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「月球儀」&「芭蕉座」  俳句を書くメゾソプラノ山本 掌のブログ

第四句集『月球儀』
「月球儀」俳句を支柱とした山本 掌の個人誌。

「芭蕉座」は芭蕉「おくのほそ道」を舞台作品とする
うた・語り・作曲・ピアノのユニット。
    



俳句を金子兜太に師事。「海程」同人・現代俳句協会会員。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

高崎演奏家協会・サマーコンサート、

終了いたしました。

今回は11組の演奏者で、

なんと2時間半弱、ノンストップ!?


まず、

ピッコロとピアノのためのポルカ「ひばり」(ティリュレ)、

ピアノ独奏:プレリュード(ラヴェル)と

ブーレ・ファンタスク(シャブリエ)、

朔太郎の詩・5編を朗読、

クラリネットとピアノで変奏曲(ウエーバー)

ソプラノのドイツリート、

ピアノ、メシアンの「コマドリ」「クロツグミ」「ウタツグミ」

ソプラノ、上演が3回目になる

二期会日本歌曲研究会の委嘱作品

「みずかみかずよの詩による『光』があり、

ベートーヴェンのピアノソナタ「告別」、

オーボエはバッハとブリテン、

そしてソプラノ、日本歌曲とアリア。


意欲的な作品が並んだ。

平日の昼間、お客様も出足がよくて、

この長時間、よく聴いてくださった・・・

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 




次回はオータムコンサート、

9月27日(水)、

こちらは19時。

お時間があうようでしたら、どうぞ。


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<萩原朔太郎を読む>

明日6月27日(火) 14時開演、

高崎シティギャラリーコアホールで催される

高崎演奏家協会・サマーコンサートで、

朔太郎の詩を朗読します。

  竹

  蛙の死

  死なない蛸(散文詩)

  猫


「死なない蛸」は『宿命』より、

「竹」、「蛙の死」、「猫」は『月に吠える』より。


今年2017年は『月に吠える』初版発行から

ちょうど百年にあたります。


朗読にチャレンジです。


声楽、ピアノ、クラリネット、ピッコロ、オーボエなど

充実のラインナップ。


「出かけやすい」という

お客様の声にこたえての、

平日昼間、そして無料のコンサート、

お時間があいましたら、お出かけください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

金子兜太「存在者」

2017年3月25日刊 (藤原書店)。


題字はもろん兜太筆の雄渾な書。

装幀も墨が迸ったように力強く、

そのエネルギーがこちらに飛んでくるよう。


「存在者とは「そのまま」で生きている人間。いわば生の人間。

率直にものを言う人たち。これが人間観の基本です。

存在者の魅力を確認したのは戦争です。

私は二十五歳から二十七歳まで南方のトラック島で

海軍施設部の隊におりました。

そこは存在者の塊のようでした。

その愛する人たちがたくさん死んでしまった。

私自身、存在者として徹底した生き方をしたい。

存在者のために生涯を捧げたいと思っています」。

             金子兜太「朝日賞受賞記念講演」より


この朝日賞受賞記念講演から「存在者」の

本つくりが始った、と編者の黒田杏子。


兜太の鼎談ありスピーチあり、

丁重にまとめてある。

兜太初学のころの「成層圏」のことは

あまり目にしたことがなく、うれしい。


目次をご覧ください。

充実の内容がここに。



◆存在者とともに――編者はしがきにかえて 黒田杏子

第1章 存在者の俳句作品
ふるさと秩父/年明ける/被曝福島/東国抄/日常

第2章 存在者として生きる
存在者として生きる 平和の俳句――第12回「みなづき賞」受賞記念ライブトーク
〈鼎談〉金子兜太+いとうせいこう+加古陽治(司会)
死者とともに走る
戦争体験語り続ける
人間って善いもんだ――トラック諸島で見た修羅場
声の存在者 “Der" Existenz
金子兜太を作曲する――『少年1』(2016/17) 伊東 乾

