内角打ち
バッターは本能的に内角の球に詰まらされることを嫌う。ドン詰まりの打球を打って木製バットを折ることほど惨めな経験はないからだ。金属バットでも、あの詰まった時の感触と弱々しい打球は屈辱以外の何物でもない。しかし、内角を意識しすぎて外角が見えなくなればバッテリーに簡単に料理されてしまうから、一日も早く内角打ちのコツを覚えて、いつでも内角球に反応できるようにしておきたい。内角に自信を持つことで生まれる打席での心理的余裕はとても大きいものだから。それでは、まずお手本を見てみよう。この動画に映っているバッターは何れも、グリップをずらしてバットの芯をボールに合わせている。(1)バッターAのように、真ん中のボールを芯で捉えるバットの出し方では、内角球に詰まってしまう。(2)バッターBのように、詰まらないように前で打つと、芯には当たるがファールになってしまう。(3)ファールにしないように芯で捉えるには、バッターCのように、できるだけバットを前に出さず、グリップをずらして芯をボールに合わせるしかない。このグリップをずらす動作は、「腕をたたむ」「肘を抜く」「グリップを抜く」などの言葉で表現されるが、“シュート打ちの名人”山内一弘氏は「切腹する感じで肘を抜く」と言っていたそうだ。グリップを体から離さず左脇に抜いていくのだ。次回はこのグリップをずらす動作の練習を紹介する。■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■このブログの内容をはじめ野球に関する質問や相談を受け付けますよ(ただし向上心のある選手や指導者に限ります)メールかTwitterのDMでどうぞ↓3210@goo.jpbaseballmaster■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■