PETCT、MRIの結果は転移ありのステージ4
いろいろ嫌な予感はしてたけどなるべく考えないように過ごそうと努力しつつもなんだか首のあたりがジワっと嫌な感じがしたり胸も背中も相変わらず凝ってるしイメージ的には癌が全身に広がってるんじゃないかって感覚はしてた。
結果、違和感のあったところすべてに転移が認められてた。
自分の違和感は大事にした方がいい。
首と背骨とあばらと胸の骨に転移がみられて肝臓にも少し見える、とのこと。だるさはここからきてるのかもしれない。
ステージ4となると完治はできない、一生付き合っていくものと考えてほしい、手術で取ったからといって治るわけではないので今手術するかしないかはあなたが決めていい、と医者に言われてそんな選択迫られてもどう答えていいかわからない。
とりあえずはホルモン治療で2週間様子を見よう、ということになった。
これで少しは効いてるようであれば抗がん剤なり手術になるらしい。
ホルモン治療はタモキシフェンという薬を朝1錠飲むだけ。
あとは病院でホルモン注射をお腹に打った。これは1ヶ月に1回だかでいいらしい。
あと骨の癌の広がりを抑えるための注射も打った。これをうつと顎の骨が溶けやすくなるんだとか。
そのために虫歯があったりするとよくないので口腔環境を良くしておいてくださいと言われる。
歯医者の予約もとらないと。
今日は近所の病院にビタミンC点滴打ちに行く。
癌発覚から2日目
明日明後日とCT、MRIなどの詳細な検査をするわけで、まだ実は詳細なステージは決まっていない。ステージ3A以上。ということらしい。
検査をしたのが1週間前、エコーとマンモグラフィで「癌のようにみえる」と言われ細胞診をしたわけが、結果が出る1週間に色々と最悪の状況まで考えてしまい、体調もガクッと悪くなった。それまでは神経痛だと思ってたのにね。そして昨日、癌だとハッキリ伝えられステージは3A以上、次はどこまで癌が広がっているかの検査と結果報告に1週間かかるわけである。
約2週間悶々とする日が続くわけであるが、ここである程度の最悪のシミュレーションが出来ているといざ告知されてもそこまでショックは受けないでいられる。まあショックはショックなんだけど。なったものは仕方ない、それよりも辛いとか痛いのが嫌だなあと思っていた。
数人の知人に癌になった事を伝えたら泣きながら電話をかけてきた友達がいた。まだ死ぬわけじゃないのに気が早いなと思ったけどそれだけショックを与えてしまったのだと思って申し訳ない気持ちになり「ああ、私癌になったんだな」と妙にリアリティが増した。
立て続けに旦那様を癌で亡くされたばかりの友人からも励ましとオススメの病院などのお知らせをいただく。
自分自身はそこまで不安に感じてないと思っていたのだが、夜中号泣する夢を見て泣きながら目が覚めた。やはりストレスを感じてはいるようだ。
乳がん発覚
最初の違和感は去年の10月、温泉旅行に行く朝背中が妙に凝ってると感じて東京駅で背中に貼るタイプの冷湿布を買った。普段から背中のコリはある方だけど耐えられないくらいの背中のだるさはここから始まった。
帰ってきてから鍼を受けたけどイマイチ効いてる気がしない。寝る時、眠りに落ちそうになる時動悸がして眠れなくなり、これはさすがに身体に問題があるのではと内科に行って調べてもらうも血液検査の異常は見つからず「自律神経失調症」との判断。
カッピングという吸盤を取り付けて悪い血を抜くという東洋医学的な治療をしてもらうも治る気配は0(そりゃそうだろう。癌なんだから)。
だんだん息苦しい感じからたまにピキッとした左胸の痛みに変化してきたのでこれは心臓なんじゃないかと思い循環器科に行くも異常無し。こちらでも「自律神経失調症」と言われる。医者はもう二度と自律神経失調症って言わないでほしい。これ癌だったから!
胸の違和感は初めはジワ〜っとなにか内臓で出血してるような、染み入ってる感覚があり、そのジワ〜感の範囲がだんだんズキンとした痛みに変わっていった。しかしネットで検索すると「肋間神経痛」「帯状疱疹」だろう、という結果に自分の中で落ち着いた。
ある日左胸の形がおかしい事に気付いた。乳首が陥没してるし左胸だけ大きくなってて右とのバランスが妙に悪い。硬さもある。でもネットの検索では「乳がんは石のように硬くて動かない」とあるので、私のは石ってほどでもないし動くし乳腺症か乳腺炎だろうと思い込んでた。
あとは姿勢の悪さからくるストレートネックによるコリが全身に広がってるんだろうと思ってた。
だんだん息苦しさと背中の重さとだるさ、さらには脇のリンパが腫れて腕を伸ばすのが辛くなってきて胸の痛みも強くなってくると、横になってる時より動いてる時の方が気が紛れて楽なので傍目からは元気に見えるし自分でもまだまだ大丈夫だろうと思いつつやはり辛いには辛いので乳腺科に行く事にした。この時点で最初の違和感から7ヶ月経っていた。
乳腺科では「そんなたいした事ないとは思うんですけど念のために調べてもらおうと思いまして〜」と過去行った事がある大病院に紹介状もなく無理やり行ったのだがこれもまた乳腺科に行きづらかった原因でもあった。大病院は深刻な病状の人が行く場所で、ちょっとした検診くらいなら地元の小さな病院で検査して、異常が見つかって紹介状を貰って初めて行ける、というものなので遠慮してしまっていたのだ。
マンモグラフィとエコーで診てもらったあと、医者が深刻そうな顔で「これは多分限りなく癌に近い状態かと…」と言いだし、組織診という太い針を3本刺して取る検査をした。1週間後にまた来てください。と言われ悶々とする1週間を過ごした。何事にも準備が早め早めの性格の所為により、死んだとしたら親に発見されたら恥ずかしい物ものをこの1週間で全て捨てた。
結果はステージ3A以上、グレード2の乳癌。転移の検査はこれから。転移してたらステージ4という事になるのだろう。気になるのは脇のリンパの腫れ。既に転移の可能性があるような気がする。
自分だけはなぜか癌とは無縁だと思い込んでた。まだ43歳だし。完全に予想外だった。しかしショックというよりこの体調不良の原因がわかって気分的にスッキリもした。あと医者は簡単に自立神経の所為にするなという事だけは声高に伝えたい。
こんな癌発覚パターンもあるよ、という症例として記録しておきました。