● 『ロシア式』でも『アメリカ式』でも
正しいバレエで本当の上達を。
愛知県岡崎市バレエ・ベーシック三井です。
『ロシア式』
『アメリカ式』
の記事が続いています。
自分で書いていて
思うのですが
アメリカ式
ボディーワーク的な
レッスンの方が
気持ちが良さそう
じゃあ
なぜロシア式で
レッスンをしているのか?
ひとつは
ロシア式のメソッドは
全てが決まっているので
客観的に説明しやすい
と書きましたが
もうひとつ
ロシア式を学ぶ
ことにより
バレエの
成り立ちの美しさ
を知った
ということにあります。
画像出典:Leningrad's Ballet
John Gregory / Alexander Ukladnikov 著
例えば
フォンデュを
学ぶにあたって
先ずは
クドゥピエの位置を学び
クドゥピエを応用し
フラッペを学び
それから
ようやく
フォンデュを学ぶ。
普通の流れの
レッスンでは
ロンデジャンブ〜
フォンデュ〜
フラッペ
と進んでいきますよね。
しかし
パを正しく
学ぶにあたって
こうして
分解して学ぶのかと
そして
通常のレッスンの流れ
とは異なり
パを習得する順番
というのが
あるのかと
20年バレエをしていても
知らなかったことに
驚き
また
バレエのレッスンの
成り立ち方
習得の方法の
理路整然とした
美しさに
感動したのです。
ボディーワーク的な
レッスンを
受けている時は
人間や生き物、自然の
美しさに
感動しましたが
ロシア式メソッドに出会い
20年続けていた
バレエそのものの
美しさに
改めて出会ったように
感じたのです。
いつかまた
ボディーワーク的な
人間の美しさに触れ
癒しに繋がるような
レッスン方式に
移行し
今までのレッスンで
受けてきた恩恵を
還元することもあるかと
と思うこともありましたが
今はまだ
ロシア式で
レッスンしています。
それは
まだなお
バレエの成り立ちを学ぶ
途中にあるからなのですが
今後は
バレエ教育を通して
政治的な面で
報道されている
今日のロシアとは
まったく別の
文化教育的な
ロシアの素晴らしい一面を
紹介し
伝え続けるためなのかな、
とも
このところ
思うのです。
良い1年をお過ごしください
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マスク着用、入館時の検温と手指の消毒を
お願いしています。