"Fixing a Hole" | タコさんの庭

タコさんの庭

ビートルズの歌詞和訳に挑戦

"Fixing a Hole"

Writers : credited Lennon-McCartney (by Paul McCartney )

Artist :  The Beatles

Recorded : 1967/2/09 Regent Sound studios, 2/21 EMI Studios

Released : 1967/06/01(UK) 1967/06/02(US) 1967/07/05(JP)

      「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」A面5曲目

2009/09/09「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」[Remastered] 

2017/05/26「SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND (SUPER DELUXE) 」

         Disc1 (2017 Mix)

         Disc3 (Take 1)(Speech And Take 3)

         Disc4 (Mono)

 

同日追記あり

改行・大文字小文字は、2021年に発売されたポールの本 「The LYRICS」の通りです。

   <歌詞和訳>"Fixing a Hole" 邦題 "フィクシング・ア・ホール" 

         穴を埋めている    

[Verse 1]

I'm fixing a hole where the rain gets in
And stops my mind from wandering
Where it will go

    僕は雨が溜まっている穴を埋めていく

    同時に 自分の考えが散漫にならないようにする

    それはどこに向かっているのだろう

 

[Verse 2]

I'm filling the cracks that ran through the door
And kept my mind from wandering
Where it will go

    僕はドアに走っていた亀裂を埋めてきた

    同時に 自分の考えが散漫になるのを防いできた

    それはどこに向かっているのだろう

 

[Bridge 1]

And it really doesn't matter if I'm wrong I'm right
Where I belong I'm right
Where I belong

See the people standing there
Who disagree and never win
And wonder why they don't get in my door

    付け加えると 僕が間違っていても僕が正しくても… 全く重要ではない

    僕がいるべき所に 間違いはないんだ

    僕がいるべき所で

    そこに立っている人 わかってくれ

    意見が合わないのに 決して説き伏せにこない人

    なぜ彼らは僕のドアに入ってこないのか不思議に思う 

  

[Verse 3]

I'm painting the room in a colorful way
And when my mind is wandering
There I will go

    僕は部屋を色鮮やかにペイントしている

    そして 自分の考えが散漫になる時

    僕はそこへ行く

 

[Guitar solo]

[Bridge 2]

And it really doesn't matter if I'm wrong I'm right
Where I belong I'm right
Where I belong

Silly people run around
Who worry me and never ask me
Why they don't get past my door

    付け加えると 僕が間違っていても僕が正しくても… 全く重要ではない

    僕がいるべき所に 間違いはない

    僕がいるべき所で

    ぼーっとした人が 走り回っている

    僕を心配させているのに 決して僕を求めてこない人

    なぜ彼らは僕のドアを通ってこないの?

 

[Verse 4]

I'm taking the time for a number of things
That weren't important yesterday
And I still go

    僕は多くのことのために時間をかけている

    昨日は重要でなかったことに

    そして僕はまだ進む

 

[Outro]

I'm fixing a hole where the rain gets in
And stops my mind from wandering
Where it will go
Where it will go

    僕は雨が溜まっている穴を直しながら

    自分の考えが散漫にならないようにする

    それはどこに向かっているのだろう

    それはどこに向かっているのだろう

 

 

????

ウキペディアには以下の事が書いてあります。

 

本作の歌詞について、マッカートニーは「穴を直すと言うことを言いたかった。自由になって自分の心を漂わせて芸術を志向し、前衛を冷笑するのはやめようという気持ち」と語っている。

 

そして、2021年に発売されたポールの本 「The LYRICS」の"Fixing a Hole"の欄には、

が生まれる前に、僕の前にあるのはブラック・ホールだ。僕はそれをギターやピアノで埋めていく。

という文章が冒頭にありました。

 

"Fixing a Hole" は、「ポールの曲作り」のことが歌われていると妄想し訳しました。

 

 

[Verse 1]

I'm fixing a hole where the rain gets in
And stops my mind from wandering
Where it will go

