西新宿 Bar BenFiddich(ベンフィディック)

西新宿 Bar BenFiddich(ベンフィディック)

BenFiddichの店名は店主の鹿山博康から由来【Ben】→【山】【Fiddich】→【鹿】
畑を持つ農家バーテンダーであり『Farm to glass』を提唱
日本在来種の自生する草根木皮をもカクテルに変える新しい可能性を模索
アブサン、薬草酒、古酒がゴロゴロ転がるBar

BenFiddichの鹿山です。



アンドラ公国ってどこ?



って聞かれるとどこだっけ?

ってなるような場所。



『スペインとフランスの間にある国だよ』って言ってもそんな国あったっけ?っていう存在。



そう、フランスとスペインの国境ピレネー山脈の山中にある人口8万人の小さな国アンドラ公国。れっきとした独立国。


なぜこんな国が独立してるかというと

Wikipediaさんに書いてあるので気になる方は見て欲しい。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%A9





ここで書きたいのはアンドラ公国には

二つのアブサンが造られているという事



BenFiddichにある2種のアンドラアブサン


① 両サイドのラベル印字あるのが

創業1937年の

Destil.leries Andorra A. Huguet i Fills. 


②真ん中の真緑の毒毒しいのが

創業1956年の

DESTIL.LERIES EL SERRAT




10月初旬にバルセロナにて所用があり

アンドラ公国近いのでレンタカーを借りてちょっくら行ってきた。

アンドラは山の中の谷間に街を形成





1つ目のアンドラアブサンである

1937年創業の

Destil.leries Andorra A. Huguet i Fills. 






ここはアブサンだけではなく

ジン、パスティス、ポワール(洋梨ブランデー)、キルシュ(チェリーブランデー)、アニス酒、各種果実リキュール等たくさんの種類を作っている。





全然理解できないカタルーニャ語のお母さんに魂の説明してもらった。


写真は蒸留所家族のご先祖様



昔のアンドラ公国とお母さんのご先祖様の写真達。



↑はスペイン内戦の時の何かしらの場面。

(カタルーニャ語わからないけれどスペイン内戦の話だけわかりました)





カタルーニャ語わからないけど

魂の説明を受けるうちの従業員





お母さんからアブサンやジン、ミントリキュール、フルーツブランデーを購入



一つ目の蒸留所コンプリート






そして二つ目の蒸留所へ車で移動。



創業1956年の

DESTIL.LERIES EL SERRAT


一つ目の蒸留所より規模は大きい



ここは先ほどの一つ目の蒸留所と違って多角経営をしている。

レストランや雑貨屋も蒸留所の周りで営んでいる。

小型蒸留器もたくさん販売している。


各種様々なハーブリキュール、果実リキュールを作っている。


そして

ここの蒸留所では量り売りができる




BenFiddich用でアブサンを詰めてもらう






ではなぜ人口8万人のアンドラ公国にアブサンがありそこそこ定着しているのか?



①例えば隣国アブサン大国フランスでは

1915年〜2000年代初頭までアブサンは禁止


然しながら隣国であるスペイン、アンドラ公国では製造、飲用も禁止されていなかった。

フランスとの隣国アンドラ公国のアブサンは需要があったのだ。


②アンドラ公国はスペイン文化圏の影響を強く受けている。

故にスペイン文化圏の伝統酒の一つとしてアニス酒文化がある。それの影響もありアブサンなどはすんなり国民的にも受け入れられる代物であるだろう。



日本ではあまり飲まれる事のないアンドラアブサン。しばらくはBenFiddichにもあるので飲みに来てください。





それ以外にもアンドラアマーロ、アンドラアニス酒、アンドラミントリキュールもあります