大ボス・アビ:モヤっとを解消するために引きずる記事 | マイノリティのお話

マイノリティのお話

ずっと人前で自分を出せない、自分でいてはいけないのだと思ってました。カウンセリングを受けたら、育った環境に原因がある事がわかりました。

私以外全員ASDだった。

ASDについて勉強したら、今まで見えてなかった事が見え始めた、そんなブログです。

モヤモヤが止まらん。まぁ、脳みそが暇なんだろう。だから、このぐるぐるを永遠に考え続けるに違いない。抜けるまで・・・。

 

 
アビ: 僕だって、上司に怒鳴られるよ?でも僕が、それをCEOランク「上司に怒鳴られるんです」って言いに行くと思うかい?
 
 
これ、毎回言われるなぁ、アビに。
 
確か、陽気ちゃんが暫定的に私の上司の役割を果たしていた時。陽気ちゃんのあまりの戦略的考えのなさに、疲れ果て、それなのに、自分が私の上司である部長の座に座る気満々で、疲れ果てたころ。アビと話す機会があり、今はアビが直属の上司なのだから、陽気ちゃんのコーチングの内容として、ちょっと陽気ちゃんの批判をした。
 
 
アビ:陽気ちゃんの何が足りないの?
私: Strategic thinking. (戦略的思考)
アビ: そんなに上司が嫌なら、辞めればいいんじゃないの?
 
 
アビは、サラッとすっごい冷たい事を言った。「Thank you, I understand. (ありがとう、わかりました)」とだけ言い、それで終えた。そこから、私は何事もなかったかのように仕事をしたが、陽気ちゃんの手助けをするのは一切止めた。そして、陽気ちゃんが私に聞きに来る度に「アビに聞いたら、ええやん?アビが上司やねんから、きっと教えてくれるよ」と。
 
そこから数か月して、アビはジョージーを部長に据えて、同じポジションに応募していた陽気ちゃんは実質落ちた。
 
 
陽気ちゃん: アビに落とされた理由を聞いたんだけど。
私: うん、なんて。
陽気ちゃん:「You need to improve your strategic thinking.(君は、戦略的思考をもっと向上させないとダメだ)」って言われた。
 
 
私が言うたそのまんまやんけ!と、当時思った。アビが採用したジョージーについても似たような感じ。私がジョージーにコーチングしてほしい事をアビに伝えると、ジョージーをかばうような事を言うた。
 
でも、最終的に、アビは陽気ちゃんに言っている。
 
アビ: ジョージーね。はぁ。この間、彼女と1:1があったんだ。30分使って、自分の好きな皓を話した後、さぁオワリ・・・と思ったら、「見てもらいたいパワポがあるの」と。「え?ミーティングは30分だから、もう時間ないけど」って言ったら、「でも、重要な事だから」と。「重要な事なら、最初に話すべきじゃないのか?君は物事の優先順位が付けられないのか?」と。彼女は使い物にならないよ。
 
何故、私に対してはジョージーをかばうのに、陽気ちゃん、さらにブライアン部長、メガネ兄さん、その他の人みんなに、ジョージーのあかんところを、私が言うた事そのまんま言うんやろう・・・この人・・・って思った。
 
 
 
ティファニーについても同じである。ティファニーが、私に頼り切りみたいになってしまい、依存しているみたいになった。
 
私: ティファニーは、多分、不安なんだと思う。彼女のinsecurityが、色々ブレさせるんだと思う。彼女には、彼女自身に自信を持たせてくれるチームと、彼女を引っ張る強い上司が必要だと思う。
 
この時も、アビはティファニーの見方をした。が、おじい本部長にこう言ったのだという。
 
 
アビ: ティファニーは仕事はできるが、自分に自信がなくて不安感が強い。She has insecurity. 
 
 
私が言うたそのままやんけ!!!!!!!
 
 
そして、今回もそうである。
 
 
アビ: でね、リズは、ラニさんとリズの間を取り持つChief of staffが必要なんだ。リズとラニさんの間で、ミーティングの設定をしたり、こまごまとした事務作業をしたり。つまり、君がやりたくない仕事をリズはしてもらいたいんだ。Sangoは、その役目にはAmbicious (野心)がありすぎるから、僕の下に付けるって言ったんだ。そしたら、リズは「じゃあ、私はどうしたらいいの?その分の人数をくれるわけ?」って言うわけ。
 
アビ: でも、今年、僕が何人リズの部署を増やしたか知ってる?彼女が人が足りないっていうから、何人増やしたか知ってる?
私: ハイ。
アビ: ・・・XX人だよ!XX人も増やしたんだよ?
私: ・・・。
アビ: だけどね、彼女には心配するなって言ったよ。人数は増やせないけれどね、策を考えるってね。ラニさんとリズの間でミーティングの設定をしたり、ミーティングの議題をリストにしたりする仕事だ。Sくんが最適なんだよ!
 
アビ: 僕はね、何度Sくんをクビにしようと思ったか。言った亊しかできないんだ!
私: でも、行った亊はきっちりできるで。むしろ、言った亊を実行に移すの、好きやし、得意やで・・・。
アビ: その通りだ!Sくんには、得意だ。君たちをうまく、入れ替えようと思う。(ドヤ!)
 
