今日は長年の「推し」のジャズシンガー・亜樹山ロミさんのライブ。高円寺・After Hours1975にて。

 

 

共演はジャズギタリストの須古典明さん。

 

 

ロミさんのライブに来るのはほぼ一年振りかな。

 

 

付き合いは結構長い。最初はTVCM「理研スーパーノンオイルドレッシング」。かっこいいコーラスだなぁと印象に残り、最後の「Romi & Jokers」が記憶に刻まれた。

 

 

今は便利な世の中ですぐに再会できる。

 

 

 

 

かつて国分寺南口の「ほんやら洞」の斜め向かいの雑居ビルに「アレキサンダー」というジャズバーがあって時々行っていたのだがそこのスケジュール表に「ロミ&ジョーカーズ」の文字があり「ああ、あのドレッシングの…」と行ってみたのがはじまり。当時は「ロミ&ジョーカーズ」というコーラスグループを組んでいたのだ。そのままライブに通うようになり、解散した後もロミさんのライブに行った。1980年代の後半からかなあ。

 

 

僕の30歳の誕生日前後にライブに行ったときは「これでオジンの仲間入りね」と言ってバースデイソングを歌ってくれた。つまり僕が30歳になった33年前にはそこそこのおなじみだったことになる。多分、今は亡き吉祥寺の「赤いカラス」だった。当時のジャズバーはかなりの高確率で今は亡い。

 

 

2006年には国立駅前の「せきやホール」でのボジョレーヌーボー解禁のパーティーにもゲスト出演してもらった。

 

 

当時のせきや(多摩地域随一の酒屋さん)社長にジャズバンドの手配を頼まれて(一介のサラリーマンにジャズバンドのブッキングを頼む方も頼む方だし、引き受ける方も引き受ける方だと思う)、ロミさんにピアノトリオを組んでもらった。

 

 

そして社長に当日の司会進行一切を命じられた店長に頼まれてショーの構成台本を書いた(頼む方も頼む方だし、引き受ける方も引き受ける方だと思う)。そしてそれを読んだ店長に

 

「この仕切りは私には無理です。十松さん、司会もお願いします」

 

と頼まれて、チェックのスーツに蝶ネクタイ、オールバックで司会もした(頼む方も頼む方だし…以下略)。

 

 

ちなみに僕がロミさんにワインパーティーへの出演を依頼した理由。それはもちろん歌にほれ込んでいたからなんだけどもう一つ理由がある。それはロミさんがワインエキスパートだからだ。シンガーとしてバーやクラブやレストランで歌う中、ワインに興味を持ち猛勉強。ワインを供する飲食店スタッフしか受験できないソムリエ試験と同水準の難関で知られるワインエキスパート試験に合格した。その前は「より深くジャズの歌詞の意味を知りたい」と英語を猛勉強。英検準一級を取得した。他に発酵マイスターだったか発酵食品マイスターだったか塩麴マイスターでもあったような(うろおぼえ)。つまり努力の人なのだ。

 

 

女性の、しかもエンターティナーの年齢の話をしては申し訳ないが、知り合ったころのロミさんは僕よりもほんの少し年上だった。そのころはそこそこお姉さんな感じがしたのだが、いつしか同年輩のように感じるようになり、今はちょうど妹ぐらいの感覚だ。いつのまにか追い抜いて僕だけが老人道を歩んでいる。

 

 

前回は六本木ミッドタウン並びの「All of me Club」。

 

 

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今回は高円寺。近くて楽。物理的にも精神的にも。

 

 

気が急いて早く高円寺につきすぎで憧れの「ニューバーグ」で腹ごしらえ&時間調整。有線からはサッチモの「What a Wonderful World」。なんか幸先いいね。

 

 

今日の会場の「After Hours1975」は高円寺駅から 3分。「ニューバーグ」を出ればもう指呼の間。細くて急な階段を登ればそこはもう異空間。シンプルな内装がおしゃれ。店に入るとロミさんが笑顔で迎えてくれた。

 

 

キャパは20くらいかな。僕と同じくらいの年齢が中心で7割が女性か。ステージ近くのテーブルに陣取り開演を待った。

 

 

ライブは須古典明さんのギターソロから。良いなぁ。寡黙に店の空気をガラリと変える。みんながググっと身を乗り出したのがわかる。お店の音響もいい。

 

 

2曲目からはロミさん登場。以降、休憩をはさんだ2部制で。ロミさんの深い声と自由自在融通無碍の表現力に店内一同静かな興奮状態になった。

「My Romance」「Honeysuckle Rose」「Just In Time」「Night And Day」「Black Coffee」「Água de Beber」(以上、順不同)等、計14曲を歌ってくれた。そしてさっき聞いたばかりの「What a Wonderful World」も。そしてアンコールは「Smile」。ロミさんと須古さんのアイコンタクトがカッコいい。信頼しあっている大人の美しさよ。

 

 

あっという間の2時間。お酒が飲める人はきっとお酒が進んだことだろう。僕もジンジャーエールが進んだ。あ、レバーペーストがすごくおいしかったことも書いておかないと。

 

 

終演後、須古さん、お店のママさんとご挨拶させていただいた。そして階段を下りながら気が付いた。

 

 

「写真撮るの忘れた・・・・・」

 

 

それはともかくとして…。あー、生で聴く音楽はいいなぁ。
 

 

・・・・・もうすぐ開催・・・・・・・・・

 

10月27日(金) 

「おひさしぶりの 旅するカタリ」

渡部八太夫+姜信子 説経祭文の夕べ

 

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11月3日(金・祝)、11月5日(日) 

「YO-EN唄会 黄昏に恋して 2デイズ」⑱

 

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10月26日(木)

「YO-EN 八木重吉を唄う」(町田市八木重吉記念館「茶の花忌」にて)

 

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