    僕は雨が溜まっている穴を埋めていく

    同時に 自分の考えが散漫にならないようにする

    それはどこに向かっているのだろう

 

「fix」の意味は、修理のイメージの他にも、たくさんあります。

・修理する

・固定する,(視線・注意を)注ぐ,固定される,くぎ付けになる

・(食事などを)作る

・決定する,確定する

Weblioより

fix : (…を)(…に)固定する、動かないようにする、(…を)(…に)取り付ける、据える、(ある場所に)しっかり取り付ける、定着させる、(…を)とどめる、確固としたものにする、明確にする、(…に)定める

 

覚え方としては…Weblioより

 

目指した場所・状態に固定する

事前に目指したい結果(状態・場所)が想定される壊れているものが対象であれば,目指したい結果は「修理された状態」ということになる

だそうです。

 

「埋める」という意味はないのですが、

「I'm fixing a hole where the rain gets in」を

「僕は雨が溜まっている穴を埋めていく」と意訳しました。

"A Day In the Life" の、ジョンが読んだ新聞の記事にも繋がるものがありますね。

 

「今、僕は曲を作っている。曲の完成に向けて足りない部分をギター・ドラム・ピアノ・コーラスなどを埋めて、自分の考えがぶれないようにする。それはどこに向かっているのだろう」??

 

 

[Verse 2]

I'm filling the cracks that ran through the door
And kept my mind from wandering
Where it will go

    僕はドアに走っていた亀裂を埋めてきた

    同時に 自分の考えが散漫になるのを防いできた

    それはどこに向かっているのだろう

 

「今までも、僕は曲を作る時足りない部分を埋めてきた。そして自分の考えがぶれないようにしていた。それはどこに向かっているのだろう」??

 

[Verse 1]の「hole」と、[Verse 2]の「crack」に共通する意味に

「欠点、欠陥」がありました。ポールは同じ意味の言葉を選んだのでしょうか。

Weblioより

hole : 〔理論・論理の〕欠点,欠陥; 間違い 〔in〕.

              例文 I can't find any holes in his theory. 

       彼の理論にはまったく欠陥が見当たらない.

 

crack : 可算名詞 (ささいな)欠点,欠陥.

     例文 crack in one's argument 論拠の欠陥.

 

wandering」は悩んで「散漫になる」を選びましたが、詩的にはいただけませんアセアセ

みなさんの「wandering」をみつけてください。

wander」の意味には以下があります。

Weblioより

wander : (あてもなく)歩き回る、さまよう、放浪する、ぶらつく、きょろきょろ見回す、迷う、迷い込む、それる横道にそれる、邪道に踏み迷う

wander : 〈考え・注意力などが〉集中できなくなるとりとめがなくなる; 散漫になる

 

 

[Bridge 1]

And it really doesn't matter if I'm wrong I'm right
Where I belong I'm right
Where I belong

See the people standing there
Who disagree and never win
And wonder why they don't get in my door

    付け加えると 僕が間違っていても僕が正しくても… 全く重要ではない

    僕がいるべき所に 間違いはないんだ

    僕がいるべき所で

    そこに立っている人 わかってくれ

    意見が合わないのに 決して説き伏せにこない人

    なぜ彼らは僕のドアに入ってこないのか不思議に思う 

 

 

ポールが歌う「And it」が耳について、どうしても「And」を訳したいのに良い言葉が思いつかず、「付け加えると」になってしまいましたアセアセ

 

 

And it really doesn't matter if I'm wrong I'm right

 Where I belong I'm right
 Where I belong

の訳は、「Where」が、疑問文の頭なのか、それとも二つの文を繋いでいるのかも、さっぱりわかりません。やっと訳した感じです。

(改行・大文字は、2021年に発売されたポールの本 「The LYRICS」の通りです。)

 

