● ポアントに立てない問題②
正しいバレエで本当の上達を。
愛知県岡崎市のバレエ・ベーシック三井です。
ポアントに立てない
の続きです。
昨日は
ポアントに立てない問題は
アレグロを見直し
跳んでつま先を伸ばしきる!
ということを書きました。
しかし!
普段のセンターレッスンのアレグロでは
すでに複雑なコンビネーションが
行われているのではないでしょうか?!
アッサンブレ、グリッサード、
ジュッテ、パデシャ…
ただ跳んでつま先を伸ばす、
というものではないですね…
どっちの脚で
どっちに行くんだ?
痛っ!
自分の足を踏んだ…
つま先を伸ばすとか
プリエを踏むとか
そういう次元では
ないかもしれません…
そんな
クラスレッスンの中でも
シャンジュマン
は割と行われるのでは
ないでしょうか??
シャンジュマンには
2種類あるって
知っていますか?
プティ・シャンジュマン・デ・ピエ
グラン・シャンジュマン・デ・ピエ
簡単に言えば
小さいシャンジュマン
大きいシャンジュマン。
(以下全て、画像出典:ワガノワ著
『古典舞踊の基礎』)
プティ・シャンジュマン・デ・ピエ
つま先が床からほとんど離れていません。
グラン・シャンジュマン・デ・ピエ
つま先が床から大きく離れていますね。
小さいシャンジュマンって
高く跳ばないから
ラクだと思いますか?
高く跳ばないけれど
つま先を伸ばしきるって
とても足裏を使うんですよ。
「デ・ピエ」とついていますが
「足の」という意味ですね。
足を使うんです。
もちろん
大きいシャンジュマンでも
足裏は使いますが
腰を上げたり
もっとグランジャンプ的な
要素があります。
いずれにせよ
一般的な流れのレッスンの中では
シャンジュマンは
足裏を鍛え、つま先を伸ばす
大チャンス
かと思います。
あと
エシャッペ・ソッテとか。
これもプティ、グランありますね。
つま先を伸ばしきる
シンプル・ジャンプ
レッスンの中に機会を見つけ
やってみてくださいね
今日も軽やかに
**********