「萩原朔太郎研究会」というと固い集まり、
のようですが、今日は第三回目の茶話会、
朔太郎の詩を語ろう、
好きな朔太郎の詩を読んでみませんか、という会。
私は初めての参加。
萩原朔太郎研究会の活動は、
毎年5月、朔太郎の命日にちなんで開催する「朔太郎忌」、
秋の「研究例会」、研究会会報『SAKU』の発行。
今回の定員は10人で、和気藹々となごやか。
朔太郎の詩との出会い、
ご自身の自己紹介から始まって
朔太郎への思い、そのエネルギーが
あつい波動となって会場をみたしてくる。
休憩をはさみ、移築された土蔵へ場を移して
各自好きな朔太郎の詩、
あるいは自作の詩の朗読。
朔太郎の土蔵は雰囲気が良く、
さらにテンションが高くなって。
◆萩原朔太郎研究会については会のブログをどうぞ。
詩人、萩原朔太郎の国内外の研究者・愛好者からなる団体です。
1964(昭和39)年5月、朔太郎の故郷である群馬県前橋市にて、
初代会長 伊藤信吉氏のもと、以下のような趣旨で設立されました。
「朔太郎をさぐる仕事は、またその周辺にある暮鳥、拓次、恭次郎等々
の郷土出身詩人、そして音楽関係をも含めて群馬地方近代芸術運動の
遺産の解明につながることは当然である。
こういう仕事が古く、「詩の国」と言われたこの郷土に、
新しい文芸復興の機運を培う上にも、不可欠なものであると信ずる。
そしてより多くの郷土の人士に、萩原朔太郎の人と芸術との
より深い理解を普及し啓蒙する活動にも、
われわれは充分な文化的意義を認める」
(「萩原朔太郎研究会会報第一号」)