↓訳のヒントになりそうなポールの言葉があるのですが、それを見てもわかりませんでした。

やっと自立して、自分が望むことをすることが出来るってね。その気になれば、部屋をカラフルに塗りたくることだって出来るんだ。僕の生活の穴を埋め、ドアの隙間も修繕する、もうこんなことが起きないようにするってね。自分の生活は自分で管理する。大丈夫、やりたいことは全部出来るし、自分でいろんな物事を改めていくぞって。この頃はカヴェンディッシュ・アヴェニューで一人暮らしをしていたようなもんだから。自由と新しい家と、サロン的な雰囲気を楽しんでいた。これは殆ど僕の作品だと思う。"I'm right where I belong, if I'm wrong" のダブル・ミーニングがいいよね。僕らは "belong along" で言葉遊びをしたんだ。自分の状況を歌ったんだ。基本的には僕の歌だと言える。

↑日本語に翻訳された文章の中の「I'm right where I belong, if I'm wrong」は、たぶん間違っていて…

原文では、If I’m wrong I’m right where I belongになっています。

 

そうすると赤字の部分ですよね。

And it really doesn't matter if I'm wrong I'm right

 Where I belong I'm right
 Where I belong

 

ダブル・ミーニング、どんな意味か知りたいですね。

https://genius.com/1815093? の 吹き出し💭

“It was the idea of me being on my own now, able to do what I want. If I want I’ll paint the room in a colourful way… I was living now pretty much on my own in Cavendish Avenue, and enjoying my freedom and my new house and the salon-ness of it all. It’s pretty much my song, as I recall. I like the double meaning of If I’m wrong I’m right where I belong’.” – McCartney

 

 

[Bridge 1]後半部分

Where I belong

See the people standing there
Who disagree and never win
And wonder why they don't get in my door

    僕がいるべき所で

    そこに立っている人 わかってくれ

    意見が合わないのに 決して説き伏せにこない人

    なぜ彼らは僕のドアに入ってこないのか不思議に思う  

 

 

歌詞中の「See the people standing there who disagree, and never win / And wonder why they don't get in my door(あそこに立っている人を見てください。反対ばかりしていて、絶対に勝てない人たち。 / なぜ僕のドアから入れないのか不思議に思っています。)」というフレーズは、マッカートニーの自宅の周りに群がるファンについての言及とされている。

 

ウキペディアには、「the people standing there」は「マッカートニーの自宅の周りに群がるファン」と書いてありましが…

私は、ジョンジョージを妄想しました。「standing」とあるので、座っているドラムのリンゴはいないと思いました。

そう思った理由は "The Long And Winding Road" に通じるものがあったからです。

 

"The Long and Winding Road" は、

ポールがジョンのドアを開けたいと思っているのに、ジョンはポールをスタジオに立たせたまま、いなくなってしまった…。と歌っていると思います。

その"The Long and Winding Road"  に、"Fixing a Hole" と同じ「standing」「door」があるのです。

なので、"Fixing a Hole" の「they」は、ファンではなくジョンジョージを妄想しました。

 

"The Long and Winding Road" [Verse 1]

The long and winding road that leads to your door

Will never disappear, I've seen that road before

It always leads me here, lead me to your door

    君のドアへ通じる長く曲がりくねった道

    絶対なくなる事はないだろう 僕はその道の前をずっと見ていた

    それは いつもここで僕を先導する 君のドアへ僕を導く

"The Long and Winding Road" [Verse 2]

The wild and windy night that the rain washed away

Has left a pool of tears crying for the day

Why leave me standing here?

Let me know the way

    その雨が洗い流した 激しい風が吹く夜に

    一日中流した涙の水たまりが 残っていた

    僕をここに立たせたまま なぜやめるの?

    僕に その流儀を教えてくれ

 

「今も(Verse 1)、今までも(Verse 2)、僕は曲作りにおいて穴を埋めてきた。付け加えさせてもらうと、僕のその作業が間違っていても正しくても、それは全く重要ではない。僕はビートルズの一員でありたいんだ。そのことに間違いなんだ。ビートルズの一員としてそこで立っているジョンとジョージ、わかってくれ。君たちは僕と意見が合わないのに、僕を説き伏せることもしない。どうして僕の扉を開けて入ってきてくれないのか不思議に思う。僕一人だけでなく、みんなで曲を完成させたいんだ」?? 

