[1日1カクテル再登場]Bartender sir102
昨日は週初めから新しいお客様がお見えになってくれて嬉しい限りです♪
今日は梅雨空が戻ってきましたが、これから暑くなりますね。
そこでご紹介するのはサッパリとしたこちらのカクテルです!
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《ジンリッキー Gin rickey》
Bartender vol13 Glass97 「奇数のサービス」
レシピ
・ジン45ml
・ライム1/2個
・プレーンソーダ適量
グラスにライムとジンを入れ、氷を加えプレーンソーダを注ぎ混ぜ、マドラーを添えたら完成です。
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ジンベースのジンリッキー。
ウォッカに帰るとウォッカリッキー。
ベースを代えるとベースの名前がついて別のカクテルになります。
ライム1/2個そのまま入れてジンとソーダを加えるという極めてシンプルなカクテル。
誰でも作れます。
最近ではBar彩月庵もそうですが、あらかじめ絞っておいたライムジュースを加えて作ることがあります。
こうなると、お店によって違いが出てきます。
中には絞り終えたライムを入れることがありますが、元々のスタイルを考えると、潰せるようなライムとマドラーは添えたいところです。
カクテル名の「ジンリッキー」の「リッキー」は初めてこのカクテルを飲んだお客さんの名前です。
19世紀末にワシントンの「シューメーカー」というレストランで「カーネル・ジム・リッキー」さんが飲んだと言われています。
カクテル名は作った方の名前や、地名、店名がつくことはありますが、飲んだ方の名前がつくのは珍しい。
自分で味わいを調節するカクテルなので、飲み手の名前がつきました。
Bartenderの劇中では、カウンターに入って1ヶ月の新米バーテンダーに常連さんがオーダーします。
新米バーテンダーにとって初めてお客様にお出しするカクテルです。
元々のスタイルのジンリッキーなら味にそこまで変化はありませんので、初めて作るのに良いと上司のバーテンダーは考えます。
こうやって、新米バーテンダーはお客様に育てられていきます。
今でもそうですが、やっぱりバーテンダーが1番勉強になるのは、お客様にお出ししたカクテルやお客様に言われた一言です。
ぜひこれからもバーテンダーを育てて下さいね。
それでは今晩も良いお酒を。
今日も着物姿で18:00よりお待ちしております。
Bar彩月庵
埼玉県さいたま市大宮区大門町2-25-2
野原ビル3階
Tel 048-782-8558
〈営業時間〉18:00〜26:00
(25:00時点でノーゲストの場合は早仕舞いの事もあります)
日曜日定休(連休の時は最終日)