減らす技術 | 思考の枠組みを広げる読書習慣

思考の枠組みを広げる読書習慣

小売・サービス・飲食業専門コンサルティング会社「株式会社FamilySmile」の研修受講生による読書感想文と行動宣言







 ㈱Snailtrackの本川です!




仕事って放っておいたら間違いなく増えます。




やればやるほど、学べば学ぶほど「新しいアイディア」や「新しい課題」が出てくるからです。


「やった方がいいこと」は山ほどある。


だけど、「やった方がいいこと」をやり過ぎて、「やらなければならないこと」が疎かになる。


そしてたくさんの時間を使う割に成果が出ず、最後は「気合い・根性」に頼った経営になる。


労務が疎かになり、ブラック企業まっしぐら泣き


有能な人財が去っていき、まさしく本末転倒です。




ということで、今月は「仕事を減らす技術」と「労務知識」!について学びます。




減らす技術 The Power of LESS/ディスカヴァー・トゥエンティワン
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 著者は「やることを減らしてラクに豊かに生きるシンプルライフ」を提唱する世界的に有名なカリスマブロガー。


妻と6人の子ども達とグアムで悠々自適に暮らしている・・・と聞くだけでなんとも羨ましい。



この書籍に繰り返し登場するコトバ、「制限する」。


何を?


「自分が受け入れること」を、だと。


「シンプル」とは減らすこと。


ステップ1は、「大切なことを見極める」

ステップ2は、「それ以外のものを取り除く」



これが仕事はもちろん、時間配分、人間関係、お金の使い方、体に入れるもの、家に置くもの、その全てに共通するルール。



この時点で「わかっちゃいるけど難しいんだよな・・・」という独り言を呟いてしまいましたが、読み続けました汗



「大切なことを見極める」とは、「本質に迫ることだけを選ぶ」ということ。


その為には強烈な目的意識を持たねばならない。


まずは自分に9つの質問をしてみるといい、と言う。

①どんなことに価値を感じているのか?
②どんなゴールを目指しているのか?
③心から好きなことは何だろう?
④何が大切なことなんだろう?
⑤もっともインパクトが大きいことはどれだろう?
⑥長期的にインパクトがあることはどれだろう?
⑦それは「必要なもの」だろうか、それとも「欲しいもの」だろうか?
⑧「本質に迫ること」ではないことはなんだろう?
⑨まだ減らせることはないだろうか?


時々時間をとって、自分に9つの質問をしてみる。


そうすればやるべきことが明確になってくる、とのこと。



以降、具体的な「減らす技術」がたくさん紹介されていました。





 僕がこの書籍を読んで必ずやることは、


○「本質に迫ること」とは思えない仕事を頼まれた時は、「No.」をハッキリ言う

○自分や各部門リーダーは(タイプによって)マルチタスクも仕方ないが、原則は「シングルタスク」に持っていく

○朝一番に「もっとも重要なタスク」を片付ける

○出勤時と退勤前の5分、必ずデスク周りを片付ける

○「メールの返事は7文まで」と決める

○受信メール振り分け機能を更に細かに設定し、緊急性のないフォルダは午後まで開かない

○ペーパーレスを進め、ファイルは後で検索しやすいタイトルにしておく


です。




まだ1冊目ですが、1つ大きな気付きがあったのは、僕は案外「マルチタスク」が好きで、得意だということ。


たくさんの仕事を同時並行で進める方が互いのクオリティが上がるし、最初は複雑で数が多かったぞれぞれの目的(支流)が、大きな目的へ(本流)へと流れていくのを感じるのが好き。


だけど皆が自分と同じタイプではない、ということもすごく肚に落ちました。


その人が得意な「減らし方」を考えていかないとですね。



引き続き学びます!