しのしのと水に眠れるほうたんや 掌
◆牡丹・ぼうたん・白牡丹・緋牡丹・黒牡丹・富貴花
ボタン科の落葉低木。中国原産。
五月に白・紅・淡紅・暗紅・紫など
豊麗な花を開き、花の王とされる。
夏の季語。
ドキュメンタリー映画
<飯塚俊男監督特集>
4月20日(土)~26日(金)、明日からです。
飯塚俊男監督は前橋生まれ。
在学中の1969年より、小川伸介主宰の小川プロダクションに所属し、
『三里塚』シリーズの製作に携わる。
1991年、『映画の都 山形国際ドキュメンタリー映画祭'89』で映画監督デビュー。独立し、
1993年に『小さな羽音 チョウセンアカシジミ蝶の舞う里』で、文化庁優秀映画作品賞を受賞。
1994年、製作会社のアムールを設立。
「プッチーニに挑む 岡村喬生のオペラ人生」2012年
前橋では上映&岡村喬生のコンサートを開催し、
山本掌はその司会を務めました。
上の画像で上映作品、ご覧になれますか?
こちらから、どうぞ。
〈ドキュメンタリー映画監督〉飯塚俊男監督特集上映[4/20(土)~4/26(金)] | 前橋シネマハウス (maecine.com)
特集上映のスケジュール
フリーパス券:3000円
前売り:1000円
当日:1200円
チケットは劇場窓口
アムール(090-3040-7695」)
高崎兜太句会、
金子兜太先生との句座。
兜太先生の句評が、お声が聞こえてきます。
10年前でしたか・・・
◆兜太師、めずらしく黒のジャケット。
一応、アクセサリー(?)の杖を持参して。
事前に提出した各自3句から、
3句プラス問題句を一句選句。
兼題は「眼鏡」。それと自由句。
「眼鏡」は扱いにくく、点がばらける。
たえがたく青野の友と淡くあり
これは問題句となる。
兜太評
微妙なところをがんばって書いた。
言葉が熟するとよくなる。大人の句。
兜太の直し
1 青野にある刎頚の友淡くあり
2 刎頚の青野の友と淡くあり
この句山本掌の句ですが、
兜太先生の直し、どうでしょうか。
明日です♪
<萩原朔太郎を朗読する>
『定本 青猫』より「風船乗の夢」
『月に吠える』の序。
この「序」朔太郎の<詩>への思い、
なんと切々としていることか。
風船乗の夢
夏草のしげる叢から
ふはりふはりと天上さして昇りゆく風船よ
籠には旧暦の暦をのせ
春か地球の子午線を越えて吹かれ行かうよ。
ばうばうとした虚無のなかを
雲はさびしげにながれて行き
草地も見えず 記憶の時計もぜんまいがとまつてしまった。
どこをめあてに翔けるのだらう!
さうして酒瓶の底は空しくなり
酔ひどれの見る美麗な幻覚も消えてしまつた。
しだいに下界の陸地をはなれ
愁ひや雲やに吹きながされて
知覚もおよばぬ眞空圏内へまぎれ行かうよ。
この瓦斯體もてふくらんだ氣球のやうに
ふしぎにさびしい宇宙のはてを
友だちもなく ふはりふはりと昇つて行かうよ。
スプリングコンサート 高崎演奏家協会
2024年4月17日(水) 14:00~
高崎シティギャラリーコアホール
入場無料です。
<萩原朔太郎を朗読する>
『月に吠える』から<春>の詩を2編。
「陽春」と「猫」です。
陽春
ああ、春は遠くからけぶって来る、
ぽっくりふくらんだ柳の芽のしたに、
やさしいくちびるをさしよせ、
おとめのくちづけを吸ひこみたさに、
春は遠くからごむ輪のくるまにのって来る。
ぼんやりした景色のなかで、
白いくるまやさんの足はいそげども
ゆくゆく車輪がさかさにまわり、
しだに梶棒が地面をはなれ出し、
おまけにお客さまの腰がへんにふらふらとして、
これではとてもあぶなそうなと、
とんでもない時に春がまつしろの欠伸をする。
猫
まつくろけの猫が二疋、
なやましいよるの屋根のうへで、
ぴんとたてた尻尾のさきから、
糸のやうなみかづきがかすんでゐる。
『おわあ、こんばんは』
『おわあ、こんばんは』
『おぎやあ、おぎやあ、おぎやあ』
『おわああ、ここの家の主人は病氣です』
オペラ 「ルサルカ」(三幕) ドボルザーク作曲
「水の精」をヒロインとした、
「人魚姫」「ウンディーウ」のオペラ版でしょうか。
苦みの利いていますが。
演出が主張しているオペラで、
演出家のポーダは美術・衣装・振付・照明も手掛けています。
水の精、ということで、
1幕、3幕は舞台の上に本水を使い、
その水のなかで歌手は歌い、演技をする。
時には水に飛び込む!?
