身体が動くうちに
33年間お世話になった「かつ源」が昨日閉店した。南阿佐ヶ谷の「かつ源」は地元の方々に愛されたとんかつの名店。青梅街道沿い、杉並消防署の向かいにある。カミさんと付き合いだした二十歳の頃から都心へのドライブの帰りに立ち寄って、好物のとんかつを頂いていた。接客担当の久慈さんは年に1~2回しか行かない僕らにも顔馴染みのように接してくれて、家族3人で行くようになった15年前からは娘の成長も気にかけてくれるようになった。地元のお客さんが多い中、車を乗りつけるから覚えてもらっていたのかもしれない。二十歳の2人が長い春の末に結婚し、しばらくしたら子供を連れて来て、その子も来年大学生です、っていう33年間をずっと見守ってくれた温かい眼差しが心地よかった。閉店を知ったのは3日前に新年の営業予定を問い合わせた時。カミさんと二人で慌てて駆けつけて3時間待って最後のとんかつを頂いた。娘を連れて行くようになってから座らなくなった2人掛けの席に案内され、直前で売り切れた「上ロース」の代わりに若い頃注文していた安めの「ロースとんかつ定食」を食べながら、「33年前と同じだね」と話した。カミさんが僕の苦手な漬物を引き寄せて、自分のヒレカツを一切れ僕の皿に乗せるのも昔と同じ。ご飯のおかわりは1/3の量になったけど。。。好きだった物や事の終わりに遭遇するのは歳を取った証拠だと、きれいになった皿を見ながら思った。直に僕の野球生活にも終わりが訪れる。身体が動くうちにやりたいことはやっておかねば、と強く思った。営業は21時までの予定だったが、レシートの時刻は22時45分。並んだ人全員食事することができた。感謝