バレンタイン一角獣はもういない 掌
◆バレンタイン
2月14日。
3世紀ごろ殉教した聖バレンタインの祭日。
ですが、
チョコレートの日(笑)。
この句「バレンタイン」の定番になりました。
バレンタイン一角獣はもういない 掌
◆バレンタイン
2月14日。
3世紀ごろ殉教した聖バレンタインの祭日。
ですが、
チョコレートの日(笑)。
この句「バレンタイン」の定番になりました。
こひ
ゆくたてのゆえなくて孤悲きさらぎ 掌
◆如月・きさらぎ
陰暦二月の異称。
寒さのため衣(きぬ)をさらに重ねてきるので、
衣更着(きさらぎ)という説がある。
春の季語。
蠟梅や他郷のごときわがいのち 掌
◆蠟梅
ロウバイ科の低木、中国原産。
冬から春のかけて、
裸木に内側は暗紫色、
外側は淡黄色の小花をつける。
花は蝋細工のようで、香気がある。
冬の季語。
金子兜太『あの夏、兵士だった私』
2016年8月13日 清流出版刊。
サブタイトルにあるように
「96歳、戦争体験者からの警告」
トラック島での生々しい体験を語り、
戦後、どのように生き、
現在ただいまを見るか。
兜太の根幹を語る一冊。
講演・講座・講義でもおりにふれ語られ、
この本の装画にあるような地図をフリーハンドで描き、
話される言葉は鋭く重い。
◆本の内容紹介
今こそ、伝えたいあの戦場体験!
トラック島、数少ない元兵士が語る、
戦場の日常、非業の死、食糧難……
反骨の俳人は、どのように戦後を生き
現在を見るのか?
「アベ政治を許さない」のプラカードに
込めた意味とは?
◆出版社からのコメント
日本社会に戦争の記憶が薄れるなかで、
私のような戦争体験者が果たせる役割、
いや生き残りだからこそ、
果たすべき役割はたくさんあるはずです。(プロローグより)
ゆきなずむ二月は楕円影濁る 掌
ただよえば二月の背骨軋むかな 掌
◆二月
初春に当たる。
寒さは厳しいが、
日脚は次第に伸びてくる。
春の季語。
◆立春を過ぎ、「春」となりましたが、
実際には寒い日が続きますので、
「冬」と「春」が混在するかもしれません。