ギムブログ☆乳がんステージ４の生きる道

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肝臓数値が悪すぎる

気づいたら肝臓が癌に侵されまくりで、抗がん剤に耐えられるだけの力がないかもしれない、というところまで来てしまっていた。

今日これからやる抗がん剤は肝臓のためにも薄めのものをやるらしいのだけど（アブラキサン&アバスチン）、これを投与して来週の結果でガンの勢いを抑えられていないと判断されたらもう手立てなし、みたいな事らしい。

「それってもう終末医療って事ですか？ホスピスみたいなこと？」

と聞いたら「まあそうですね」と。

なんか打つ手はまだまだ沢山あるって聞いてたのに話違くない？！

ここまでになるまで肝臓悪化を放っておいたのは正しい選択だったの？

エビデンスとしては最初は楽なホルモン療法から始めるのが最近の流れらしく、早めに抗がん剤やろうと私みたいに悪化してからやろうと生存率に違いはない事がわかってるって言うけど、たられば話になってしまうけどこうなる前に出来たことがあるんじゃないかとつい思ってしまうよ…

急遽明日から抗がん剤に

今日は2週間前から始めたイブランスを続けられるかどうかの血液検査なだけのはずが、ここ2週間体調が悪く、肺は苦しいし胃痛が続き発熱もしたり下痢したりはあったけど全部イブランス副作用に書いてあったので副作用と思ってたけど、先生に

「最近お腹が張って苦しい、今の時点で腹水が溜まることってありますか？」と聞いたら

「えっそれは可能性あります。じゃあCT撮りましょう。」

となりCT撮ったら腹水結構溜まってるわ胸水まで溜まってて、胸水溜まってるって事は肺転移もしてるっぽいですね、これガンの勢いかなり早いからすぐ抗がん剤やったほうがいい、となりました。

ってかお腹が張る、って言わなかったらどうなってたんだ…ウンコが溜まってるだけかも、とも思ってたからいうか迷ったんだけど…

しかも「このガンの勢いの感じだと抗がん剤で2〜3年持たせる事は難しい」とか言うし実施余命1年みたいな感じに言われてしまいました。

展開早すぎない！？

本当にガンっていきなり勢いを増すんだなあ…もっとゆるやかにヌルヌル生きていけるもんだと思ってたんだけどこれはマジに身辺整理本格的に始めないとまずいかもしれない。

母の言葉

母からはよく「あなたが幸せだと思えないし、もし今が幸せならそれでいいのかと疑問だ」と言われる。

これは私がガンになったからではなく、ガンになる前から言われている事で、母にとっての女の幸せとは結婚して子供を産む事、もしくは自立した女になる事だと思っているので、そのどちらも出来ていない私は母にとって幸せに写っていないのだと思うと申し訳ない気持ちになってしまう。

私自身はもはや多くを望まないし、生きていられればそれでいい（どこも痛くも苦しくもない状態で）という目標のハードル下がりまくってる状態だし、ガンになってもサポートしてくれる親は健在で住む家があって優しい友達も沢山いて目下お金に困ってない、住んでいる場所も最高だしむしろ恵まれすぎてると思っているので全然幸せなんだけどなあ…。あれを言われると私は親不孝ものだなあと感じてしまう。しかも親より先に死ぬ可能性大という最大の親不孝も重なり。なので、せめて親より先に死なないようにしてくださいよ神さま。

増大にてイブランスに変更

アリミデックスを2ヶ月飲んでみたけどまた血液検査の結果は増大、効果なしと判断、今日からイブランスになりました。

とは言っても処方箋薬局に薬がなくて明日からなんですが。

ゾラデックス、ランマークに追加してお尻に2本注射するフェソロデックスも開始。

ゾラデックスが毎回痛くて、最近咳と痰が止まらず咳をするたびゾラデックスの注射跡が痛むのが地味にストレス！肺が苦しいのもストレス！

そして薬剤の高さにストレス！

糖質制限やめました

ステージ4癌が発覚してすぐ断糖と高濃度ビタミンC静注を始めたんですが、1年経ち癌が増大していることから効果なしと判断してやめることにしました。

この1年辛かった…癌になってただでさえ辛いのにさらに辛い食事制限をして、友人と食事に行っても自分だけ食べたいものを食べられず、外食もほぼ出来ず、ものすごく不便な生活でした。食べられるのに食べないことを選択している事をいつか後悔してしまうのではないかという不安が常にありました。