 

 

[Verse 3]

I'm painting the room in a colorful way
And when my mind is wandering
There I will go

    僕は部屋を色鮮やかにペイントしている

    そして 自分の考えが散漫になる時

    僕はそこへ行く

 

[Verse 3]は、ポールが「my mind is wandering」になった時、

恋人のジェーンとキンタイヤ岬にあるハイ・バークと呼ばれる農場に出かけていったことが

歌詞になったのかもしれません。

「完全版 ビートルズ全曲歌詞集」 スティーヴ・ターナー著 藤本国彦 日本語版監修 富原まさ江訳 "Fixing a Hole" の欄


前略
 日曜大工についての曲ではないが、ポールはハイ・バークと呼ばれるスコットランド風の別荘からこのイメージを得たのかもしれない。この別荘は、1966年6月に会計士のアドバイスでキンタイア岬に購入したもので、約1.6平方キロの広大な牧草地を有している。5年間空き家だったため、雨風にさらされた建物はひどい状態だった。茶色の壁は湿気で黒ずみ、家具はジャガイモの箱だけで、シャワーすらついていなかった。
 ブライアン・エプスタインのアシスタントで、ポールとジェーンを最初にハイ・パークに案内したアリステア・テイラーによるとポールはこの家を 「カラフルに」 塗り直したという。彼の著書『想い出のビートルズ』 にはこう書かれている。「茶色く塗られた屋敷は、まるでチョコレート・バーの中味のようだった。ポールは《チョコレートはもう十分だ》と言って、キャンベルタウンで塗料をたくさん買いこんできた。3人で壁という壁にさまざまな色で落書きをして、2~3時間かけて暗い雰囲気を消し去った」
 1967年、アーティストのアラン・アルドリッジとのインタビューで、ドラッグについて突っ込まれたボールはこう答えている。「部屋の壁に入ったひびを直している麻薬中毒者がいたとしたら、自分の歌だと思うだろう。でも僕は、地味な部屋の壁にひびが入っていたら壁の色を塗り直すだろう、という発想からあの曲を書いたんだ」

上記に出てくる『想い出のビートルズ』という本は、

ビートルズのマネジャー「ブライアン・エプスタイン」のアシスタントであった「アリステア・テイラー」が、自分の妻宛に手紙を書いているという設定で、

ビートルズと過ごした色々な出来事が書かれている本です。

アリステア・テイラー 著  斎藤早苗 訳

『想い出のビートルズ1』162ページ

 

■ハイパークのポールとジェーン②
                              ロンドンより
 親愛なるミッシェル
 ハイパークでポール、ジェーンと一緒に、また一週間過ごして文明生活に戻ってきました。シャープス・エクスプレスの長椅子、古びたかまどやオープン。すべてが以前のままでした。 唯一近代的なものは、ポールが新たに持ち込んだテレビだけです。でも僕たちはほとんど見ませんでした。なんだか場違いなように感じたからです。
 農場は辺鄙(へんぴ)な場所にあるのですが、とてものどかなところです。ビートルズとの生活によるストレスと比べると天と地の違いです。地元の人々はポールのプライバシーも大切にしてくれます。 たまにキャンベルタウンまで降りて行っても騒がれることはありません。もちろんあまり長く滞在しなければの話ですが。
 今回連れていったポールの愛犬マーサも農場の生活が気に入ったようです。マーサは都会育ちのオールド・イングリッシュ・シープドッグです。セント・ジェームズのポールの家にいるときは、外の生活をあまり知らなかったので、羊を目にしたのはハイパークが初めてだったに違いありません。しかし、羊の臭いを嗅いだとき、マーサにも羊飼いの犬としての本能が目覚めたのでしょう。すぐに走り出して羊を集めようとしていました。けれど、どうも羊よりも先に息切れしてしまったようです。
 今回は農場にある家の壁も塗り替えました。壁の色がチョコレート・ブラウンだったので部屋の雰囲気が重苦しかったからです。ポールはキャンベルタウンへ行って、さまざまな色のペンキを買い込んできました。僕たち三人は何時間もかけて壁中に落書きをして、憂鬱な部屋の雰囲気を消し去ったのです。おかげで手足はペンキで汚れてしまいました。
 農場の敷地内には(もちろん、正確にはイアンの土地のなかですが) 小さな湖があるので、古いボートを借りて漕ぎ出してみました。湖というよりも池と言ったほうがいいかもしれません。僕たちはそれほど遠くへは行きませんでした。ポールが漕いでいるあいだ、僕は片手を水につけてぼんやりしていました。風はなく太陽は輝き、気分転換にはもってこいでした。突然、僕の手に海草のようなものがからみつきました。どんどん引き上げると大きな水草が根ごと出てきまし た。僕はそれを湖に投げ返しました。するとジェーンは、水に生きる生物を殺してはいけないとお説教をはじめました。彼女の言うとおりだとは思いましたが、少しくどいなと感じるほど言われてしまいました。でもなんとか許してもらって、この事件をきっかけに僕たちは以前より親密になることができました。ジェーンは世界中でもっともすてきな女性の一人だと思います。

