先日、学生時代の友人と電話で話した。
「もう限界だから、施設に入ってもらうことにしたよ」
そう言った彼の声は、どこか軽かった。
思い返せば、半年前に飲んだとき、すでに兆候はあった。
酒に強くないはずの彼が、妙なペースで飲む。
黒ポッピーに焼酎を入れているのに、色はほとんど透明。
「今日、どうしたの?」
「飲むの、久しぶりで。。」
理由ははっきりしていた。
平日は仕事。
週末は、両親の介護。
自分の時間など、どこにもない。
「育ててもらった恩もあるし」
彼はそう言っていた。
実際、いい息子だったと思う。
だが、その「良さ」が、彼を静かに追い詰めていた。
人は、老後が近づくと、何かに寄りかかりたくなる。
子ども。
配偶者。
そして、お金。
どれも自然な感情だ。
否定すべきものではない。
問題は「寄りかかり方」にある。
子どもに期待をかけすぎると、それはやがて“重さ”になる。
言葉にしなくても、空気で伝わる。
「自分がやらなければ」
その責任感は、やがて子どもの人生を侵食していく。
夫婦も同じだ。
どちらかが先にいなくなる現実からは逃げられない。
依存が深ければ深いほど、片方を失ったときの崩れ方は大きい。
お金も万能ではない。
生活は支えられるが、孤独や不安までは消してくれない。
むしろ、頼りすぎれば「これがなくなったらどうする」という恐怖が増える。
つまり、多くの人が頼ろうとするものほど、実は崩れやすい。
では、何を頼りにすればいいのか。
正直に言えば、はっきりした答えはない。
孤独を楽しめ、と言われても、それが簡単にできる人ばかりではない。
少なくとも、僕はまだその境地にはいない。
ただ、一つだけ言えることがある。
過度に依存しないこと。
それだけは、間違いないと思う。
依存した関係は、どこかで歪む。
そして、その歪みは、やがて崩れる。
ゆっくりではなく、ある日突然に。
これは、ビジネスでも同じだ。
本来、ビジネスは対等な関係で成り立つ。
価値を提供し、その対価を受け取る。
シンプルだが、このバランスがすべてだ。
だが、ひとつの取引先に依存しすぎると、関係は崩れる。
力関係が偏り、いつの間にか上下が生まれる。
条件を飲まされ、無理が積み重なり、最後に破綻する。
だからこそ、距離感が重要になる。
近すぎず、遠すぎず。
頼りすぎず、突き放しすぎず。
その曖昧なバランスを保てるかどうかが、関係を長く続けるカギになる。
友人は、施設に預けるという選択をした。
それは冷たい判断ではない。
むしろ、壊れる前に線を引いた、現実的で誠実な選択だと思う。
人は、優しさだけでは続かない。
責任感だけでも、持たない。
どこかで、自分を守る線を引かなければ、すべてを失うことになる。
寄りかかるな、とは言わない。
ただ、寄りかかりすぎるな、ということだ。
人生も、関係も、ビジネスも、長く続くものほど、どこかに「余白」がある。
その余白こそが、崩れないための余裕なのだと思う。
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