朝倉彫塑館は台東区谷中にある
明治 - 昭和の 彫刻・彫塑家であった
朝倉文夫のアトリエ兼住居を改装した美術館。
その作品「墓守」や「猫」は観ていたが、
この彫塑館を訪ねるのは初めて。
彫塑館そのものも朝倉の作品なのでしょうか。
8メートルの屋内空間を持つエレべーターつきのアトリエ。
墓守
代表作「墓守」、「大隈重信」、
同級生「滝廉太郎」などの
彫塑がずらり。
美意識につらぬかれた家屋、
こだわりの素材を使った和室、
数万冊の本を収蔵した、天井まである本棚の書斎、
池を配した作庭に、
錦や金色の鯉ゆらりと彩をそえ、
いろはもみじや蘆どの青葉若葉の
緑のグラデーションが眩しい。
水面がゆれる。
ここの和室で風を感じながら、
ゆったりと過ごす時間のゆたかなこと。
そうそう茶室は障子から萩戸に替えて、
夏座敷になっていた。
蘭の間にはさまざまな姿態の「猫」たちが待っている。
そして屋上庭園。
花柘榴、アガパンサスの白や薄青紫
などの花花が。
ここからスカイツリーがまじかに見えるのに、びっくり。
作品、彫塑館には<朝倉文夫>が息づいている。
(画像は「朝倉彫塑館」HP
http://www.taitocity.net/zaidan/asakura/
よりお借りしました)
◆朝倉彫塑館・ダイジェスト
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