[バセドウ病の心理的側面]私の場合

ストレスフリーの食生活で

ダイエット＆体質改善

ポイントはただ一つ

「自分に必要な栄養をちゃんと知ること」

〜甲状腺疾患でも叶う心も体も穏やかな日々〜

甲状腺と予防栄養学の管理栄養士

Acco MUKAWA

はじめまして⤴

今日は治療開始後の私の心理的側面について少し振り返ってみたいと思います。

私自身はバセドウ病治療4年目ですが、当初はさまざまな情緒の変化がありました。

[バセドウ病の心理的側面]私の場合

まずは、私の情緒の変動を現すのにぴったりのイメージ画像をご覧下さい。

治療開始後の私の情緒はこのように激しく変化していました。

イメージ①

がっつりへこんでいた時期。

イメージ②

どうしようもないストレスを感じた時期。

イメージ①とイメージ②のような、こんな感じの順番だったと思います。

がっつりへこんでいた時期：

振り返ると、興味深いことに、過去に感じたさまざまなストレスが

フラッシュバックのように次々とよみがえってきた時期でした。

私がバセドウ病を発症したきっかけかなあと思うストレス以外にもさまざまなものです。

その後、イメージ①の反動で、イメージ②のように、まさに煮えたぎる湯のように頭に血がのぼる程のイライラを感じた時期がありました。

どうしようもないストレスを感じた時期：

きっかけは本当にささいなことばかりですが、通常なら「イラッ」とするくらいのことが、この時期は

どっかーん！！！

と、大爆発を起こしたかのような感情でした。

頭から湯気が出るを通り越して大爆発な感覚です。

後にも先にもあそこまで感情が揺れたことはありません。

何だったのわたし・・・。

このようなどうしようもない情緒不安を起こしながら、何とか休まずに仕事はこなしていました。

そのために、自分の時間に戻ると、また夜はこの↓↓状況にしばらく戻っていた気がします。

その後も波はたびたび襲ってくるものの、ここまで激しい情緒のアンバランスは、

治療開始から3ヶ月程度で穏やかになっていったような気がします。

イメージ③

ストレス発散法を模索して失敗！：

コントロールの難しい激しいストレスを外に持ち出さないためにどうしようかと考え、

ボクシング＆キックボクシングのようなことをしてみたのですが、

やはりバセドウ病の身です。

関節や筋肉をたくさん傷めてしまいました。

その時の血液検査には見事に反映していました。

「安静」ですので、ストレス発散法として、体当たりはやめましょう！

ここまでが私の経験談です。

続きはバセドウ病患者×管理栄養士としてのアドバイスです。

ストレス発散のために、甘いものに走ることはおすすめしません。

甘いものを食べ過ぎるとストレスに弱くなるということは

多くの方がご存知だと思いますが、

バセドウ病の方は健康な方よりも、

ストレスを感じて甘いものに走った際のダメージがとても大きいです。

「ストレスをスイーツで解消」を続けていると、

情緒不安からなかなか抜け出せない状況を自ら作ってしまうことになります。

なかなかコントロールできるものではないのですが、

この時期こそ、できるだけスイーツは「甘さ控えめ」「適度な褒美」に留めておくことをおすすめします。

バセドウ病のみが原因の場合、気持ちの問題は少しずつ落ち着いていきますので、

それを信じて、できるだけリラックスして過ごして欲しいです。

バセドウ病について、「軽症」と診断された場合でも、

心のストレスの大きさは別の問題です。

最近の論文には「バセドウ病患者のストレスは甲状腺ホルモン値とは異なる指標で考えべき」であると書かれています。バセドウ病が軽症と言われたとしても、大きなストレスを感じている恐れもあります。

辛いものは辛い。

まずは自覚症状を大切にしてほしいです。

自覚して、自分を守ってあげましょう。

そして、バセドウ病でイライラしている時に、色々な判断を急がないこと。

必ず気持ちが落ち着いてから決めるべきことは決めると良いと思いました。

いつもお読み頂きありがとうございます。

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