第3章 金子兜太かく語りき
わが俳句人生
金子兜太自選五十句/金子兜太略年譜
鶴見和子さんのこと――「偲ぶ会」でのスピーチ
姐御としての鶴見和子さん/献杯と祝杯と

第4章 兜太を知る
兜太さんへの手紙
情熱と、綿密さと 深見けん二
秩父のおおかみ 星野 椿
厳しく、あたたかい眼で 木附沢麦青
人間・兜太さん 橋本榮治
それでもの 横澤放川
「生きもの」として アビゲール・フリードマン(中野利子訳)
一人の俳人として 櫂 未知子
いつも隣に マブソン青眼
土の香り立つ 堀本裕樹
子馬のように 髙柳克弘

俠気の系譜 中嶋鬼谷
兜太三句 井口時男

第5章 昭和を俳句と共に生きてきた
青春の兜太――「成層圏」の師と仲間たち 坂本宮尾
兜太の社会性 筑紫磐井

第6章 存在者の日常
兜太さん 三つの俳壇活動 黒田杏子
存在者兜太さん 長寿の秘訣――ゆったり生きる ふだんの暮らし
黒田杏子+金子眞土+金子知佳子

あとがき――感謝のことば 金子兜太
あとがき 黒田杏子

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「バベルの塔展」に展示されていた

300パーセントの<模写>の「バベルの塔」、

使われていたオーク材、

解析して判明した、成分の絵の具による

精密なバベルの塔、

 

これがあまりにみごとな出来栄え。

「バベルの塔展」のその足で藝大へ。

美術でなく音楽の棟。

入場のときに「バベル団扇」をプレゼントされる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3メートルを越える、

立体の「バベルの塔」がドーンとある。

CGで各階の石灰を運んでいる、

煉瓦を積み立てているひとびとがいて、

立体と動画でリアルなバベルの塔が出現。

 


カーテンを潜るとそこは<夜>のバベル。

インスタレーション、光りに浮かび上がる各層。

雷が鳴り響く。

「バベルの塔」の昼と夜の世界を体感できる。

 





◆藝術大学のホームページ

東京藝術大学、東京藝術大学COI拠点主催で、

「Study of BABEL」展を開催いたします。

芸術と科学技術の融合による新しい芸術表現を

是非お楽しみください。


★3メートルを超えた大きさで

立体化したバベルの塔を公開します。


★科学分析結果をもとに「バベルの塔」のクローン文化財を制作!

東京藝術大学COI拠点は、

色味や質感、筆のタッチや凹凸だけでなく、

材料や組成分布までもオリジナルに近づける

新たな試みによるクローン文化財(高精細複製画)の

制作に取り組んでいます。

デジタル技術とアナログ技術を融合することによって実現した、

複製や再現を超えた「バベルの塔」の

クローン文化財を是非その目でご覧ください。


こちらも7月2日(日)まで。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

<ボイマンス美術館所蔵 ブリューゲル「バベルの塔」展 
ー16世紀ネーデルラントの至宝 ― ボスを超えて ―>

東京都美館で観る。

チケットも行列をせずに手にできた。

が、会場内は満員。


展覧会の構成はこちら。

Ⅰ. 16世紀ネーデルラントの彫刻

Ⅱ. 信仰に仕えて

Ⅲ. ホラント地方の美術

Ⅳ. 新たな画題へ

Ⅴ. 奇想の画家ヒエロニムス・ボス

Ⅵ. ボスのように描く

Ⅶ. ブリューゲルの版画

Ⅷ. 「バベルの塔へ」


あまり見ることのない木彫の聖像、

時代が付き、静けさをたたえている。

 

 

 

「聖クリストフォロス」

 

 



なんといってもヒエロニムス・ボスの真作の油彩が2点。

「放浪者」、そして「聖クリストフォロス」

1500年頃の制作、

ボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館蔵。

代表作「悦楽の園」はプラド美術館でみたが、

また再会したい。

 



