先月から小6の次男が千葉ロッテマリーンズアカデミーに参加しています。


今年から千葉の野球文化を県内にもっと広めるために

千葉ロッテマリーンズがアカデミーを立ち上げ、野球の技術、魂等や

三角ベースボールなどの遊びとしての野球を世界に広げる事業の推進など、

プロ野球チームの枠を超えた活動をしていく部門です。


子供にとっては、プロ野球選手OBから、

個別の指導、お話を聞けるので、週1回のクリニックを楽しみにしています。


そのためなのか、打撃に関してはかなり成果が出ているようで、

試合などでも頭を使うようになって、勝っても負けても前向きになっています。


あるとき、アカデミーの講師のかたとお話しもするようになって、

とても感銘したことがありました。


その中の武藤コーチのお話で

「子供達の調子が良いとか、悪いとかはどこで見るか?は

打球が強く、前に飛んでいるかを見ることだと思います。」


「狙ったところに打てたとか、そんなことより

強いスイングが出来て、前に飛ばせるか!をコーチは見てあげてください。」


「教えるというより、見てあげることがコーチの仕事です。」


思わず、唸ってしまいました。


以前、千葉ロッテのベニー外野手が、野球雑誌のインタビューで

「自分は結果より子供の頃から、強い打球を前に飛ばすこと目標にしている。」という

言葉に、素人のチーム・コーチとしての方向性を見つけたのですが、

今回も細かい技術より、大事なことを教わった気がしました。


色々な技術が、野球の世界にありますが、

基本はその子供がどんな投げ方で、打ち方で、走るのか?

体力はどうなのか?を見てあげ、基本をきちんとしてあげること・・。


シンプルだけど、難しい。だから楽しい。

少年野球の醍醐味も確認できた、子供以上に大人が勉強になる

千葉ロッテ・マリーンズ・アカデミーでした。