 ジョン、ジョージ、リンゴの三人は、ハイパークを見たことがありません。ここで休日を過ごすのは、ポールとジェーンだけの特権なのです。

 

 

[Bridge 2]

And it really doesn't matter if I'm wrong I'm right
Where I belong I'm right
Where I belong

Silly people run around
Who worry me and never ask me
Why they don't get past my door

    付け加えると 僕が間違っていても僕が正しくても… 全く重要ではない

    僕がいるべき所に 間違いはない

    僕がいるべき所で

    ぼーっとした人が 走り回っている

    僕を心配させているのに 決して僕を求めてこない人

    なぜ彼らは僕のドアを通って来ないの?

 

Silly people run around」(ぼーっとしている人が 走り回っている) は、

聴いている人にはわからせないように、ポールがジョンのことを言っていると思いました。

同日追記

たぶん、[Bridge 1]See the people standing there」に対比させて

See」→「Silly」。「standing there」→「run around

 

run around」の意味に、以下がありました。

Weblioより

run around : 〔好ましくない人物と〕つき合う; 〔異性と〕浮気する 〔with〕.

       例文 Stop running around with those people. 

         ああいう連中とつき合うのはやめなさい.

"Fixing a Hole" がレコーディングされた三ヵ月前、ジョンは初めて小野洋子さんに出会っています。きっとジョンは洋子さんのことが好きになってしまってしまい、EMIのスタジオにいても心ここにあらずの状態だったのではないかと妄想しました??

 

なので、「Silly」の意味はたくさんありましたが「ボーッとなった」を選びました。

Weblioより

Silly : 愚かな、ばかな、思慮のない、ばかげた、ばかばかしい、ひょうきんな、愚かで、ばかで、目を回して、ふらふらになって

 

英辞郎より

〔人が〕愚かな、分別のない

   例文 Don't worry about being silly. 

      ばかにされないか、などと心配しないでください。

〔話・考えなどが〕ばかげた、途方もない
   例文 I said something silly and everyone laughed. 

      私がばかばかしいことを言ったので、みんなは笑った。

〔話・考えなどが〕たわいない、くだらない

〔人が〕ぼうぜんとした、ボーッとなった

 

Silly people run around」(ぼーっとした人が 走り回っている) は、

ポールが言いたかったのは「ぼーっとした人が 浮気している」だと妄想しました??アセアセ

 

 

[Verse 4]

I'm taking the time for a number of things
That weren't important yesterday
And I still go

    僕は多くのことのために時間をかけている

    昨日は重要でなかったことに

    そして僕はまだ進む

 

「今までは、ジョンと話せば曲はあっという間にできた。でも今はそのジョンが当てにならない。昨日は重要でなかったことにも、僕は多くのことに時間をかけている。それでも僕はまだ進む」??

