新型コロナ重篤化体験談。その２「感染初期は、風邪と同じ？」

新型コロナウィルスの国内での累計感染者数は1,695,017人。

これだけいると、感染者は珍しくない。

僕の周りでも４人いるが、重篤化した感染者となると少ない。

そんな中、僕が頻繁に通院する「T-CONDITINING」の院長が感染、

重篤化→入院し、3日間意識不明となり回復、このたび生還した。

その体験を語ってもらった。

前記事
新型コロナ重篤化体験談。NASAの治療院「T-CONDITINING」院長が人工呼吸器！？

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

【コロナ感染初期】

初期は、ほとんど無症状だった。

今から振り返れば「あれが初期症状だったのかな」という感じで、

「時々、こんな体調の時もあるかな」という程度だった。　

8/14夜
頭痛関節痛、熱は36.3

/15
頭痛関節痛も少し収まり熱は36.2

/16
少し頭痛、関節痛がぶり返す、熱は36.4
風邪の初期症状のような喉の違和感

この３日間は、通常通り治療院での施術を行っていた。

8/17
起床時
寒気と体の倦怠感、頭痛、熱は38.6

この日、発熱があったため、治療院を休みにすることにした。

この時点では、下記の理由から新型コロナ感染の可能性は低いと考えていた。

・普段から感染しないよう行動していること

・同居する両親ともコロナワクチンを接種して１ヶ月ほど

とはいえ、休業することをご予約をいただいている患者様にお伝えする必要はある。

万一のことを考え、早朝、他者との接触を避け車にて高田馬場の治療院に向かう。

帰宅後のお昼過ぎには熱が上がりピークは40.3

【自宅にて隔離】

/18
起床時の熱は、39.8。

前日、急激に熱が上がったことで新型コロナへの感染を疑う。

朝から病院に電話し、PCR検査を受ける。

４時間後の結果報告は〝陽性″。

その後、保管所から電話があり、ホテル療養は空きがないので自宅療養の旨を説明される。

病院にて処方された解熱剤を飲むと、37度台前半まで一時的に熱が下がる。

/19
起床時熱は40.2

この日から毎日、朝9:30-10:00に保健所からの安否確認の連絡が来るようになる。

朝食後、解熱剤で一時的に37度台前半まで熱が下がる。

昼食後の薬は全く効かず39.5。

嗅覚がなくなる

少し痰に血が混ざっている？

夜の入浴後38.1。

/20
起床時40.8

薬から3時間後に37.0

同時期にコロナ発症した父親の症状が一気に軽症化されていたので

昼の食事後、父親の薬を飲んでみるが効果はあまりない。

16:00 39.6

16:30 完全に痰が血の色に

夕方　治療院のお客様に勧めでネット購入したパルスオキシメーターが到着

18:00 血中酸素94-95 熱40.1

21:00 血中酸素91-92 熱40.3

パルスオキシメータとは
動脈血酸素飽和度（SpO2）と脈拍数を測定するための装置。
赤い光の出る装置（プローブ）を指にはさむことで測定する。
酸素飽和度は、酸素を体内に取り込む力が落ちてくると下がるため
新型コロナの重症化をいち早く察知できると言われている。

/21
起床時38.3 酸素92-3

寝汗が尋常でなく夜中に３回着替える。

20:00 38.3 酸素88

胸の上部痛があり、呼吸が苦しくなる。

息を吸い込めない感じで、普通の状態が１００吸い込めるとすると

少し（３０くらい？）しか吸えない。

「これは、ヤバいかも」と思ったが、翌朝の保健所からの電話の時に

相談しようと思いながら就寝。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

が、しかし。。。

ここから一気に重篤化することになる。

つづく。