そのボスの奇想の系譜はブリューゲルにも、

しっかりと受け継がれ、

樹木人間や魚など画布のどこを見ても

異形のものたちがひしめく。

 

 

 

 

 

「聖アントニウスの誘惑」 1556年

 

 

 

 

 




いよいよ「バベルの塔」へ。

ここは一列に並び、牛歩ですすみ、

「止まるらないでください」と係員。

縦59.9センチ、横74.6センチに

緻密に描かれた画を見る、

といより通り過ぎる(?)状態なので、

二列目でじっくり観る。

細部は映像、300パーセント拡大した画をみて、

また原画に戻る。

これを数回かくりかえして。


人を170センチと仮定すると、

このバベルの塔510メートルになるという。

どれぼどブリューゲルの描き込みが

精緻でリアルなことか。


公式ホームページはこちら
  http://babel2017.jp/point-anime.html



7月2日(日)まで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

青蜥蜴円柱より太陽出ず            掌

 

   (エンタシス)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 体育館影より蜥蜴青くあり         掌


 (ギムナシオン)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水くつがえし暁闇の瑠璃蜥蜴            掌

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆蜥蜴・蜥蜴の尾・子蜥蜴

爬虫類。


幼時は青緑色を帯び別種のように見える。


石垣の隙間や草むらにすみ、


虫などを捕獲する。



夏の季語。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この頃、散歩で見かける青紫の花。

アガパンサスは、南アフリカを原産地とする多年草。


先日の朝倉彫塑館の屋上庭園に

たくさんの青と白のアガパンサスが咲いていました。

 

 

 

 

 

 




「紫君子蘭(ムラサキクンシラン)」の和名をもち、

君子蘭に似ていることからきている、とか。

南アフリカ原産で、

 

細長く伸びた茎の先から

放射状に花が咲き、

草丈は30~150cmくらい。

 

 

 

 




<アガパンサス>は

ギリシャ語で愛を意味する「agape(アガペー)」と、

花を意味する「anthos(アンサス)」から。



(画像は「季節の花300」、ウキペディアより)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「萩原朔太郎研究会」というと固い集まり、

のようですが、今日は第三回目の茶話会、

朔太郎の詩を語ろう、

好きな朔太郎の詩を読んでみませんか、という会。

私は初めての参加。


萩原朔太郎研究会の活動は、

毎年5月、朔太郎の命日にちなんで開催する「朔太郎忌」、

秋の「研究例会」、研究会会報『SAKU』の発行。


今回の定員は10人で、和気藹々となごやか。

朔太郎の詩との出会い、

ご自身の自己紹介から始まって

朔太郎への思い、そのエネルギーが

あつい波動となって会場をみたしてくる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

休憩をはさみ、移築された土蔵へ場を移して

各自好きな朔太郎の詩、

あるいは自作の詩の朗読。

朔太郎の土蔵は雰囲気が良く、

さらにテンションが高くなって。




◆萩原朔太郎研究会については会のブログをどうぞ。

詩人、萩原朔太郎の国内外の研究者・愛好者からなる団体です。
1964(昭和39)年5月、朔太郎の故郷である群馬県前橋市にて、
初代会長 伊藤信吉氏のもと、以下のような趣旨で設立されました。

「朔太郎をさぐる仕事は、またその周辺にある暮鳥、拓次、恭次郎等々
の郷土出身詩人、そして音楽関係をも含めて群馬地方近代芸術運動の
遺産の解明につながることは当然である。

こういう仕事が古く、「詩の国」と言われたこの郷土に、
新しい文芸復興の機運を培う上にも、不可欠なものであると信ずる。
そしてより多くの郷土の人士に、萩原朔太郎の人と芸術との
より深い理解を普及し啓蒙する活動にも、
われわれは充分な文化的意義を認める」
                       

       (「萩原朔太郎研究会会報第一号」)