その水も浅いところ、深いところがあり、
どれほど歌手に負担がかかるか、観ていて息苦しいほど。
そのステージ全体の水のためか、
声がくぐもって聴こえる・・・ような
そうした中で、ルサルカの父イサエフ役のヴォドニクは
深々とした声のバス、堂々として容姿もふさわしい。
ストーリーの読み替えはなく、
「水」を表現する舞台。
2幕の宮廷のシーンの
王子・王女たちもじつに洒落たドレスで
男性は王子と同じ衣装と髪型、
女性は王女と同じ衣装と髪型で、
プロポーションも合わせているようで凝っています。
美術では巨大な両手がシンボリックな動きをして。
<出演>
ルサルカ:アニタ・ハルティク [Anita Hartig, sop]
王子:ピョートル・ブシェフスキ [Piotr Buszewski, ten]
ヴォドニク(水の精):アレクセイ・イサエフ [Aleksei Isaev, bas]
イェジババ(魔法使い):クレア・バーネット=ジョーンズ [Claire Barnett-Jones, mez]
外国の王女:ベアトリス・ユリア=モンゾン [Béatrice Uria-Monzon, sop]
<合唱> トゥールーズ・キャピトル国立合唱団
<管弦楽> トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団
<指揮> フランク・ベアマン [Frank Beermann]
<演出・美術・衣装・振付・照明> ステファノ・ポーダ [Stefano Poda]
収録:2022年10月14・16日 トゥールーズ・キャピトル劇場(フランス)
仁左衛門さま、
「桜姫東文章」で拝見して、
2012年4月11日に
「絵本合法衢(えほんがっぽうがつじ)」をアップしていました。
とても懐かしいのでここに再掲いたします。
◆「絵本合法衢」 四幕十二場
作 四世鶴屋南北
国立劇場の桜は満開から飛花落花へ。
舞台に大輪の<悪の華>が咲きほこる。
昨年の地震で公演中止になった芝居。
チケットを取っていたのだが・・・
再演の声が多数あって、今年の上演が決まったとか。
仁左衛門の<悪>、
それも南北のものがいい。
かつて玉三郎の「お岩」との色悪伊右衛門、
あるいは「盟三五大切(かみかけて さんご たいせつ)」の源五兵衛。
劇場の空気が「恐さ、怖さ」で染め上げられるのは
仁左衛門ならでは。
今回は二役、時代物と世話物、
序幕から地を這うような凄みのあるというより、
声音そのものが凄惨といえる低い声、
主人公大学之介の下郎を
有無を言わさずを切り殺す場から始まる。
芝居が進むにつれ、
自分の意にそまぬ、邪魔立てする輩は
武士であろうが、女、子どもであろうが、
なんのためらいもなく殺す。
かたや市井にうごめく立場の太平次、
うんざりお松の時蔵がじつに艶かしい。
蛇使いという設定が秀逸。
二人のいかにも情を通じた男女の
掛け合いがなんとも色っぽい。
こちらも殺す、殺す。
どれだけの登場人物が殺されてゆくことか。
複雑なストーリーを、場面を監修し
今回の芝居にしたとのこと。
それでも12時半から5時まで。
今月23日まで。
四月公演特設サイト
http://www.ntj.jac.go.jp/45th/kabuki_04/index.html
序 幕 第一場 多賀家水門口の場
第二場 多賀領鷹野の場
第三場 多賀家陣屋の場
二幕目 第一場 四条河原の場
第二場 今出川道具屋の場
第三場 妙覚寺裏手の場
三幕目 第一場 和州倉狩峠の場
第二場 倉狩峠一つ家の場
第三場 倉狩峠古宮の場
第四場 元の一つ家の場
大 詰 第一場 合法庵室の場
第二場 閻魔堂の場
出演
片 岡 仁左衛門
中 村 時 蔵
片 岡 孝 太 郎
片 岡 愛 之 助
市 川 男 女 蔵
中 村 梅 枝
片 岡 市 蔵
市 川 高 麗 蔵
坂 東 秀 調