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そろそろ冬が終わってしまいますが、エアコン暖房って苦手な人が多いですよね?
その理由としましては
①部屋が乾燥する
②底冷えする
③床暖の方が暖かい
④電気代が高い
⑤風が不快
などがあると思います。
それらの誤解を解いていきます。
①部屋が乾燥する
部屋が乾燥する理由としては、エアコンで暖房すると実際には空気中の湿気は張ってるわけではなく空気の中に含める湿気の量が増えるので乾燥すると思いがち。
でも相対湿度が下がるので実際は乾燥しているのは間違いないですが、温度が低くて相対湿度が高くても肌の乾燥はマシにならないですよね?
なので室温を上げて加湿もしてください。
②底冷えする
昔の家だと難しいですが、今時の家だと断熱気密はある程度良くなってきています。
そして底冷えする原因としては冷たい空気は下にいくということで、冷えやすい場所を温めると良いということですが。
一般的な家で冷えやすい場所といえば玄関と掃き出し窓(大きい窓)になります。
なのでその空間を温めるだけで底を這うような冷気が流れてきにくくなるので快適性が上がるはずです。
③床暖の方が暖かい
これは間違い無いです。
床が直接温められると先ほどの底冷えの対策で足が暖かくなります。この暖かさは快適だと思いますが、温度が高いと長時間いてると不快に感じることもあります
どうしても暖気は上に行くので頭が温められるとぼーっとします💦
そして足元が冷えると底冷えするのでその対策で床暖が発達したと思いますが。
底冷えの対策ができていて、室温も適温になれば暖かい家というより。春や秋のような何も感じない快適な空間になります。
④電気代が高い
こたつなどのように局所的で直接体を温めるやつは即効性があって暖かいですが、エアコンは空間を暖めるので時間と電気代がかかるのは事実ですが。
今時のエアコンはヒートポンプといって1の電気を6や7に増やしてくれる、電気ストーブは1の電気で1しか暖めることができない。
⑤風が不快
やはりエアコンから出る温風は40度で湿度は20%ぐらいになってたりします。
さすがにそんな風が当たると暖かいどころか肌が乾燥してしまいます!
そしていくら暖かい風やとしても風量が多ければ逆に寒いと感じることもあります。
なのでエアコン暖房する時は空気を暖めるから直接風が当たるところを避けて長い時間かけて暖めることがオススメです。
まとめ
・部屋の温度が上がると乾燥するのはどの暖房器具でも同じなので加湿も考える。
・部屋(家)の冷える部分を優先して暖める。
・寒いとどうしても温度を上げがちだが、寒い場所を温めるだけで部屋は快適になるので寒く無い程度の温度設定が実は快適。
・エアコンの運転方法を理解すると省エネ運転になる。
・工夫すればLDKにエアコンが無くても問題ない。