 

 

[Verse 1]と[Verse 2]の「Where it will go」の「it」

"Fixing a Hole" の[Verse 1]と[Verse 2]の最後のライン
「Where it will go」(それはどこに向かっているのだろう)の
「it」は何を指しているのでしょうか?
 
ポールのmind ?
曲が生まれるまでの道のり?
ポールの色々なアイデア?
 
私は「ビートルズ」を妄想しました。
「ビートルズはどこに向かっていくのだろう」…です。??
 

 

[Bridge 1] の「 wonder why they don't get in my door」の「wonder」

"Fixing a Hole" [Bridge 1]で、ポールは

「 wonder why they don't get in my door」

「彼らは僕のドアに入ってこないのか不思議に思う」と歌っています。

 

同じ「wonder」という単語を使った歌が、

1969年1月ゲットバックセッションの時に作られました。

"I've Got A Feeling" です。

"I've Got a Feeling" [Bridge]

All these years I've been wandering around

Wondering how come nobody told me

All that I've been looking for was

Somebody who looked like you

    この数年 僕はぐるぐると さまよっていた

    なぜだれも僕に言いに来てくれなかったのか 不思議に思う

    僕がずっと待ち受けていたのは

    君のように態度で表してくれる人 それだけだった

 
ライブをもうしないと決めた後、
「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」や「Magical Mystery Tour」のアルバムが作られたのは、ポールのアイデアが発端でしたが、ポールは自分一人でやろうなんて思っていなくて、みんなからの意見をもっと聞きたいと、ずっと思っていたのかもしれませんね。
 
ジョージは、ポールと話したかったのに…。(妄想です「Revolver」の"I Want To Tell You)
ポールは、"I've Got a Feeling" で、「この数年僕はぐるぐるとさまよっていた、なぜだれも僕に言いに来てくれなかったのか不思議に思う、僕がずっと待ち受けていたのは君のように態度で表してくれる人 それだけだった」と歌っている。
 
妄想ですが、むなしいすれ違いですねショボーンタラー
 
 
 

辞書辞書

情報提供元(著作権者)Weblio

参考辞書 英辞郎

(引用できない英辞郎を使って訳した場合は、その単語や慣用句を太字斜体にして、自分で訳した訳を載せました)

fix : (…を)(…に)固定する、動かないようにする、(…を)(…に)取り付ける、据える、(ある場所に)しっかり取り付ける、定着させる、(…を)とどめる、確固としたものにする、明確にする、(…に)定める

fix : 〈…を〉修理する,直す.

fix : 可算名詞 《俗語》 麻薬の注射.

    例文 have [take] a fix 麻薬を注射する.

       get [give a person] a fix 麻薬の注射を受ける[人にする].

hole、(靴下などの)破れ穴、(道

路などの)凹(くぼ)み、(ウサギ・キツネなどの)巣穴、(穴のように小さく)むさくるしい家、ひどい住まい、窮地、(特に)経済的苦境、欠点、欠陥

hole : 〔理論・論理の〕欠点,欠陥; 間違い 〔in〕.

              例文 I can't find any holes in his theory. 

       彼の理論にはまったく欠陥が見当たらない.

get in(中に)入る、入り込む、(乗り物に)乗り込む、入ってくる、到着する、(家・会社などに)着く、当選する、(試験などのあとに)入学する、入会する、(…と)親しくなる
stop : 止める、押さえる、中断する、停止する、(自ら)やめる、中止する、(…を)やめさせる、妨げる、自制する、ないようにする

stop : 〔+目的語+from+doing〕〈…が〉〔…するのを〕妨げる,〈…に〉〔…させ〕ないようにする.

