ご当地グルメ研究家の椿です。
金沢には古くから営業している
老舗おでん屋さんがたくさんある。
石川県が
おでんの消費量日本一になったことで
全国的にも有名になって
最近では金沢おでん
とも呼ばれている
ここ「おでん高砂」は1936年創業。
繁華街の片町にあり
平日の夜でも行列している。
仕事終わりに駆けつけて
「もうなくなっちゃったのもあるけどいい?」
と言われ
最後の客として迎え入れてもらった。
ギリギリセーフ…!
金沢のおでん屋さんは
比較的あっさり薄味が多いのだが
ここはわりとしっかりめの味付け。
北陸らしい赤いかまぼこ「赤巻き」
「車麩」やはんぺんみたいな「ふかし」
大きなバイ貝などは
東京ではあまり見かけないよね。
味染み染み大根うまー。
2人だったので
ちゃんとカットしてくれてる
気遣いが嬉しい。
金沢おでんには
今の季節にしか食べられない
日本一高いおでん種がある。
それが「カニ面」
金沢ではズワイガニのメスのことを
香箱蟹(こうばこがに)と呼ぶが
その身と内子(卵巣)を
甲羅に盛りつけてお出汁でさっと煮るのだ。
なんとも贅沢なおでん。
食べ終わると
甲羅に日本酒を注いでくれて
カニ酒が楽しめる
11~12月いっぱいで終わるから
今だけの味だよ。
めちゃくちゃ美味しい。
最後にご飯もらってしまった。
締めご飯最高。
出張が続くと太る。
仕方ないな…
■おでん高砂
【住 所】石川県金沢市片町1-3-29
【電 話】076-231-1018
【営 業】16:00~22:30
日曜定休
祝前日の場合は営業・翌月曜休み
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