 
 
 
・・・これ、全部、私が言ってた事やんな?Sくんが、言うた事しかしないし、それ以上はしようとしないし、出来る事しかしないし、しようともしないし、ホンマにただそれだけの人って事は、アビに、私も何度も言うたよな?で、その度に・・・。
 
 
アビ: でも、Sくんにも、学ぶ機会をあげないと。
私: 学ぶ機会は、別の分野での方が、彼のためなんでは・・・。
アビ: ・・・。
 
 
みたいな会話をしていた。つまり、アビは「Sくんにも、機会を」「Sくんにも、向上するチャンスを」「Sくんだって、時間が経てばできるようになる」と言って、1年半・・・。いや・・・私、アビが部署移動して、SくんがChief of staffになって、本当に2・3週間目ぐらいに、「こりゃあかん」と思って、進言したよ?「早めに、私を採用した方がええと思うねんけど?」って。
 
私: 誰もがいろんな亊をまんべんなくできるわけではないと思いますけど。
アビ: ・・・そうだけどね、彼にも機会を。
 
それなのに、何度かクビにしかけたんやって。いや、Sくんもかわいそうやろ。なんで、適材適所においてあげられへんの?クビにするぐらいなら、彼に合いそうな仕事を渡して、その分、私を採用したらよかったやないの・・・。もう、とことん、「いや、私、ずーっとそれ言うてたやんか・・・」という事を、今更のように語りだしたアビ、もうびっくりであった。
 
 
 
 
私: わかりました。ありがとうございます。いいアイディアだと思います。Sくんは、リズの配下が適任かと思います。リズは最初は気に入らんかもしれないけれど。
アビ: ・・・そうだね、あのね・・・
私: あの、私も3分いいですか?
アビ: ・・・どうぞ。
 
私: リズも「戦略的でなくてはならない」というのも、「そこまで細かく相手をコントロールするべきではない」というのも、頭ではわかってるんです。でも、実際にはそれが出来ない。口では「みんな、リーダーシップを取って、戦略思考を養いなさい!自分たちで考えて、私の指示を待たずにやりなさい」と言うけれど。実際に、みんなが自分で考える前に、指示を細かく出して、指示に従わなければキレる・・・というリーダーシップを取ってしまう。
 
アビ: そうだね。人を育てるには、リスクを負わなくてはいけない。それを、リズは出来ないんだ。
 
私: 私も、何度か言いました。もちろん、絶対にリスクがあってはいけない事はリズが手を出したらいい。でも、その場合にも、リズが前もって指示をするのではなく、部下たちにプランを出させて、それをリズに同意する形でのコーチングを取るべきだと。そして、特に、私やラニさんなど、何か失敗があってもリスクですらない事には指示を出さない事で、相手に任せる形のリーダーシップを取った方が良い、とお話しました。でも、無理でした。
 
アビ: そうだよ!コントロールフリークだからね。リズもそうだし。Sくんの前の上司、Bさんもそうだ。おじい本部長もそうだ。
私: おっしゃる通りかと思います。
 
 
 
ってか、私、それ前に言った気がするねんけど・・・。ここまで、私が言った事を、大パクリしておいて。そんで、私に「情緒の発達が足りない。自制心が足りない」と?
 
 
なめんなよ。
 
 
まぁ、良い・・・。きっと、私のこのブログ記事を読んでくれている方々は、ほぼほぼ全員「え?今まで、Sangoがずーっと記事に書いてたよね・・・」と思って下さるはず。セシル本部長も、マリア部長も、オーラも、ナタリーも、ラニさんも、「いや、そういうとったやん」と全員が思うはず。
 
 
そして、アビ。こんだけ、私に漏れ漏れに話しておいて。本当に気が付かないのかな。
 
自制心がないのは、アビ、あなただ。そうではなく、私に対してだけは、特別に、漏れ漏れでヨシとしているのであれば、もう認めた方がいいよ。あなたのChief of staffは、多分、私しかできないだろうから。
 
 
数か月前、アビとあった時に、ジョージーの事を話した。
 
私:あ、ジョージー、どうなったか知ってる?
アビ: What about her? (彼女だどうだって?) ←自分が採用しといて、もはや関心すらない・・・。
私: 仕事が出来ないあまりに、チームは散会。彼女自身は、仕事を与えられずに「次の仕事を見つけるように」と言い渡されてる。
アビ: ・・・。 
 
この時のアビ、めーーーーーーーーーーーーーーーーーーっちゃバツが悪そうであった。カウンターで、私の右隣に座っていたのだけれど。カクテルが入ったウイスキーグラスの氷を、手でぐるぐるぐるぐる(笑)。私は、この時、めーーーーーーーっちゃすっきりした。この人は、もともとジャイアン気質がありそうだし、「ごめん。君の言う通りだった。僕が間違ってたよ」とは絶対に言わない人である。少なくとも、私には。
 
その度に、私は心の中で「だから言うたやん!」と思っているのだけれど。それは言わずに、心で「いっつも、これやん、毎回、私が『言うたやん!』って事を、半年から1年遅れで言うやん!」って思うのだ。
 
 
 
さて、リズの諸々。いつ頃、チクッとアビに言えるやろうか。
 
 
いや、じとーっと見るだけにしてやろうかな。「言うたやろ」という気持ちが丸わかりの目線で。で、アビは、私が言いたい事をわかっていながらも「何?」と聞くだろうから。そしたら、いうてやろう。
 
 
 
私: 言わなーい。Coz I'm been told to self-regulate(自制せんといかんって、言われたからなー). だから、言わな―い。
 
 
 
と。多分、まあもう少し引きずりそうです。もやもやするので。もやもやするぅ!