「海原」は金子兜太主宰誌「海程」後続誌。
共鳴20句は全同人の作品から
いいなぁ、素晴らしいといった俳句を20句選びます。
その中からさらに三句を鑑賞、
この句をこう読んだと稿にしたためます。
5月、6月、7月と3回担当いたします♪
この5月号では
柳生正名さんのコラム「全舷半舷」で
俳句と音の二物衝撃「日本人 一九七〇」
「現代俳句」4月号の紹介が載っています。
俳句誌「海原」、
金子兜太主宰の「海程」後続誌。
この5月号に
<俳句と音の二物衝撃 ラジオドラマ「日本人 一九七〇」
柳生正名(「現代俳句」編集長)さんの紹介が掲載されて。
「現代俳句」2026年4月号に載った
山本掌の寄稿〈俳句と音のニ物衝撃 ラジオドラマ「日本人 一九七〇」〉は
立岩利夫氏の俳句と松下眞一氏の音楽について。
web版公開中→ https://gendaihaiku.gr.jp/page-20556/
こちらからお読みいただけます。
立岩利夫さん
テーマ:作品
「- 俳句と音によるラジオのための作品 - 日本人一九七〇」
松下眞一(音楽・音響構成)・立岩利夫(俳句)
昭和45年(1970)度芸術祭参加作品(毎日放送制作)
この「日本人1970」は電子音楽と
俳句朗読による意欲作。
youtubeで見つけました!
松下眞一は作曲家。
1950年代から電子音を使った作品を書いていた。
立岩利夫は関西の俳人。「夜盗派」、「海程」。
海程の先達で、現代俳句協会の理事をされた。
お二人とも茨木市のお生まれで親しく交流をされ、
それがこの作品に結実。
立岩さんから、「松下眞一作品集」のテープ、
北園克衛「黒い僧院」「星たちの息武器」「廻向」の譜面をいただく。
どちらもとても貴重。
なんとyoutubeにもアップされています。
youtubeの画像は「黒い僧院」の譜面の最初のページ。
https://www.youtube.com/watch?v=sIcxhdwpECM
◆松下眞一
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%BE%E4%B8%8B%E7%9C%9E%E4%B8%80
◆夜盗派
夜盗派というのは、戦後(昭和23年)、
山口誓子の「天狼」から別れた俳句結社「雷光」と「激浪」の
流れを汲む俳句結社である。
鈴木六林男の「雷光」は、島津亮・東川紀志男の「梟」を経て
井沢唯夫・立岩利夫「夜盗派」へと変遷し、
卜部楢男の「激浪」は、西東三鬼・三橋敏雄・島津亮の「断崖」へと変遷する。
「夜盗派」に所属・関連した人たち、
鈴木六林男、島津亮、三橋敏雄、立岩利夫、東川紀志男、
西東三鬼、佐藤鬼房、木村澄夫、 平成12年に終刊となる。
「夜盗派」を立岩さんが編集・発行をされていた
一時期、私も参加いたしました。
桜木紫乃『砂上』角川書店 2017
<小説書く>とは、
この問いに真っ向から挑んでいる小説。
編集者との葛藤というか格闘で
「書くこと」をつかんでゆく主人公。
丁寧な筆致で描かれて、見事。
装画:チカツタケオ
装丁:須田杏菜
◆本の紹介
書くことに取り憑かれた女はどこへ向かうのか
空が色をなくした冬の北海道・江別。
柊令央は、ビストロ勤務で得る数万円の月収と、
元夫から振り込まれる慰謝料で細々と暮らしていた。
いつか作家になりたい。
そう思ってきたものの、夢に近づく日はこないまま、
気づけば四十代に突入していた。
ある日、令央の前に一人の編集者が現れる。
「あなた今後、なにがしたいんですか」。
責めるように問う小川乙三との出会いを機に、
令央は母が墓場へと持っていったある秘密を書く決心をする。
だがそれは、母親との暮らしを、
そして他人任せだった自分のこれまでを直視する日々の始まりだった。
自分は母親の人生を肯定できるのか。
そして小説を書き始めたことで変わっていく人間関係。
書くことに取り憑かれた女はどこへ向かうのか。
(Amazonより)
オペラ「マリア・ストゥアルダ」ザルツブルグ音楽祭 2025
プレミアムシアター 録画で観ました。
https://www.salzburgerfestspiele.at/p/maria-stuarda-2025#&gid=1&pid=1
オペラ「マリア・ストゥアルダ」は
ドニゼッティ作曲のチューダー朝を舞台にしたオペラ。
<アンナ・ボレーナ><マリア・ストゥアルダ><ロベルト・デヴリュー>の三作を
「ドニゼッティ女王三部作(The Three Donizetti Queens)」とか。
舞台には大きな円盤。
それがゆっくりゆっくりと回り、
その円盤がエリザベッタの部屋となり、
ストゥアルダの囚われている牢ともなる。
そこを登場人物たちは歩いている。
時間が、運命が、絶え間なく動いている
ということの喩となっているでしょうか。
舞台後方にやはり巨大な円盤が
時に月になり、時に映像を映す。
このオペラではふたりの女王、
敵対者であり、姉妹・いとこである
エリザベッタ(黒のドレス)とマリア・ストゥアルダ(白い衣装)の
緊迫した対決は息を殺すほど。
ケイト・リンジーのエリザベッタ(エリザベス一世)はまさに鬼気迫る。
国王・政治家としての苦悩、
自身のフランス王との結婚まで政治の具とする。
ひとりの女性としてレスターを愛し、嫉妬し、その揺れ動く感情、
マリアの処分を決定するところなどなど
もう見事というほかはない!
ザルツブルク音楽祭2025
ドニゼッティ「マリア・ストゥアルダ」 (ザルツブルク祝祭大劇場 8月1日)
指揮:アントネッロ・マナコルダ
演出:ウルリッヒ・ラッシェ
エリザベッタ:ケイト・リンジー(ソプラノ)
マリア・ストゥアルダ:リセット・オロペサ(ソプラノ)
レスター:ベクゾド・ダヴロノフ
タルボ:アレクセイ・クラーギン
チェチル:トーマス・レーマン
アンナ:ニーノ・ゴトシア
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
ザルツブルク実験舞踊アカデミー(SEAD)
ウィーン国立歌劇場合唱団(合唱指揮:アラン・ウッドブリッジ)
ウィーン・フィル アンゲリカ・プロコップ・サマーアカデミー