全然楽しくないし生きてる喜びを感じられなくなってきて「これって生きてる意味あるのかな？」とさえ思えてきて、癌が増大してくれたおかげでやっと目が覚めた気がします。

自分らしく生きる事を優先しよう、たとえ死が早まろうと悔いのないよう、最後まで自分らしくいたい、というのが私の生きるコンセプトだと気付いたら無理を強いられる糖質制限は違う、と判断できました。

おかげで毎日食べたいもの、おいしいものの検索で1日が過ぎていきます。

死がそんなに遠くないと知った時、私は何かをしたいとか成し遂げたいよりも「食べたい」が優先順位が高かった事が意外でした。食に興味ない方だと思ってたんだけどなあ。人はわからないもんです。

楽しく糖質制限出来る人は続けて全然いいと思います。とにかく痩せるしね。

また増大

今月は血液検査と肝臓エコー検査でした。腫瘍マーカーはまた上がっており、肝臓の癌は増大が確認されました。

アリミデックスに変更してからまだ1ヶ月なので、効いてないと判断するのは出来ないらしく、とりあえず1ヶ月様子見、来月の血液検査で腫瘍マーカー増大が認められたらイブランス追加になるそうです。

イブランスってお高いらしいですわね…30%くらいの確率で髪も抜けるらしいし副作用もホルモン療法より強いと。いよいよ新たなステージに進んだ感じあります。

ホルモン療法で数年持たせられたらと思ってたんだけどなあ…

そろそろ抗がん剤移を念頭に入れておいてくださいと言われました。

最初は「体調が悪くなったら検査する」と言われてたのに、今は体調悪くはなく血液検査とエコーだけで経過見て対策してくれてるのはありがたい。具合悪くなってから、だといつ具合わるくなるのか不安で仕方なかったからねえ…

PS4とVR

ガンのことだけじゃなくて日常の事も書いていこうかな。飽きるかもしれないけど。

最近ps4とpsvrを買いました。発売してからもう3年も経つし、もう少し待ったらもっと画質のいいものも出来そうだし、高いしでずっと買うか迷ってたけどステージ4になった事で買う覚悟ができました。死んだらできないからね。

私はこういった最新機器が好きで、なるべく長生きして40年後の未来機器がどんな風になってるのか見たいというのがあります。

ソフトはバイオハザード7を買いました。いやあこれはゲームの中に入り込んでる臨場感半端なしで怖い！現実世界で死の恐怖に襲われてるのにゲームでもってまだまだ私精神的余裕あるじゃんなんて思いますわ。

ホラー映画が好きだったけど去年のガン告知後あたりは「もう自分は死ぬんだ」と思って怖くて怖くてホラー映画もあまり見られませんでしたからね。

敵と戦ったり屋敷探検してる間は必死になるからガンのことを忘れていられて良いですよ。

薬が変わりました

3月に血液検査した時、腫瘍マーカー、肝臓数値が悪化しており2ヶ月様子見て5月に再度血液検査したところ更に倍率ドンな感じで悪化してました。

体調はいいのでむしろ良くなってるんじゃないかなんて期待してしまったけどガンはそう簡単にはいきませんねえ。

タモキシフェンの効果がなくなったと判断されアリミデックスに変更になりました。ゾラデックス、ランマークは変わらず。これでまた来月血液検査して悪化してるようなら別のホルモン剤になるのかな。アリミデックスってアロマターゼ阻害剤という閉経後乳がんに使用されるらしいんですが、私閉経していないのを治療で閉経させてる状態なのですが、そういう人にも効き目あるもんなんですかね？よくわかっておりません。薬の力で閉経させたら閉経と認定されるのか？閉経後治療薬が使えるなら使える薬の種類が増えるから有難いのでいいんですが。