Nothing will stop him from going. どんなことがあっても彼は行くだろう (cf. stop 3c).

mind : (身体と区別して、思考・意志などの働きをする)心、精神、(感情・意志と区別して、理性を働かせる)知性、知力、精神の正常な状態、正気、記憶、回想

mind : 可算名詞 [通例単数形で] 意見,考え; 意向.

wander : (あてもなく)歩き回る、さまよう、放浪する、ぶらつく、きょろきょろ見回す、迷う、迷い込む、それる、横道にそれる、邪道に踏み迷う

wander : 〈考え・注意力などが〉集中できなくなる,とりとめがなくなる; 散漫になる
fill : いっぱいにする、満たす、(…で)満たす、いっぱいにしてやる、入れる、詰める、うずめる、占める、充満する、満ちあふれる

fill : 〈穴・空所・欠所を〉埋める,ふさぐ,充填(じゆうてん)する.

crack : 裂け目、割れ目、(陶器・ガラス器などの)ひび(割れ)、きず、(ささいな)欠点、欠陥、(ドア・窓・板などの)わずかな開き、すき、ちょっと、すこし

crack : 可算名詞 (ささいな)欠点,欠陥.

    例文 crack in one's argument 論拠の欠陥.

ran through : run through(...を貫流する)の過去形

run through : …を貫流する、…に浮かぶ、…をざっと調べる、通読する、を浪費する、…を使い果たす、に突き通る

keep from〔+目的語+from+doing〕〈人・物が〉〔…するのを〕妨げる,させないでおく.

   例文 Keep the milk from boiling over. 

     牛乳が沸騰してこぼれないようにしなさい.

     What is keeping you from helping her? 

     なぜ彼女をまだ助けてやっていないのですか.

keep fromAnd kept my mind from wandering

      「自分の考えが散漫になるのを防いできた」

really 本当に、実際に、本当に(…というわけではない)、より正しくは、本当は、実際には、実のところ、実際、まったく、確かに

matter 不可算名詞 [通例 no matter で用いて] 重要なこと.

    例文 It is [makes] no matter whether he comes or not. 

      彼が来ようが来まいがどうでもよいことだ.

wrong (道徳的に)悪くて、不正で、よくなくて、悪くて、正しくない、誤った、間違った、(…に)間違っていて、不適当な、不適切な

right : (道徳上・一般通念からみて)正しい、正当な、正義の、正しくて、当然で、間違いのない、正しい、正確な、適当な、適切な

belong 訳(所有物として)(…に)属する、(…の)ものである、(本来の性質・権限・会員などとして)(…に)所属する、(…の)一員である、(…に)伴う、(分類上)(…に)属する、(あるべき所に)ある、いる、あるべきである、ふさわしい

disagree (…と)一致しない、合わない、意見が合わない、仲が悪い、仲たがいする、あたる

win 勝つ、勝ち取る、獲得する、取る、得る、博する、得させる、(結婚してくれるように)口説き落とす、(労力の代償として)得る、稼ぐ
wonder 不思議に思う,驚く.

get in (中に)入る、入り込む、(乗り物に)乗り込む、入ってくる、到着する、(家・会社などに)着く、当選する、(試験などのあとに)入学する、入会する、(…
in a colorful way 「I'm painting the room in a colorful way」

          僕は部屋を色鮮やかにペイントしている
silly 愚かな、ばかな、思慮のない、ばかげた、ばかばかしい、ひょうきんな、愚かで、ばかで、目を回して、ふらふらになって

silly (比較なし) 叙述的用法の形容詞 《口語》 目を回して,ふらふらに[ぼうっと]なって 《★通例次の句で》.

worry 心配させる、くよくよさせる、気をもませる、(…で)苦しめる、悩ます、心配する、気をもむ、うるさくせがむ、しつこく攻撃する、くわえて振り回す

ask 尋ねる、質問する、する、(…を)尋ねる、依頼する、求める、請う、頼む、(人に)頼む、招待する

past 〈場所・人など〉を通り過ぎて. 
take the time 時間をかけて

a number of かなりの…、いくつかの…
a number of I'm taking the time for a number of things

                    「僕は多くのことのために時間をかけている」

important 重要な、重大な、大切な、重要で、重大で、(さらに)重要なことには、有力な、影響力のある、(社会的に)重要な、著名な