝、ゆっくり出発できる」と言われるも、これを頑なに拒否。そして己の意見を押し通すために、もうビックリするくらい悪い顔で吐き出したのがコレ。
「経験上からいくと、旅館っていうのはもう、とんでもない旅館が多すぎると。行って後悔することが多い」(キッパリ!)
これまで番組でお世話になった旅館の皆様に唾を吐くが如きこの暴言(笑)。しかもテレ東なんて、そういう旅館さんのお陰で成り立ってるような旅番組ばかりなのにね。
で、普通なら出演者とスタッフにぶん殴られて顔を腫らしながら旅を続けるべきこの毒蛭子発言ですけれども、そこはね、水道橋博士曰く「芸能界随一の蛭子使い」太川リーダー。蛭子さんのプライドを折らない形で番組趣旨をもう一度思い出させ、神岡行きを決断させるや、変なお菓子で場を和ませる粋な計らい! その後もお腹をすかせたふたりにコッソリたこ焼きを買ってきたりと、まさにリーダーならではの行動力と気遣いを見せるのでありました。
ちなみに今回のマドンナ・森下千里なんですが、思ったよりも良かったです。最初はこの番組的に「なんか人選違うんじゃね?」と思ったものの、なかなかどうして、明るく元気な腹ペコキャラとして、番組に馴染んでおりました。
あとはですね、個人的にツボだったのが、蛭子さんの下着靴下問題。だいぶ前に太川さんに二度履きしてることを指摘された時は、「そんな汚いことは絶対にしない! そこは断固否定します!」と真顔で言ってたくせに、今回はなんかすんなり認めてました(笑)。あの真剣な訴えはなんだったんだ!
それと、3日目のバスの中で出た「富山県と石川県は仲がいいか?」という疑問で、いきなり「悪いですよ!」と入ってきた素人女子が面白かった(笑)。超真顔で「なぜ富山と石川は仲が悪いか」を説明する怖い感じと、その横でそれに苦笑し続けるお友達の感じのコントラストが、物凄く笑えました。
それとそれと、最後のバス停「狼煙(のろし)」をみんなで「ろうばい(狼狽)」と読み間違え、降りる直前のアナウンス「次はのろし、のろしでございます」に、蛭子さんがぽつりと一言「あれ、のろしって読むんだ…」と言ったのも妙にツボに入りましたね(笑)。せっかくの感動シーンが、なんか台無し感に満ち溢れて面白かった。うん。
まぁ、そんなこんなで、今回もまた私的には非常に楽しめたこの番組。食べ物も、神岡で食べてた「とんちゃん」以外はみんなとても美味しそうで(笑)、私もいつか岐阜~北陸の旅へと行ってみたいと思ってしまいました。次回は夏の終わりかな? また早くやってほしいものです。おしまい。
前回の「東京-新潟編」は近年稀に見る過酷さからのゴールという、実にドラマチックな展開だったわけですが、今回はシリーズ史上、最も余裕でゴールできてました。ヤバそうだったのは初日にトンネル越えができなかったあたりだけで、そこからはなんだかんだあったものの基本、順調な旅って感じでした。
でも、だからと言ってつまんなかったかと言えば、そんなことはありません。
蛭子さんは相変わらず……というか、今回はいつも以上に毒蛭子化してましてね。なにせオープニングでは、太川リーダーに「よその番組とは力入り方が違うね」と言われた途端、
「(他の番組では)自分を殺して作って笑わせたりするけど、これはまぁ、そんなことしなくていいじゃないですか」
と、いきなりさらっと他番組バッシング(笑)。さらに川島の待ち時間では、観光できそうな場所を教えてくれた地元のおばさんに「くすり博物館? なんか楽しくなさそうなんですけど…」と言い出したり、そして極めつけは高山での旅館に対する問題発言のくだり!
旅館しかない神岡ではなく、ホテルがある高山で泊まりたい蛭子さん。太川リーダーからは「番組的に行ける所(神岡)まで行こう」と言われ、マドンナの森下千里からも「神岡のほうが朝、ゆっくり出発できる」と言われるも、これを頑なに拒否。そして己の意見を押し通すために、もうビックリするくらい悪い顔で吐き出したのがコレ。
「経験上からいくと、旅館っていうのはもう、とんでもない旅館が多すぎると。行って後悔することが多い」(キッパリ!)
これまで番組でお世話になった旅館の皆様に唾を吐くが如きこの暴言(笑)。しかもテレ東なんて、そういう旅館さんのお陰で成り立ってるような旅番組ばかりなのにね。
で、普通なら出演者とスタッフにぶん殴られて顔を腫らしながら旅を続けるべきこの毒蛭子発言ですけれども、そこはね、水道橋博士曰く「芸能界随一の蛭子使い」太川リーダー。蛭子さんのプライドを折らない形で番組趣旨をもう一度思い出させ、神岡行きを決断させるや、変なお菓子で場を和ませる粋な計らい! その後もお腹をすかせたふたりにコッソリたこ焼きを買ってきたりと、まさにリーダーならではの行動力と気遣いを見せるのでありました。
ちなみに今回のマドンナ・森下千里なんですが、思ったよりも良かったです。最初はこの番組的に「なんか人選違うんじゃね?」と思ったものの、なかなかどうして、明るく元気な腹ペコキャラとして、番組に馴染んでおりました。
あとはですね、個人的にツボだったのが、蛭子さんの下着靴下問題。だいぶ前に太川さんに二度履きしてることを指摘された時は、「そんな汚いことは絶対にしない! そこは断固否定します!」と真顔で言ってたくせに、今回はなんかすんなり認めてました(笑)。あの真剣な訴えはなんだったんだ!
それと、3日目のバスの中で出た「富山県と石川県は仲がいいか?」という疑問で、いきなり「悪いですよ!」と入ってきた素人女子が面白かった(笑)。超真顔で「なぜ富山と石川は仲が悪いか」を説明する怖い感じと、その横でそれに苦笑し続けるお友達の感じのコントラストが、物凄く笑えました。
それとそれと、最後のバス停「狼煙(のろし)」をみんなで「ろうばい(狼狽)」と読み間違え、降りる直前のアナウンス「次はのろし、のろしでございます」に、蛭子さんがぽつりと一言「あれ、のろしって読むんだ…」と言ったのも妙にツボに入りましたね(笑)。せっかくの感動シーンが、なんか台無し感に満ち溢れて面白かった。うん。
まぁ、そんなこんなで、今回もまた私的には非常に楽しめたこの番組。食べ物も、神岡で食べてた「とんちゃん」以外はみんなとても美味しそうで(笑)、私もいつか岐阜~北陸の旅へと行ってみたいと思ってしまいました。次回は夏の終わりかな? また早くやってほしいものです。おしまい。