厳しめの断糖したりビタミンC静注したりコウケントー毎日2時間やったりウコン飲んだり枇杷種飲んだり色々頑張ってもムダなんだな、と思ったらバカバカしくなってきて最近は断糖出来なくなってきてます。おかげで太ってきました。

というのも先日とても楽しいパーティーに参加した時、目の前に広がる美味しいものたちの数々を前にしてただただ我慢している事に

「この瞬間を楽しめないなんて生きてる意味ないじゃん、人間どうせいつか絶対死ぬんなら好きな事を好きなだけしない方が生を全うしてない事になるんじゃ、たとえ死が早まろうと後悔しない、そういう時間を沢山作る方が大切なんじゃ」

と思えてしまい、その日は好きなものを遠慮がちに食べました。1年口にしなかったケーキやドライフルーツ、衣の付いたナッツ、たい焼き、どれもこれも本当においしくて心から幸せでした。

楽しみたい時は楽しむスタンスにしよう、普段は断糖続けつつメリハリつけてやっていこうと思ったのですがやはり糖質は麻薬で一度食べたらやめられなくなってしまいました。それでもパンやご飯は食べてないですが。

断糖の先生には絶対「糖質取ったから悪化した」と言われるんだろうなあ。糖質取らなくても悪化したんですが…。食の楽しみを奪われるのは生きる楽しみを奪われるのと同じと身をもって知りました。

血液検査結果悪し

先週水曜は数ヶ月ぶりの血液検査で腫瘍マーカーは上がり、肝臓の数値も悪いらしい。

なんとなくここ数日具合が良くない感じはあった。それを聞いたからなのか、いつものゾラデックス、ランマークのせいなのか、癌の進行のせいなのかわからないけど去年の具合の悪かった時期の感じが戻ってきた。

胸が苦しくて背中が重くて身の置き所がない感覚。ジワっと嫌な感覚が胸の奥から広がっていく感じ。

少し甘くなってしまっていたけど続けていた糖質制限も高濃度ビタミンC点滴もコウケントーもなにもかも意味がなかったのかと思ったら落ち込んだ。

いや、延命してくれてる、と思いたい。思わないと報われない。

2〜3ヶ月先にまた血液検査して数値が悪くなってるようなら薬の調整しましょう、具合悪くなったらそれより先に来てくれれば調べるし、と言われた。

「具合悪くなったら、って具合悪くなってからで間に合うの？」と聞いたら「間に合います」と言われるも「突然死んだりするわけじゃないなら良かったです」と言ったら「いや、突然死ぬ事もないわけじゃありません」とか言われてどっちやねんって感じ。

糖質制限

明けましておめでとうございます。

2019年まで生きられて良かったです。半年前は「こんなに具合悪いならもう余命1ヶ月なんじゃ」と思ってたくらいだったので。

最近は首が相変わらず痛い&違和感ありますが、ロキソニン飲めば動けるので問題なしです。

相変わらず治療はホルモン療法のままです。このままずっと効いてくれてればいいのですが。

今日は糖質制限について書こうと思います。

乳がんがわかってから私はすぐ糖質制限を始めましたが正直がんに効いてるかどうかはわかりません。しかし、痩せる効果は確実にありました。糖質制限始めて1ヶ月で5キロ減、半年で合計10キロ近く落ちました。体調も以前よりは良くなってるので、糖質制限のおかげと思いたい&思ってないとやってられないという感じです。

糖質1日5g以下というハードモード制限なのでかなり厳しいです。調味料なども全て糖質制限ものに変えました。

以下は糖質制限クリニックの先生に教えてもらった簡単なリストです。